2021年06月04日公開
2024年05月10日更新
ふきん・タオルの煮洗い方法まとめ!黄ばみや嫌な臭いを撃退しよう!
ふきんやタオルを鍋で煮洗いする方法とその効果についてまとめました。洗濯ではなかなか取れない汚れや黄ばみも、簡単に除去することができるポイントやコツを解説します。煮洗いする時の注意点なども役立つので、ぜひチェックしてみてください。
煮洗いの方法や注意点を紹介!
ふきんの煮洗い中
— 中井エリカ (@erika_nakai) December 30, 2019
野田琺瑯のたらいを煮洗いに活用しています。
真っ白い見た目で、気分も上がる🙂 pic.twitter.com/rkRx4q38NQ
煮洗いとは、鍋にお湯を沸かして煮ながら洗う方法です。油汚れや臭い、黄ばみなどが簡単に取れて、ふきんやタオルなどが洗濯機で洗うよりも、きれいに仕上がります。加熱することで汚れ成分がやわらかくなったり、除菌できて不快な臭いがなくなったりと効果抜群です。
本記事では、煮洗いの基本のやり方やポイント、注意点などを解説していきます。清潔なふきんやタオルを使って、毎日気持ちの良いキッチン作業を行ってください。
煮洗いの主なメリット
メリット①簡単で除菌効果が高い
煮洗いするとお湯が汚れて「汚れ落ちてるぅ~🎶」ってテンション上がる😆⤴️✨薄汚れてたびわこふきん真っ白になりました✨これで約半年使ったふきん。スポンジなら月に1つ、6個は交換してた。少しほつれてきた部分があるけどまだまだ使えます🙆#プラスチックフリー #ゴミを減らしたい #節約 pic.twitter.com/XEuzSdeaNB
— ササミ (@sasami37) August 1, 2020
煮洗いのメリットは、何といっても簡単にできることです。これといって特別なものを用意しなくても、家にある道具を使ってお湯で煮るだけで、きれいに除菌やカビを落とすことができます。
強い薬品を使用しなくても良いので、肌が弱い方や小さい子供がいる家庭でも、安心してできる方法です。手間がかからないため、思いついた時にすぐに除菌できます。
メリット②黄ばみやカビの落ちが良い
マーキーさん 皆さんこんばんは
— ローブリッター (@kaitovsk_sathu) July 27, 2020
梅雨明けはまだですかぁ~😱
今日は布巾の煮洗いでスッキリしましたよ✨
カレーの汚れも真っ白に👍☺️
#MMM765 pic.twitter.com/Zk5q7cd5lI
ふきんは使用しているうちに食べ物のカスや油などが付着して、意外と汚れているものです。普通に洗濯しただけではなかなか取れずに、諦めている方も多いでしょう。ところが、熱いお湯で煮洗いすると、あっという間に汚れが落ちていきます。汚れや黄ばみのひどいものは、みるみるうちにお湯が濁っていくので、驚くかもしれません。
もちろん、タオルも同様に煮洗いすると、汗染みや黄ばみ、嫌な臭いを落とすことができてスッキリします。煮洗いした後のふきんやタオルは、目に見えてきれいなっているので、やりがいがあるという主婦の喜びの声も多いようです。
ふきん・タオルの煮洗い方法
用意するもの
ふきんは煮洗いで
— Tomoko@Ateliercafe-fig (@ateliercafefig) February 29, 2020
ずっと真っ白◡̈♥︎#煮洗いで今日が終わる#お疲れ様でした #アリガトウ#食と暮らしのアトリエ#ateliercafefig pic.twitter.com/U49pmFyKpp
簡単な方法できれいになるならば、ぜひ実践してみたくなるものです。用意するものは、大きめの鍋またはタライ、菜箸またはトング、ふきんの3点です。家の中にあるものですぐに用意できるので、いつでも実践できます。
布類はお湯を含むと重たくなるため、多めのふきんを煮沸する場合は、菜箸よりトングを使った方がやりやすいでしょう。殺菌だけでなくふきんの汚れも取りたい時は、洗濯洗剤を入れてください。普段使いの洗剤でOKですが、できれば粉末のものが効果的です。
基本の煮洗い方法
煮洗い済んだびわこ布巾。大好き。5〜6年経ったけれど、何枚もを使いまわしているからかまだお下がりにならない。 pic.twitter.com/qeAd33bHlH
— olivia (@noririe) September 3, 2019
基本の煮洗い方法は、鍋に7~8分目まで水を入れて沸騰させます。煮沸するふきんの量によって、鍋の大きさを調整してください。洗剤を使用する場合は沸騰してから、少し火を弱めて加えます。粉末の場合は、一気に入れると泡が大量に発生して吹きこぼれてしまうので、少しずつ加えるようにしましょう。
次にふきんやタオルなどの洗濯物を入れて、弱火で10分ほど煮ます。煮沸が終わったら取り出して、水でしっかりすすいでください。お湯が冷めるまで待ってから、洗い流しても大丈夫です。後は普通の洗濯物と同様に、天日干しをします。
煮洗いする時のポイント
ずっと使っている布巾や、タオルが臭うようになってきたなぁなんてことありませんか?
— ぁず.🤤テキトーなワーママ (@zubora_tsuma) January 4, 2019
そんな時は
「煮洗い」
こんな感じで鍋で洗剤と一緒にグツグツ煮込むと
あら、不思議!
臭いがすっかりとれますよ〜。お試しあれ🤗
(鍋の横でTwitterやってますw) pic.twitter.com/3VTSUiLTXM
ふきんの汚れも一緒に落としたい場合は、粉石けんを使用すると効果的です。その場合は水1Lに対して、粉石けん小さじ2杯ほどの量を目安にすると良いでしょう。洗剤の泡でふきんが浮きやすくなるため、時々ぐるぐると菜箸などで混ぜると、全体的に汚れが落ちます。また、除菌だからといってグツグツ長時間で煮込む必要はありません。
洗ったふきんは紫外線に当てることでさらに除菌ができるので、天日干しがおすすめです。天気が悪い場合は家干しでも構いません。
重曹を使った煮洗い方法
趣味は重曹を入れて布巾を煮洗いすることです pic.twitter.com/UneXuxCOr9
— あじ (@ajinoriumai) July 30, 2020
粉石けんなどの洗濯用洗剤以外でも、重曹を入れて煮る方法もあります。その場合は水1Lに対して重曹を大さじ2杯ほど入れると良いです。重曹は温めると、油汚れを落とす成分に変化する特徴があります。手垢や皮脂の汚れ、黄ばみなども、ほぼきれいになるでしょう。
ただし、汚れの強いものや長期間に渡って黄ばみのあるものには、効果が弱めです。重曹を入れるのは、汚れて間もない軽い汚れの時に使う方法になります。ついでに使用する鍋までピカピカになるので、おすすめです。
煮洗いにおすすめの商品
粉石けん 無添加シャボン玉スノール
【シャボンちゃん今昔物語⏳】
— シャボンちゃん (@shabonchan_dayo) June 23, 2020
洗濯石けん「粉石けんスノール」の昔の姿、「シャボン玉95」!
よくみると無添加…じゃなくて無添剤。昔は「無添加」っていう言葉はあまり知られていなかったみたいだよ。
スノールの名前は粉雪(スノー)みたいにサラサラで汚れもよく落ち(ル)っていう意味合いだよ☺️ pic.twitter.com/VSJCxHSaxg
香料や蛍光増白剤、酸化防止剤などを使用していない、無添加の洗濯用粉石けんです。石けんの粒子が細かいため、水に溶けやすくダマになりにくいのが特徴です。洗い上がりがふんわりと仕上がるため、柔軟剤も必要ありません。
また、洗濯以外にも掃除に活用することもできて、大変便利です。水に粉石けんを入れて2時間ほど置くと、ゼリー状になります。そのゼリー石けんを使って、油汚れのひどいキッチンまわりや換気扇などを、きれいにすることも可能です。ただし、アルミ製品に使用すると変色する恐れがあるため、気を付けてください。
商品情報
ブランド | シャボン玉石けん |
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成分 | 純石けん分(99%脂肪酸ナトリウム) |
商品の形状 | 粉末 |
原産国 | 日本 |
丸型洗い桶
わたしのお気に入り⑧ 「琺瑯の洗い桶」大量の野菜を洗ったり、直火で茹でたり、お布巾を煮洗いしたり。わたしが買ったときにはこの丸型深型しかなかった気がするけれど、今は楕円型や取手のついたたらいもあるみたい。野田琺瑯製 pic.twitter.com/7R9jzr6kH4
— ıʞɐ ɐʞoıɥsɐ (@ashioka) June 18, 2016
煮洗いに最適なホーロー製の桶です。ホーローはにおいが付きにくく、酸や塩分にも強い素材であるため、長く愛用することができます。料理で使用する鍋と別にしたい場合は、耐熱性のある洗い桶が1つあると便利です。他にも野菜を洗ったり、氷を浮かべて飲み物を冷やしたりと、さまざまなシチュエーションで活用できます。
商品情報
ブランド | 野田琺瑯(ノダホーロー) |
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サイズ | 約W30.5×D30.5×H13cm |
素材 | 鋼(琺瑯) |
容量 | 8L |
重量 | 1200g |
トング
柳宗理のトングを買いました、これでパスタを山みたいに盛れるぞ〜⛰ pic.twitter.com/pmrLlVquIB
— 鯵 (@ajicolor00) November 21, 2019
丸みをおびた使いやすいフォルムのトングです。ふきんやタオルを取り出す時に使えます。先端がゆるやかなカーブになっているため、トングで挟んでも生地を傷めないのがポイントです。
普段使いでは料理を混ぜ合わせたり、サラダやパスタなどを取り分けたりするのに便利です。清潔感のあるステンレス素材であるため、手入れも楽で台所に常備しておくと重宝するでしょう。穴なしタイプと穴あきタイプが揃っています。
商品情報
ブランド | 柳宗理 |
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材質 | 18-8ステンレス |
サイズ | 4.7cm×22.0cm |
重量 | 0.09g |
煮洗いする時の注意点
化学繊維はNG
写真だと少しわかりにくいんだけど、左が過炭酸ナトリウムで煮洗いして一晩つけおきした布巾で右が洗濯しただけのやつ 知らぬまにくすんでたみたい!白さが違うの🦢 pic.twitter.com/sUMebue3Kn
— しもZY🍓夏までに3キロ痩せる (@1114_sj) February 20, 2021
誰にでも簡単にできる煮洗いですが、いくつか注意しておくポイントがあります。布の素材によっては、煮沸に適さないものもあります。化学繊維やシルク、ウール素材のものは、加熱することで生地にダメージを与えてしまうので、避けるようにしてください。
安心して煮沸できるのは、木綿や麻の素材です。マイクロファイバータイプのふきんもありますが、これも煮洗いはやめておいた方が良いでしょう。
煮洗いで使う鍋の種類
布巾真っ白になってるぅ〜✨
— maco (@maco77739042) September 3, 2019
まだ熱いから触らないけどw
この25年物のホーロー鍋は煮洗い専用鍋にした(*´ 艸`) pic.twitter.com/nujY8oz3y0
アルミ製の鍋はアルカリ性の洗剤の影響で、黒ずみや変色する可能性があります。また、アルカリ性の洗浄液に高温の状態でさらしておくと、アルミが溶けて鍋底に穴が開くこともあるそうです。
このような理由から、アルミ鍋は煮洗いには適していないといえるでしょう。ふきんやタオルを煮沸する鍋は、ステンレス製あるいはホーロー製の鍋が適しています。
お湯の量や火力
影狼のオーバードレスを煮洗いしてる最中。
— 鈴香@けもみみすと (@Atelier_Misuzu) October 2, 2016
今回も洗濯用石鹸(おろし金で細かくしたやつ)と酸素系漂白剤ですわ。
あとは火力調整しながらコトコト煮込むだけー(´・ω・`) pic.twitter.com/FnO8kI6OFZ
ふきんやタオルの量にもよりますが、お湯の量は鍋の7~8分目まで入れるのが良いでしょう。多めに入れ過ぎると吹きこぼれてしまう可能性があるため、注意してください。また、火力が強すぎたり煮沸時間が長すぎると、繊維にダメージを与えてしまいます。汚れや黄ばみがひどい場合は、しばらくつけ置きしておくと、さらに洗濯の効果が出ます。
服の煮洗いにも注意
走った後のランニングウェアから、うっすら小学校の雑巾の匂いがしたので、匂いが落ちるという煮洗いをしてみました。ただ鍋で服をグツグツ煮るだけなんですけど、煮たら服、皺だらけで縮みました‥。アカン奴やったか煮洗い。 pic.twitter.com/rwiuNLlO6I
— NOM (@nomrunning) September 9, 2019
煮洗いはふきんやタオル類はもちろんのこと、洋服の除菌や汚れ取りにも活用できます。しばらく着用していなかった洋服やおさがりのベビー服、子供服の除菌などにも、おすすめです。ただし、多少色落ちする可能性もあるため、そのことを考慮して洋服を煮洗いしてください。
プリントや装飾が付いた洋服は剥がれることもあるため、避けた方が良いでしょう。綿素材の白いTシャツや下着などは、安心して煮沸できます。
煮洗いでふきんやタオルを消毒しよう!
布巾を煮洗い(^O^)v
— えだまめこ76 (@nicorin76) September 24, 2017
気持ちいい⤴ pic.twitter.com/GWjl73gFtu
煮洗いの方法について詳しく解説してきました。家にある鍋と菜箸またはトング、洗剤を使って簡単にできる方法です。除菌や汚れ落としの効果は抜群で、ふきんやタオルが見違えるほどきれいになるため、煮洗いそのものが楽しくなります。ただし、煮洗いに向かない生地の素材もあるので、事前にチェックしてから煮沸を行ってください。
また、アルミ鍋は使用しないようにしましょう。毎日使用するふきんやタオルの、汚れや臭い、黄ばみが気になったら、ぜひ煮洗いを実践してみてください。