2019年08月31日公開
2024年09月26日更新
ゴミ袋のサイズ一覧!ゴミ袋の規格って?一般的な45リットルのサイズとは?
ゴミ袋は日常的に使う物ですが、メーカーのものや自治体のものなど様々な種類やサイズがあり、大きさの規格が決められています。一般的なゴミ袋のサイズやどんな種類があるのか、ゴミ袋として以外のおすすめの活用方法を紹介します。
ゴミ袋のサイズ・規格を知って賢く使い分ける
私たちが生活していく上で、ゴミはどうしても出てきてしまうものです。今では有料のゴミ袋を販売している自治体も多く、サイズによって値段が異なるので、用途に合ったものを買わないと損をしてしまうことがあります。ここではゴミ袋の大きさを用途別に解説していきます。
ゴミ袋の容量別サイズ一覧
一般的に販売されているゴミ袋は、大きくはメーカーのものと自治体が販売しているものに分かれており、それぞれ規格によって大きさが決められています。容量によってビニールの厚さが異なり、容量が大きくなるほど厚く、破れにくくなっているものが多いです。一般的なゴミ袋を容量別に紹介します。
10L
10Lは厚さ0.02mm、サイズは400×500mmです。大体コンビニの大きめのサイズのビニール袋ぐらいの容量です。ちょっとしたゴミを入れるのに便利で、こまめにゴミを出したい人におすすめです。
20L
20Lは厚さ0.02~0.03mm、サイズは480~520×600~650mmです。このサイズは三つの規格に分けてゴミ袋を販売している自治体で「小」サイズとして販売されていることもあります。一人暮らしで毎週ゴミを出す場合には、この大きさで十分でしょう。
30L
30Lは厚さ0.03mm、サイズは500×700mmです。こちらを「中」サイズとして販売している自治体が多く、次に述べる45Lと並んで人気の大きさです。
45L
45Lは厚さ0.025~0.03mm、サイズは650×800mmです。大体この大きさであれば、家庭から出るゴミは十分に入るため、一番人気の大きさです。自治体によっては「大」サイズとして販売されています。
70L
70Lは厚さ0.04~0.05mm、サイズは800×900mmです。45Lより25Lも大きいということもあり、かなりゴミが入ります。引っ越しや大掃除などの際、断捨離で日頃は捨てないようなものも含めて、たくさんのものを捨てる時にはまとめて入れることができるので非常に便利です。
90L
90Lは厚さ0.05mm、サイズは900×1000mmです。この大きさになってくると、家庭用で日常的に使うことはまずないと思います。街の清掃を行うときにはこれくらいの大きさがあってもいいかもしれません。
120L
120Lは厚さ0.05mm、サイズは1100×1200mmです。市販のゴミ袋の規格としては一番大きいサイズになります。かなり分厚く頑丈で、滅多なことでは破れません。飲食店など、毎日大量のゴミが出る場合や、何かのイベントの際の臨時のゴミ袋としてはこのサイズが良いかもしれません。
キッチン用小
キッチン用のゴミ袋では大きく分けて2つの種類があります。小さい方は厚さ0.02mm、サイズ20~25×27~38mmです。料理をする際に出る生ゴミを入れるために袋を置いている場合は、このサイズが邪魔にならずちょうど良いでしょう。小さいので毎日生ゴミを捨てるには重宝します。
キッチン用大
キッチン用の大きい方の袋は厚さ0.02~0.025mm、サイズ30~32×38~40mmです。少し大きいので、毎日ではなく2日に1回でも入るでしょう。ただし、夏場は長く置いていると臭いの元になってしまうためこの大きさの袋を使っていてもこまめに捨てる方が良いでしょう。
ゴミ袋のサイズ・種類別おすすめの使い道
ゴミ袋には規格で決められた様々なサイズがあり、用途に合わせて使い分けができます。ただゴミを入れるだけでなく、日常の別のシーンや、災害時にも活用できるので、非常に便利です。サイズや種類別に、ゴミ袋として以外のおすすめの使い道を紹介します。
大きいサイズ
大きいサイズのゴミ袋には、多くのものを入れることもできますし、一番大きいものなら自転車にかぶせることもできるなど、他の袋に入りきらない大きさのものを入れることができます。そうした特徴を生かして、ゴミを入れる以外の使い道ができます。
災害時の防寒着
災害時に困ることの一つといえば暑さや寒さへの対策です。冬場で停電などがおこれば寒さへの対策が必要になります。そんなとき、大きいゴミ袋があればその中に入って温まることができます。
近年は一年を通して自然災害が多いので、いざという時には常に家にあるゴミ袋は非常に便利です。ゴミ袋の種類によっては保温性が高く、緊急時に暖をとれる強い味方になるのです。
換気扇の付け置き洗い
テレビでもよく紹介される換気扇を袋に入れて付け置き洗いする方法には、大きいサイズのゴミ袋が最適です。換気扇の掃除は非常に面倒ですが、袋の中に洗剤を溶かした水を入れ、その中に換気扇を付けておくことで手間なく掃除することができます。汚れた袋は小さく丸めて捨てることもできるので、掃除後の処理も簡単です。
中型サイズ
一般的に家庭でも使われることの多いのが中型のゴミ袋ですが、こちらも別の用途への使用ができます。中型サイズは他の用途にも応用させやすいサイズなのでおすすめの使い道も様々です。
エコバック
中型サイズのゴミ袋ならば、買い物の際にエコバッグとして活用することができます。大きさもスーパーのビニール袋と同じくらいの大きさで、素材もある程度の重さに耐えられる強度があります。
埃よけや雨よけ
扇風機などの使う時期が限られているものをしまう際、ゴミ袋をかぶせるかゴミ袋に入れてしまうことで、埃よけとして使うことができます。扇風機であれば羽根の部分にかぶせておくといった方法です。その他にも、自転車のサドルやかごにかぶせておくことで、雨よけとして活用できるので、おすすめの使い方です。
小さいサイズ
小さいサイズのゴミ袋であれば、日頃のちょっとした様々なシーンで活用できます。おすすめの使い道を紹介します。
料理の下準備
小さいサイズの袋であれば、料理の下準備で使うことができます。例えばお肉に味を染み込ませるために合わせ調味料を入れて漬けることができますし、揚げ物の粉を袋に入れて袋の中でまぶすこともできます。使った後にはそのまま捨てられるので洗い物が少なくできます。
掃除の際の手袋
お風呂の排水溝やトイレなど、素手では掃除したくない場所を掃除する際、小さな袋を手袋がわりに使うことができます。手袋としてゴミ袋をつけることで手の汚れを気にせず掃除できますし、掃除した後には捨てることができるので、使い捨ての手袋として非常に便利です。
ゴミ袋のサイズダウンと資源活用の効果
ゴミ袋は大きいサイズの方が多くのものを一つにまとめて入れることができるので使いやすいですが、一方で値段は少し高くなります。日頃から使うものだからこそ、節約したいですよね。さらに、ゴミを分別することで資源活用に貢献できます。最後に、ゴミ袋のサイズダウンと資源活用の効果について紹介します。
有料ゴミ袋はサイズダウンで節約
ゴミ袋はメーカーのものや自治体のもので値段は違いますが、それぞれサイズによって値段が異なります。しかし、どちらも大きいものほど値段も高く、入っているゴミ袋の数も少なくなっているため、日頃から使うにはコストがかかってしまいます。
家庭で使うのであれば、まずはゴミを出すサイクルとどのくらいの量のゴミがでているのかを確認しましょう。大きいサイズのゴミ袋を買うよりも、ゴミの量に合わせた大きさのゴミ袋を買うことで節約できます。
リサイクル資源を分別でゴミを削減
ひと言でゴミといっても、生ゴミやプラスチック、ビン、カンなど細かく分類されています。こうしたゴミの中にはしっかりと分別することでリサイクル資源となるものもたくさんあります。
自治体によって分別が厳しいところとそうでもないところがありますが、燃えるゴミと燃えないゴミ、というようなおおざっぱな分け方ではなく、リサイクルできるものはしっかりと分別して、ゴミの削減と資源活用に貢献しましょう。
ゴミは出来るだけ小さくして一袋にする
ゴミは毎日でてしまうものですが、ゴミ袋に入れる際にできるだけ小さく入れることで、同じサイズのゴミ袋でも入れられる量が大きく変わります。ゴミの一つひとつのサイズが小さければ、その分多くのゴミを入れることが出来ます。
スナック菓子の袋をそのまま捨てずに小さく折ったり、包装紙をたたんだりすることでかなり小さくなるので、1つの袋で多くの量をまとめられるよう日頃から実践してみましょう。
ゴミ袋はサイズごとに有効活用しよう!
ゴミは日頃から出てしまうものであり、ゴミ袋も日常的に必要です。ゴミ袋には様々なサイズや種類があり、用途によって使い分けができ、ゴミ袋として以外の活用方法もあるため、実は非常に便利なものなのです。自分の生活にあったサイズのゴミ袋を買うことで節約にもなります。ゴミ袋の規格や種類を知り、用途に合わせて有効活用しましょう。