みかんの種類一覧まとめ!甘くて美味しい時期・品種や選び方は?
冬になるとみかんが食べたくなりますよね。みかんにはたくさんの種類があることをご存知ですか?そんなたくさんある種類の中から人気のみかんをご紹介したいと思います。また美味しいみかんの選び方や品種などもご紹介したいと思います。
みかんのおいしさの秘訣
みかんはたくさんの種類の品種が生み出されていて、その形や味はまったく違います。そのため数多くのみかんの選び方をすることができるようになりました。そこで今回はおすすめのみかんをご紹介したいと思います。またおいしいみかんの選び方やおすすめの品種だけでなく、みかんと野菜で作るみかんの野菜スムージーもご紹介したいと思います。
みかんの選び方はつやがあってずっしりとした重さのみかんが良いです。軽いと中の水分量が少ない証拠であり、甘い果汁がなくなってきているということです。また外の皮から見る選び方はきめが細かくなっているものです。
またお店ではできないですが、身の房を使った選び方もあります。身の房が10~13ほどあるものがちょうどいいといわれています。ヘタを取ったくぼみにある放射線状の線の数が房の数といわれています。
おいしいみかんの種類
伊予間
伊予間は学校給食でも出せれており、とても人気があり知名度も高いみかんです。12~3月が収穫の時期になっており、主に2月が旬の時期になっています。伊予間はもともと愛媛県で栽培され始めたため、「伊予」の名がついているそうです。
大きい伊予間は皮がしっかりしています。また甘みと酸味のバランスがうまくとれていて、口に入れた瞬間みかんのさわやかな味わいや香りが口いっぱいに広がります。冬の間にたくさん取れるみかんの品種なのでこたつに入りながら食べるのもいいですね。
はるみ
はるみは小さく薄皮のミカンです。1~3月ころに収穫でき2月ごろが旬となっています。はるみも最近知名度が上がってきたみかんで、スーパーにも並ぶようになりました。また薄皮のためみかんのおいしさを十分に楽しむことができます。
はるみは名前は、初春に取れて食べられていたことや清見みかんとつながりを持っていることから、はるみと名づけられました。清見みかんのような甘さを持っていて非常に美味しいです。
また甘みが非常に強く、果汁がしっかり詰まっています。見た目は小さめですが、1粒1粒の大きさは大きい品種のためみかんのおいしさが口いっぱいに広がります。厚い皮のミカンが苦手な方は是非お試しください。
せとか
せとかははるみみかんと同じで薄皮です。1月~4月が収穫時期になっていて、3月が旬になっています。ほかのミカンに比べて少しだけ旬が遅く、春先に食べることができます。甘いみかんで酸味はほとんどありません。
せとかは長崎県で発症したといわれたおり、瀬戸内で栽培がされていることから、「せとか」と名づけられたといわれています。せとかは人気があがってきており、学校の給食でも採用されるようになってきました。
はるみみかんはプチプチとした食感ですが、せとかはゼリーのような食感です。皮が薄く、その中には甘い果汁がしっかり詰まっています。酸っぱいみかんが苦手だという方は是非せとかをお試しください。
媛まどんな
媛まどんなは愛媛県のオリジナルの品種です。12月~1月ごろが収穫の時期になっています。価格はほかのみかんに比べてすこし高くなっていますが、その上品な甘さや果汁がしっかりしていて、一度食べたらやめられなくなります。
媛まどんなは南香と天草という2つの品種を掛け合わせて作られています。このみかんは12月に収穫と出荷ができるため、年末のプレゼントとしても人気を集めています。愛媛の独自ブランドとして今後注目を集めていきそうです。
媛まどんなはせとかと同じように非常に甘い品種で、柔らかくジューシーな果肉はゼリーのように口の中でそっと溶けます。また見た目は少し大きめで、薄皮のため1粒1粒がとても大きいです。媛まどんなはくし型にカットして食べるのがおすすめです。カットした瞬間、中から果汁があふれてきます。美味しいみかんが食べたいという方におすすめです。
はれひめ
はれひめは清見タンゴールとオオセラを配合したのち、宮川早生と掛け合わせて生まれた品種です。2001年に生まれたばかりの品種のため、まだ生産量は少ないです。これから注目を集めること間違いなしです。
はれひめは12月~1月ごろが収穫の時期になっています。はれひめの特徴はオレンジとみかんを掛け合わせた数少ない品種ということです。甘いみかんとさわやかなオレンジの香りを組み合わせることで、ほかのみかんにはない種類となっています。
厚い皮で剥きにくいと思われがちですが、外の皮は柔らかいため指でも簡単に剥くことができます。またはれひめは強い甘みはありませんが、オレンジ特有の香りや酸味、みかんの甘さが組み合わさっていて、とても美味しいです。なかなかない種類のためぜひ一度お試しください。
甘平
甘平は西の香とぽんかんを組み合わせて生まれた品種であり、2007年に品種登録されたばかりのみかんです。甘平は最近登録されたため、あまり出回っていません。そのため濃厚な甘味や酸味が楽しむことができますが、値段も高くなっています。
甘平は1月~2月が収穫の時期になっています。大きさは大体7cm程度です。甘平の外皮は非常に薄くなっており、雨の降らない時期が続くと皮が破れてしまいます。外皮をむくと1粒1粒ぎっしりと果肉が詰まっていて、何個でも食べれてしまいます。
また甘平は糖度が13度以上あるみかんで非常に甘いです。その甘さは先ほどご紹介したせとかに引けを取りません。またプチプチとした歯ごたえがあり、とてもコクのある味です。薄皮のみかんは甘い種類が多いため、酸っぱいみかんが苦手な方は是非お試しください。
清見タンゴール
清見タンゴールは先ほどのはれひめの基となったみかんです。3月~6月が収穫時期になっています。清見タンゴールは宮川早生とトロピタオレンジを掛け合わせて作られています。このみかんは3月まで木の上で冬を越して、遅い時期に収穫されます。珍しい種類のみかんです。
清見タンゴールはアメリカのさわやかな香りのオレンジと甘い日本の温州みかんが組み合わさっているおり、両方の香りと味のいいとこ取りをしたみかんとなっています。果汁たっぷりでとろけるような甘い果汁は一度食べるとくせになります。
清見タンゴールは多くの品種の親となるみかんです。薄皮のみかんでとろりとした食感があります。酸味と甘みのバランスがちょうどいいため、とても食べやすいです。また清見タンゴールを食べる時は8つ切りのスマイルカットにすると、よりこのみかんのおいしさがわかると思います。
ゆら早生
ゆら早生は愛媛県産の温州みかんです。10月~1月が収穫時期になっています。早生みかんは11月ごろに届けられるもののことを言います。他には10月にとれる極早生みかんや12月の中手みかんなど時期によって数多くの種類が存在します。
ゆら早生は中国が原産地など諸説ありますが、鹿児島が原産地といわれてします。愛媛の太陽をいっぱいあびたゆら早生は非常に甘いみかんです。大きさは7cmほどで、薄皮のため非常に食べやすくなっています。
ゆら早生は4つの種類に分かれており、ゆら早生はその中の1つです。4つをまとめて愛媛みかんと呼びます。時期が遅くなるにつれて、酸味が少なくなり、甘味が強くなっていきます。そのため自分の好みに合わせた選び方ができます。
みかんのまとめ
たくさんの種類のみかんを紹介しました。今のみかんは品種改良が進んでいるため、それぞれに違う食感や味、香りなどがあります。自分にあったみかんの選び方をすることができるようになりました。ぜひいろいろなみかんの選び方を試してみてください。
みかんはただ食べるだけでなく、野菜と一緒に混ぜ合わせた野菜とみかんのスムージーとして食べても美味しいです。野菜の青臭さが減り、みかんの甘味が加わるため非常に飲みやすくなります。使う野菜はほうれんそうや小松菜などがいいそうです。朝などに野菜を食べる時間がない方は、是非みかんと野菜のスムージーを飲んでみてください。
みかんは果物として、野菜と一緒に食べたり、飲み物にしたりなどたくさんの食べ方ができます。みかんはビタミンなどの栄養素が豊富であり、冬の体調管理にピッタリの果物です。またみかんはプレゼントとしても喜ばれます。是非あなたもいろいろな種類のみかんを食べてみてください。