ガスコンロの油・こげつき汚れを段階別に掃除!セスキ・重曹や裏技も!

ガスコンロの汚れは、頑固で掃除で落とすのがかなり厄介なものです。しかし、いろいろなアイテムや洗剤を活用することで、ガスコンロの頑固な汚れもきれいにすることが出来るかもしれません。今回の記事では、重曹やセスキ炭酸ソーダ、アルカリ電解水など様々な種類の洗剤を使用してガスコンロの油やこげつきなどを落とす裏技を紹介していきます。頑固な汚れでも1時間ほど置いておくことできれいにすることが出来ますので、ガスコンロのお掃除に是非チャレンジしてみて下さい。

ガスコンロの油・こげつき汚れを段階別に掃除!セスキ・重曹や裏技も!のイメージ

目次

  1. 1ガスコンロの汚れの掃除テクニックを大紹介!
  2. 2ガスコンロの五徳の汚れを重曹できれいにする方法
  3. 3ガスコンロの油汚れがひどいときは?
  4. 4ガスコンロの五徳以外の汚れを掃除する方法
  5. 5ガスコンロの汚れを落とすプロの裏技とは?
  6. 6ガスコンロの汚れを落として気分もスッキリ!

ガスコンロの汚れの掃除テクニックを大紹介!

普段掃除しない場所の掃除は厄介なものですが、そんな中でも、掃除が厄介で時間がかかるイメージがある場所といえばガスコンロではないでしょうか。ガスコンロは毎日使用するものですし、こげつきや油汚れが付いたりして掃除をしようとしてもなかなかきれいに落とせないということも多いかと思います。

今回の記事では、そんなガスコンロのこげつきなどの汚れを落とす、裏技などについて紹介していきます。アルカリやセスキなどの種類の洗剤を上手に使ってガスコンロのこげつきなどを綺麗に落としましょう!

汚れの種類は3つ

ガスコンロの汚れは、同じように見えても3種類のものがあります。ガスコンロの汚れの種類には「油汚れ」、「こげつき」、そして「食材のこびりつき」があり、付いてすぐにならすぐ落ちる場合も多いのですが、時間がたってしまうとどの種類の汚れもこびりついてしまい、なかなか落とすのが難しくなってきます。きれいにこげつきなどを落とすポイントを種類ごとに今回の記事で紹介していきますので、是非チェックしてみてください。

掃除するところは4箇所

ガスコンロは、天板は目につくので掃除するという方も多いかもしれませんが、実はガスコンロの掃除するところは4か所あります。「五徳」、「バーナー」、「天板」、「排気カバー」の4つとなっており、意外と掃除する箇所は多くなっています。しかし、これらガスコンロのすべてをちょくちょく掃除する必要もなく、月1回の掃除で良い箇所も多いので安心してください。

ガスコンロのどこから掃除する?

疑問に思う女性

ガスコンロは4つの掃除する箇所があるという事を紹介しましたが、一体どこから掃除を始めるのが良いのでしょうか?基本的には、ガスコンロは汚れている順に掃除をしていくのがきれいにするコツなのだそうです。火の周りのこげつきなどの汚れが一番ひどいので、五徳、バーナー、天板、排気カバーの順番で掃除していくのが良いかと思います。ガスコンロの汚れの酷さに応じて、順番を前後しても良いです。

ガスコンロの五徳の汚れを重曹できれいにする方法

では、早速ガスコンロのこげつきなどの詳しい掃除の方法を見ていきましょう。最初は、ガスコンロで一番厄介で時間がかかる汚れと思われる五徳の汚れの掃除方法から紹介していきます。ガスコンロの周りでも油汚れがこびりつきやすい箇所ですが、重曹を活用してきれいにしていきましょう!

おすすめの掃除頻度とは?

疑問に思う画像

汚れやすいガスコンロの五徳の掃除頻度は、「週一度」くらいが良いとされています。ガスコンロの火から近く、こげつきなどで汚れやすい五徳はほかの箇所よりも短い間隔で掃除していくのがおすすめです。汚れが付いてしまった後、時間が空いてしまうとだんだん落ちにくくなってしまいますので定期的にお掃除していきましょう。

【よごれ弱】軽い油汚れ

まずは、ガスコンロの五徳の軽い種類の油汚れやこげつきを落とす方法をチェックしてみましょう。調理の際にこぼしてしまったといった種類の汚れなどを落としたい場合などにおすすめです。用意するものは、重曹、スプレーボトル、そして布です。まずはぬるま湯100mlに、重曹小さじ1杯を入れてスプレーボトルに入れましょう。重曹は水では溶けませんので、ぬるま湯で溶かします。

続いて五徳を外したら、油汚れの気になるところに重曹水をスプレーしましょう。重曹水をかけていくだけで汚れが浮き出してきますので、濡れた布などで拭き取ることできれいに油汚れを落とすことが出来ます。

【よごれ中】こげつき汚れ

続いて紹介するのは、しつこいこげつきなどの種類の汚れです。こげつきなどの種類の汚れが付いてしまうと上記の方法では落とすのが少し難しくなってしまうので、熱の力を使用してこげつきなどの種類の汚れをきれいに落としていきましょう。まず用意するものは重曹、バケツ、そして歯ブラシです。まず、バケツに60℃くらいのお湯を溜めます。量は、五徳が漬かるくらいの量で大丈夫です。

五徳を外してバケツなどに入れたら、お湯1L当たり大さじ1の重曹を入れていきます。重曹はそれだけでも効果があるのですが、熱が加わるとより効果を発揮します。油自体もお湯につけることで、頑固な種類の汚れも落ちやすくなりますので、お湯につけておくのはかなり効果的といえます。この状態で、まずは1時間放置しましょう。1時間ほど放置した後、歯ブラシでこげつきを落としていけば完了です

【よごれ強】汚れは何層にも重なっている

続いては、がんこな種類の汚れの落とし方について見ていきましょう。何層にもこびりついてしまった種類の汚れも、重曹、そして熱の力を利用して落としていきましょう。用意するものは、重曹が使える鍋、重曹、そして歯ブラシです。まずは、お鍋に水と水100ml当たり小さじ1の重曹を入れて、お湯を沸かしましょう。五徳が入る大きさのお鍋を使用します。

沸騰した鍋に五徳を入れたら、そのまま10分くらい煮ていきましょう。10分ほど煮たら、火を消してある程度冷めるまで、そのまま放置しておきましょう。触れるくらいの熱さになったら、歯ブラシを使用して落ち切っていない分の汚れを落としていきます。汚れがひどいと落とすのに時間がかかりそうですが、時間は短めですむのも嬉しい点です。

ガスコンロの油汚れがひどいときは?

ひどい油汚れにはセスキ炭酸ソーダ

上記では重曹を使用してガスコンロのごとくの汚れを落とす方法を紹介してきましたが、ガスコンロのひどい種類の油汚れを落としたい時にはセスキ炭酸ソーダを使用するのがおすすめです。セスキ炭酸ソーダとは、重曹と炭酸ナトリウムから作られているアルカリ材となっています。環境への負担が少なく、ナチュラルクリーニングの素材として最近よく使用されています。

セスキ炭酸ソーダでスプレーをつくる

それでは、ひどい油汚れを落とすときにも大活躍の、セスキ炭酸ソーダでスプレーを作る方法をチェックしてみましょう。作り方は簡単で、300mlの水と小さじ1ほどのセスキ炭酸ソーダを混ぜるだけです。セスキ炭酸ソーダはすぐ溶けますので、スプレーを振ればさっと溶けてくれます。

スプレーをコンロに吹きかけ湿布する

先ほど作ったセスキ炭酸ソーダは、ガスコンロにスプレーして掃除しましょう。軽い汚れでしたらこれでも十分効果があるのですが、酷い状態の時には、キッチンペーパーなどを上から張り付けてシップのようにしましょう。その上からさらにセスキ炭酸ソーダをスプレーしましょう。

1時間後にはコンロがピカピカ!

キッチンペーパーなどでガスコンロにセスキ炭酸ソーダの湿布をしたら、1時間ほどそのまま放置しましょう。1時間ほど経過したら、キッチンペーパーをはがして拭き上げを行います。セスキ炭酸ソーダを1時間浸けたような状態となったコンロは、驚くようなピカピカの状態となるはずです。セスキ炭酸ソーダは先ほど紹介した通り地球環境にも負荷をかけず、安全性も高いので入浴剤や、洗濯などにも使用されています。

ガスコンロの五徳以外の汚れを掃除する方法

それでは、続いてガスコンロのごとく以外の汚れをきれいに落とす方法をチェックしていきましょう。先ほど紹介した通り、ガスコンロは4つの掃除する箇所があり、頑固な五徳の他にもバーナーなど、紹介したい掃除する箇所はまだあります。他の汚れについても、落とし方をチェックして綺麗なガスコンロにしていきましょう。

バーナー

まずは、バーナーの掃除方法から紹介していきます。バーナーはあまり掃除する機械が無いかもしれませんが、汚れで目詰まりしてしまうと不完全燃焼を起こす可能性もあり、危険です。月に1度くらいは掃除することをおすすめします。バーナーは、布、中性洗剤、そして竹串を活用して掃除をしていきます。バーナーは全体的に柔らかい布で拭いて汚れを取り、落ちない場合には中性洗剤を付けて汚れを落とすようにしましょう。

続いては、バーナーの穴に竹串を入れて、汚れをかき出していきます。バーナーのお掃除はこれで完了です。不完全燃焼を起こさせないためにも定期的にお掃除していきましょう。

天板

続いては、天板の掃除方法を見ていきましょう。天板は食品汚れなどで汚れている可能性が高く、こちらも月1くらいのペースでのお掃除がおすすめです。天板は中性洗剤や、クリームクレンザーなどを活用して柔らかい布で落としていきます。ホーローの天板は丈夫なので大丈夫かと思いますが、ガラストップなどではクリームクレンザーを常用すると光沢が落ちてしまうこともあるそうなので注意しましょう。

排気カバー

続いては、排気カバーの掃除方法を見ていきましょう。排気カバーは、焦げ付きが付きやすい部分となっています。準備するものは、軍手、中性洗剤、スポンジ、ウェットシート、割りばし、そして輪ゴムです。まずはきちんとガス栓を閉じ、手袋をしましょう。排気カバーはすぐ外せますので、外して中性洗剤で洗います。続いて、割りばしにウェットシートを巻き付け、輪ゴムで止めたら排気口を掃除していきましょう。

中の汚れが取れたら、乾燥したのを確認して排気カバーを元に戻しましょう。あまり掃除をしないと、火事の危険性もあるそうですので定期的なお掃除をおすすめします。

ガスコンロの汚れを落とすプロの裏技とは?

アルカリ電解水でコンロがピカピカに

それでは、続いてはガスコンロの汚れを落とす、アルカリ電解水を活用したプロの裏技について紹介していきます。アルカリ電解水は飲用と掃除用のアルカリ電解水とがあるのですが、掃除用のアルカリ電解水は食塩水の電気分解した際に陰極側から生成されるようです。それでは、そんなアルカリ電解水を使用したコンロをピカピカにするプロの裏技をチェックしてみましょう。

アルカリ電解水で五徳を掃除する方法


まずは、アルカリ電解水を使用して五徳を掃除するプロの裏技を紹介していきます。先ほど紹介した通り、五徳の汚れは頑固なものです。なかなか落ちにくい汚れとなっていますが、アルカリ電解水を使用することでそれほど時間もかからず、きれいに落とすことが出来ますので是非アルカリ電解水という裏技も試してみてください。アルカリ電解水を使用して五徳を掃除する裏技も、とても簡単なものとなっています。

まずは、キッチンペーパーとアルカリ電解水を準備しましょう。アルカリ電解水は100均でも発売されており、気軽に購入して裏技を試すことが出来るのも嬉しいポイントです。高い洗剤をわざわざ買うのはちょっと、という方もぜひ試してみて下さい。キッチンペーパーを汚れが気になる五徳の上に置いたら、先ほど紹介した湿布をするような要領でキッチンペーパーをアルカリ電解水で濡らしていきます。

この湿布を、1時間くらい乗せたままにしておくことで五徳の汚れを浮かせることが出来ます。汚れや油は1時間ほど置き、浮き上がらせると力を入れなくても簡単に落とすことが出来ます。力を入れて掃除をするのが苦手だという方にもおすすめです。また、大きめのバケツにアルカリ電解水を入れて、浸け置きをするという方法でもきれいに落とすことが出来ます。アルカリ電解水の量は多く使用することになりますが、むらなく汚れを落とせます。

アルカリ電解水でコンロの壁を掃除する方法

アルカリ電解水を使用した裏技は、コンロ周りだけではなく、コンロの壁にも使用することが出来ます。コンロの壁も綺麗にすることが出来ます。コンロと同じく頑固な油汚れが付いているコンロの壁ですが、アルカリ電解水の裏技を使用して綺麗にしていきましょう!コンロ周りの壁をお掃除する時は、スプレーする向きに注意しましょう。

スプレーは上から下に向けて吹きかけたくなりますが、下から上に向けて吹きかけていくのが液だれの跡が残さないようにする裏技です。吹きかけた後は、そのままほおっておくとアルカリ電解水が乾いてしまいますのでラップを張っていきます。ラップを張ることで、蒸発を防ぐだけでなく汚れに浸透しやすくなるという裏技でもあります。

また、ラップした後にはドライヤーで温めると、より汚れが落ちやすくなります。ドライヤーで温めた後は、ラップをはがしてタオルで拭き取りましょう。熱いうちですとまだ汚れは固まっていませんので乾いたタオルできれいに拭き取ることが出来ます。色々な裏技を駆使して、頑固なコンロ周りや壁をアルカリ電解水できれいにしていきましょう。

ガスコンロの汚れを落として気分もスッキリ!

いかがでしたでしょうか?ガスコンロの周りは頑固な汚れとなっておりなかなかお掃除が面倒な箇所かと思いますが、重曹やセスキ炭酸ソーダなどを活用して綺麗に落とすことが出来ます。頑固な汚れの時には熱の力を利用したり、アルカリ電解水を使用した裏技を活用して、ガスコンロの汚れを落として気分もすっきりさせましょう!

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