2020年02月12日公開
2024年10月10日更新
赤ワイン消費のおすすめレシピ一覧!煮込みからデザートまで!
赤ワインを使用した人気レシピをまとめてみました。定番である牛肉の赤ワイン煮込みをはじめ、おツマミからデザートまで、赤ワインを使用したありとあらゆるレシピの中から、これぞおすすめの人気レシピを厳選して紹介します。
目次
赤ワイン消費のレシピを紹介!
【おススメの一品】
— 🇮🇹プランツァーレ🇮🇹 (@pranzare_row) February 10, 2020
トロッと幸せ
ポークバラ肉の赤ワイン煮込み
アルコールのおつまみにちょっと一品どうですか?? pic.twitter.com/GRyYZMGaGl
赤ワイン好きな方の中には、自宅に飲みかけの赤ワインが幾つも残っているなんてケースも珍しくありません。その飲みかけの赤ワインを消費するのに最適な、おすすめの人気レシピについてまとめてみました。飲みかけの赤ワインを使って、心躍るような絶品グルメを作ってみましょう!
赤ワインを使った人気レシピ【煮込み】
ハンバーグ
【材料】
- 玉ねぎ…1/2個
- 牛豚合挽き肉…200g
- 赤ワイン…75ml
- オリーブオイル…適量
- パン粉…1/2カップ【A】
- 卵黄…1個【A】
- 牛乳…大さじ2【A】
- 塩…少々【A】
- こしょう…少々【A】
- ナツメグ…少々【A】
- ケチャップ…大さじ4【B】
- 粒マスタード…大さじ1【B】
- ウスターソース…大さじ4【B】
【レシピ】
- 玉ねぎをみじん切りにし、半量をバター少々で10分程炒める。パン粉と牛乳を合わせる。
- ボウルに挽き肉と【A】を入れ、粘りが出るまでしっかりと練り混ぜる。
- 炒めた玉ねぎと生の玉ねぎの両方を加えて混ぜ、ラップをかけて冷蔵庫で20分冷やす。
- 3を2等分して軽く丸めたら、タネの中の空気を抜いて軽く丸める。
- まな板に乗せたタネを、包丁の腹を使って1㎝厚さの平らな小判型に形を整える。
- オリーブオイルを多め入れて熱したフライパンに5を入れる。焼き色がついたら裏返しにして、蓋をして弱火で3分ほど蒸し焼きにする。
- 焦げた部分や余分な脂をキッチンペーパーでふき取り、火を強めて赤ワインを加える。煮立ったら火を止め、蓋をして1分ほど加熱する。ハンバーグを取り出して器に盛る。
- フライパンにBを加えて少し煮詰め、ハンバーグにかけたら出来上がり。
ハンバーグソースに赤ワインは定番の組み合わせです。もちろんアルコールは飛ばしてあるので、子供やお酒の飲めない方でも問題ありません。赤ワインを加えることで味に奥行きが生まれます。
牛肉の赤ワイン煮込み
【材料】
- 牛肉(お好きな部位)…500g
- 玉ねぎ…小1〜2個
- 人参…1本
- じゃがいも…2個
- ブロッコリー…1房
- 赤ワイン…200cc
- 水…ひたひた程度
- 砂糖…15g
- ローリエ…1枚
- クローブ…1〜2粒
- 薄力粉…適量
- 塩コショウ…適量
- オイル…適量
- 生クリーム…適量
【レシピ】
- 玉ねぎを角切りorスライスに、じゃがいもと人参、ブロッコリーは一口大にカットする。
- 牛肉に塩コショウを振ってオイルで揉みこみを行い、薄力粉をまぶす。
- 鍋にオリーブオイルを入れ中火に熱し、牛肉を入れて焼いていく。
- 焼き目が付いたら牛肉を取り出し、玉ねぎを入れてソテーする(塩を軽く振る)
- 牛肉を戻し、火の通りづらい野菜を入れ、赤ワインと水を加えて沸かす。
- ローリエとクローブを入れ、蓋をして30〜1時間程煮込む(時間は牛肉の種類により異なる)
- 煮詰まってきたらブロッコリーを加え、隠し味に醤油を2回し程度投入する。
- 砂糖を加えて全体を混ぜ合わせたら、皿に盛り付けて出来上がり。
人気煮込み料理である牛肉の赤ワイン煮込みも、手間は掛かりますがそれほど難しい料理ではありません。レシピに従って牛肉を煮込み続けるだけで、意外と簡単に美味しい料理が完成します。ほろほろと柔らかい牛肉と、濃厚なソースの味わいが人気の一品です。
豚肉の赤ワイン煮込み
【材料】
- 豚肩ロース(塊)…400g
- にんにく…一片
- たまねぎ…1個
- ローズマリー…1枝
- 赤ワイン…200cc
- カットトマト缶…50g
- 水…ひたひた程度
- 塩・コショウ…適量
- オリーブオイル…適量
【レシピ】
- にんにくを半分に切り、包丁で潰した後にみじん切りにする。
- たまねぎをみじん切りにする。
- オリーブオイルを入れた鍋に先程のにんにくと玉ねぎを投入し、ローズマリーを加える。
- 中火でしんなりするまで炒めていく。
- 豚肉を半分にカットして塩コショウを振り、オイルをひいたフランスパンで焼いていく。
- 焼き上げた豚肉を先程の鍋に移し、赤ワインをフライパンで加熱してから鍋に入れる。
- カットトマトと水を加え、蓋をしないまま煮込んでいく。
- 竹串がすんなり入る程度になったら火を止め、皿に盛り付けコショウを振って出来上がり。
豚肉の煮込みも、牛肉同様人気の高い一品です。こちらのレシピはまるでレストランのメインディッシュの様な奥深い味わいが特徴で、白いご飯とも抜群の相性を誇ります。
コックオーヴァン(鶏肉の赤ワイン煮込み)
【材料】
- 骨付き鶏もも肉…300g程度
- 玉ねぎ…150g
- 人参…100g
- セロリ…100g
- 赤ワイン…500cc
- フォンドヴォー…300cc
- ローリエ…1枚
- 黒コショウ…3g
- タイム…1g
- ローズマリー…1g
- オリーブオイル…100cc
- 無塩バター…150g
- スナップエンドウ…4本
- インゲン…2本
【レシピ】
- スライスしたミルポワとハーブ類を、鶏肉と共に一夜掛けてワインでマリネする。
- 鶏肉を取り出して水気を取る。ミルポワと赤ワインは使うので濾しておく。
- 鶏肉は関節部分で半分にカットする。
- 火をかけた鍋にオリーブオイルを加え、ミルポワを投入して弱火で炒めていく。
- フライパンにオリーブオイルをひき、鶏肉を焼いていく。
- 両面に焼き目が付いたら取り出し、油を拭き取ってから赤ワインを入れアルコールを飛ばす。
- 1/3程度詰めたら、ミルポワを炒めた鍋の中に加える。
- フォンドボーを加えたら、皮目を下にして鶏肉を鍋に入れる。
- 50分程で鶏肉を取り出し、煮込み汁を濾す。
- 1/3程度になるまで煮込み、バターを加えてソースを仕上げる。
- 鶏肉を戻し、ソースと絡めながら温める。
- コショウで味を整え、フライパンでいんげんをバターソテーする。
- 皿に盛り付け、スナップエンドウを飾り付けたら出来上がり。
牛肉、豚肉と来たら鶏肉もハズせません。こちらはレストランでも人気の高いコックオーヴァンのレシピです。日本人にはこちらのレシピが最もウケがよいと言われているそうです。
牛肉の赤ワイン煮込み南仏風
【材料】
- 牛バラ肉…800g
- 玉ねぎ…1と1/2個
- 人参…2本
- オリーブオイル…大さじ3
- 小麦粉…大さじ1
- トマトペースト…16g(大さじ約2)
- トマトカット缶…1缶
- ローリエ…1枚
- 赤ワイン…1本
- ブイヨン…2個
- 塩・胡椒…少々
【レシピ】
- バットに塩、コショウ、砂糖を振る。
- 牛のバラ肉を半分に切り、バットの上に並べて全体にまぶしていく。
- 中火で熱したココットに油をひき、脂身の方を下にして牛バラ肉を入れる。
- 皮のついたにんにくをココットに加えて焼いていく。
- 人参は適当な大きさに、玉ねぎを串切りにしてココットに加える。
- じゃがいもの皮を剥き、半分にカットしてココットに加える。
- ココットに塩を多めに振り、ローリエを加えて5分程度蓋をする。
- ココットに隙間を作り、オリーブオイルと小麦粉大さじ2を加えて炒める。
- 全体的に混ぜ合わせたらトマトペーストを加え、再度全体に馴染ませる様に混ぜていく。
- カットトマト缶とブイヨン、赤ワインを加えて、ソースに濃度が出るまで煮込む。
- 皿に盛り付けたら出来上がり。
南欧プロヴァンス風の牛肉煮込み料理です。目の前に広がる地中海をイメージしながら、濃厚かつ繊細な牛肉の味を堪能しましょう。
牛肉の赤ワインすき焼き
【材料】
- 牛肩ロース肉(すき焼き用)…300g
- 焼き豆腐…1/2丁
- 白ねぎ…1/2本
- しいたけ…4個
- 牛脂…1個
- 卵…1個
- 赤ワイン…100cc【A】
- すき焼きのタレ…100cc【A】
【レシピ】
- 焼き豆腐は食べやすい大きさに切り、白ねぎは斜め切りにする。
- しいたけは傘と軸に分け、傘に切り込みを入れる。
- 熱したスキレットに牛脂を引き、牛肉を軽く焼く。
- 焼き豆腐、白ねぎ、しいたけと(A)を加えて煮込んだら完成。
すき焼きに赤ワインを加えることで、何処かモダンなテイストに仕上げることができます。いつもと一味違ったすき焼きを楽しみたい時におすすめです。
鹿肉の赤ワイン煮込み
【材料】
- 鹿モモ肉(徳島県産) …600g
- 赤ワイン(コンコード種) 720ml
- チェリージャム 50g
- バター 20g
- ニンジン…2本
- タマネギ…1個
- セロリ…1本
- オリーブオイル…適量
- ローズマリー…適量
- クローブ…適量
- 塩…適量
【レシピ】
- 鹿肉を6時間程赤ワインに漬け込む。
- 水気を取ってオリーブオイルを塗る。
- 中火で野菜を炒める。
- フライパンにバターを入れ、弱火で鹿肉を焼いていく。
- 野菜と肉を鍋に移し、赤ワイン、チェリージャム、ローズマリー、クローブを加え3時間煮込む。
- 鹿肉を取り出して食べやすいサイズにカットする。
- 煮汁を濾して、途中塩を一摘み加えながらソースの濃度になるまで煮詰める。
- 皿に盛り付け、ソースを掛けたら出来上がり。
ジビエ料理としても人気の高い鹿肉の煮込みです。鹿肉の持つ独特のクセや臭みを、香草や赤ワインが見事に消し去っています。手間が掛かる分、その美味さも抜群です。
さばの赤ワイン味噌煮込み
【材料】
- 鯖(切り身)…4切れ
- サラダ油…大さじ1
- 長ネギ(3cm筒切り)…2/3本分【A】
- 生姜の薄切り…一片分【A】
- 塩コショウ…少々
- 赤ワイン…1カップ【B】
- ヨーグルト…大さじ1【B】
- 醤油…大さじ1【B】
- 味噌…大さじ1
- 白髪ネギ…1/3本分【C】
- クレソン…適量【C】
【レシピ】
- フライパンに油をひき、皮目を下にして鯖を焼いていく。
- 鯖を裏返したら【A】を加え、全体に焼き色を付ける。
- 混ぜ合わせた【B】を流し入れて中火で5分程煮込み、味噌を溶き入れて一煮立ちさせる。
- 皿に盛り、【C】を添えれば出来上がり。
煮込み料理は肉だけではなく魚も人気です。こちらは鯖をメインに赤ワインとお味噌で煮込んでみました。サバの味噌煮ならではのテイストを活かしつつ、しっかりと洋風に仕上げられた一品です。
さんまの赤ワイン煮込み
【材料】
- さんま(頭、内臓、尾を取り、半分に切る)…2尾
- 玉ねぎ(薄切りにする)…1/2個
- にんにく(みじん切りにする)…1片
- プルーン(種ぬき)…4粒
- 赤ワイン…200cc
- 小麦粉…小さじ1
- オリーブオイル(2回に分けて使う)…大さじ2
- 水…100cc【A】
- 酢…大さじ1【A】
- ローリエ…1枚【A】
- 乾燥タイム…小さじ1【A】
- 塩…適量
- こしょう…適量
【レシピ】
- さんまに塩をすりこみ、ラップをかけて、15分ほどおく。表面をさっと水で洗い、キッチンペーパーでしっかりと水気を取り、こしょうをふる。
- フライパンにオリーブオイル大さじ1を入れ、中火にかけ油が熱っしたら、さんまを入れ、表面に焼き色がついたら取り出す。
- フライパンをキッチンペーパーで拭き、オリーブオイル大さじ1、にんにく、玉ねぎを入れて弱火で熱し、薄く茶色になったら小麦粉を振り入れて軽く混ぜる。粉がなじんだら、赤ワインを加え、強火にして鍋底を木べらでこすりながら、赤ワインが1/3量になるまで煮詰める。
- 3に【A】、プルーン、2のさんまを加え、煮立ったら蓋をして中火で2分ほど煮る。さんまに火が通ったら蓋を取り、強火で煮汁が半量になるまで煮詰め、塩、こしょうで味をととのえる。
秋の味覚であるさんまを、プルーンなどを使って洋風にアレンジした一品です。サッパリとした味付けに仕上げられているのですが、これが意外と焼酎や日本酒にも合うのだそうです。
赤ワインを使った人気レシピ【おつまみ】
レバーのワイン煮
【材料】
- 鳥レバー…250g
- 生姜(スライス)…ひとかけ
- 赤ワイン…200cc【A】
- 醤油…大さじ2【A】
- はちみつ…大さじ2【A】
- バルサミコ酢…大さじ1【A】
- コショウ…少々【A】
- 水…適量
- お湯…適量
【レシピ】
- レバーを一口大くらいの大きさにカットし、ボウルに入れて水に10分程浸す。
- レバーを流水で洗いながら黒い血の塊を取り除く。
- レバーをザルに移し、沸騰したお湯をさっとかける。
- 鍋にレバーとスライスした生姜、【A】を入れて煮立たせる。
- 灰汁取りを行いながら、落し蓋をして中火で15分くらい煮る。
- 落し蓋を取り、強火で煮汁を飛ばしていく。汁気がほぼなくなったら出来上がり。
ワインの供に最適なレバーの煮込みも、手間は掛かるものの割りと簡単に作ることができる一品です。もちろんご飯のおかずとしてもバッチリなので、どちらでもお好きな食べ方で頂きましょう。
牛すじの赤ワイン煮 八丁味噌仕立て
【材料】
- 牛すじ…500g
- なめこ…100g
- 赤ワイン…360ml
- 水…360ml
- しょうが…15mm【A】
- にんにく…1片【A】
- たかのつめ…1本【A】
- にんじん…80g【B】
- 大根…160g【B】
- 八丁味噌…50g【B】
- はちみつ…50g【B】
【レシピ】
- 大根、にんじんは皮をむき、2㎝の角切りにする。しょうがは5㎜厚さの薄切りに。にんにくは半分に切る。
- 牛すじは3㎝くらいのひと口大に切る(カット済みのものでもOK)。熱湯を沸かした鍋に牛すじを入れ、表面に脂が浮くくらい1分くらいさっと茹で、ざるに上げておく。
- 鍋に2、赤ワインをひたひたになるくらいに入れ、強火にかける。Aを入れて沸騰したら弱火にし、アクをすくって1.5時間くらい煮込んだら肉の状態を確認する。指で押した時にほどよい弾力があり、崩れないくらいの固さになったらBを入れ、野菜が柔らかくなるまで30分くらい煮る。 ※圧力鍋を使う場合は圧力をかける前にアクをすくってから加圧する。加圧時間は鍋ごとに異なるので確認を。
- 仕上げになめこを入れて強火にかけ、ほどよくとろ味がついたら完成。
いつものどて焼きにワインを加えることで、より洗練された味わいに早変わりです。材料的には至って和食なのですが、その味わいはどことなく洋風なテイストを感じさせる一品です。
赤ワイン煮込みのスペアリブ
【材料】
- 豚のスペアリブ…200g
- 赤ワイン…100ml
- みりん…10ml
- 砂糖…10ml
- 醤油…20ml
- 玉ねぎ…半分
- にんにくすりおろし…少々
- しょうがすりおろし…少々
- ブラックペッパー…適量
- 塩…適量
- オリーブオイル…適量
【レシピ】
- スペアリブに塩コショウで下味をつける。
- スキレットにオリーブオイルを入れて、スペアリブ全面に焼き色を付けていく。
- ニンニクとしょうがのすりおろしを入れてスペアリブに絡ませる。
- 焼き色が付いたら一旦スペアリブを取り出す。
- 空いたスキレットで玉ねぎを透明になるまで炒める。
- ここでスペアリブを戻し、みりん、醤油、砂糖、赤ワインを入れる。
- 赤ワインがスキレットの半分以下になるまで煮込んだら、蓋をして1時間 (スペアリブが柔らかくなっていたら完成!)
キャンプ料理の定番であるスペアリブにも、赤ワインは欠かせません。スキレットだけでOKと、手間いらずな点も嬉しいです。焼きたてをビール片手にガブリと齧りつきましょう!
鶏のつくね 赤ワイン味噌風味
【材料】
- 鶏もも挽き肉…300g
- れんこん…小1節
- おろししょうが…1片分
- 卵…1個
- 片栗粉…大さじ1と1/2
- 酒…小さじ1
- 塩…小さじ1/2
- 水…大さじ2
- 八丁味噌…大さじ2
- 赤ワイン…80ml
- きび砂糖…大さじ2
- しょうゆ…大さじ1
- 卵…黄2個
- 青ねぎ…5本
- スナップえんどう…適量
【レシピ】
- 青ねぎは小口切りにする。Aのれんこんは粗みじんに切る。
- ボウルにAの材料を入れ、粘りが出るまで手で練り混ぜる。青ねぎを加えてさらに練り混ぜる。
- 小さめのボウルにBを混ぜ合わせる。
- フライパンにサラダ油を熱し、2をスプーン2本で形をととのえながら入れる。表面全体にこんがりと焼き色がついたら、いったんバットなどに取り出す。
- 4のフライパンをきれいにして、3を入れて火にかける。ゴムべらでだまをつぶしながら煮詰め、とろみがついたら4を戻し入れる。強火でたれを全体にからめ、器に盛る。好みで塩茹でしたスナップえんどう、卵黄を添えて、粉山椒をふる。
鳥のつくねの隠し味に赤ワインを加えることで、より一層味に奥行きを出すことができます。おつまみはもちろん、お弁当のおかずにも大活躍間違い無しの一品です。
鴨肉のロースト 赤ワインとストロベリーのソース
【材料】
- 鴨胸肉…1枚
- しいたけ…4~5個
- ブロッコリー…3房
- 赤ワイン…150cc
- イチゴジャム…小さじ3
- 塩・胡椒…適量
【レシピ】
- 鴨肉の皮目の方に軽く切り込みを入れ、裏にある硬い筋部分を切り取る。
- オリーブオイルを入れて中火に熱したフライパンに、両面に塩を振った鴨肉を入れる。
- にんにくの根っこを落とし、皮が付いたまま潰してフライパンの中に加える。
- しいたけとブロッコリーを食べやすい大きさに切る。
- フライパンに蓋をして5分程蒸し焼きにする。
- 一度キッチンペーパーで油を拭き取った後に新しい油を注ぎ、しいたけを加える。
- 塩を振り、しいたけの上にブロッコリーを乗せて再度5分蓋をする。
- 鴨肉に程良く火が通ったら、フライパンから取り出して肉を休ませる。
- 塩を振って野菜を炒め、1〜2分程度蓋をする。その後野菜を全て引き上げる。
- 赤ワインを入れて揺すりながらアルコールを飛ばしていく。
- いちごジャムを入れて溶かし、ソースの濃度になるまで煮詰める。
- 更に盛り付けたらコショウを振り、ソースを掛けて出来上がり。
フレンチ屈指の人気料理である鴨のローストも、レシピ通りにこなせば意外と誰でも簡単に作ることができます。フレンチというだけでハードルの高いイメージがありますが、工程自体にそれほど難しい点はありません。
ラムチョップのローズマリー焼き
【材料】
- ラムチョップ…6本
- 塩こしょう…適量
- ローズマリー…小さじ1
- オリーブオイル…大さじ2
- オリーブオイル…大さじ1
- ニンニク…1片
- 赤ワイン…100ml【A】
- 砂糖…小さじ2【A】
- 醤油…大さじ1【A】
- バター…10g
【レシピ】
- ニンニクは包丁の背で潰す。
- ラムチョップに塩こしょうを振り、ローズマリーとオリーブオイルをまぶして馴染ませる。
- フライパンにオリーブオイルと1を入れ、香りが出てきたら2を中火で片面を焼き、1分程たったら返してもう片面を1分ほど焼いて、ニンニクと一緒に取り出す。
- 同じフライパンに【A】を入れて中火で熱し煮詰め、バターを溶かし入れて火からおろす。
- お皿に盛りつけ、4をかけて出来上がり。
ワインとの相性も抜群なラムチョップの香草焼き。ラム肉料理を代表する定番の一品も、ソースの決め手はやはり赤ワインです。ニンニクとローズマリーをしっかりと効かせて、赤ワインソースで頂きましょう。
赤ワインを使った人気レシピ【ご飯&パスタ系】
ハヤシライス
【材料】
- 牛肉切り落とし…150g
- 玉ねぎ(みじん切り)…1/3個
- 玉ねぎ(くし切り)…2/3個
- セロリ…3〜4cm(1/6本位)
- マッシュルーム(大)…2個 ※小さければ増やしてもOK
- 砂糖…大さじ1/2
- 水…大さじ1
- バター…15g
- デミグラスソース(ペースト) …300g
- 塩・胡椒…適量
- 赤ワイン…大さじ1
- ウスターソース…大さじ1
- ケチャップ…大さじ1
- 醤油…大さじ1/2
【レシピ】
- 野菜の下拵をして、フライパンに水と砂糖を入れてカラメルを作る。
- バターを入れ、玉ねぎとセロリ、ローリエを投入。
- しなっとしたらデミグラスソースと赤ワイン、ウスターソース、トマトケチャップを加える。
- 中火にして2分程煮詰め、先程作ったカラメルと醤油を加える。
- 別の鍋にバターを入れ、弱火でしいたけとくし切りの玉ねぎを炒める。
- 塩コショウを振って味を整えたら、ソースの中に入れる。
- 牛肉を炒め、塩コショウを振ってソースの中に加える。
- 全体的に混ぜ合わせた後、煮込んでいく。
- 皿にご飯を盛り、上からハヤシライスソースを掛けて出来上がり。
大人から子供まで大人気のハヤシライスは、赤ワインを使用する料理の中でも定番中の定番です。こちらのレシピだとデミグラスソースは既製品を使用しておりますが、それでも充分美味しいハヤシライスに仕上がります。
赤ワイン入りビーフカレー
カレーの隠し味として赤ワインを加えると、より味わい深いカレーに仕上げることができます。特にビーフカレーとの相性が抜群で、驚くほど深いコクが加わります。
とろとろ煮込み牛丼
牛肉ならではの臭みを赤ワインが消し去ってくれることで、より上品な牛丼に仕上がります。まるで高級すき焼き店で頂く牛丼を食べているかのような、洗練された味わいが特徴です。
赤ワイン香るきのこ入りボロネーゼ
【材料】
- しいたけ…3個
- にんにく…1と1/2かけ
- オリーブオイル…大さじ1
- 合い挽き肉…200g【A】
- ローリエ…1枚【A】
- 赤ワイン…大さじ2【A】
- 無塩野菜ジュース…1本(160ml) 【A】
- スパゲッティ…200g
- 粉チーズ…適量
【レシピ】
- 鍋に水を入れ、蓋をして中火にかける。
- 玉ねぎ、しいたけ、にんにくをみじん切りにし、耐熱ボウルでオリーブオイルと混ぜ合わせる。
- ラップをしてレンジで1分間加熱する(600W )
- 更に【A】を加えてレンジで5分程加熱して混ぜ合わせる。
- 鍋に塩を加えてパスタを茹でる。
- 茹で上がったパスタと4を和えて、皿に盛り付けチーズを添えたら出来上がり。
定番の人気を誇るボロネーゼには、赤ワインが欠かせません。ひき肉には独特のクセや臭みがありますが、これを取り除いた上で、味に深みを与えてくれるのが赤ワインです。自宅でボロネーゼを作る機会が有る方は、ぜひこの機会にマスターしておきましょう!
タリオリーニ 蝦夷鹿のブラサート
こちらは幅広の平打ちパスタであるタリオリーニに、蝦夷鹿肉を合わせたパスタです。先程紹介した鹿肉の煮込み同様赤ワインが鹿肉の臭みを取り、肉をより柔らかく仕上げてくれます。
赤ワインを使った人気レシピ【デザート】
赤ワインゼリー
【材料】
- 赤ワイン…1/2カップ
- 白ワイン…1/4カップ
- 水…150ml
- 板ゼラチン…6g
- はちみつ…適量
- レモン汁…適量
- ぶどう…適量
【レシピ】
- 板ゼラチンは赤ワインゼリー用4g、白ワインゼリー用2gに計量し、水に入れてふやかしておく。ぶどう(またはお好みのフルーツ)は食べやすい大きさにしてグラス等の容器に入れておく。
- 赤ワインゼリーをつくる。鍋に赤ワインと水100ml、はちみつ小さじ8を入れ、中火で沸騰させてアルコール分を飛ばす。
- 2の粗熱がとれたら、ふやかしたゼラチンとレモン汁小さじ2を加えてよく混ぜる。
- 3をフルーツの入った容器に注ぎ、冷蔵庫で1~2時間冷やして固める。
- 白ワインゼリーを赤ワインゼリーと同じ手順でつくり(分量は、水が50ml、はちみつが小さじ4、レモン汁が小さじ1、板ゼラチンが2g)、バット等に入れて冷やし固める。
- 赤ワインゼリーの上に、フォーク等でクラッシュした白ワインゼリーをトッピングして完成。
赤ワインを使った人気スイーツにも色々ありますが、中でもゼリーは幅広い世代からの支持を受ける一品です。高価なワインで無くても、充分美味しいゼリーに仕上げることができます。自宅に余ったワインが有る方は、ぜひこちらを試してみましょう。
洋梨のコンポート赤と白のジュレ添え
【材料】
- 洋梨…2個
- 白ワイン…500cc
- 水…200cc
- グラニュー糖…130g
- バニラビーンズ…6cm程
- コンポートの汁…150cc
- 赤ワイン…50cc
- グラニュー糖…大さじ1
- 粉ゼラチン…5g
- 生クリーム…適量
- 砂糖…適量
- ハーゲンダッツ…適量
【レシピ】
- バニラの鞘から種を取り出し、白ワインで解きほぐす
- 鍋に白ワイン500ccとバニラビーンズ・バニラの鞘・グラニュー糖を入れて良く混ぜる。
- 皮を剥いた洋梨と水を入れ、最初は中火、沸いてきたら弱火にして1時間程ボイルする。
- 洋梨に透明感が出てきたら火を止め、粗熱を取り冷蔵庫で最低8時間冷やす。
- 小鍋にコンポートシロップとゼラチンを入れて煮溶かし、バットに空けて冷やす。
- .シロップ50ccと赤ワイン50cc、砂糖10gとゼラチンを入れて溶かし、バットに空けて冷やす。
- .8時間以上冷やしたゼリーをクラッシュさせて皿に盛り付け、コンポートを添える。
- 生クリームとハーゲンダッツを飾れば出来上がり。
おしゃれスイーツの代表格であるコンポートも、余りワインで簡単に作ることが可能です。こちらは洋梨に白ワインを合わせたコンポートですが、飾り付けとして添えられるゼラチンに赤ワインが使用されています。
赤ワインの生チョコレート
【材料】
- 生クリーム…125ml
- スイートチョコレート…150g
- 赤ワイン…35ml
- 水あめ…15g
- ココアパウダー…適量
【レシピ】
- チョコレートを細かく刻む。
- 沸騰直前まで温めた生クリームと水あめを①に加え、混ぜ溶かす。
- 赤ワインを加えて混ぜる。
- バットにクッキングシートを敷き、3を流し入れたら冷蔵庫で1時間以上冷やし固める。
- 固まったらバットから出し、お好みの大きさに切り分ける。
- ココアパウダーをまぶして出来上がり。
生チョコレートに赤ワインを練り込んだ、大人のチョコレートです。どちらもポリフェノールを多く含む食品ですので、ある意味健康的なスイーツとも言えます。特に大人の女性からの人気が高い一品です。
白桃の赤ワイン煮 ヨーグルトアイス
白桃を赤ワインで煮込み、そこにヨーグルトアイスを合わせてみました。スッキリとした甘味と酸味が特徴で、食後はもちろんお酒を飲みながらでも楽しむことができます。
無花果甲州煮(いちじくのワイン煮)
ちょっと大人ないちじくのスイーツです。赤ワインによって煮込まれたいちじくは、口の中でスッと溶けるような食感に仕上げられています。サッパリとした甘さが特徴で、比較的男性からの人気も高いスイーツです。
赤ワイン消費のレシピまとめ
赤ワインの消費にもおすすめな人気レシピを紹介しました。定番の煮込み料理からスイーツまで、どの料理も外さない人気料理ばかりです。この機会にぜひともこれら赤ワインを使用した料理にチャレンジしてみましょう!