2019年04月16日公開
2024年09月12日更新
世界三大スープが4つな理由とは?味噌汁は?スープの特徴とレシピを解説
世界三大スープって何か知っていますか?「世界三大珍味」や「世界三大美女」などはよく知られていますが、世界三大スープになるとあまり知られておらず、そもそも三大スープ自体がちゃんと定まっていないという説もあるのだそうです。そこで今回は世界三大スープに焦点を当て、世界三大スープが4つな理由とは?味噌汁は?スープの特徴とレシピを一挙解説しています。各国の美味しいスープと言えばトムヤムクンやブイヤーベース、ボルシチやフカヒレスープなど種類多くありますが、世界三大スープ候補に属しているのか見てみましょう。
目次
世界三大スープが4つ?その理由が知りたい!
世の中には「世界三大」と言われるものが多くありますが、その中でも今回紹介する「世界三大スープ」を全て言える人は少ないようです。世界三大スープは長い年月をかけて培われた味とご当地の人々のソウルフードとして定着し、そのどれもが世界中で愛されるスープ料理であるからこそ、なかなか明確に答えるのが難しいようです。
そのため、どの国もスープにはこだわりがあるので3つに絞るのが難しく、いまだにどれが世界三大スープと呼ばれるのかはっきりと絞り切れていないようで、その理由から4大スープとして紹介されることがあります。
世界3大スープ選考者の意見の食い違いが生じ、時には候補が5つも6つも挙げられることもあり、それほど甲乙がつけがたく、いまだにまとまった意見を覆すような他のスープを主張する人もいるそうです。
そんな中から今回は世界三大スープをテーマとして世界三大スープが4つな理由とは?味噌汁は?スープの特徴とレシピを解説します。世界三大スープとして選考の多かった国のスープをみていきましょう。
世界三大スープの特徴とレシピ【トムヤムクン】
世界三大スープの選考にも入ったトムヤムクンは、タイの郷土料理です。濃いオレンジ色をしています。どんな味がするのか気になります。トムヤムクンの特徴や種類、魅力やレシピについて詳しく紹介しています。
トムヤムクンの特徴
トムヤムクンは、南国の暑気を払うために編み出されたタイの辛いスープです。唐辛子の辛さとハーブの酸味、魚醤で知られるナンプラーやスープの旨みが絡み合った美味しさは世界でも人気があります。日本人にはあまり馴染みのないクセのある味なので好き嫌いが分かれますが、近年のエスニック料理ブームで女性の間でも徐々に浸透していきました。
トムヤムクンのトムは煮る、ヤムは混ぜる、クンはエビを示し、日本ではエビの酸っぱくて辛いスープとして紹介されています。
トムヤムクンの種類
本場のトムヤムクンでは「トムヤムクンナームコン」と「トムヤムクンナームサーイ」の2種類があります。ナームコンとはタイ語で濃い水のことで、ナームサーイは澄んだ水のことを差しています。
日本にあるタイ料理ではトムヤムクンと言えば1種類だけなので迷うことはないですが、本場のタイではナームコンとナームサーイに分かれているので、オーダーの際に「トムヤムクン」とだけ言うとスタッフが困ってしまうそうです。
ナームコンは牛乳やココナッツミルク、ナムプリック・パオなどが使われているのでスープの色が濃く、ややこってりとした味わいになります。一方のナームサーイでは先述のような材料は使わないのでスープが透き通ってややあっさりした風味になります。
トムヤムクンの魅力
トムヤムクンの魅力は、具材の出汁がしっかりでたスープに酸味と辛味でバランスをとった独特の味付けが、世界中に多くのファンを魅了しています。世界三大スープに入るかどうかは議論の分かれるところですが、これから紹介するスープの中では最も口するスープではないかと言われています。
トムヤムクンの基本的なレシピは、鶏ガラスープにレモングラスなどのハーブ類、ナムプリック・パオというタイのチリソースのような調味料、ココナッツミルク等を加えたスープでエビを煮込んで作ります。最後にパクチーをトッピングすれば、暑い夏に飲み干したくなるような、酸味と辛味が絶妙にマッチしたスープが完成します。
トムヤムクンのレシピ
- えび(殻付き)中8尾
- 豚ロース薄切り肉250g
- 赤パプリカ1個
- キャベツ1/4個
- しめじ1株
- パクチー1束
- 厚揚げ1枚
- 乾燥春雨50g
- ナンプラー大さじ2
- レモン汁大さじ2
- 「A」水800ml
- 「A」ココナッツミルク1カップ
- 「A」市販のトムヤムクンペースト大さじ3
- 「A」市販のチリインオイル大さじ1
- 「A」砂糖小さじ2
- えびは背中に切り込みを入れて背ワタを取って洗います。豚肉、パプリカ、キャベツは食べやすい大きさにカットし、しめじは石突きを落としてほぐしておきます。パクチーはざく切りにし、厚揚げは熱湯をかけて油抜きしてから食べやすい大きさにカットします。春雨は40秒ほど茹でて食べやすい長さにカットします。
- 鍋に「A」を入れて火にかけ、パクチー以外の1の具材を入れて火に通します。
- ナンプラーとレモン汁を加えて味を調え、食べる直前にパクチーをトッピングすれば完成です。
タイのスープをアレンジした鍋で4人分のレシピになります。トムヤムクンペーストを使用することで本格的な味わいになります。辛さと酸味のある鍋にココナッツミルクを加えてまろやかな味に仕上がっています。トムヤムクンペーストやチリインオイルは輸入食材店や大手通販サイトでも購入できます。
世界三大スープの特徴とレシピ【ブイヤーベース】
次は世界三大スープに選考のあったブイヤーベースです。ブイヤーベースはフランスの郷土料理で、色は赤から黄色をしており、数種類の海鮮の旨みがぎゅっと濃縮された濃厚な味です。それではブイヤーベースの特徴や憲章、その魅力やレシピについて紹介します。
ブイヤーベースの特徴
ブイヤーベースとは、南フランスで愛された伝統的なシーフード料理で、特にマルセイユ地方では盛んに食べられています。元来は漁師料理で、漁から戻って市場で売り物にならない魚介類を使って家庭料理として食べました。おしゃれな感じのする料理なのに、そのルーツは海の男の料理だったことが分かります。
そんなブイヤーベースの始まりでしたが、新鮮な海鮮たっぷりのスープは観光客の目に留まるなどして、やがて名物料理として世界に知られるようになりました。
ブイヤーベース憲章とは?
現在ではマルセイユ市が定めた「ブイヤーベース憲章」というものが存在します。ブイヤーベースの具材や種類、作り方などを取り決めるために1980年に制定されました。例えば「カサゴ、足長ガニ、ホウボウ、アンコウ、西洋アナゴ、オコゼ」などの魚介類の中から4種類が入っていなくてはいけないそうです。
他にもオプションで加えていいものや、入れてはいけないものまで決められています。このこだわりこそが「世界三大スープ」の有力候補と言われる所以です。
魅力
ブイヤーベースは数種類の魚介類からでる出汁にサフランをはじめとするハーブで香りづけし、数種類の魚介類をトマトベースで煮込んだスープは濃厚で海の恵みを感じさせる深い味わいを持っています。皿に盛り付けたブイヤーベースに好みでアイオリソース(ニンニクとマヨネーズ入りソース)を添えていただきます。
レシピ
- 有頭エビ8匹
- 旬の魚介類いろいろ
- 玉ねぎ1/2個
- セロリ1本
- ニンニク1片
- 水800cc
- サフランひとつまみ
- 白ワイン150cc
- トマト缶・1缶
- 塩・こしょう各適量
- バター15g
- オリーブオイル適量
- 醤油ひとまわり分
- タイム2束
- ローリエ1枚
- ブーケガルニ1袋(あれば)
- パセリやタイム盛り付け用に
- 玉ねぎ、ニンニク、セロリはみじん切りにします。貝類は砂抜きし、有頭エビは背ワタを取っておきます。
- ボウルを用意し、水を張ったらサフランを加えます。
- 鍋にオリーブオイルを入れて火にかけたら、ニンニクを炒め、香りがしてきたら玉ねぎをセロリも加え、あめ色になるまで炒めます。
- 3に2のサフラン水を加え、トマト缶、白ワイン、コンソメ、貝類を除いた数種類の魚介類を入れ、タイムとローリエ、ブーケガルニを加えて沸騰させます。
- 煮立ってきたらアクを取り、味を調えるためにバターや塩・こしょう、醤油をまわし入れます。
- 弱火で15分ほど煮た後に貝類を加え、さらに15分ほど煮込んだら完成です。皿に盛り付けたら仕上げにパセリをトッピングします。
隠し味に醤油をまわしかけた、簡単なのに本格的なブイヤーベース4人分のレシピです。ブーケガルニがなくても、パセリの茎やセロリの葉などで代用できます。好みでニンニクのみじん切りとマヨネーズを和えたアイオリソースを添えて賞味下さい。家庭で作るブイヤーベースの魚介類は旬のものを気兼ねなく使いましょう。
世界三大スープの特徴とレシピ【フカヒレスープ】
次の世界三大スープの選考に入ったのはフカヒレスープです。フカヒレスープは中国を代表とした料理です。風味はとろみのある鶏ガラスープで、艶感のある見た目から食欲がそそります。そんなフカヒレスープの特徴や魅力、レシピに至るまで紹介します。
フカヒレスープの特徴
食感を楽しむスープでは、右に出るものはいないと言われるのがフカヒレスープです。高級食材であるフカヒレと鶏ガラスープをじっくり煮込んだ中国を代表するスープです。フカヒレとは鮫のヒレの乾物で、これをスープにすることによってゼラチンのような食感に変化します。とろみのあるのど越しとフカヒレ独特の食感が楽しめるスープです。
日本産のフカヒレが人気
フカヒレスープは中国の名物料理ですが、実は産地としては圧倒的に日本産のフカヒレが多いです。日本は数えるほどしかないフカヒレの生産国で、特に気仙沼産のフカヒレは有名で高級品食材です。
今でこそフカヒレの漁獲高は他国に1位の座を渡していますが、フカヒレを最高の状態に仕上げる加工技術においては日本が世界一と言われています。こうした背景から、日本人もフカヒレスープを好んで食べます。
フカヒレスープの魅力
とろみと塩味と旨みが魅力のフカヒレスープですが、実はフカヒレ自体には味がありません。フカヒレは味ではなく軟骨魚に特有の柔らかな食感を楽しむもので、調理をする際には乾燥したフカヒレをネギやショウガと共に茹でて、さらに蒸したうえで皮を剥き、水にさらします。
丁寧に下処理をした後に煮込むと、フカヒレの臭みが取れて美味しく食べられるようになります。私たちがフカヒレの味だと思っていたものは、フカヒレに染み込んだスープの味だったことになります。
レシピ
- フカヒレの缶詰・80g1缶
- えのきだけ30g
- 鶏ガラスープ3カップ
- 「A」塩・こしょう各少々
- 「A」濃い口しょうゆ小さじ1
- 「A」酒小さじ2
- 水溶き片栗粉適量
- 卵1個
- 青ネギ(小口切り)1本
- 黒酢適量
- えのきたけは石突きを取って半分にカットし、青ネギは斜め半分にカットします。
- 鍋に鶏ガラスープを温めて、フカヒレを入れてしばらく煮ます。「A」で味を調えて1のえのきたけを加えます。
- 水溶き片栗粉でとろみをつけて、溶きほぐした卵を加えます。
- 器に注いで青ネギを散らし、黒酢を添えたら出来上がりです。
フカヒレの缶詰が手に入ったらぜひ作ってほしい、フカヒレのスープ4人分のレシピです。フカヒレの繊維は軟骨で、コラーゲンやコンドロイチンに富み、まさに若さを保つ素材といえます。ぜひ家庭でも手軽にフカヒレスープにチャレンジして下さい。
世界三大スープの特徴とレシピ【ボルシチ】
こちらも世界三大スープの選考に甲乙つけがたく残ったのはロシアの名物料理であるボルシチです。色はやや赤がかったスープで、野菜をふんだんに使った甘みのあるスープになります。そんなボルシチの特徴や魅力、レシピなどを紹介します。
特徴
ボルシチはもともとはウクライナの郷土料理です。ボルシチという言葉もウクライナ語で「草や薬草の煮汁」を意味するものでした。昔はウクライナもソ連の一部だったので、今ではウクライナに限らず、ロシア全土でボルシチが食べられています。そして自然にボルシチはロシア料理という認識で広まりました。
起源はローマ?
ボルシチは玉ねぎやにんじん、キャベツやビーツ(赤カブのようなもの)、牛肉を煮込んだ伝統的なスープです。ビーツの真っ赤な根の部分にはビタミンCがたっぷりと含まれています。現在ではウクライナの伝統料理として知られていますが、その起源は古代ローマにあると言われています。
ローマでは「甘みは疲労回復によい」という考えが一般的に広まりました。農業と兵役を兼業でやっていた古代ローマの民にとって、ほのかな甘みを持ったボルシチは疲労回復のために欠かせない料理となりました。
ボルシチの魅力
日本人にとってあまり馴染みのないボルシチですが、一度食べると包み込まれるような優しい味が忘れられなくなります。寒い冬を乗り越えるための知恵から生まれたスープです。皿に盛り付けたボルシチに好みでサワークリームを添えるとアクセントになってさらに美味しくなるのでおすすめです。
レシピ
- 牛切落し肉300g
- じゃがいも1個
- にんじん1本
- キャベツ1/8個
- 玉ねぎ1個
- にんにく1かけ
- ビーツ(缶詰)230g
- ビーツの缶汁1/2カップ
- ホールトマト(缶詰・カットタイプ)1/2缶200g
- バター20g
- オリーブ油大さじ1
- 水31/2カップ
- 固形スープの素3個
- ローリエ1枚
- 塩適量
- 黒こしょう少々
- サワークリーム適量
- パセリのみじん切り適量
- じゃがいも、にんじんは皮をむいて食べやすくカットます。キャベツと玉ねぎは3cm四方くらいにカットして、にんにくは香りがでるようにつぶしておきます。ビーツは大きいものは食べやすくカットしておきます。
- 鍋にバターとオリーブ油を入れて中火に熱し、牛肉を炒めます。肉の色が変わったらにんにく、じゃがいも、にんじん、玉ねぎ、キャベツを加えて全体に油がなじむまで炒めます。
- 水、ホールトマト、ビーツ、ビーツの缶汁、固形スープの素、ローリエ、塩小さじ1を加えます。沸騰したところで蓋をして弱火にし、30分煮込みます。塩少々と黒こしょうで味を調えて器に盛り、パセリを散らしてサワークリームをトッピングしたら出来上がりです。
ロシア定番のボルシチの4人分のレシピです。寒い国の煮込み料理で温まりましょう。ビーツを入れると、スープが美しい深紅色になり華やかな一品です。サワークリームをトッピングするとより本格的で味の変化が楽しめます。ビーツの缶詰は大手スーパーや輸入食材店、大手通販サイトなどで購入できます。
世界三大スープに味噌汁は入らない?
世界三大スープに味噌汁が入っているのか日本人なら気になるところですが、残念ながら味噌汁は世界三大スープには入っていません。しかし、世界中から見ても日本の味噌汁も捨てがたく、人気があります。
味噌は発酵食品
味噌汁は言わずと知れた発酵食品です。大豆を発酵させてできた味噌をメインにカツオや昆布でとった出汁を混ぜるのが日本のスープです。具材は、豆腐やわかめ、油揚げやねぎがメジャーで、家庭によってさまざまなのが特徴です。
味噌汁の効果
出典: https://asajo.jp
味噌汁の主な効果は、大豆を発酵させることでアミノ酸やビタミン類が大量に生成され、昔からの言い伝えでは「味噌医者知らず」という言葉があるように、生活習慣病の防ぐと言われています。世界三大スープに負けないくらいの美味しいミソスープです。
世界で人気のミソスープ
出典: https://mdpr.jp
オーストラリア出身のスーパーモデルのミランダ・カーさんが食品メーカー「マルコメ」のCM出演で来日した際、日本の文化、食、伝統、ファッションなど多くの「日本愛」を語ってくれました。その際に自身が故郷に帰った際に口にしてホッとするものはと聞かれたミランダは「ミソスープ」と即答したそうです。
そんな反響もあってか、ミソスープの認知度が外国でさらに上がり、世界三大スープの選考になる日もそう遠い話ではないかもしれません。
世界三大スープ以外のご当地スープ
ここからは、世界三大スープ以外にもご当地スープとしておすすめのスープを紹介します。どのスープも世界三大スープに匹敵するくらいポピュラーなスープです。世界三大スープ選考の方が悩むのも無理がないくらいに、どれも美味しいスープです。
ガスパチョ
世界三大スープ以外でこちらも捨てがたいスペインの代表料理ガスパチョです。ガスパチョはスペインとポルトガル料理の冷製スープです。暑さの厳しい地方や夏に好まれます。トマトやピーマンなどの野菜とパンをすりつぶし、ブイヨンを加えオリーブオイルなどで味を調えたものです。簡単で家庭でもよく作られます。
サムゲタン
世界三大スープ以外におすすめご当地スープは韓国の名物料理サムゲタンです。鶏肉と高麗人参、鹿茸、ファンギなどの漢方ともち米、くるみ、松の実、ニンニクなどを入れて煮込んだ料理です。鶏肉は丸鶏をまるごと入れているので、インパクトがあります。風邪や病み上がりにも良い薬膳料理なので体にやさしいです。
ミネストローネ
世界三大スープ以外のご当地スープでは、イタリア家庭料理ミネストローネも人気があります。トマトで煮込んでさらっとした口当たりの野菜スープです。基本の材料はトマトやにんにく、玉ねぎにオリーブオイル、ブイヨンになりますが、家庭ごとに具材はさまざまで短く折ったパスタや米を入れることもあるそうです。
クラムチャウダー
世界三大スープ以外のご当地スープ、最後はアメリカの家庭料理であるクラムチャウダーです。とろりとしてクリーミーな味わいのクラムチャウダーの起源はかつてアメリカのボストン近くに漂流したフランス人がもたらしたレシピが起源と言われています。
日本ではあさりを入れたものが一般的ですが、本場のクラムチャウダーは「ホンピノスガイ」という貝を使用しています。日本で有名な牛乳ベースの白いクラムチャウダーは厳密には「ボストン・クラムチャウダー」と言い、トマトベースにした赤いチャウダーは「マンハッタン・クラムチャウダー」と呼ばれています。
世界三大スープは3つに絞れない!
今回は、世界三大スープが4つの理由とは?味噌汁は?スープの特徴とレシピを解説してきました。世界三大スープは選考者の間でも各国の美味しいスープの種類が多くてなかなか3つに絞れなかったことが分かりました。
それぞれの国のご当地スープは魅力に溢れ、日本の味噌汁も今後より認知度が高まり、空前のブームが到来する日もあるかもしれません。皆さんも今回紹介した世界三大スープで選考した各国のスープやレシピを参考に作ってみてはいかがでしょうか?