2020年05月08日公開
2024年10月20日更新
五目いなり寿司の簡単レシピ!具材のアレンジや包み方まで解説!
五目いなり寿司の人気レシピについて解説します。基本の簡単レシピや、人気アレンジレシピを詳しく説明!五目いなり寿司の作り方のコツや包み方も紹介します。彩り豊かで栄養満点な五目いなり寿司を、自宅で簡単に作れるレシピが満載です。
五目いなり寿司のレシピを詳しく紹介!
五目いなり寿司の人気レシピを紹介します。五目いなり寿司の基本の作り方やコツ、人気アレンジレシピをまとめました。五目いなり寿司は甘辛く煮た油揚げの中に、酢飯やひじきなどの具材を入れて俵型にしたものです。中身の具材を変えれば、様々なアレンジを楽しむことができます。
彩り豊かで栄養満点な五目いなり寿司は、子供から大人まで大人気のメニューです。手軽に食べられるため、お弁当やイベント、パーティーにもぴったりです。五目いなり寿司の作り方やコツを押さえて、ぜひ作ってみてください。
五目いなり寿司の基本の簡単レシピ
材料
【材料】20個分
- 米・・・3カップ
- しいたけの戻し汁+水・・・540ml
- すし酢・・・大さじ6(90ml)
- 油あげ(熱湯で油抜きしておく)・・・10枚
- 切干大根人参ミックス・・・7g
- 乾燥ごぼう・・・5g
- かんぴょう・・・5g
- 干ししいたけ・・・6枚
- ひじき・・・3g
- 白ごま・・・大さじ4
- サラダ油・・・大さじ2
- Aだし汁・・・3カップ(600ml)
- A砂糖・・・大さじ8
- Bみりん・・・50ml
- Bしょうゆ・・・100ml
- Bだし汁・・・1.5カップ(300ml)
- C砂糖・・・大さじ2
- Cみりん・・・大さじ1
- C薄口しょうゆ・・・大さじ2
上記が五目いなり寿司を作る際に用意する、基本的な材料の一覧となります。材料や調味料に買い忘れがないか?を、調理前にしっかりとチェックしておきましょう。
下ごしらえ
乾物は全て水で戻し、ひじき以外をみじん切りにします。油あげは袋開けと油抜きをしておきましょう。米を洗って水気を切り、しいたけの戻し汁+水と一緒に炊飯器に入れます。1時間程度浸水させてから炊いてください。炊けたら6分程度蒸らし、飯台かバットにあげておきましょう。
作り方
【手順】
- ご飯にすし酢を入れ、木じゃくしで切るようにまんべんなく混ぜます。
- 油あげとAを底の広い浅鍋に入れ、中火で45分煮ます。
- Bを加え落し蓋をして、汁気がなくなるまで煮ます。
- 別の鍋に油を熱し、切干大根人参ミックス、ごぼう、かんぴょう、椎茸、ひじきを順に炒めます。
- Cを加え汁気がなくなるまで煮たら、冷まします。
- 1に入れ、白ごまを加えて混ぜ合わせます。
- 汁気を切った2に詰めていきます。
- 器に盛り、好みで甘酢漬けの生姜やみょうがを加えて完成です。
油あげを煮る際は味がまんべんなく馴染むよう、底の広い浅鍋を使いましょう。すし飯と具材はしっかりと混ぜ合わせることで、味のムラを防ぐことができます。油あげにすし飯を詰め込む際は20等分になるように、バランスよく詰めていきましょう。
作り方のコツ
油あげは下ごしらえが肝心です。中でも油抜きは非常に重要で、熱湯を回しかける際には必ず2~3分は茹でておきましょう。粗熱が取れたら、キッチンペーパーで丁寧に水気を拭き取ってください。また、袋開けをする際には、油揚げの表面を麺棒や菜箸で転がすと破かず開くことができます。
五目いなり寿司の美味しさのポイントは、しっとりとしてジューシーな油あげにあります。調味料で煮たあとは汁気を完全に切らず、少し残しておきましょう。油揚げを数枚重ねて両手で挟み、優しく抑えながら汁気を絞ります。
次にすし飯ですが、こちらは冷まし過ぎずに少し温かい状態で詰めましょう。冷めきってしまったすし飯は形が崩れやすく、五目いなり寿司の特徴である綺麗な俵型を作れません。油あげに詰める際は強く握らないように心掛けてください。形が崩れない程度の力で握るようにすると、ふんわりとした仕上がりになります。
五目いなり寿司の包み方
基本の包み方
五目いなり寿司ができたわ! pic.twitter.com/iopkgaB5RD
— たかみ裕紀 (@tkm_yuki) November 27, 2015
五目いなり寿司の定番である俵型に包む方法です。すし飯を軽く丸め、油あげの半分から7割程度を目安に詰めます。油あげの口を外側に折り返しておくと、詰めやすくなるためおすすめです。角にもしっかりすし飯を詰めるようにぐっと詰め込んでいきます。力を入れすぎると油あげが破れてしまうため、優しく詰めるように注意しましょう。
油あげの両端を中央に向かって折り込み、残りの両端もさらに折って形を整えます。閉じた口が下になるように盛り付けてください。ご飯の量を少なめにすると、油あげの甘みが酢飯にしみ込むためおすすめです。また、スプーンで詰めると食べる際に崩れやすくなるので、詰める時は必ず手で詰めてください。
具を見せる包み方
五目いなり寿司。五目寿司の素を使って簡単。大葉を刻んで混ぜて、最後に海苔と白ごまをかけて出来上がり☻明日の朝ごはん用に。#すげのごはん pic.twitter.com/hcX6JOJCdw
— 菅野恵 (@sugenomegumi) February 3, 2017
続いては油あげの口を閉じず具を見せる包み方です。まずは少なめのすし飯を油あげに詰めていくのですが、この際にしっかりと角にもすし飯を詰め込みましょう。
次に油あげの口を内側に折ります。口を折らずにそのままでもよいですが、折った方が仕上がりが綺麗に見えるためおすすめです。油あげの高さと同じになるようにさらにすし飯を詰めます。
この包み方の場合、五目いなり寿司に具材をトッピングすることができます。華やかに仕上げることもできるので、お弁当等にもおすすめです。子供用には海苔などでキャラクターの顔を作り、大人用には旬の具材などでおしゃれに仕上げるのが人気となっています。
五目いなり寿司のおすすめ人気アレンジレシピ
オクラとレンコン入りの五目いなり寿司
【材料】すし飯のみ
- ご飯・・・3合分
- 米酢・・・60cc
- 砂糖・・・60g
- 塩・・・6g
- 卵・・・2個
- 水煮れんこん・・・150g
- 人参・・・1本
- しいたけ・・・5枚
- だし汁・・・600cc
- 砂糖・・・大さじ3
- 醤油・・・70cc
- みりん・・・50cc
- オクラ・・・適量
- 大葉・・・適量
【手順】
- 鍋にだし汁、砂糖、みりん、醤油を入れます。
- 水煮れんこんをザルにあけ、軽く水洗いをしたあと水気を切ります。
- 皮をむいた人参を千切りにし、しいたけの茎を切ります。
- 1に2と3を入れて火にかけ、沸騰したら弱火にし、落とし蓋をします。
- ある程度汁気がなくなるまで煮たら、ザルに移します。
- ボウルに卵を割り入れ、よく混ぜます。
- 薄く油をのばしたフライパンに卵を入れ、薄焼き卵を2~3枚作ります。
- 1枚ずつ重ねて丸め、細く切ります。
- ボウルに米酢、砂糖、塩を入れ、しっかりと混ぜます。
- オクラに塩を振って板ずりし、沸騰したお湯で1分煮たら、ザルに移します。
- ヘタを取り、好みの大きさに切ります。
- 大葉も細く切ります。
- 桶にすし酢を入れてなじませたら、炊きあがったご飯とすし酢を入れてよく混ぜます。
- 5を加えて混ぜ合わせます。
- 12、8を順番に加えて混ぜ、オクラを散らします。
オクラとレンコンのしっとりとした食感が人気の「オクラとレンコン入りの五目いなり寿司」です。具を見せる包み方で仕上げる場合は、オクラと卵、大葉をトッピング用に残しておくとよいでしょう。オクラを星に見立てて散りばめれば、七夕などのイベントにも最適な五目いなり寿司になります。
カラフル五目いなり寿司
卵や人参、グリンピース、トマトなどのカラフルな具材を使った五目いなり寿司です。星形にくり抜かれた人参や卵が可愛らしく彩ります。このレシピは星型を使用していますが、好みの型を使用してください。
たけのこ入り五目いなり寿司
シャキシャキとした歯ごたえが人気の、たけのこ入り五目いなり寿司です。このレシピではたけのこの水煮を使うため、特別な処理などは必要ありません。切って他の具材と炒めるだけで簡単に作ることができます。上品なたけのこが香る五目いなり寿司を、堪能してみてください。
具沢山の豪華な五目いなり寿司
野菜や海鮮で豪華に仕上げる五目いなり寿司です。作り方も簡単で、すし飯には具材を入れずトッピングで華やかに仕上げることができます。使用する具材の組み合わせは好みで工夫してみてください。見た目も美しい具沢山な五目いなり寿司は、おもてなし料理としてもおすすめです。ぜひ試してみてください。
五目いなり寿司をいろいろな具材で作ってみよう!
本日のランチ『五目いなり寿司』
— Taka (@rivermind1984) October 4, 2017
椎茸やごぼうを使っていなり寿司を作りました(^^) 美味しいよ。#ベジタリアン#料理男子 pic.twitter.com/2114dqfByi
五目いなり寿司の基本レシピや美味しく作るコツ、人気アレンジレシピを紹介しました。紹介した2種類の包み方は、すし飯の詰め方に気を付ければ簡単にできます。五目いなり寿司は基本レシピとコツを覚えれば、様々なアレンジを楽しめます。好みの具材はもちろん、旬の具材を使って季節を楽しむのもよいでしょう。
五目いなり寿司は手軽に食べられるため、子供の運動会や遠足などのお弁当にも最適です。丁寧に手作りされた五目いなり寿司は、愛情をたっぷりと感じられる一品となります。この記事を参考にぜひ作ってみてください。