2018年05月31日公開
2024年07月15日更新
どじょうと豆腐を使った地獄鍋を調査!東京で食べられるお店はある?
どじょうと豆腐を使った地獄鍋という鍋を知っていますか?今一部のグルメ通の中で話題になっている鍋料理です。名前から聞くどじょうが一杯入っているのかな?と思いますが、実際はどじょうと豆腐が入っているお鍋だそうです。しかしまだまだ一般的に知られていないどじょう鍋。どうして豆腐が一緒にはいっているのか、一体どんな鍋なのか、どじょう鍋の由来とついた理由を含め、地獄鍋について細かく調べてきたので紹介しましょう。
目次
どじょうと豆腐を使った地獄鍋があるらしい!
東京に今ある話題を呼んでいるお話があります。それは都市伝説としてもささやかれている事なのですが、なんとどじょうと豆腐を使った地獄鍋と呼ばれるものがあるそうです。そもそもどうしてそんな鍋料理が東京で話題を呼んでいるのでしょうか?そもそも地獄鍋っていったいどんな鍋なの?となります。そんな都市伝説としてささやかれている豆腐とどじょうと使った地獄鍋について色々と細かく紹介していきましょう。
そもそもどうしてどじょうと豆腐の鍋を地獄鍋と呼ぶようになったのでしょうか?それについては次に細かく説明します。しかしどうしてどじょうと豆腐のある鍋を地獄鍋と呼ぶのでしょうか。そもそもどじょうと豆腐って組み合せ自体が想像できないです。では一体東京でそこまで地獄鍋と呼ばれる豆腐とどじょうを使った鍋が話題を呼んでいるのでしょうか?そこに関してどじょうと豆腐を使った地獄鍋というものを知っていきましょう。
どじょうと豆腐の地獄なべについて知ろう!
どじょう豆腐ともいわれている地獄鍋ってどんな料理?
どじょうと豆腐を使った地獄鍋っていったいどんな鍋料理なのでしょうか?東京だけで流行っている鍋なのかも知りたい所です。そこで一度この地獄鍋について細かく知っていこうと思います。そもそもこの地獄鍋とついたのにはある一説が理由にあります。豆腐を入れておくとどじょうがその豆腐の中へ入っていくというのです。そんなあほな話は聞いたことない!と思わず言ってしまいます。一体真相はどこにあるのか気になります。
ではここでどじょうと豆腐を使った地獄鍋の簡単な作り方を教えましょう。いたって簡単です。鍋に冷水を張って豆腐と生きたままのどじょうをいれて蓋をして弱火で煮込むという本当にシンプルな料理だ。しかし、一体それのどこが地獄鍋と由来がついたのかというと、実はその煮込み終わった後の鍋に地獄鍋という由来がついているのです。一体弱火で煮込んだ鍋にはどんな変化が起きているのか、それが地獄鍋の由来ともいわれています。
どじょう地獄鍋の由来
地獄鍋の由来の一説として唱えられているのが、どじょうにとって地獄だからです。え?それはどういう意味?となります。簡単に言えば、煮込んだ後の鍋を見ると生きていれたはずのどじょうが一匹も鍋にいないのです。どじょうが忽然と消えるのはマジックのように見えますが、実際違います。弱火とはいえどじょうにとっては熱湯である鍋の中は地獄のようでその為にひんやりしている豆腐の中へ逃げ込んでいるのです。
しかし実際豆腐の中に入っている姿を見た事ある人はいません。というのも殆ど豆腐に入った後のどじょうの姿しか上がっておらず、実際豆腐の中にしっかり入りこんでいる姿の動画や写真をはじめとした画像は全くないのです。しかし、実際どじょうの地獄鍋と言われると豆腐とどじょうを使って作る料理を差すことが多いのです。まさしく都市伝説と言われているどじょうの地獄鍋の最大の謎にして不思議な所でもあります。
どじょうは本当に豆腐に入るのか?
ではどじょうは豆腐の中へ本当に入るのか?と言われると100%入るとは言いきれません。というのもそもそも地獄鍋自身が東京では都市伝説と言われているレベルの鍋料理であり、見たという人は殆どいないに値します。幼少の頃に見た事ある人もいるとも聞きますが、それは大半熱湯で死滅しているどじょうを豆腐の中へお箸などで入れていたりすることがあり、どじょうそのものが直接豆腐へ入った姿はあまりみられていません。
どうしてどじょうと豆腐の鍋は地獄鍋と言われたのかというとレシピが一応存在はしているのです。しかしそのレシピ通りに作ってもどじょうが豆腐に入る前に息途絶えて煮えてしまうからです。昔テレビ番組でもチャレンジされたことがありますがほぼ失敗に終わっています。弱火で煮込んでいても鍋の蓋を取ってみれば殆どのどじょうは豆腐の横で横たわっている事がほとんどだそうです。事前に豆腐に穴をあけておくと稀に入るそうです。
中国にどじょう地獄鍋は存在する?
これだけ都市伝説の一環で話題を呼んでいる「地獄鍋」ですが、先ほど言った由来にはもう1つの説があります。その説が唱えられているのは東京ではなく隣国の中国なのです。中国でもどじょう鍋と呼ばれるものが存在するらしく、日本のどじょう鍋とはまた違うものです。中国では一見見ると湯豆腐を食べているようにみせかけて肉を禁じられていた中国の僧侶が周りの目を盗んで食べたのが始まりだと言われているそうです。
実際現在の中国で今も食べられているどじょう料理は殆ど鍋物が多いです。後はどじょうの姿揚げも多いそうです。鍋物は中国の食文化が異なることから様々にありますが、一番多いのはやはり辛味をベースにした鍋が多いです。どじょうは味がシンプルの為にどんな料理でも使えますが、日本でも柳川鍋があるように味の濃い料理に使う方がどじょうの味が美味しくなって食べやすくなります。その為に中国でも辛味ベースが多いようです。
また中国では日本や東京では想像できないどじょうの姿そのままを唐揚げにした料理もあります。こちらも簡単ではありますが下味をつけてそのまま素揚げしているものです。庶民の間では喜ばれているどじょう料理ですが、日本で出てくるとちょっとお断りしたくなるような料理です。それぐらい中国ではどじょう料理は身近にある料理でもあります。そんなどりょう料理が有名な国だからこそ、地獄鍋が生まれたのも納得いきます。
韓国でもどじょう料理は食べられている!
しかしどじょう料理があるのは日本、中国だけではなく韓国にもあります。しかし韓国ではどじょうは美の栄養成分がある物だとみられていて、中国のように姿煮そのままの油で揚げるようなゲテモノ料理ではなく、日本と同じく美の栄養成分を取れるように見た目にも気を使っている料理が多いそうです。そんな韓国で大人気の料理は殆どがスープ系の料理が多いです。どじょうのコラーゲンを積極的に取る為だとが。また豆腐も入れてます。
豆腐とどじょうを両方使っているという意味では日本のとうふとどじょうの地獄鍋とは似ていますが、しかし韓国ではあくまで美の栄養成分を取る為の料理として使う事が多いです。また韓国は薬膳料理も多いので、どじょうと他の料理を合わせたメニューも数多く存在します。常に美意識が高い国だからこそ、少しでも美しくいたいという韓国人らしいといえば韓国人らしいです。そんな韓国料理にもあるどじょう料理をご紹介します。
画像にあるのは韓国でよく食べられている「チュオタン」という日本語で言うどじょう汁とい呼ばれている料理です。韓国ではヘルシーで健康食材と言われています。地方により作り方が異なりますが、骨ごとすりつぶしたどじょうを使い味噌で味つけた全羅南道(チョルラナムド)の南原(ナモン)が有名です。独特の臭みが消えるよう工夫されており、まったりとしたスープは意外なほどの食べやすく、栄養価が高くヘルシーな健康食です。
どじょうの地獄鍋は東京で食べられるの?
どじょうの地獄鍋は落語のネタ
所で再び地獄鍋の由来に戻ります。中国での一説、そしてどじょうにとって熱湯となった鍋の中は熱くて死にそうになるから冷たい豆腐の中へ入っていくなどいろんな説がありましたが、もう一つ言われている説があります。それは東京の上方落語のネタから来ているのではないだろうかという事です。実際上方の落語のネタにはどじょうの地獄鍋に関しての落語のネタが存在するそうです。ではその落語とはどんなものでしょうか?
どじょうの豆腐鍋の落語として有名なのが吉四六話(きっちょむ)と呼ばれている大分県に伝わる民話から来ています。細かく書くと長くなるので簡単で済ましてしまいますがかの有名な一休さんと同じとんち系のお話です。自分がお腹いっぱいにどじょうと食べたいために周りにとんちでごまかして食べようとした事、そこに豆腐という言葉も出てくるのでこれが元ともいわれています。細かく知りたい人はぜひ調べてみて下さい。
実際にメニューを置いている店はない
どじょう鍋や地獄鍋の由来は分かりました。しかしそれだけ聞くとますます食べてみたくなるのが人間の好奇心です。しかしいざどのお店にいけば食べれるかという事ははっきり言う事が出来ません。もちろん出している店に関しては、いくつか出すことは出来ます。どうしてはっきり言えないのかと言うと答えは簡単です。メニューに載っていないからです。つまり本当に隠れメニューもしくは都市伝説に値するメニューでもあるのです。
しかし完全に食べれないというわけではないですが、東京では地獄鍋に近い料理があります。それは「どせう鍋」と呼ばれるどじょうを使った鍋です。しかしこちらも出している店は少ないです。メニュー欄として乗せている事もありませんが、やはり興味がある人はこの「どせう鍋」を食べてみるといいでしょう。豆腐とどじょうの地獄鍋ほどではありませんが、どじょうの鍋料理としてはどせう鍋も一つの料理とみてもいいです。
東京の店で食べられるのは「どせう鍋」
ではここからは東京で食べられる「どせう鍋」について紹介しましょう。東京で食べられると言われているどせう鍋は生きたドジョウを酒に入れてすぐ蓋をします。最初はどじょうも激しく暴れますが、やがておとなしくなったところで小さな薄い鉄鍋に並べていきます。そして甘辛い割下を注ぎ、炭火で煮込んみます。そしてネギを大量に載せ、山椒や七味唐辛子をかけて食べる料理です。豆腐はどじょうと一緒に食べるそうです。
しかし画像を見ていると本当にぎっしりと詰め込まれたどじょうの姿はすごいです。しかしどじょう自身柳川鍋やどじょう汁と呼ばれるように地域的にも食べられているのであればこのようなどじょう料理も美味しいのは間違いありません。またどじょうは味はたんぱくで、身は柔らかいし、骨もそこまで大きくないので子どもでも安心して食べれます。またどせう鍋は東京の下町では愛されて続けている庶民料理でもあるそうです。
またどせう鍋は最初にもかなりのネギをいれていますが、その後もねぎをてんこ盛りに入れて炊き上げていますが、その後も好みでネギを足したりできる事も魅力な料理ではないでしょうか。東京の下町で生まれた庶民の料理だからこそ、庶民の個々で楽しめる味を作ることもできるのもどせう鍋ならばの特徴ではないかと思われます。そんなどせう鍋はどりょう料理を出している店で食べる事が出来ますので是非興味があれば食べて下さい。
どじょうの地獄鍋を実際食べた人はいる?
実際にどじょう鍋を食べた事はある人はいるのでしょうか?都市伝説と言われている料理な分なかなかその料理の本質を見ることが出来ません。どじょうが豆腐の中へ入る所を見た事ない人が殆どで、中には見ようと料理を試す人もいますが、やはりうまく行きません。レシピ通りに作ってもうまく行かないからこそ都市伝説ともいわれているどじょうの地獄鍋ですが、家で作ってる人も動画を上げたりはしているのでやってみてもいいです。
やはり一番はどじょうの地獄鍋に近いと言われている「どせう鍋」を食べる事が一番ではないでしょうか。ここで東京でどせう鍋を出している料理店をいくつかご紹介します。たつみ屋、どぜう飯田屋、駒形どぜう、両国どぜう、 桔梗家、どぜう ひら井等。すべてのお店が川沿いに立っているのも面白いです。どせう鍋が今一番日本でどじょうの地獄鍋に近いと言われている料理です。もし東京行く機会があればぜひ食べて欲しい料理です。
どじょうの地獄鍋は実際に存在する!中国や韓国で食べてみよう
出典: http://japo.vn
ここまで東京で都市伝説として話題を呼んでいたどじょうと豆腐の地獄鍋について紹介しました。しかしレシピが存在していてもその通りに作れないというのは正しく都市伝説と言ってもいいでしょう。しかし中国や韓国などでは似たようなどりょう料理を食べる事もできるのも事実です。東京でもどせう鍋と呼ばれるどじょうと豆腐の鍋料理もありますが、ほとんどが隠れメニューで顧客が言わないと出してもらえないと言われています。
もちろん家庭で作ろうと思えば作ることは出来ると豆腐とどじょうの地獄鍋ですが、なかなかレシピ通りに上手くできません。しかし興味があるならばぜひ一度は作ってみてもいいと思いますし、作るのはちょっとと思うのであれば東京でもいくつか扱っている店はあります。しかし実物を見たいという思いよりは、どんな料理なのか知る位のつもりでいた方がいいでしょう。殆どが死んだどじょうを豆腐に入れている事が多いです。
しかし、どじょうの地獄鍋はいつか本当に見れる日も来るかもしれません。元々は中国の僧侶であったり、落語のネタであったりといろんな説があるのでいつかはきっとどじょうの生態を利用したどじょうの地獄鍋が見れる日もくるかもしれません。