2021年03月31日公開
2024年11月08日更新
柑橘系フルーツを徹底網羅!種類や特徴・旬の時期をリサーチ!
柑橘系フルーツを徹底紹介します。柑橘系フルーツを「みかん」「オレンジ」「グレープフルーツ」「タンゴール」の種類に分けて詳しく解説します。種類ごとの特徴や旬の時期もまとめたので、ぜひ参考にしてみてください。
柑橘系フルーツの特徴と旬の時期を種類別に紹介!
Good morning my friends. ✨
— YACCI (@yacci_lml) March 30, 2021
柑橘系フルーツ!🍊#柑橘系フルーツ pic.twitter.com/NmQfH9nyHC
柑橘系フルーツの総数は細かく分類すると現在160種類以上ともいわれ、その数に驚く方もいるでしょう。柑橘系と聞くとまずはじめに思い浮かぶのは、みかんという方も少なくありません。柑橘系はもちろんみかんだけではなく、オレンジ科、グレープフルーツ科、タンゴール科に分類されます。
この記事では、その4種類の柑橘系フルーツで代表的なものを紹介します。柑橘系にはどのようなフルーツがあるのか、チェックしてみましょう。
柑橘系フルーツ【みかん】
温州みかん
デザートは、温州みかん。
— 馬宮内交通 (@RAGBG3Gm4eqXyQR) March 23, 2021
適価(安価)で手に入った😊
今シーズンは、これが最後かなぁ。この冬もよく食べたな🥰 pic.twitter.com/xsTvEdtwFR
温州みかんは日本発祥の柑橘系フルーツになり、日本各地で多くの品種が生産されています。温州みかんが栽培され始めたのは明治頃です。温州みかんは日本を代表する柑橘系になりますが、それぞれの名前には地域などの名前をブランド名にしています。そのため、スーパーなどで温州みかんという名前を見かけることは少ないでしょう。
中でも有名な温州みかんとして「有田みかん」や「愛媛みかん」、「宮川早生」などが挙げられます。主に温暖な気候の中で育てられていますが、実は寒さに強い性質を持っています。
栽培地域は関東よりも南が主になり、収穫時期は9~12月、出荷は3月頃までと長く楽しめるのが特徴です。旬の時期は収穫時期により変わるので、収穫時期を逆算した上で美味しい時期を見極めるのがポイントです。
紀州みかん
こんにちは🌿
— IKUMATU (@ikumatsu02) February 16, 2021
今年も頂きました😊
紀州みかん🍊ジューシーで
すっごく甘いんです💯🌱 pic.twitter.com/uOxhFyC6nC
温州みかんが出回る前、日本の柑橘類の代表として君臨していたのが紀州みかんです。紀州みかんは小ぶりのサイズになるため、西日本から中日本にかけては小みかんとも呼ばれています。その大きさは直径およそ5cmほどになり、重さは30~50g程度とされています。
温州みかんとの大きな違いは、各房ごとに種があることです。小ぶりでありながら種があり、なおかつ酸味が強いため一般消費者には敬遠されています。適度な大きさで種もなく、甘みが強い温州みかんが広がったことで、現在では日本での作付面積も狭くなっています。
ポンカン
おはようございます。義母様から頂いた大きなブンタン(柑橘類)をそろそろ剥かねば・・・と思ってた矢先に、My母上からも「オイシイヨー」と大量ポンカンを送って頂いて嬉しいんですが、我が母親勢は何故毎回同じタイミングで似てる食材モノを送ってくるのか謎です(;''∀'')。本日もよしなにどうぞ。 pic.twitter.com/cIz7R8ao2J
— 繻 鳳花 (@shuhohka) March 24, 2021
ポンカンは名前に特徴があるため、耳にしたことがある方も多いでしょう。ポンカンの名前の由来として、「ポン」はインドの地名をあてがい、「カン」は柑橘系の柑を指しています。ポンカンの発祥もインドになり、明治頃に日本に伝わったフルーツの一つです。ポンカンは甘みがとても強いので、食べやすい品種としても知られています。
一つあたりの重量は120~150gほどになり、収穫時期は12~2月頃です。日本では生産数が少なく、台湾からの輸入が多い品種でもあります。似た名前にデコポンがありますが、デコポンはポンカンと清見を掛け合わせた品種です。そのため、デコポンはポンカンの子にあたります。
柑橘系フルーツ【オレンジ】
ブラッドオレンジ
朝は庭で採れた最後のブラッドオレンジ🍊を搾ってストレートジュース🍹
— ひさお【火の用心🚒119】 (@hisao418) March 31, 2021
美味しいなぁ😋
また次は飲めるの来年かなぁ😅 pic.twitter.com/iAwRGjd1fr
ブラッドオレンジはイタリア地中海地域原産のフルーツになり、通常のオレンジよりも身の色が赤く濃いことからその名が付きました。ブラッドとは血を意味し、ジュースなどではトマトジュースのように真っ赤な色合いが特徴です。日本ではあまり栽培されておらず、出回っているもののほとんどがイタリア産です。
日本では高級品としても扱われており、主にジュースの原料として使用されています。3月上旬から下旬にかけて収穫・旬の時期になります。ブラッドオレンジはすっきりとした酸味が感じられ、比較的食べやすさに優れています。
バレンシアオレンジ
バレンシアオレンジの宅配始めました! #伊豆 #ふたつぼり #バレンシアオレンジ #ビタミンC #お取寄せ #宅配 #通販 #新鮮 pic.twitter.com/gTqicGZhl7
— ふたつぼり🍊稲取収穫体験農園 (@futatsubori) May 18, 2020
バレンシアオレンジは夏にしか出回らない、高級な柑橘系フルーツです。出回り時期は6月中旬から8月頃になり、夏の火照った身体に冷やしたバレンシアオレンジの酸味が染み渡るでしょう。育成期間が長いため、栽培時に多くの手がかけられています。
バレンシアオレンジの原産地は海外になり、日本ではあまり栽培されていないため希少です。1個あたりの大きさは200~250gになり、酸味と甘みのバランスがとても良いと評価されています。
果汁が豊富なため、生食でも美味しく食べられますがジュースにするのもおすすめです。暑い夏にぴったりな爽やかでさっぱりとした味わいのバレンシアオレンジを、ぜひ堪能してみてください。
ネーブルオレンジ
果物は愛媛ネーブルオレンジ🍊 pic.twitter.com/gUCiTh7rFe
— ピーチメルバ (@mmMCNEwi9odLRdZ) March 24, 2021
ネーブルオレンジのネーブルは「へそ」を意味しており、名前の通り底部分にはくぼみがあります。海外でもカリフォルニアからの輸入品が多いですが、国内でも栽培されていることでも有名です。中でも有名なブランドとして「大三島ネーブル」や「白柳ネーブル」などが挙げられます。
海外産のネーブルオレンジの出荷は11~4月頃までになり、国内産は2~3月頃です。ネーブルオレンジは甘みと酸味のバランスが良く、風味も強いので美味しいと評価されています。しかし、劣化が早いため日持ちしない点には注意が必要です。
柑橘系フルーツ【グレープフルーツ】
ホワイトマーシュ
【グレープフルーツの種類/ マーシュ(ホワイト)】普段よく目にする一般的なグレープフルーツです。果皮は黄色く果肉は白みがかった微黄色で、果汁が多く爽やかな酸味とほのかな苦味があります。 pic.twitter.com/p4uKBECMty
— MAX (@cno_39max) May 15, 2015
ホワイトマーシュはグレープフルーツの王子さまとも呼ばれ、日本ではもっともメジャーな種類です。多くの人がマーシュをグレープフルーツと呼んでいるため、正式名称を知らないという方も少なくありません。現在は中国やアメリカ、ベトナムなどで栽培されており、日本では輸入品が多いです。
旬の時期は産地によって異なりますが、春から秋にかけて流通することが多いです。柑橘系フルーツの中でもグレープフルーツが好きな方は、ホワイトマーシュをまずは口にするのがおすすめでしょう。爽やかな酸味とほのかな苦みのバランスが特徴です。
メロゴールド
カリフォルニア産【メロゴールド】です。
— 大田市場 柚屋定義(ゆずやさだよし) (@Sadayoshi_1214) December 4, 2017
メロゴールドはグレープフルーツとポメロの掛け合わせで、糖度が高く、大ぶりな品種です。
酸味も抑えられており、食べやすい品種となっております。#大田市場 #フルーツ #果物 #グレープフルーツ #メロゴールド pic.twitter.com/b6azmLN8im
メロゴールドはカリフォルニア原産の柑橘系フルーツになり、アメリカ以外ではほぼ生産されていないのが特徴です。日本に輸入されるようになったのは2000年頃なので、比較的新しい品種のグレープフルーツといえます。
メロゴールドはいくつかの品種を掛け合わせているので、さまざまな品種の良いところを引き継いでいます。文旦を親に持っていることから、日持ちしやすい品種ともいえるでしょう。
そのため、グレープフルーツが旬を迎える前に出回ることが多いので、グレープフルーツの旬の時期以外で口にしたい方におすすめです。メロゴールドの出回り時期は12~3月頃になり、もっとも美味しく食べられるのが1~2月頃といわれています。
スウィーティー
スウィーティー。手で剥けるけど、薄皮は苦い。ってかエグい。
— ジャネイロ(吟遊詩人) (@Mandorio0510) May 5, 2019
身は酸味が少なく甘みは程々だがなんかトロッとしてる。風味が独特。
アメリカ産だとオロブランコと言う。
4倍体のマーシュ(グレープフルーツ)と2倍体の無酸文旦の交配で生まれた3倍体品種。ゆえにたぶん種がない#ジャネイロフルーツレポ pic.twitter.com/UTvSXGFzVO
スウィーティーはアメリカではオロブロンコと呼ばれている、柑橘類のフルーツです。グレープフルーツと文旦の一種でもある、ポメロを交配してできた種類になります。日本でもスウィーティーという名前で販売しているところと、オロブロンコの名で販売されていることがあります。
この違いはアメリカ産がオロブロンコ、イスラエル産をスウィーティーと呼ぶためです。グレープフルーツよりも食べやすく美味しいという評価が得られ、ガムや清涼飲料に使用されたことで人気が広がりました。
果汁の大きさに対して果肉が小さいのが特徴で、グレープフルーツ特有の酸味が少なく甘みの強いフルーツです。柑橘系の中でも酸っぱさと甘さの両方を求めている方におすすめです。
柑橘系フルーツ【タンゴール】
清見
清見タンゴール🍊
— みかんのことなら「のま果樹園」 (@nomakajuen) March 23, 2021
いわゆる「みかん」と「オレンジ」を掛け合わせて生まれた初めての品種で、昨今の柑橘新品種の礎になっています。
誕生当時みかん業界は激震だったそうですが、その頃しまなみ君はそんなことを知る由もなく、ただのこんにゃく好きでした。 pic.twitter.com/etXIULF1XJ
清見は日本で初めて栽培のされたタンゴールとしても有名で、主に愛媛県で栽培がされています。開花から収穫までの期間が長いのも特徴で、柑橘類の種類でも特に長さを誇ります。期間が長いことから香りと味がしっかりと蓄えられるので、口に含んだ瞬間に味と香りが広がること間違い無しでしょう。
タンゴールの他の種類には清見を親に持つ品種が多くあり、タンゴールの基本になっているともいわれています。果汁が豊富でトロリとした甘みが感じられる清見を、ぜひチェックしてみてください。
はるみ
おはようございます。
— みかんの島のみかん農家 (@a4KSvZgcL3RcOM5) December 10, 2020
デコポンみたいな形の「はるみ」。
両方とも清見タンゴールとポンカンの掛け合わせですが、ポンカンの種類が少し違うんですよね。 pic.twitter.com/sp0pPEThwb
はるみは清見とF2432ポンカンを交配してできた柑橘系フルーツになり、1996年に命名、1999年に品種登録がされました。春を思わせる味と香りが特徴的なことから、その名が付いたといいます。名前の通りはるみの旬の時期は春先になり、1~3月にかけて収穫と旬を迎えます。
大きさは180~200gとスタンダードな大きさになり、果肉はつぶつぶとした食感を楽しめます。ポンカンよりも酸味と甘みが濃く感じられるので、味の濃い柑橘系フルーツを好む方におすすめです。
津之輝
昨日出会ったタンゴール『津之輝』。タンゴールの代表格「清見」とみかん(興津早生)にアンコール(アメリカ生まれの柑橘)と交配してできた品種です。
— ちゅうじょう@サッカー好きな果物通販サイト(グローバルフルーツ)店長 (@ChujoGFStaff) January 25, 2018
おもな産地は九州です。
万が一誤りがあればご指摘下さい。#津之輝 #タンゴール #グローバルフルーツ #GlobalFruit #果物 #フルーツ pic.twitter.com/Og7nnv1HtV
津之輝(つのかがやき)はタンゴールでは比較的新しい品種になり、現在は主に九州の方で栽培がされています。まだ生産量が少ないため、プレミア品種とも呼ばれているのが特徴です。
津之輝の旬の時期は露地栽培とハウス栽培で多少ズレが生じ、露地栽培は1月中旬~2月上旬、ハウス栽培は12月上旬が収穫時期、旬を迎えます。果肉の色はオレンジに赤味がかっており、皮はむきやすいです。
柑橘系フルーツまとめ
#帝王みかん🍊と呼ばれる柑橘系フルーツが届きました。台湾中部南投県産のプリプリ可愛らしいみかんです。#帝王柑 pic.twitter.com/QFyXXLCQSm
— JTB台湾【公式】 (@JTBTAIWAN) November 24, 2020
柑橘系フルーツの種類を「みかん」「オレンジ」「グレープフルーツ」「タンゴール」に分けて紹介しました。柑橘系のフルーツは美味しさだけではなく、健康にも良い成分が多く含まれています。
そのため、美味しく食べられる旬の時期には、口にしてみましょう。日本だけでもかなりの数の柑橘系フルーツが栽培されているので、好みの味がするものを探してみてください。