ジャンボニンニクの特徴や食べ方は?美味しいレシピもあわせて紹介!

ジャンボニンニクの特徴と香り・味を一般のニンニクと比較して説明します!煮る・焼く・蒸す・揚げるといった調理法ごとにジャンボニンニクの食べ方と調理のポイントも紹介!ジャンボニンニクならではの美味しいレシピも載せています。

ジャンボニンニクの特徴や食べ方は?美味しいレシピもあわせて紹介!のイメージ

目次

  1. 1ジャンボニンニクとは?
  2. 2鹿児島ジャンボにんにくの魅力
  3. 3ジャンボニンニクの食べ方
  4. 4ジャンボニンニクを使った美味しいレシピ
  5. 5ジャンボニンニクを色んな料理で美味しく食べよう!

ジャンボニンニクとは?

ジャンボニンニクをスーパーの店頭や道の駅で見たことはありますか?見かけたことがあっても、調理法や一般のニンニクとの違いがわからないので、結局、普通のニンニクを購入した人もいるのではないでしょうか?

次に見かけたときにはジャンボニンニクを購入できるように、まずは、ジャンボニンニクの特徴、旬の時期、一般のニンニクとの味や香りの違いを見ていきましょう。

特徴

一般のニンニクと違うジャンボニンニクの特徴は何といっても大きさです。ジャンボニンニクは一般のニンニクの約5~10倍のサイズで、手のひらからはみ出しそうな迫力です。

実はニンニクとは厳密に言えば別品種で、リーキという西洋ネギの仲間です。別名エレファントガーリックとも呼ばれています。別品種であっても栄養価は、ほとんどニンニクと同じです。アリシンという一般のニンニクに多く含まれる辛味成分も含まれています。ただ、アリシンの量が一般のニンニクより少ないことから、ニオイがあとに残りにくいというわけです。

アリシン以外は一般のニンニクとほぼ同等の成分が、ジャンボにんにくには含まれています。つまり、ニオイを気にすることなく一般のニンニクと同じような効果(疲労回復や肝臓の強化、滋養強壮)が期待できるということです。

味と香り

口に手を当てる女性

味は、一般のニンニクと比較すると、ジャンボニンニクの方がマイルドで、人によっては少し甘みを感じます。また、食べ方によってはホクホクとした食感やシャキシャキとした食感の両方を楽しめます。食べ方については、のちほど紹介します。

食す時の香りは、一般のニンニクとほとんど変わりません。しかし、食べた後の口臭が残りにくいという嬉しい特徴があります。これなら翌日が仕事や学校の日でも、気にせず食べることができますし、ニンニクのニオイが苦手という方にもおすすめです。

旬の時期と産地

ジャンボニンニクの旬の時期は夏です。収穫は6月ごろから始まり、店頭には7〜9月くらいまで見かけることができます。

栽培には暖かい気候が適していることから、鹿児島や香川県などを中心に広く栽培されています。近くのスーパーで見かけない場合は、ネット販売でも購入することができます。道の駅でも置いていたりしますので、旅先で探してみるのもいいかもしれません。

鹿児島ジャンボにんにくの魅力

ジャンボにんにくの産地として有名な鹿児島では、提携のジャンボにんにく農園が育てたジャンボにんにくがおすすめされています。こだわりを持って栽培もされているので、その魅力について紹介していきましょう。

鹿児島大隅半島で育つジャンボにんにく

鹿児島のジャンボにんにくは主に大隅半島で育てられています。大隅半島は日本の吸収南部にある半島になり、総面積の60%以上が森林で占められています。そんな大隅半島で育ったジャンボにんにくは、特徴でも紹介したように口臭を気にすることなく食べることができるのが魅力でしょう。

夏のスタミナ源として毎年夏になると注文が殺到します。鹿児島のジャンボにんにくは大きさも十分にあるので、料理に使いやすいという点でも評価されています。夏の健康を支える鹿児島のジャンボにんにくを、夏の食卓に添えてみてはいかがでしょうか?

栽培に対するこだわり

鹿児島ジャンボにんにくは、栽培に対してとてもこだわりを持っています。大隅半島という恵まれた環境の中で、栽培期間は農薬不使用を徹底しています。そのため安心安全にジャンボにんにくを愉しむことができるのです。

鹿児島ジャンボにんにくの栄養

鹿児島ジャンボにんにくの栄養は、普通のにんにくと大差はありませんが臭いが少ないことから一般のにんにくに含まれているアリシンは少ないといわれています。

対して鹿児島ジャンボにんにくは、ダイエットのサポートにも役立つとされる栄養成分のサポニンが多く含まれているとされており、ダイエットをしている方や免疫力をつけたい方にはおすすめのできる食材です。その他にも食物繊維やカルシウムを始めとした様々な栄養素も含まれているので、健康効果を期待することができます。

取り寄せが可能

スマホにショッピングマーク

鹿児島ジャンボにんにくの公式サイトでは、鹿児島ジャンボにんにくの取り寄せが可能です。かたまりとバラのミックスで1kgから取り扱いをしています。その年のかたまり分が無くなった場合にはバラのみでの配送になるのでご了承ください。

またジャンボにんにくだけではなく普通のにんにくの販売も行なっていますので、そちらもチェックしてみてはいかがでしょうか?通販メニューには食べ比べセットも販売していますのでにんにくが好きな方は、食べ比べをして臭いや味をチェックしてみるのも良いでしょう。

価格

鹿児島ジャンボにんにく1kg 2,500円
鹿児島ジャンボにんにく3kg(1kg×3袋) 6,900円
鹿児島ジャンボにんにく5kg(1kg×5袋) 9,900円
鹿児島ジャンボにんにく&にんにく食べ比べセット各1kg 4,600円

鹿児島ジャンボにんにく(エレファントガーリック) || 九州よかど市

ジャンボニンニクの食べ方

ジャンボニンニクはもちろん生でも食べられます。生だとシャキシャキとした食感で、サラダなどにも使えます。加えて、煮る・焼く・蒸す・揚げるなどの食べ方によって食感が異なってきますので、それぞれの特徴と簡単な食べ方について紹介します。

ジャンボニンニクは一度に消費するには大きいため、小分けにして様々な食べ方を試して、自分の好みの食べ方を見つけてみてください。ちなみに、すぐ使う場合は、皮はそのままで風通しが良く湿度の低い涼しい場所へ保存して下さい。

長時間保存したい時は、薄皮を全部むき、1片ずつキッチンペーパーで包む等して水気をとってから保存袋に入れて冷蔵庫へ入れます。これで2ヶ月程度持ちます。すでにカットしたものを保存したい場合は、ラップなどにまとめて包み、保存袋に入れて、平らにして冷凍庫へ入れます。これで1ヶ月程度持ちます。

焼く

ニンニクのホイル焼き

ニンニクを丸ごと食べる時に何といっても人気なのはホイル焼きです。 BBQの時に肉を焼きながら、鉄板の端でニンニクのホイル焼きを作っていたりするのをよく見かけます。ジャンボニンニクは普通のにんにくよりサイズが大きい分だけ、焼くのに時間がかかりますが、ホクホクに仕上がります。

中まで火が通るように、じっくりと火を通しましょう。1片が大きいので、分割してもよいでしょう。また、少し油を垂らしてホイル焼きすると、揚げ焼きになって焼き色がつき、見た目にも美味しい仕上がりになります。もちろん、レンジやオーブントースターでも作れます。半分は普通に、半分はチーズを載せてみたり、アレンジしてみてください。
 

蒸す

蒸し器

ジャンボニンニクはサイズが大きいので、蒸すとジャガイモのような感覚で楽しむことができます。皮をむかずに、そのまま蒸すのがおすすめです。ブロッコリーや人参などの野菜と合わせて蒸しても、そのまま単品で蒸して味噌や塩、ごま油などと合わせても、美味しくいだだけます。

レンジを使用する場合には、1つずつラップで包み、耐熱皿に離しておき、レンジで1分程度チンしてみてください。

煮る

ポトフ

ジャガイモのような特徴を生かし、煮るという食べ方もおすすめです。一般のニンニクでは、あまりしない食べ方ですが、野菜やウインナーなどと一緒に丸ごと煮て、ポトフのように食べても美味しいです。

ジャガイモと異なるのは、煮込むことでニンニクの出汁がスープにしみ込み、ポトフとしてスープ自体に味が効いてきて、普段と違った味わいが楽しめることです。もちろん、細かく刻んで入れて、風味付けに使うことも可能ですが、せっかくのジャンボニンニクなので、そのまま丸ごといただきたいところです。

揚げる

揚げニンニク

揚げニンニクはジャンボニンニクでも美味しい食べ方の一つです。焼く時と同じで、サイズが大きいので、皮をむかずに1片ずつ分けます。時間は多めにとって、じっくりと揚げるのとよいでしょう。ごま油、オリーブオイル、バターなど様々な油で揚げると、違った風味が楽しめます。シンプルに塩を振って食べたり、ハーブソルトもおすすめです。

ジャンボニンニクを使った美味しいレシピ

ここからは、今まで伝えしたシンプルな基本の食べ方だけでなく、ジャンボニンニクを使った美味しいレシピを紹介していきます。ジャンボニンニクは、一般のニンニクと同じようにお肉との相性も抜群です。

ジャンボニンニクと鶏もも肉の甘辛炒め

  • 鶏もも肉1羽(むね肉でもOK) 300g2人分
  • ジャンボニンニク2片
  • ネギ少量
  • ごま少量
  • A 醤油大さじ3
  • A 酒大さじ2
  • A みりん大さじ1
 
  1. ジャンボニンニク2片を用意してスライスします。
  2. 鶏もも肉を斜めに切ります。
  3. 油をひいてジャンボニンニクを炒め、香りがして、ジャンボニンニクが透けるような色になってきたら1の鶏もも肉を入れ炒めます。
  4. 鶏もも肉は中まで火をしっかり通し、最後にAのタレを絡めます。お好みでごま、ネギをのせて出来上がり!

炒めると少しシャキシャキとした食感が残ります。油はサラダ油、ごま油、オリーブオイルどれでも問題ありません。違った風味が楽しめるので、ぜひ変えて試してみてください。

ジャンボニンニクの味噌マヨ炒め

  • ジャンボニンニク2片
  • A味噌大さじ1
  • Aマヨネーズ大さじ2
  • Aみりん小さじ1
  • オリーブオイル多め
 
  1. ジャンボニンニクを2~3mmの厚さに切ります。
  2. ラップをかけてレンジで1分強加熱します。その間にAを混ぜ合わせておくと良いです。
  3. フライパンにオリーブオイルを熱し、2を水分を入れないようフライパンに入れ、弱火で1~2分炒めます。
  4. 3に2で混ぜ合わせたAを絡めて、3分程度炒めたら出来上がり!

ジャンボニンニクがフライパンにくっつくので、オリーブオイルを多めに使いましょう。そして、水分はしっかり切ってフライパンに入れて下さい。

豚肉とジャンボニンニクのバター醤油ソテー

  • 豚肉150g
  • ジャンボニンニク2片
  • 下味(塩、胡椒、酒各適量)
  • 醤油大さじ1杯
  • バター中さじ1杯
 
  1. 豚肉は一口大に切ります。下味の調味料をかけ、5分ほどなじませます。
  2. ジャンボニンニクは厚み3mm程度に切っておきます。
  3. フライパンを中火にしてオリーブオイルをいれ、ジャンボニンニクをこんがりと焼きます。
  4. 別のフライパンで中火から強火にして、豚肉を焼きます。
  5. ジャンボニンニクに火が通っていることを確認し、フライパンを火からおろし、醤油、バターを加えます。
  6. 豚肉を皿にもり、ジャンボニンニクをその上に盛ります。最後に残りのバター醤油をかけて出来上がり!

バター醤油の旨味とホクホクのジャンボニンニクが楽しめるレシピです。肉の種類を変えてアレンジしても美味しいので試してみてください。

ジャンボニンニクを色んな料理で美味しく食べよう!

ジャンボニンニクの美味しい食べ方とレシピを紹介しました。ジャンボニンニクはそのまま食べても、肉や野菜と合わせても相性の良い食材です。普段は、便利なニンニクチューブか、すりおろした状態でしか使ったことがないという方も、食材としてのニンニクの美味しさを体感してみてはいかがでしょうか。

ニオイの残りにくいジャンボニンニクは、もともと「ニンニク大好き!」「毎日でも食べたい!」という方にも、「あのニオイが苦手で食べられない」という方にもおすすめです。栄養価も高いので、次にスーパーで見かけたら、ぜひ手に取って紹介したレシピを試してみてください。

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