アクロンとエマールはどちらがいい?香りや洗いあがりなど違いを徹底比較!

アクロンとエマールの香りや成分の違いなどを徹底比較します。また、それぞれの洗い上がりの比較や正しい使い方なども合わせて紹介します。アクロンとエマールのどちらがいいのか気になっている方は、ぜひ参考にしてください。

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目次

  1. 1アクロンとエマールはどちらがいいのか知りたい!
  2. 2アクロンとエマールの違い
  3. 3アクロンとエマールの洗いあがりの比較
  4. 4アクロンやエマールの正しい使い方
  5. 5アクロンとエマールの違いまとめ

アクロンとエマールはどちらがいいのか知りたい!

アクロンとエマールは、ウールやシルクなどのおしゃれ着を洗うことができるデリケート洗剤の代表です。正直なところ、その違いやどちらの方が良いのかなど、疑問に思っている方も多いのではないでしょうか?

2つのデリケート洗剤の成分や香りの違いなど比較し、それぞれの洗い上がりや正しい使い方などについて合わせて紹介します。どちらがいいのか気になっている方は、ぜひ参考にしてください。

アクロンとエマールの違い

アクロンとエマールは、おしゃれ着からぬいぐるみまで、あらゆるものをふんわりきれいに仕上げることができるデリケート洗剤です。その違いを徹底解説します。また、価格や容量はもちろん、コンセプトや成分、香りなども合わせて紹介します。

アクロンとエマールのコンセプト

アクロンのコンセプトは、服の見た目を整えてくれる洗剤です。汚れを落とすだけでなく、服を着た時につくダメージも防ぐという効果があります。一方エマールのコンセプトは、繊維を保護しつつ洗う洗剤です。洗濯することで新品の仕上がり感やふんわり感をキープするという効果があります。

どちらも表現は少し異なっていますが、衣類本来の見た目を維持し、ダメージを防ぐことをコンセプトとしています。このことからどちらもコンセプトはほぼ同じであり、特に大きな違いはないといえます。

アクロンとエマールの成分

アクロンには、界面活性剤と安定化剤、柔軟化剤が含まれています。繊維をコーティングし摩擦を防ぐ成分を配合しているため、毛玉を抑制することができます。また制服やスーツなどのテカリを目立たなくする効果も期待できます。

一方、エマールの主な成分には、界面活性剤と安定化剤が含まれています。衣類をトリートメントしながら洗うため、くり返し洗っても衣類の色やシルエットをキープしやすいのが特徴です。アクロンに柔軟化剤が含まれている以外は、どちらともに似たような成分が使われており、大きな違いはないです。

アクロンとエマールの香りと値段

アクロンには、心華やぐ「フローラルブーケの香り」と、清潔で爽やかな「ナチュラルソープの香り」の2種類の香りがあります。本体価格は450mlで税込274円です。一方エマールには、香り長続きタイプの「アロマティックブーケの香り」と、ほのかな「リフレッシュグリーンの香り」の2種類の香りがあります。

また、本体価格は500mlで税込264円です。どちらともに、香りが長続きする女性らしい香りと、家庭向けのフレッシュな香りという、似たような2種類の香りが用意されています。値段は、アクロンの方がわずかに高いです。

アクロンとエマールの液性は?

アクロンとエマールの液性はどちらも中性です。基本的に、ウールやシルクなどの動物性の繊維を用いたおしゃれ着を洗浄することが多いデリケート洗剤の液性は、中性洗剤となっています。

中性洗剤であれば、コットンや麻などの植物性繊維、ポリエステルやアクリルなどの化学繊維、ウールやファー、シルクなどの動物性繊維などにも使用することができます。生地が伸びたり縮んだりしやすいものや、色落ちや毛玉が心配な場合には、中性洗剤であるアクロンやエマールを使うと良いでしょう。

また、同じ中性洗剤であれば、もともとの容器と詰め替え用の中身が異なっても大丈夫と思う方もいるのではないでしょうか?多少混ざるぐらいであれば問題ないですが、香りや成分が混ざってしまうことがあります。容器は十分に濯いでから使うようにしてください。

両方中性洗剤なので多少混ざったくらいでは大丈夫でしょうし、容器をゆすげば問題ないかと思いますが、何かあっても責任は持てませんと言うことでメーカー側は「専用の容器に詰め替えて」と言っていますね。

柔軟剤は不要

洗濯用の液体洗剤も中性のものが多いです。それらとアクロンやエマールなどのおしゃれ着用のデリケート洗剤との違いは、繊維の滑りを良くし、ふんわりなめらかに仕上がるかどうかです。この効果があるため、おしゃれ着用のデリケート洗剤は柔軟剤の代わりにもなります。

ただし、最近の柔軟剤には香りづけという役割も担っています。より香りをつけたいという方は、デリケート洗剤と合わせて柔軟剤を使用するか、ボールドのような柔軟剤入りのデリケート洗剤を使用すると良いです。

アクロンとエマールの洗いあがりの比較

ここまでアクロンとエマールのコンセプトや成分、価格などを比較しましたが、大きな違いはありませんでした。一番重要な洗いあがりによる違いはあるのでしょうか?生地へのダメージや汚れ落ちの観点から比較していきます。

生地へのダメージ

ダメージを受けやすい生地の衣類は、自宅での洗濯には抵抗があります。しかし、デリケート洗剤を使えば、一般的な洗濯洗剤よりも生地へのダメージを軽減できます。特に、高浸透ダメージケア組成の働きが強いアクロンを使えば、ダメージを受けやすいレーヨン素材であってもほぼ縮まず、ダメージも少ないです。

最近増えてきているレーヨン素材の衣類を自宅で洗う機会が多い方や、シルクを洗濯したい方は、アクロンを使うことをおすすめします。一方、ウールやアクリルのニットなどの本来の手触りを維持するという点では、エマールの方が優れています。自宅でウールやアクリルのニットを洗濯することが多い方は、エマールがおすすめです。

汚れ落ち

汚れ落ちに関しては、アクロンとエマールでそれほど差はありません。強いて言うならば、成分にポリオキシアルキレンアルキルエーテルを用いているエマールの方が油分の汚れ落ちが良いでしょう。

しかし、油分の汚れ落ちが良いということは、反対に繊維の中にある油分も落としていまい、かえって型崩れを起こしてしまいます。少々の型崩れをしてでも、汚れを落としたいのであればエマールをおすすめします。

着古した衣類の場合は?

アクロン、エマールを用いて着古した衣類を洗濯した場合、どちらも同じくらいヨレを補正する効果があります。どちらも繊維の補正機能が高く、着古した衣類であってもハリを取り戻すことが期待できます。着古した衣類を洗濯した際の補正機能の点では差はないです。

アクロンとエマールはどっちがいい?

様々な観点からアクロンとエマールの洗いあがりを比較しましたが、それぞれに長所と短所がありました。シルクを洗濯することが多い方はアクロン、ニットを洗濯することが多い方はエマールと、使う人の洗濯スタイルによってどちらが良いか変わってきます。

普段から洗濯する生地やその汚れの程度によって、アクロンとエマールのどちらを使うのか選ぶと良いでしょう。また、購入するタイミングでセールしている方を選んだり、好みの香りで選んだりするというのも1つの手です。

メーカーが違うだけでほぼ同じです
アクロンがライオンで、エマールが花王です
販売店の利便性と価格と香りで選ぶと良いです。

アクロンやエマールの正しい使い方


アクロンやエマールの特性に合わせて使用しなければ、効果を十分に発揮することができません。洗濯において、洗剤の効果を十分に発揮するためには、洗剤の規定量を守ることと、事前の処理を組み合わせることが特に重要となってきます。そこで、デリケート洗剤の力を最大限に生かすための正しい使い方を詳しくご紹介します。

規定量をしっかり守る

汚れをしっかり落としたり、よりふんわり仕上げたいと思い、規定量よりも多くの洗剤を投入してしまうことはありませんか?これは洗濯においてやってはいけないことです。なぜなら、水の量に対して洗剤が溶ける量は決まっているからです。

溶ける量よりも多く洗剤を入れてしまうと、すすぎの回数が増え、洗剤が衣類に溶け残ってしまうことがあります。洗剤の規定量は、最も洗浄力が高い量です。必ず守るようにしてください。

また、皮脂汚れを落とすためにアタックやトップなどの洗浄力が強い粉末洗剤とデリケート洗剤を混ぜる方もいるでしょう。これ自体に問題ありませんが、洗浄力の強い粉末洗剤を入れすぎてしまうと生地を痛める可能性があります。合わせて使用するアルカリ性の洗剤の使用量にも注意が必要です。

アリエールやトップは(弱)アルカリ性です。
皮脂などの汚れはタンパク質なので、アルカリ性の洗剤だとよく落ちます

ただし、生地そのものがタンパク質でできているウールや絹はアルカリ洗剤だと汚れと同時に生地も溶かしてしまうので、生地を傷めます

つけ置きする

つけ置き洗いとは洗濯機をつかわずに衣服を洗う、手洗いと呼ばれる方法です。洗剤を溶かしたぬるま湯に衣類を20分程度つけこむことで、汚れや匂いを落とします。デリケートな服や汚れがひどいもの、ジーンズなどの色もの、小物などの洗濯におすすめです。つけ置き後に洗濯機で洗濯すると、より効果があります。

キレイなぬるま湯に粉末洗剤や漂白剤を溶かし、20分程度つけ込みをしてください。その後、通常の方法で洗濯すればOKです。

直付けする

汚れやシミがある場合、デリケート洗剤を直付けすることをおすすめします。洗濯前にデリケート洗剤を直接つけ、指やタオルなどで優しく押さえます。その後、いつも通り洗濯することで汚れをすっきりと落とすことができます。エリや袖、わき、すそなどの気になる部分におすすめです。

アクロンとエマールの違いまとめ

アクロンとエマールの成分や効果についてを紹介しました。どちらも、通常の洗濯洗剤よりも繊維に負担が少なく、ダメージや縮みなども少ないです。また、シルクやウールなどのおしゃれ着を本来の手触りや形を維持しつつきれいに保つ効果も期待できます。

アクロンとエマールのどちらが良いかは、使う人の洗濯スタイルによって変わります。まずは、日頃から洗濯することが多い生地や汚れの程度、好きな香りで選ぶと良いでしょう。

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