いちごにカビが生えても食べられる?対処法や見分け方を解説!
いちごにカビが生えても食べられるのかを徹底調査しました。食べる時にいちごがカビていたらがっかりするものです。カビの部分を取り除くと食べられるのか?加熱したら大丈夫なのか?を解説します。併せて、カビる原因と対処法や見分け方もお伝えしましょう!
いちごのカビについて徹底解説!
いちごのカビふわふわしてる
— ヒィーン=スイハァーン=ジャァーン (@suisuiaoi) May 5, 2019
触りたくないけど🍓 pic.twitter.com/mgG1y7QFr0
いちごは甘酸っぱくて美味しく、見た目も赤くて可愛い人気の果物です。スーパーなどで購入して、いちごを食べようとした時にパックに入っているいちごの数個がカビていたということがあります。また、気付かずに食べてしまったということもあるでしょう。
本記事ではいちごのカビについて徹底調査し、カビが生える原因や見分け方についてまとめました。併せて、カビが生えたいちごは取り除くと食べても大丈夫なのか?もし、食べてしまった場合の対処法も解説していきます。
いちごにカビが生えても食べて大丈夫?
いちごを食べることを楽しみにしていたのに、カビが生えていたらがっかりするものです。実際に、カビが生えたいちごはもう食べることができないのか、取り除くと食べても大丈夫なのか解説します。
カビの部分を取り除けば食べれる?
いちご大福でも食べながらダントラ2-2でもやろうかと思ったら…いちごカビておるな。(>_<) pic.twitter.com/2X6TBQDeBD
— chi3.nyanko (@chi3) April 23, 2017
いちごのカビている部分だけを取り除くと、食べても大丈夫だと考えるのは危険です。カビは表面だけに付いているのではありません。菌糸という根がいちごの実の奥の方まで侵食している可能性があります。一見、カビを取り除くと大丈夫そうですが、実はいちご全体に菌は広がっているのです。
いちごがパックの中で密着して入っていた場合は、他のいちごにも菌が繁殖しているかもしれません。残念ですが、同じパックに入っているいちごも食べない方が良いでしょう。
いちごを加熱したら食べれる?
加熱後のいちご達(^^)
— 御菓子司 玉浦屋 (@nabakari_5daime) February 3, 2019
冷めたらジューサーにかけてソース状にします! pic.twitter.com/CrmtoPoNAN
いちごを加熱して作ったジャムやソースは、とても美味しくいちごの消費レシピの中でも人気です。では、カビを取り除くのなら、加熱して食べても大丈夫なのでしょうか?
イメージ的にはカビを取り除く上に加熱すれば、なんとなく大丈夫そうな気がするものです。しかし、実際は加熱しても食べない方が良いでしょう。カビの種類の中には熱に強い菌も存在して、加熱しても死滅しない場合があるので、食べずに廃棄しましょう。たとえ加熱する場合でも、カビが生えていないいちごを使用して下さい。
いちごのカビる原因
いちごは割とカビやすい果物です。そもそも、どうしていちごにカビが生えるのか原因を説明します。原因を知れば、菌が繁殖しにくい環境を作ることができるでしょう。
カビが発生する条件
いちご食べようと思いきやカビ生えいちごが出てきたwwwwwwwこんなカビ生えいちごは初めて見たwwwwww pic.twitter.com/6lcrkCnsxx
— たくっちおるた (@FGO319) February 22, 2019
いちごに限らず、大きな4つの原因が重なるとカビは発生します。その4つの原因は酸素・温度・湿度・栄養分です。菌が活動するには酸素が必要で、温度が20℃~30℃の環境で一番活発に繁殖すると言われています。湿度が高ければ高いほど発生しやすい原因になり、梅雨時期は特に注意が必要です。
また、菌は自分で栄養分を作ることができないので、食物に付着して栄養分を吸収します。これらの4つの原因が揃えば、爆発的に繁殖していくでしょう。特に、いちごのような皮がなく実が剥き出しになっている果物は、少し傷が付いただけでもカビの格好のターゲットになります。
配送時の環境
スーパーのいちごカビてね? pic.twitter.com/YRvZ3RDJTb
— ポニテのフリーザ👑🐱 (@Jin23Love) December 24, 2019
いちごは衝撃や傷に弱いデリケートな果物です。販売されるお店までの配送の仕方によって、傷が付いたり強い衝撃を受けている場合があります。そのようないちごはカビが生えやすいので、購入する時によくチェックしてみて下さい。
いちごを購入して自宅へ持ち帰る時に、いちごを買い物袋の下の方に入れてしまうと、上の商品に押し潰されてしまいます。これも傷む原因になるので気を付けましょう。
また、いちごの旬の5月前後は完熟いちごが販売されていることが多く、実が柔らかいのでちょっとの衝撃で傷付きやすくなっています。この時期のいちごの扱い方や保存の仕方には、特に配慮して下さい。
いちごのカビの見分け方
いちごの変色や付着物が、見た目だけではカビなのかどうか判断に迷う時があります。ここでは、いちごに生えたカビの見分け方を分かりやすく解説します。
ふわふわの綿状のものがついていないか
いちごカビるんるんになってもうた(´;ω;)ふわっふわでワロタ…※カビ画像注意 pic.twitter.com/bpD6E2A0Ok
— きりはる@副業が繁忙期 (@kiriharu1987) February 24, 2015
見た目の特徴は、ふわふわとした綿毛のようなものが実の表面に浮き立っています。そのような状態であれば、間違いなくカビが発生しているので食べないようにしましょう。この白いカビはうどんこという種類で、いちごに発生する菌の中でも特に多く見られます。
黒い斑点や凹みがないか
昨日買ったいちごカビ生えてた
— ひめねこ様*´꒳`ฅ (@himeneko_0712) December 17, 2016
1日でこんなにカビ生えるのか凄いな pic.twitter.com/w9xi0XuKr1
いちごに黒い斑点が見られる時は、カビの場合とそうでない場合があります。その見分け方は、黒い斑点の大きさや凹み具合から判断して下さい。
カビが生えている場合は黒い斑点が大きい上に、腐っているため実が溶けて凹んでいる範囲も広いです。逆に黒い斑点が小さく凹みもない場合は、いちごの病気・成長不良・栽培中の虫食いが原因と考えられます。カビではなくても、見た目があまり気持ち良いものではないので不安ならば、食べない方が良いでしょう。
いちごなどの果物に関係するカビの1種で、ボトリティス・シネレアというカビであると思われます。
変色や付着物はないか
へぇ~いちごって腐るとホワイトチョコみたいになるんだ~ pic.twitter.com/VOAIXeyUUH
— おもちづき (@yukicheeeeeez) March 1, 2014
先述したように、接触した時に受けた衝撃や傷の部分から菌が繁殖します。また、パックの中でぎゅうぎゅうに詰められたいちご同士が接触することで、そこからカビる場合もあるでしょう。食べる前にいちご同士が触れ合った部分が変色していないか、付着物はないかよく確認してみて下さい。
ちなみに、見た目で判断できなくても、カビの臭いを感じたら菌が発生している可能性が大きいので注意が必要です。
いちごのカビの種類
貰ったいちごが腐ってしまったのを気づいた瞬間。カビ生えてるよ。 pic.twitter.com/cEruC5jtuy
— ぶらっくびーんず。@泥水系女子 (@raraka14) March 31, 2013
いちごに生えるカビは白いものが多いですが、他にも緑や黒いものが生えることもあります。同じような色をしたものが同じ種類のカビという訳ではないですが、目安として色別にカビの種類を紹介しましょう。
まず、白いものはフワッとした綿毛のような形が特徴で、根を伸ばしながら繁殖するので見た目が浮き立っています。うどんこ病にかかったいちごも白いカビが生えるそうです。また、黒いカビはふわふわとした綿毛状のものもあれば、菌が侵食して溶けて凹んでしまう場合もあります。
緑色のカビはいちご以外の果物でも割と多く目にしますが、全体は緑色でその周辺を縁取るように白い粉状のものが付着しているのが特徴です。毒性の強い種類もあるので、どの色のカビが発生したとしても食べないようにしましょう。
いちごのカビに気づかず食べてしまったときの対処法
いちごを食べてしまった後に、カビがあることに気づいたということがあるかもしれません。また、カビを取り除くから大丈夫だと自己判断で食べてしまったという方もいるでしょう。もし、気づかずに食べた時に自分でできる対処法を紹介します。
多少なら食べたとしても大丈夫!?
さっき食べたいちご、半分にわけて食べたんやけど残りの方何個かにカビ生えてた…カビいちご食べたかもしらぬ… pic.twitter.com/AOd9OgxWvC
— はるかす (@nipprpr) December 1, 2015
カビが生えたいちごは食べない方が良いのは言うまでもありません。しかし、もし知らずに食べてしまった場合は、多少なら大丈夫と言って良いでしょう。病後や極度の疲労で免疫が落ちている時以外は、カビが身体に悪影響を及ぼす心配はないです。ずっと食べ続ければ食中毒を起こす可能性は高くなりますが、そのような人はあまりいないです。
人間には菌の浸食を防ぐ抵抗力があり、胃酸が菌を分解する働きを促します。だからと言って、どんどん食べて良いという訳ではありませんが、極度に心配する必要はありません。万が一、食べた後に下痢や嘔吐の症状が出た場合は、速やかに病院で診察を受けて下さい。
イチゴに付いていた小さなカビを切り取って食べた場合、カビが原因で細菌性胃腸炎になることはあり得ません。
抗菌作用のある食べ物を口にする
昨日買った半額イチゴ…楽しみにしてたのに傷んでカビぽいの生えてた…いけそうなやつ3つしかなくて食べたけど、やめた方が良かったかな… pic.twitter.com/3nzPYjskn8
— ゆう♉️空飛ぶヤマネコ (@yanasuke) April 21, 2016
カビが生えたいちごを食べてしまいどうしても不安な方は、抗菌作用があるものを食べることをおすすめします。例えば、にんにく・生姜・唐辛子・ネギ・梅干し・レモン・お酢などがあります。トマトやリンゴなどデトックス効果のある食べ物には抗菌作用がありません。
下痢や嘔吐の症状が出たら病院へ行くのが一番ですが、とりあえず様子を見る程度なら安心のために抗菌作用があるものを食べておくと良いでしょう。
いちごのカビまとめ
【いちごの保存方法】
— Fruit Kitchen歩乃果 (@FK_honoka) December 8, 2019
①ヘタを取らない!
②食べる直前まで洗わない!
ヘタを取ると乾燥してしまいます。
洗ったときの水滴で苺が傷んだり、カビが生えてしまいます。
ヘタを取らず、
洗わずにキッチンペーパーで包み
野菜室で密閉保存すれば、
新鮮なら1週間程もちます。 pic.twitter.com/cF6stnWSPJ
いちごにカビが生えても食べられるのかを徹底解説してきました。取り除くだけでは危険なこと、加熱しても菌は死滅しない場合もあるということが分かりました。よって、いちごにカビが生えてしまったら、身体の安全のために廃棄しなければなりません。
カビが生えたいちごの正しい見分け方や、食べてしまった場合の対処法を参考にしながら安全にいちごを楽しんで下さい。