IH対応の鍋おすすめ17選！普通の鍋との見分け方や選び方のポイントも

ガスコンロではなくIHクッキングヒーターを使う家庭は、多いのではないでしょうか？IH対応鍋には、適した鍋底の形状やステンレスなどの素材があります。サイズやデザインのバリエーションも増えており、おしゃれなものから実用的なものまで様々です。IH対応アイテムかの見分け方や選び方、おすすめの17選を紹介します。

IHクッキングヒーターに対応するアイテムを検討している方は、ぜひ購入時の参考にしてみてください。

IH対応と非対応の鍋との見分け方として、鍋底の形状で確認できます。底は平らで直径12～26cmが、IHのトッププレートに接触している必要があるのです。底部分に丸みがあったり、脚があるもの、凹みがあるものは、向かないため見分け方のポイントになります。

そのような鍋底の場合、鍋とトッププレートの間に空気層ができ、正しくIHの温度センサーが反応しないためです。温度センサーが正しく反応しないことで、突然の温度上昇が起こるため、火災が発生する可能性もあります。見分け方のポイントを知り鍋底の形状には注意して、購入しましょう。

IH対応と非対応の鍋の見分け方として、鍋底に磁石がくっつくかどうかでも判断ができます。IHとは、正確には「Induction Heating」といい「電磁誘導加熱」という意味です。電磁誘導加熱の仕組みとして、コイルに電気が流れ磁場が発生し熱に変わることで加熱できます。鍋底の電気抵抗により、熱が発生するのです。

つまり、鍋底には、磁石がくっつく素材でないと上手く電磁誘導加熱の仕組みは働かないということです。この仕組みにより、磁石にくっつくかどうかでIH対応かどうか判断できます。これが見分け方のポイントのひとつです。SGマークなど記載がない場合は、身近にあるマグネットなどで底にくっつくかの見分け方を試してみてください。

IH対応鍋の選び方のポイントとして、サイズを基準にする方法があります。まず、IHに対応できるのは、直径12～26cmが適しているといわれています。一人暮らしなら、直径12～22cmがおすすめです。複数の家族なら、鍋底の直径12～26cmがおすすめです。

キッチンの広さや収納の大きさ、何を作るかによっても、鍋のサイズは違ってくるでしょう。各家庭に適したサイズを、選び方のポイントをおさえて選んでみてください。

IH対応鍋の選び方のポイントとして、デザインで選ぶ方法があります。可愛いデザインやスタイリッシュなアイテムは、たくさんあります。他のキッチンアイテムに合わせたデザインの鍋を、選んでみるのもひとつの方法です。形や色などおしゃれなデザインの鍋をキッチンアイテムに取り入れてみることで、料理が楽しくなることでしょう。

IH対応鍋の選び方のポイントとして、素材で選ぶ方法があります。IHに適した鍋の素材は、ステンレスやホーロー、チタンなどです。鍋など一式を購入する際は、素材で揃えることでキッチンアイテムに統一感をもたせてみてはいかがでしょうか。ステンレスやアルミニウム、ホーロー、チタンの特徴をそれぞれ紹介します。

ステンレスは、丈夫で耐久性があり、熱が伝わりやすく、錆びにくい特徴があります。IH対応のステンレス鍋の種類は、様々です。ステンレス鍋には、磁石にくっつかない18-8ステンレスと磁石にくっつく18-0ステンレスがあります。磁石にくっつくステンレス鍋はIHに対応し、磁石にくっつかない鍋はIHに対応しないということになります。

アルミニウムは、軽くて熱伝導率がいいという特徴があります。通常のIHクッキングヒーターでは、鍋底に磁石がつかないタイプは使えませんが、オールメタル対応のIHでは使用可能です。オールメタル対応は、通常のIHクッキングヒーターと加熱の仕組みは同じです。

しかし、磁力線を作るコイルの束の違いにより、電気抵抗の小さなアルミ鍋でも加熱できます。

ホーローは、鉄などにガラスを焼き付けたもののため、保温性があり焦げ付きにくい特徴があります。保温性があるため、余熱調理にも適しています。しかし、衝撃には弱いため、取り扱いには注意が必要です。また、高温になり過ぎるとガラスが溶けだすことがあるため気を付けましょう。

チタンは、火にかけても変形しにくく軽量で、錆びにくい特徴があります。耐食性も高いため、塩分や酸などによる劣化に耐性があります。しかし、熱伝導率は高くないデメリットがあるため、純チタン製ではなくチタンコーティングがされた鍋の方が多いようです。長く愛用できるものを探している方には、おすすめです。

下村企販から出ているプチいため鍋は、深型タイプのため揚げ物も可能です。素材は、鉄でできており、取っ手部分はブナ材でできています。20cmのプチサイズのため、お弁当作りや一人暮らしでの調理にも重宝します。ガス火やIHに対応しており、強火での調理にも最適です。価格は、およそ1,650円とお手頃となっています。

IH対応アイテムの選び方としてコンパクトなサイズを検討している方に、様々な調理に活用できるプチいため鍋はおすすめです。

宮崎製作所のしゃぶしゃぶ鍋は、おしゃれで高級感があるデザインです。季節折々の野菜や魚介などを自宅で堪能できるお鍋は、料亭気分を味わえること間違いなしです。ステンレス素材は熱伝導率が良く丈夫で手入れも簡単なため、長く使い続けることができます。

内径は25cmと28cmの2種類ありますが、IHクッキングヒーターの対応サイズにより選んでみてください。

富士ホーローの蓋付きミルクパンは、パープルアッシュやホワイト、レッドなど色のバリエーションも豊富です。注ぎ口が2カ所あり、注ぎやすいようになっています。ほうろう素材のため、汚れや匂いがつきにくく手入れも簡単です。キッチンを彩るかわいいデザインのミルクパンは、ホットミルクやジャム、離乳食作りに活用できます。

IH対応アイテムの選び方のポイントとして機能的でおしゃれなデザインなので、キッチンアイテムのひとつにおすすめです。

おひとりさま土鍋は、ドラマやアニメで話題となった「ゆるキャン」デザインのかわいらしい鍋です。IHクッキングヒーターや直火、レンジにも対応しているため、一人暮らしやキャンプなどのアウトドアにも最適です。IH対応かどうか見分け方のポイントとして、付属品のプレートがあることでも判断できます。

屋内外問わずソロ時間を愉しめるアイテムとなっているので、自宅やキャンプで一人鍋を愉しみたい方におすすめです。デザインやどこで食べるかもキッチンアイテムの選び方のポイントです。

ティファールの圧力鍋は、スタイリッシュなデザインで取っ手部分のグリーンがアクセントとなったおしゃれな商品です。低圧と高圧の2段階に切り替えられるので、煮物や豚の角煮など様々な料理に合わせて設定可能です。スライド式開閉レバーがついているので、簡単に片手で開閉ができます。

キッチンアイテムの選び方のポイントとして、丈夫で錆びにくく、お手入れも簡単なので、圧力鍋を検討している方におすすめの商品です。

よくばり二食鍋は、1つの鍋で2種類の料理が愉しめる鍋です。仕切りがあることで違う2種類の味付けが可能なので、鍋パーティーやキャンプ、大人や子供用など幅広く対応できます。商品の特性上、両側が均一でない場合は、水圧の影響で一方に染み出すことがあるので注意しましょう。

使用するIHなどの対応スペックと商品サイズが合うかどうかも、見分け方のポイントとなるので確認しましょう。味の好みが異なる人の集まりには、とても便利なのでおすすめの商品です。

ナガオの卓上鍋は、土鍋のような形のステンレス素材でできている商品です。ステンレスなので、丈夫で錆びにくく長く使い続けることができます。ガス火やIHだけでなくハロゲンヒーターなど、ほとんどの熱源に対応しています。キッチンアイテムの選び方のポイントとしてシンプルでおしゃれなデザインなので、一人暮らしから家族までおすすめです。

イシガキ産業のビビンバ鍋は、本格的なビビンバを愉しめる一人用の商品です。蓄熱性のある鉄鋳物のため、遠赤外線効果と保温効果でいつまでも美味しく長く温かい料理を愉しめます。電子レンジの使用はできませんが、IHやガス火などほとんどの熱源に対応しているので、とても重宝します。

キッチンアイテムの選び方のポイントとして機能的なので、家でもビビンバを堪能したい方におすすめの商品です。

萬古焼の土鍋は、北欧風の柄や花柄などおしゃれなものからシンプルなデザインまで様々あります。ステンレスプレートが付属しているので、IHにも対応可能です。また6号サイズから10号サイズまであるため、人数にあわせて購入を検討してみてください。

キッチンアイテムの選び方のポイントとして、おしゃれなデザインと素材で選ぶのも一つの方法です。おしゃれで風合いのある土鍋で、洋風や和風など様々な料理を愉しめるためおすすめです。
 

ニューローゼリアのホーロー卓上鍋は、IHやガス火などの熱源に対応しています。目的の熱源に対応しているかの見分け方として、SGマークがあるかもポイントになります。ホーロー加工をしているため、光沢があり色や匂いがつきにくいので、カレーやミネストローネなどの煮込み料理にも最適です。

吹きこぼれにくいフチがあるので調理の際には、重宝します。20～26cmのホーロー卓上鍋の価格は、およそ1,500円～2,500円なのでおすすめです。

デリシャスサインのソースパンは、焦げ付きにくいようにフッ素樹脂加工が施されています。ソースパンの最大の特徴は、180℃以上になると内面のPADに模様があらわれるようになっている点です。適温の合図がでるので調理がしやすく、料理が苦手な方や子供にも便利でおすすめの商品です。

色もおしゃれなレッドなので、キッチンアイテムに加えることで日頃の料理が愉しくなることでしょう。

フライングソーサーの深型フライパンは、煮込みや炒め物、煮物など様々な調理に対応できる中華鍋です。フライングソーサーの深型フライパンは、鍋全体に熱が伝わりやすいようにアルミを挟んで作られているという特徴があります。そのため、IHでも、ガス火と同じように鍋の側面でも熱ムラなく調理することが可能です。

おしゃれなデザインで、IHでは難しいチャーハンや野菜炒めなどもムラなく調理できるので、おすすめの商品です。

及源のすき焼きぎょうざ鍋は、長く使い続けることができる伝統的な南部鉄器で作られています。南部鉄器を長持ちさせるには、調理後は放置せずすぐに洗うことと濡れたままにしないことを心がけてください。新品の商品はまだ表面に油膜がないため、油ならしをすることで焦げ付きにくくなるので試してみてください。

平な底であること鉄でできていることも、IH対応か見分け方のポイントになります。内径26cmなら、家族ですき焼きやぎょうざを愉しむことができるのでおすすめです。

ニトリの両手鍋は、フッ素加工が施されているため焦げ付きにくいのでカレーやおでんなど定番料理に最適です。蓋の強化ガラスは耐熱ではないため、高温の時に水をかけたり急冷しないように注意が必要です。ハンドル部分は、熱くならないようフェノール樹脂でできており滑りにくくなっています。

ラーメンなど様々な料理に活用できる両手鍋は、普段使いにおすすめなので使用人数に合わせてサイズを選んでみてください。

ストウブのブレイザーソテーパンは、システラドロップ構造が特徴の商品です。蓋の裏にあるシステラにより蒸気が食材にまんべんなく注がれるため、食材をより美味しく調理することができます。浅めの鍋とドーム型の蓋は、炒めて煮込む調理に最適です。

商品の内部は、ザラザラした黒マットエマイユ加工のため、油のなじみがよく焦げにくい利点もあります。おしゃれなデザインで機能的なブレイザーソテーパンは、様々な調理におすすめです。

天ぷらや揚げ物用にも様々なメーカーのものがあります。サミット工業の深型揚げ鍋は、様々な熱源に対応しているので様々なシーンで活用できる商品です。IH対応か見分け方のポイントとしては、磁石を使ったり対応熱源の記載で確認できます。揚げ物をサクッと美味しく仕上げるコツは、油の温度を一定にすることです。

こだわりのある鉄製のため、熱の吸収がよくカラッと揚げることができるおすすめの商品となっています。

ル・クルーゼのココットロンドは、保温性や耐久性に優れています。ムラのない熱まわりで食材の美味しさを最大限に引き出す作りとなっています。可愛くおしゃれなデザインのため、食卓でも華やかになること間違いなしです。ココットロンドは、煮込み料理や炊飯にも活用できるのでおすすめのアイテムです。

IH対応鍋の見分け方や選び方のポイント、おすすめ鍋の17選を紹介しました。IHに対応した鍋は、おしゃれなものから実用的なものまでいろいろあります。サイズやデザイン、素材などを吟味して、最適な鍋を見つけて日々の調理でぜひ活用してみましょう。

お気に入りのキッチンアイテムを見つけることで日々の料理が愉しくなるので、ぜひ記事を参考にしてみてください。