ぎゅうぎゅう焼きのレシピが人気!味付けや献立の立て方も解説!

「村井さんちのぎゅうぎゅう焼き」という不思議なネーミングのメニューが今大人気なのを知っていますか?天板に好きな野菜やお肉をぎゅうぎゅうに詰め込んで焼くだけ、と簡単に作れるのに、見た目が豪華でテーブルが華やぎ、しかもびっくりするくらいおいしいとあって、作る人が続出しています。今回はそんなぎゅうぎゅう焼きについて調査しました。おいしく作るコツをはじめ、アレンジレシピ、ぎゅうぎゅう焼きにおすすめの献立までたっぷり紹介します。パーティやおもてなしのレシピに悩んでいる方も必見です!

ぎゅうぎゅう焼きのレシピが人気!味付けや献立の立て方も解説!のイメージ

目次

  1. 1ぎゅうぎゅう焼きのレシピが知りたい!
  2. 2ぎゅうぎゅう焼きをオーブンで作る人気レシピ
  3. 3ぎゅうぎゅう焼きをフライパンで作る人気レシピ
  4. 4ぎゅうぎゅう焼きをホットプレートで作る人気レシピ
  5. 5ぎゅうぎゅう焼きがグリルで出来ちゃう人気レシピ
  6. 6ぎゅうぎゅう焼きの失敗しない簡単ポイント
  7. 7ぎゅうぎゅう焼きの献立の立て方
  8. 8ぎゅうぎゅう焼きレシピで食材を無駄なくご馳走に!

ぎゅうぎゅう焼きのレシピが知りたい!

天板いっぱいに野菜やお肉、魚などの具材ををぎゅうぎゅうに詰めて焼いた「ぎゅうぎゅう焼き」って知っていますか?具材を乗せるだけで簡単に作れるのに、見た目が豪華でテーブルが一気に華やぐということで、インスタグラムやツイッターでたちまち人気となったメニューです。ぎゅうぎゅう焼きがブームになったきっかけは、翻訳家の村井理子さんがツイッターに自宅で作ったオーブン料理を投稿したことがはじまりです。

大きな天板のままどんとテーブルに出す見た目のインパクトが話題を呼び、真似して作る人が続出しました。オーブンやホットプレートにたくさんの具材をぎゅうぎゅうに乗せて焼くことから村井さんちのぎゅうぎゅう焼きというネーミングでも親しまれています。村井さんちのぎゅうぎゅう焼きは見栄えが良くおかずにもおつまみにもなり、おもてなしにもぴったりです。あまりの人気ぶりにぎゅうぎゅう焼きのレシピ本まで発売されました。

オーブンに入れてほったらかしで作れるという簡単さもいいですし、味付けや具材を変えるとがらりと味わいが変わり、アレンジもいろんなバリエーションがあるので飽きることがありません。今回はおいしくて一度作るとハマって何度でもリピートしてしまう、そんなぎゅうぎゅう焼きのレシピや味付け、オーブン、フライパン、ホットプレートそれぞれの作り方、おすすめ献立までぎゅうぎゅう焼きのすべてを大特集します!

ぎゅうぎゅう焼きをオーブンで作る人気レシピ

スパイシーな香りと味付け「タンドリーチキンのぎゅうぎゅう焼き」

タンドリーチキンのスパイシーな味付けがおいしく、どんどん箸が進んでしまう魅惑のぎゅうぎゅう焼きです。献立のメインに作ってみてはいかがでしょうか?用意する材料は、オーブン天板1つ分で鶏もも肉300g、じゃがいも 3個、玉ねぎ1個、ズッキーニ1本、パプリカ1個、しめじ1パック、アボカド1個、にんにく1かけら、プレーンヨーグルト大さじ5、塩小さじ1、カレー粉小さじ2、オリーブオイル適量です。

レシピは、まずタンドリーチキンの下ごしらえから始めます。ビニール袋にすりおろしたニンニク、ヨーグルト、塩、カレー粉を入れて混ぜ、そこに一口大に切った鶏もも肉を漬け込み、冷蔵庫で3時間以上置き、味付けします。玉ねぎは2センチ幅のくし切りに、じゃがいも、ズッキーニ、パプリカ、アボカドは1口大のサイズに、しめじは根元を切って大まかにほぐしておきます。

クッキングシートを引いたオーブンの天板に、鶏肉、野菜類をぎゅうぎゅうに並べ、ヨーグルトのつけだれも全部かけ、オリーブオイルをまんべんなくふりかけてください。170度のオーブンで30分焼いたらできあがりです。食べる時は全体をざっくりと混ぜて、スパイシーな風味を絡めていただきましょう!野菜やタンドリーチキンは焼くと縮むので、オーブンの天板にはぎっちりと詰めることがきれいに仕上がるポイントです。

初めての人はまずこれ「基本のぎゅうぎゅう焼き」

ぎゅうぎゅう焼き初チャレンジの人は、まずは基本の一皿から作ってみてください。材料は冷蔵庫にあるものをプラスしても大丈夫です!献立のメインに大活躍です。用意するものは、豚の塊肉400g、赤ピーマン3個、エリンギ3本、かぼちゃ1/4個、プチトマト5~6個、茄子1本、オリーブオイル、ハーブソルトです。レシピは、野菜類は食べやすい大きさに切り分けます。かぼちゃは焼く前にレンジで加熱して柔らかくしておきましょう。

豚のかたまり肉が冷たい場合は、約1時間前に冷蔵庫から取り出して常温に戻しておきます。豚のかたまり肉は一口大にカットし、塩こしょうをたっぷりめに振りかけ味付けしておきます。オーブンシートを引いた天板の上に、ぎっちりと野菜と肉を詰め込みます。150度で20分、170度で20分焼き最後に180度で10分焼いたら出来上がりです。低温でじっくり焼くことで豚のかたまり肉が柔らかく仕上がります。

爽やかなレモンが香る「レモンチキンのぎゅうぎゅう焼き」

一晩チキンを寝かして味漬けすることで、旨みがぎゅっとしみ込んだぎゅうぎゅう焼きが出来上がりました。レモンの爽やかな風味がたまらない献立です。材料はとりモモ肉600g、塩、こしょうしっかりめ、レモン汁1個分、ハーブ(ローズマリー、タイムなど)適量、オリーブオイル 大さじ3、にんにくスライスひとかけ、ソーセージ4本、新ジャガ10個、芽キャベツ1/2パック、カリフラワー1/2株、マッシュルーム1パックです。

続いてミニ玉ねぎ7~8個、プチトマト1/2パック、かぼちゃ1/4個、にんにく 5~6かけ、ハーブ適量、オリーブオイル半カップ塩、こしょう適量です。レシピは、もも肉の余分な脂や筋を取り除き、きつめに塩、こしょうをしたらジップロックにレモン汁、ハーブ、オリーブオイル、にんにくスライスを一緒に入れてもみこみ一晩冷蔵庫で寝かせます。焼く1時間前にチキンを冷蔵庫から出して常温に戻しておきましょう。

ソーセージ、野菜を一口大にきる。新ジャガは丸のままレンジで5分、カボチャは厚さ1センチ程度に切って2分加熱しておきます。オーブンを180度に予熱している間に、クッキングシートをひいた天板に材料を並べる。彩りを見ながら、すき間を埋める感じがよいです。塩、こしょうをしてハーブを散らしたら、オリーブオイルを全体的にふってオーブン投入します。
 

180度でまず30分くら焼き、お肉に大体火が通ったら200度に上げて10分ほど焼きあげたらできあがりです。おいしく作るポイントは、鶏もも肉の味漬けで、多いかなと思うくらいの塩加減にすることです。しっかりと味のついた鶏もも肉のジューシーな旨みが、野菜類と抜群にマッチします。見た目も華やかなので、パーティやクリスマス、お誕生日会などにもおすすめのレシピです。

女子に大人気「えびとアボカドのぎゅうぎゅう焼き」

女子会の献立に出すと大喜びされそうなえびとアボカドのぎゅうぎゅう焼きのレシピです。焼いたアボカドは意外かもしれませんがとろとろになっておいしいです。アボカドの新しいおいしさに出会える献立です!用意するものはエビ15尾、塩少々、片栗粉少々、アボカド2個、ソーセージ8本、じゃがいも4個、プチトマト15個、エリンギ3本、ローズマリー2本、バジルペースト大さじ2、マヨネーズ大さじ4、オリーブ油大さじ2です。

作り方は、エビは尾を残して殻と背ワタを取り、塩と片栗粉で揉み洗いします。アボカドは皮と種を取り除き、6等分に切っておきます。ソーセージは半分に切り、ジャガイモは皮ごときれいに水洗いし、1個ずつラップで包んで電子レンジで竹串がスッと通るまで加熱、粗熱が取れたら皮をむき4~6等分に切っておきます。プチトマトはヘタを取り、エリンギは厚さ1cmの輪切りにしておきましょう。

バジルペースト、マヨネーズをよく混ぜ合わせてソースを作ります。オーブンを150℃に予熱し、オーブンシートを敷いた天板に下準備した材料を並べてローズマリーを上にのせ、ハーブソルトとオリーブ油を全体にかけます。150℃で30分焼いたら200℃に上げ更に10分焼いたらできあがりです。焼きあがったら天板のまま食卓に出し、お好みでソースをつけていただきましょう。

栄養バランスもバッチリ「白身魚とチーズのぎゅうぎゅう焼き」

ぎゅうぎゅう焼きをお魚でアレンジしたレシピです。たっぷりのチーズで食べやすいので、魚嫌いな子供も喜んで食べてくれそうです。夕食の献立のメインにどうぞ!用意するものは、白身魚の切り身4切れ、れんこん200g、玉ねぎ1個、じゃがいも大1個、にんじん1本、オリーブオイル大さじ2、ハーブソルト大さじ1、ミックスチーズ2つかみです。

作り方は、オーブンの天板にオーブンシートをしきます。玉ねぎ、れんこんは7mm位の輪切り、人参はもう少し薄い輪切り、ジャガイモはくし切りにします。天板に玉ねぎとれんこんを先に並べ、その上に魚と人参、ジャガイモをのせ、上からオリーブオイル、ハーブソルト、チーズをたっぷりとかけます。190度に温めたオーブンで30分焼き、野菜とお魚に火が通れば出来上がりです。彩りにパセリを添えるとさらに良いです。

ぎゅうぎゅう焼きをフライパンで作る人気レシピ

シンプル味付けなのに美味しい「鶏胸肉で節約ぎゅうぎゅう焼き」

オーブンがないご家庭でも、フライパンがあればぎゅうぎゅう焼きができます!フライパンだと洗い物も増えず、少ない材料でさっとできるから忙しい日にも大活躍です。鶏の胸肉を使って、お財布にも優しい経済的な献立のフライパンぎゅうぎゅう焼きです。用意するものは、鶏胸肉1枚、醤油麹大さじ1、みりん小さじ1、キャベツ、人参、芋類、キノコ類などお好みで適量、ハーブソルト適量です。

レシピは、鶏胸肉を一口大に切り、醤油麹とみりんに漬け込み味付けをしておきます。フライパンに一口大に切った野菜とキノコ、味付けした鶏胸肉をフライパン一杯に押し込むつもりで詰めていきます。上からオリーブオイルとハーブソルトをたっぷりと回しかけ、フライパンのふたをして、弱めの中火でじっくり焼き、野菜類と鶏肉に火が通ったら出来上がりです。フライパンは大きめのものを使うとインパクトが出て、盛り上がります!

子供も大好き「夏野菜とウィンナーのぎゅうぎゅうやき」

子供も大好きなウィンナーを主役にしたフライパンで作るぎゅうぎゅうやきです。たっぷりの野菜と一緒に食べられるので、栄養バランスがよいのもうれしいポイントです。旬の夏野菜を一杯詰め込んでバランスの良い献立を作りましょう。用意するものは、人参1/4本、じゃがいも1個、玉葱1/2個、ししとう4本、黄パプリカ1/2個、インゲン8本、プチトマト4個、ウインナー8本、塩、胡椒各適量、オリーブオイル大さじ3です。

レシピは、人参とじゃがいもは一口大に切り、オリーブオイルを少々回しかけ、レンジ600wで1分加熱してやわらかくしておきます。玉葱はくし切り、黄パプリカは食べやすく切り、インゲンは筋を取り半分に切ります。ウインナーは表面に切り目を入れておきましょう。フライパンに具材を彩りよく並べ、塩、胡椒で調味し、オリーブオイルを回しかけます。フライパンを160度に熱し、蓋をして30分ほど蒸し焼きにしたら完成です。

コンパクトでかわいい「スキレットでぎゅうぎゅう焼き」

小さいフライパン、スキレットでもぎゅうぎゅう焼きができます。ひとりごはんや、晩ごはんの献立に野菜をプラスしたい時にもおすすめです。オーブンを使わずにフライパンで手軽にできるので、ぜひ作ってみて下さい。用意するものは豚ヒレ肉100g、ジャガイモ1個、人参1/2本、ブロッコリー1/4個、ミニトマト4個、ブラックペッパー大さじ1、ニンニクパウダー大さじ1、塩少々、オリーブオイル大さじ1、粒マスタード大さじ2です。

レシピは、豚ヒレ肉を一口サイズにカットし、ブラックペッパーとにんにくパウダーで味付けしておきます。野菜はきれいに洗い、一口サイズにカットし、ジャガイモと人参は耐熱容器に入れてラップをし、レンジで3分加熱、ブロッコリーは1分加熱して柔らかくしておきます。スキレットまたは小さなフライパンにに具材をランダムに並べ、オリーブオイルを具材全体にかけます。

スキレットにアルミ箔をかぶせて、ガスコンロ弱火で5分焼き、その後魚焼きグリルに移してさらに5分焼き蒸し焼きにします。アルミ箔を取り、プチトマトをのせ焼き色がつくまで1〜2分位焼きお肉に火が通ったら完成です。レモン汁があれば上からかけるとさっぱりとした味わいになります。スキレットがない場合は、小さいフライパンでも代用OKなので、ぜひ気軽に作ってみて下さい。ランチや晩ごはんの献立にさっと作れます。

ぎゅうぎゅう焼きをホットプレートで作る人気レシピ

家族でわいわい楽しめる「ホットプレートで放っとくぎゅうぎゅう焼き」

ぎゅうぎゅう焼きをホットプレートで作る人気レシピを紹介します。ホットプレートを使うことでいつまでも温かく、ごはんにはもちろんお酒のおつまみにもピッタリです。材料を切ってホットプレートで焼くだけで、見た目も華やかな一品ができるので、お客さんが来た時に作ってもよさそうです。用意するものは、じゃがいも、さつまいも、アスパラ、しいたけ、プチトマトなどお好みの野菜、鶏肉400g、ハーブ塩、オリーブオイルです。

レシピは、野菜を食べやすい大きさに切り分けます。鶏肉も一口サイズにカットし、塩こしょうで味付けしておきます。ホットプレートにクッキングペーパーを敷いて、お肉や野菜を敷き詰めます。ホットプレートを200度くらいに熱し、オリーブオイルとハーブ塩を回しかけホットプレートのふたをして蒸し焼きにします。途中お肉や野菜を裏返したりして全体的に焼いたらできあがりです。ホットプレートのおいしいアレンジです。

ガーリックバターがたまらないおいしさ「チキンと野菜のガリバタぎゅうぎゅう焼き」

ガーリックとバターという鉄板の組み合わせの味付けで、ぎゅうぎゅう焼きをランクアップしましょう。チキンがジューシーであっという間に食べてしまいそうです。用意するものは、鶏もも肉2枚、塩小さじ1、ブラックペッパー少々、ニンニク1かけ、バター15g、パセリ2枝、醤油大さじ1、カマンベールチーズ1個、ソーセージ1袋、野菜類(玉ねぎ、蓮根、サツマイモ、プチトマト、ナス、芽キャベツ、紫キャベツなど)各適量です。

作り方は、鶏肉は余分な脂肪を切り取り、筋切りをして一口大に切り、ボウルに入れて塩を振り、手でよく揉んで15分ほどおいて味付けします。ニンニクはみじん切りに、その他の野菜やチーズはそれぞれ食べやすく切り、バターはさいの目に切っておきます。ホットプレートにバターとニンニクをひき、ホットプレートに直接鶏肉の皮目を下にして並べます。

その間に一口大に切った野菜を並べ、ホットプレートを高温に設定し、ホットプレートのふたをして5分ほど加熱します。鶏肉を裏返してホットプレートの温度を中温に落とし、ソーセージとカマンベールチーズ、プチトマトをのせて、再びホットプレートのふたをして5分ほど蒸し焼きにします。

ふたをあけ、パセリを散らし、醤油を回しかけたらできあがりです。カマンベールチーズがとろっと溶けて、野菜と一緒に食べればチーズフォンデュのような感覚でいただけます。ホットプレートでどんと食卓に出せば見た目も豪華なので、ほかにオカズをたくさん作らなくてもすみます。晩ごはんの献立にホットプレートぎゅうぎゅう焼き、おすすめです!

ぎゅうぎゅう焼きがグリルで出来ちゃう人気レシピ

魚との相性も抜群「鮭のぎゅうぎゅう焼き」

オーブンがおうちにない場合は、魚焼きグリルでもぎゅうぎゅう焼きを作ることができます。フライパンに素材を並べるため魚焼きグリルが汚れることもなく、時短で手軽に作れる点もおすすめです。お魚の新しい食べ方で、魚嫌いの方にもぜひ。用意するものは、生鮭2切れ、キャベツ1/8個、玉ねぎ1/4個のほか、にんじん、赤パプリカ、黄パプリカ、いんげん、しめじなどお好みの野菜、オリーブオイル、塩コショウ、お酒、ハーブです。

作り方は、鮭を大きめの一口大に切って、酒と塩を振って味付けをしておきます。野菜は食べやすい大きさに切り、根菜など、火の通りにくい物を使う場合は、レンジで加熱しておきましょう。野菜と鮭をオーブン加熱OKなフライパン、またはオーブンパンに並べて、強めに塩コショウし、ハーブをちらしオリーブオイルをまわしかけます。魚焼きグリルを3分程予熱してから10分ほど焼き、火が通ったらできあがりです。

魚焼きグリルで簡単「海鮮ぎゅうぎゅう焼き」

たっぷりの海鮮から染み出た旨みがたまらないおいしさのぎゅうぎゅう焼きです。海鮮はどんなものを使っても構いませんが、ぷりぷりのえびと、牡蠣はマストです。ごはんの献立にはもちろん、ワインやビールとも相性抜群なので、おつまみにもぴったりです。用意するものは、レンコン250g、じゃがいも2個、にんじん1/2本、牡蠣8個、エビ12匹、ウィンナー1袋、しめじ70g、オリーブオイル大さじ3、ハーブソルト適量です。

作り方は、レンコンはひと口大に切り酢水にしばらくつけたら、ラップをかぶせ500wのレンジで5分加熱します。じゃがいもはきれいに洗い、皮ごとひと口大に切りラップで包んでレンジで5分加熱します。人参は小さ目のひと口大に切り、同様にラップで包みレンジで4分加熱する。海老は背から切り込みを入れ、背ワタを取りましょう。

全ての材料をオーブングリルパンまたは耐熱皿に入れ、ぎゅうぎゅうに詰め込み、オリーブオイル、ハーブソルトをたっぷりとかけ魚焼きグリルで9分焼いたらできあがりです。味付けが物足りない場合は、粒マスタードとはちみつを適量ずつ混ぜたハニーマスタードソースがおいしいので、ぜひ作って添えて下さい。

和風な味付けも合う「ぎゅうぎゅう焼きのみそグリル」

洋風なイメージの強いぎゅうぎゅう焼きですが、みそとも相性抜群です。こっくりとした味噌が野菜やお肉のおいしさを引き立て、献立に一品加えるとご飯がどんどん進みます。用意するものは、だし入りみそ80g、鶏もも肉大1枚、ブロッコリー120g、ミニトマト8個、マッシュルーム4個、ウインナー4本、パプリカ(黄)1/2個、赤玉ねぎ1/2個、ドライパセリ適量、オリーブオイル大さじ2、すりおろしにんにく小さじ1です。

作り方は、鶏もも肉は3〜4cm幅のぶつ切りにします。ブロッコリーは小房に分け、ミニトマトはヘタを取り、マッシュルームは汚れていれば石づきを切り落とし、半分にカットします。ウインナーは乱切りに、パプリカはへたを切り、わたを落として乱切りに、赤玉ねぎは8等分にカットします。オーブンは180度に予熱しておきましょう。

大きめのボウルにだし入り味噌、鶏もも肉・ブロッコリー・ミニトマト・マッシュルーム・ウインナー・パプリカ・赤玉ねぎ、オリーブオイル・にんにくを入れ、よく和えて味付けします。耐熱皿に全ての具材をしきつめ、予熱した魚焼きグリルで具材に火が通るまでじっくりと焼きます。鶏もも肉に竹串を刺して赤い汁が出てこなくなったら出来上がりです。

ぎゅうぎゅう焼きの失敗しない簡単ポイント

オーブンの温度の加減でぐっと美味しくなる

ぎゅうぎゅう焼きは具材を切って詰めて焼くだけ、誰でも簡単に作れるシンプルなレシピですが、いくつかのポイントを押さえるとさらにおいしくいただくことができます。ぎゅうぎゅう焼きに使う野菜やお肉、お魚はオーブンでじわじわ加熱することで、具材からおいしいエキスが引き出され、旨みがたっぷりと染み出してきます。ぎゅうぎゅう焼きをオーブンで旨みを最大限引き出すのに大切なポイントは、オーブンの温度にあります。

ぎゅうぎゅう焼きを作る時は、オーブンの温度を160度に予熱しておきましょう。ぎゅうぎゅう焼きに使う具材によっても異なるので詳しい時間は各レシピを参照していただきたいのですが、目安として予熱が終わったら、そのまま160度で20分程度焼き、最後に焼き目をつけて仕上げる時は、180度にオーブンの温度を上げて数分焼きます。低めの温度でじっくり焼いて温度を上げて香ばしく仕上げる、この温度使いがおいしく作るコツです。

味付けはたっぷりのオリーブオイルと塩が基本

ぎゅうぎゅう焼きの味付けは基本塩で素材のうまみを引き出すことにありますが、肉や魚には必ず下塩をしておくことがおすすめです。そして、食材を乗せる前にオーブンシートにまんべんなく塩を振り、材料の上からも塩を振って塩で食材をサンドすることがおいしくなるポイントです。また、ぎゅうぎゅう焼きはオーブンやホットプレート、フライパンなどで作りますが、長時間焼くため乾燥しがちです。

そのため、ぎゅうぎゅう焼きの具材を乗せたら、上からオリーブオイルを全体にたっぷりと回しかけましょう。オリーブオイルも塩もちょっと多いかな、と思うくらいでも全然OKです。ぎゅうぎゅう焼きの味付けの決め手は何といってもオリーブオイルと塩にあります。本家村井さんちのぎゅうぎゅう焼きのレシピでもオリーブオイルと塩でしっかりと味付けしています。惜しみなくたっぷりとかけて、素材の美味しさを堪能してください。

焼きムラができないように下準備

ぎゅうぎゅう焼きは異なるいくつもの食材を使ってオーブンなどで焼き上げるので、焼きムラが出ないように気を配ってあげることが大切です。そのため、食材はすべて同じくらいの大きさに切りそろえて切ることで、火の通り具合も見た目のバランスも良くなります。じゃがいもやさつまいも、かぼちゃなど火の通りにくい野菜に関しては、あらかじめ下茹でしておくとよりgoodです。冷凍したお肉を使う場合は解凍しておきましょう。

オーブンシートを敷いた天板や耐熱皿に同じ大きさに揃えた具材をぎゅうぎゅうと詰めていくのですが、ここで大切なポイントは食材は焼くと縮むため、具材を詰め込みすぎかな、と思うほどぎゅうぎゅうに詰めるのがベストです。きちんと下準備した具材を全体の彩りのバランスを見ながら、素材をぎゅうぎゅうに詰め込んでいく、そうすることで見栄えの良いぎゅうぎゅう焼きができます。ぜひおいしく作るコツを守って作りましょう。

ぎゅうぎゅう焼きの献立の立て方

ボリュームのあるぎゅうぎゅう焼きには軽めの副菜

ぎゅうぎゅう焼きのある日の献立を考えていきましょう。ぎゅうぎゅう焼きは一品でボリュームもインパクトもある立派なメイン料理なので、献立のバランスを考えて副菜には軽めのものを用意しましょう。ぎゅうぎゅう焼きのお肉や魚でたんぱく質を、野菜類でビタミン類が補えるので、副菜にはできるだけぎゅうぎゅう焼きに使っていない素材を使用するとよりバランスがよい献立になります。

ほんのり甘い優しい味「小かぶのミルクスープ煮」

ぎゅうぎゅう焼きのおすすめ献立、一品目は小かぶを使ったミルクスープ煮です。ほんのり甘みを感じる優しい味付けが、ぎゅうぎゅう焼きとベストマッチでバランスの良い献立ができあがります。用意するものは、葉付きのかぶ3個、ベーコン2枚、牛乳2と1/2カップ、洋風スープの素1/4個、サラダ油、塩こしょう各適量です。

作り方は、かぶは1cmほど茎を残して切り、皮をむいて縦に8つ割りにし、葉は長さ3cmに、ベーコンは幅1cmに切ります。鍋にサラダ油小さじ1を中火で熱し、ベーコン、かぶ、かぶの葉の順に入れて炒め、全体に油が回ったら水1カップを加え、煮立ったら弱火にしてふたをし、5分ほど煮ます。かぶが柔らかくなったら、洋風スープの素、牛乳を加えて中火にする。温まったら塩、こしょう少々を加えて味を整えたら完成です。

簡単さっぱり「人参とレーズンのラペサラダ」

ぎゅうぎゅう焼きの箸休めにぴったりな人参とレーズンのラペサラダです。味のバランスがよい献立ができるので、一品用意してあげると食が進みます。さっぱりとした味わいでぎゅうぎゅう焼きにおすすめの献立です。用意するものは、にんじん2本、レーズン大さじ3、レモン1/3個、酢大さじ2、オリーブオイル大さじ1、はちみつ小さじ1、砂糖小さじ1、塩小さじ1/3です。

作り方は、にんじんは薄く切りさらに細く切って1~2分沸騰したお湯で火を通します。少ししんなりするくらいで引き揚げしっかりとお湯を切っておきます。レモン汁、酢、オリーブオイル、はちみつ、砂糖、塩をボウルに入れてしっかりと混ぜ合わせ、ゆでたにんじんとレーズンを入れてしっかり味付けするようにからめます。しばらく冷蔵庫で寝かせて味をなじませたらできあがりです。

箸休めに最適「新玉ねぎとツナのサラダ」

新玉ねぎのしゃきしゃきとした食感と、ツナのコクでぎゅうぎゅう焼きの献立に一品加えて欲しい箸休めサラダです。献立作りに迷ったらぜひこちらを作ってみて下さい。ツナ缶のオイルごと入れるので、深い味わいが楽しめます。用意するものは、新玉ねぎ1個、ツナ缶1缶、オリーブオイル大さじ1、レモン汁大さじ1/2、塩小さじ1/4、パセリ少々です。

作り方は、新玉ねぎはごくごく薄い薄切りにします。新玉ねぎを使う場合は水にさらす必要はありませんが、通常の玉ねぎを使うと辛いので水にさらして浮かうとよいでしょう。ボウルにツナ缶を汁ごと入れ、オリーブオイル、レモン汁、塩を入れて混ぜたら、新玉ねぎを入れてよく和えます。最後にパセリを飾って出来上がりです。クレソンを入れると大人の味わいになるので、おつまみにする場合はクレソンもプラスしましょう。

ほっこり温まる「かぼちゃスープ」

ぎゅうぎゅう焼きをメインにした献立に添えたい、ほっこりとしたかぼちゃスープのレシピです。温めても冷たくしてもどちらでも美味しいので、季節に合わあせて作ってみてください。用意するものは、かぼちゃ200g、玉葱1/2個、牛乳200ml、水100ml、コンソメ5g、粉チーズ大さじ1、しょうゆ小さじ1、塩コショウ少々、オリーブオイル適量です。

作り方は、かぼちゃは皮を取りレンジで加熱して潰し、ペースト状にします。玉ねぎをスライスしオリーブオイルで炒め、かぼちゃも加えて軽く炒めます。水を加えかぼちゃをなじませたら牛乳を加え、調味料で味を整えます。ミキサーで撹拌し、再度温め直したら出来上がりです。

ぎゅうぎゅう焼きレシピで食材を無駄なくご馳走に!

SNSでも話題沸騰のぎゅうぎゅう焼きについて紹介してきました。ぎゅうぎゅう焼きは見た目が豪華なのに、材料を切って並べるだけ、と作り方もとっても簡単なので、気軽に作れそう、と思いませんか?実際たくさんの人がぎゅうぎゅう焼きにチャレンジして、オリジナルの味を楽しんでいます。そう、ぎゅうぎゅう焼きは組み合わせる素材や味付けでレシピが無限大に広がる汎用性の高いレシピなのです。

家族の好きな素材を使って、ぜひ一度作ってみてください。ぎゅうぎゅう焼きにタブーはないので、冷蔵庫にあるあまり野菜をどんどん入れて作れば、食材を無駄にすることもありません。パーティに、おもてなしに、晩ご飯の献立に、オーブンがなくてもフライパンやホットプレートでも代用可能なのでぜひ自分流のぎゅうぎゅう焼きを作ってみましょう!あまりのおいしさにほっぺが落ちますよ!

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