珪藻土バスマットのカビの取り方まとめ!予防法・手入れ方法を解説

珪藻土バスマットのカビの取り方について解説していきます。珪藻土バスマットのカビの原因をはじめ、カビキラーやすりを使ったカビを取る方を徹底的に調査。さらに、カビの予防法や珪藻土バスマットの手入れ方法まで併せて紹介します。

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目次

  1. 1珪藻土バスマットにカビが生えた!
  2. 2珪藻土バスマットのカビの原因と対策
  3. 3珪藻土バスマットのカビの取り方
  4. 4珪藻土バスマットのメリットとデメリット
  5. 5珪藻土バスマットにカビが生えない対策を!

珪藻土バスマットにカビが生えた!

珪藻土バスマットは、お風呂で濡れた足の水分をきれいに吸い取ってくれる便利なアイテムです。足の裏がサラサラになると使っている人も多いようです。普通のバスマットと違い、洗わなくていいのも魅力のひとつです。それに安心して、そのままにしていると、珪藻土バスマットにカビが生えている!という声が上がっているようです。

珪藻土バスマットは白色なのですが、コレに黒い点々が見えたらそれはカビです。しかし安心してください!カビが生えたからといって、マットを捨てる必要はありません。カビが生えてしまっても、きちんと手入れすることで今迄通りに使用することができます。カビが生える原因や対策法を知って、珪藻土バスマットを長く上手に使っていきましょう。

珪藻土バスマットのカビの原因と対策

水はけの良さが特徴の珪藻土ですが、なぜカビが生えてしまうのでしょうか?どんなに吸収速乾性があっても、きちんと対策をとっておかなければカビの温床となってしまうのです。ここでは珪藻土バスマットにカビが生える原因と、対策について説明していきます。

カビの原因①カビの生えやすい湿度と温度

どれだけ吸収速乾性がある珪藻土バスマットでも、お風呂場のそばで湿度が高い環境下にあると湿気の放出がうまくいきません。さらにお風呂場近くは温度が上がりがちなので、カビが生える原因となりやすいといえます。つまり、カビが生えやすいのは温度と湿度が関係しているということです。

カビが生えやすい温度は20度~30度前後で、湿度は80%以上といわれています。高温多湿の風呂場近くだと、これら条件が満たされてしまいカビの原因となってしまうのです。

カビの原因②カビの栄養となる汚れ

カビの原因となるのは湿度や温度だけではありません。実は日ごろの生活の中に、カビの栄養となるものがたっぷり含まれています。カビにとってチリやホコリは栄養分です。さらに、珪藻土バスマットを踏む足に含まれる皮脂の汚れや、汗なども大好物。さらに水に含まれるカルキ汚れまで、カビは栄養にしてしまいます。

つまり普通の生活をしているだけでカビの栄養が、あちらこちらにあるということです。珪藻土バスマットのカビを予防するためにも、バスマット周りは清潔にしておくことが大切となってきます。

カビの原因③石鹸のかすも原因に

お風呂場の鏡や、ドアなどに白く浮き上がっている汚れがありませんか?それは水と石鹸の脂肪酸が結びついてできた石鹸かすです。この石鹸かすが貯蓄されると、カビの原因になります。また、珪藻土バスマットに石鹸の泡がついたりすると、水分も含まれているためカビが生えやすい多湿状態を生んでしまいます。

珪藻土バスマットが汚れたりすると洗剤で洗いたくなるかもしれませんが、これはやってはいけない行為です。珪藻土の目が詰まって吸収率が下がるだけでなく、気がつかないうちにカビが生える原因を作ってしまうことになります。

カビが生えない対策

珪藻土バスマットの一番の敵ともいえるのが、湿度です。高い湿度はカビが好む環境となるため、置きっ放しにしているとカビは生える原因になります。そのため、珪藻土バスマットを使ったあとは、タオルを使って水気をしっかりふきましょう。その後、立てかけておくことで換気されカビ予防ができます。

また、定期的に外に干すのも効果的です。ただし直射日光に当ててしまうと、珪藻土バスマットが反り返ったり、割れたりすることがあります。そのため晴れた日に陰干ししてください。週に1回など、定期的に陰干しすることで珪藻土の中に溜まった湿気をとることができます。

珪藻土バスマットのカビの取り方

珪藻土バスマットにカビが生える原因や、予防法がわかりました。続いては、生えてしまったカビを取る方法です。どれも家庭にある掃除用品を使ってカビを取ることができるので、参考にしてください。

カビキラーで落とす

カビが生えた珪藻土バスマットは捨てなくても大丈夫です。ある程度生えているカビも、カビキラーを使えば取ることができます。カビキラーはお風呂掃除などで使っているものを用意しましょう。カビキラーは、強い殺菌作用を持っているのでカビを取るのに効果的です。

カビの取り方は簡単。カビが生えた部分にスプレーをして数分放置、カビが消えているのを確認したら洗い流してください。このとき時間をかけず、サッと洗い流すのがポイントです。時間をかけて洗い流すと、珪藻土はもろくなってしまいます。洗い流したら陰干しし乾いたらカビ取り終了です。

漂白剤を使う

カビキラーがない場合は、キッチンハイターや、カビホワイトなどの漂白剤を使いましょう。漂白剤にもカビキラーと同じように、強力な殺菌作用があるのでカビを取ることができます。カビを取る方法は、カビキラーを同じで、カビ部分に漂白剤を吹きかけてカビが消えたら洗い流してください。

カビキラーと漂白剤に共通して注意してほしいのが、珪藻土バスマットの製品によっては使えないものもあるということです。家庭にある珪藻土バスマットはカビキラーや漂白剤が使える製品なのか、事前にチェックしておいてください。

紙やすりで削り取る

カビキラーなどが使えない場合は、紙やすりを使ってカビを取りましょう。紙やすりはのおすすめ番手は細目に近い中目タイプの240番。ツイッターなどでは中目の160番でもカビが取れたという声もありました。

紙やすりを使う場合、どうしても粉が散ってしまうのでベランダや庭でやることがおすすめです。また、紙やすりで出た粉の掃除用に刷毛を用意しておく方がよいでしょう。

まず、珪藻土バスマットにアルコール濃度が高いエタノールなどを拭きかけます。そしてカビが生えている部分を紙やすりで削り落としていきましょう。カビが無くなったら刷毛などを使って粉を落としてください。その後、乾拭きすれば終了です。水拭きすると削りかすが詰まってカビの原因や、吸水性が落ちる原因になるので気をつけてください。

珪藻土バスマットのメリットとデメリット

吸収速乾性がうけて人気の珪藻土バスマットですが、メリットばかりではありません。当然デメリットもあります。ここでは珪藻土バスマットのメリットとデメリットについて説明します。

珪藻土バスマットのメリット

珪藻土バスマットの最大のメリットといえば、吸水性の高さです。珪藻土の特徴として吸収速乾性があるため、お風呂上りの濡れた足を乗せると、すぐに水分を吸収、あっという間に足がサラサラになります。お風呂上りに足の裏を吹く手間が省けます。また、吸収速乾性があるので数人が連続して足を乗せても濡れることはありません。

また、布製のバスマットと違い、洗濯の手間がかかりません。カビが生えないように定期的に干す、使った後に立てかけることを意識するだけで清潔さを保てます。珪藻土バスマットにはこれらメリットがあるので、忙しい人や大家族などに向いているバスマットです。

珪藻土バスマットのデメリット

多くのメリットがある珪藻土バスマットにもデメリットはあります。一番のデメリットは、珪藻土バスマットが割れたりしたときの処分方法です。珪藻土バスマットは燃えるごみとして処分することができません。自治体によりますが、粗大ごみや不燃ごみ扱いになります。

また、洗うことができないのもデメリットのひとつです。カビなら対処ができますが、飲み物をこぼしてしまったなどの場合は、特性からすぐに水分を吸収してしまいます。水ならいいのですが、ベタつく甘い飲み物やペットの排泄物がかかってしまったといったケースは捨てるしかありません。

そして、寒い冬場のお風呂上りだと冷たさを感じてしまうことや、国産品は高価格品が多いのもデメリットといえるでしょう。

珪藻土バスマットにカビが生えない対策を!

濡れた足がすぐにサラサラになる珪藻土バスマットは、人気の高い商品です。水分の吸収性の高さから、置きっぱなしになている家庭も多いようです。それでは、裏面がカビでびっしり!ということになりかねません。日頃から手入れをしていれば、長く使うことができる珪藻土バスマット。

使用後は立てかける、定期的に陰干しするなどしてカビ予防を行いましょう。カビが生えても捨てずにカビキラーや紙やすりを使って除去することで、お風呂上りの快適サラサラを長く感じることができます。また、カビ予防はとても簡単なことなので、お風呂上りの生活習慣として取り入れてみてはいかがでしょうか?

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