味噌を使った離乳食レシピまとめ!選び方やおすすめの種類も紹介!

味噌を使った離乳食レシピをまとめました。味噌を使った離乳食のおすすめ人気レシピを、「後期」と「完了期」の2つのジャンルに分けて紹介します。離乳食に使う味噌の選び方や注意点など、知っておきたいポイントについても詳しく説明します。

味噌を使った離乳食レシピまとめ!選び方やおすすめの種類も紹介!のイメージ

目次

  1. 1味噌を使った離乳食レシピを紹介!
  2. 2味噌を使った離乳食のポイント
  3. 3味噌を使った離乳食の簡単人気レシピ【後期】
  4. 4味噌を使った離乳食の簡単人気レシピ【完了期】
  5. 5味噌を使った離乳食を作ってみよう!

味噌を使った離乳食レシピを紹介!

味噌は古くから日本で使われており、日本人にとってはなじみの深い調味料のひとつです。体にも良いため積極的に使いたい調味料でもありますが、離乳食期の子供にはいつから使って良いのでしょうか?

本記事では離乳食に味噌を使う時のポイントや、味噌を使った離乳食のおすすめ人気レシピを紹介します。味噌を使ったメニューが思いつかない時は、ぜひこれらのレシピを参考にしてください。

味噌を使った離乳食のポイント

いつから使える?

鶏がらスープの素のような調味料は化学調味料が多く離乳食には向いていませんが、醤油や味噌は天然の素材から作られており離乳食期にも安心して使えます。ただ、離乳食の初期から中期は素材の味やだしの旨みを味わう時期ですので、味噌をはじめとした調味料はまだ必要ではありません。

離乳食に味噌を使えるようになるのは後期になってからです。使えるようになってからもしっかりと味付けをするわけではなく、ほんの少しだけ風味付けをする程度で使うようにしましょう。

味噌の栄養

味噌は体に良いといわれている通り、多くの栄養が含まれています。原材料の大豆に含まれている良質なタンパク質をはじめ、大豆が発酵することにより生成されたアミノ酸やビタミン類も豊富です。他にも炭水化物や脂質、マグネシウムなど、さまざまな栄養を摂ることができます。

味噌の選び方

味噌にもいろいろな種類があり、原料だけでも米、麦、大豆の3種類があります。その中でもまた赤味噌や白味噌などに分かれていますが、アレルギーの心配がなければどの商品を使っても大丈夫です。気を付けなければならないのが、だし入りなどの味噌です。

だしや添加物が含まれているものは離乳食には向いていないので、できるだけ使っている原料がシンプルで余計なものが入っていないものを使いましょう。マルコメやタニタ、ハナマルキなどのおなじみのメーカーでも無添加の味噌が売られているので、そういった商品を選ぶのがおすすめです。

また、豆板醤や甜麺醤などの辛みがある味噌も使えないので、間違って購入しないように気を付けましょう。

注意点

味噌は大豆や米、麦などから作られていますが、そのどれもアレルギーの原因となり得る食材です。もし子供に何かしらのアレルギーがある場合は、アレルゲンとなる食材が使われていない商品を選ぶようにしましょう。

また、味噌は栄養が豊富であると同時に塩分も多く含まれている調味料です。塩分は小さい子供の内蔵には負担となってしまうので、使う量にも注意が必要となります。まずはじめは小さじ1/6杯以下の極少量からスタートして、使いすぎないように心がけましょう。大人の味噌汁を取り分ける場合は、汁を2~4倍に薄めると安心です。

味噌を使った離乳食の簡単人気レシピ【後期】

サバの味噌煮

【材料】

  • サバの切り身 40g
  • だし汁 100cc
  • 味噌 少々

【作り方】
  1. 皮と骨を取り除いたサバを、一口大にカットします。
  2. だし汁で味噌を溶いておきます。
  3. 鍋に2とカットしたサバを加え、火がしっかりと通るまで煮たら完成です。

味噌とだし汁だけで作る離乳食用のサバの味噌煮のレシピです。離乳食も後期になると青魚を食べられるようになりますが、サバはアレルギーが出やすい魚でもあるので初めて食べさせる時は注意しましょう。

もしもサバの臭みが気になる場合は、あらかじめ湯通ししておくと臭みが和らぎます。食べさせる時は身をしっかりとほぐしてから食べさせるようにしましょう。

かぼちゃ味噌煮込みうどん

【材料】

  • かぼちゃ 20g
  • 白菜 20g
  • 人参 10g
  • 水 180l
  • 鶏ひき肉 15g
  • 小ネギ 大さじ1程度
  • 茹でうどん 80g
  • 味噌 小さじ1/3
  • 顆粒だし 小さじ1/4

【作り方】
  1. かぼちゃと人参は1cm程度の角切りにします。
  2. 白菜は1cm程度の色紙切りにします。
  3. 鍋に野菜、鶏肉、水を入れて蓋をし、野菜が柔らかくなるまで弱火で煮込みます。
  4. 味噌と顆粒だしを加え、かぼちゃを軽く潰しながら混ぜます。
  5. 小ネギと茹でうどんを加えて混ぜ、火を通したら完成です。

かぼちゃの味噌煮込みうどんは、寒い冬にぴったりの体が温まる人気のレシピです。味噌のおかげでかぼちゃの甘みがさらに引き立ち、まろやかでコクのある味に仕上がります。人工的な顆粒だしを使いたくない場合は、水の代わりにだし汁を使うのがおすすめです。

その場合はだしの味がしっかりと効いているので、味噌を小さじ1/4杯に減らすとちょうど良い味になります。

鮭のミルク味噌煮

【材料】

  • 生鮭 40g
  • ほうれん草 40g
  • 粉ミルク 13g
  • 水 100cc
  • 味噌 少々

【作り方】
  1. 鮭の皮と骨を取り除きます。
  2. ほうれん草は葉先を茹で、5mm角に切ります。
  3. 鍋に水を入れて沸騰させ、鮭を入れて火を通します。
  4. 鮭を細かくほぐしたら粉ミルクと味噌を入れて混ぜます。
  5. ほうれん草を加えてひと煮立ちさせたら完成です。

鮭のミルク味噌煮は、粉ミルクを利用した栄養たっぷりの一品です。粉ミルクに鮭を入れて煮込むだけで、簡単に作ることができます。ミルクの味がしっかりとしているので、味噌は風味付け程度で大丈夫です。鮭の骨や皮を取るのが面倒な場合は、刺身を利用するのもおすすめです。

味噌を使った離乳食の簡単人気レシピ【完了期】

辛くない麻婆豆腐

【材料】

  • だし汁 150ml
  • 豚ひき肉 20g
  • ネギ 10cm
  • 豆腐 30g
  • しいたけ 1/2
  • パプリカ(赤ピーマン) 1/8個
  • 味噌 小さじ1/2
  • ケチャップ 小さじ1/2
  • 塩コショウ 適量
  • 水溶き片栗粉 適量

【作り方】
  1. しいたけとパプリカを粗みじん切りにします。
  2. ネギはみじん切りにします。
  3. フライパンに油を熱し、ひき肉がパラパラになるように炒めます。
  4. 1と2も入れて炒めます。
  5. 味噌とケチャップを入れて、肉によく絡ませます。
  6. だし汁を入れて蓋をし、弱火で5分加熱します。
  7. 豆腐を加えたら再び蓋をして、さらに弱火で3分加熱します。
  8. 塩コショウで味を整え、水溶き片栗粉を入れて混ぜます。
  9. 最後に強火で30秒加熱したら完成です。

子供でも食べられる、辛くない人気の麻婆豆腐のレシピです。味噌とケチャップを利用して作っているので子供でも食べやすく、野菜も肉もしっかりと摂ることができます。冷凍には向いていないので、多めに出来上がった場合は冷蔵庫に入れて翌日には食べ切るようにしましょう。

つみれ汁

【材料】

  • いわし 3尾
  • A しょうがのすりおろし 小さじ1/2
  • A 塩 少々
  • A 酒 大さじ1/2
  • A 片栗粉 大さじ1/2
  • 和風だし 600ml
  • 人参 1/2本
  • 大根 10cm程度
  • 白菜 3~4枚
  • 味噌 小さじ1/2

【作り方】
  1. あじの小骨を丁寧に取り除き、皮をはがして細かく刻みます。
  2. 1を包丁で叩いてミンチにします。
  3. 2とAをボウルに入れてヘラでよく混ぜます。
  4. 人参と大根をいちょう切りにします。
  5. 白菜を食べやすい大きさに切ります。
  6. 鍋にだし汁を入れて4を加え、沸騰したら弱火にして10分加熱します。
  7. 6に白菜と3を丸めたつみれを入れます。
  8. 蓋をして5~6分煮たら、子供用に具材を取り分けます。
  9. 味噌をだし汁で溶き、8に加えたら完成です。

青魚が食べられるようになったら、栄養満点のつみれ汁はいかがでしょうか?大人用と子供用の食事が一緒に作れるので、わざわざ離乳食だけ別に作る手間も省けます。いわし以外にもサンマやアジでも作れますが、どの魚も小骨が多いので下処理だけは丁寧に行いましょう。

面倒な場合はすでに処理済みのものを買ったり、スーパーの鮮魚コーナーなどで頼むのがおすすめです。

レンチン豆乳うどん

【材料】

  • 茹でうどん 100g
  • 玉ねぎ 1/6個(30g)
  • 合いびき肉 20g
  • 味噌 小さじ1/2
  • 豆乳 50ml
  • だし汁 150ml

【作り方】
  1. 茹でうどんを2cmの長さに切り、玉ねぎはみじん切りにします。
  2. 器に1と合いびき肉、味噌、豆乳、だし汁を入れて軽く混ぜます。
  3. 2にラップをして600wのレンジで5分加熱します。
  4. レンジから取り出し、よく混ぜたら完成です。

電子レンジだけで作れる人気の豆乳うどんを紹介します。材料を混ぜてレンジで加熱するだけですので、時間がない時でもすぐに作れて便利です。もちろん鍋で作ることもできるので、レンジでは火が通りにくい食材などを使いたい時は鍋を使いましょう。

豆乳は加熱しすぎると分離しやすくなるので、様子を見ながらレンジでの加熱時間を調整してください。

味噌を使った離乳食を作ってみよう!

味噌を使った離乳食のおすすめ人気レシピをまとめました。離乳食期はだしや素材の味だけでも十分ですが、風味付けに少し味噌を使うだけでメニューのレパートリーが格段に増えます。離乳食がマンネリ化してきたと思ったら、ぜひ味噌を使った離乳食にチャレンジしてみてください。

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