2018年12月23日公開
2024年08月26日更新
ソルティドッグとは?由来はしょっぱい犬?度数や作り方・レシピも紹介
会社の飲み会や友人との飲み会など、多くの場面でお酒を飲む機会も多いのではないでしょうか?そこで今回はお酒のソルティドッグについて紹介していきます。ソルティドッグの名前の由来や、作り方、ソルティドッグの美味しい飲み方も紹介していきます。また、ソルティドッグを飲む際に、美味しい塩の量や度数なども詳しく紹介しているので、ソルティドッグを飲む際の参考にしてください。
目次
ソルティドッグについて詳しく知りたい!
会社の同僚や上司、友人とよく飲みに行くという人も多いと思いますが、飲み屋やバーなどで飲む際にお酒の種類が多くどのお酒を頼むか迷ってしまう人も多いのではないでしょうか?そして迷っている時に目につく少し名前が変わったお酒がソルティドッグです。
そこで今回の記事では、飲み屋やバーなどでも定番メニューのソルティドッグについて紹介していきます。ソルティドッグという名前の由来や度数、美味しい飲み方なども紹介していきます。まだソルティドッグを飲んだことがないという人はぜひ、こちらの記事を参考にバーや飲み屋などでソルティドッグを注文してみてはどうでしょうか?
また、家で簡単にソルティドッグの作り方やソルティドッグの塩を付けないお酒ブルドッグについても紹介しているので、ぜひソルティドッグをお店で飲む際や、家で自分で作って飲むときの参考にしてください。
ソルティドッグとは?
ソルティドッグとはウォッカをベースにしたカクテルの1つとなっています。ソルティドッグはグレープフルーツのさっぱりした口当たりとグラスの縁についている食塩との組み合わせが絶妙なこともあり、女性にも大人気のお酒となっています。
出典: https://belcy.jp
最初に紹介するのはソルティドッグの名前の由来や味についてです。定番のカクテルともいわれているソルティドッグはバーで飲むのはもちろん、スーパーなどでも簡単に購入することができます。そのユニークな名前に興味を持っている人も多いのではないでしょうか?今回はそんなソルティドッグの名前の由来や、味などを紹介していきますので参考にしてください。
ソルティドッグの由来
皆さんはバーや居酒屋でカクテルを頼むときのメニューにソルティドッグという言葉が入っていて、疑問に思ったことや興味を持ったことがありませんか?このカクテルを直訳するとソルトを意味する塩の「しょっぱい」、そして「犬」という訳になります。カクテルとしては変な感じがしますが、ソルティドッグの意味はほぼ合っています。ソルティドッグとは1940年代にイギリスで生まれたカクテルとなっています。
その名前の由来となったのは「ソルティドッグ」は「甲板員」を意味するイギリスのスラングで、「犬のように汗だらけ、塩だらけになって働く」様子が名前の由来といわれています。元々はウォッカではなく、ジンベースでライムジュースを入れるソルティドッグコリンズという名前のカクテルでしたが、1960年代にアメリカで本格的に流行し出しました。
ソルティドッグはどんな味?
上記でも紹介しているようにソルティドッグは塩を意味しているため、しょっぱい味となっています。さらに、ソルティドッグはウォッカをベースにグレープフルーツジュースを混ぜたカクテルとなっているため、グレープフルーツの酸味と果汁感とすっきりしたウォッカが非常にマッチしているカクテルとなります。グレープフルーツを使用してしているため、フルーティーなカクテルが好きな人におすすめです。
塩を付けない場合はブルドッグに
また、バーなどでも見かけることが多いカクテル「ブルドッグ」とは、塩なしのソルティドッグのことを指しています。ほかの呼び方としては「テールレス・ドッグ」や「グレイハウンド」と呼ばれることもあります。作り方もソルティドッグと似ており、ウォッカベースとグレープフルーツで作るカクテルとなっています。友人が飲んでいる柑橘系のカクテルで名前に迷った場合は縁の塩を確認することで判別することが可能です。
こちらのカクテルも名前が珍しく、どういった由来があるか気になるという人も多いのではないでしょうか?ソルティドッグ同様なぜ犬の名前が付けられているか不思議と感じた人も多いはずです。
ブルドッグは、上記の既述のようにしっぽが短いことから「テールスドッグ」ともいわれていますが、英語では何かがないことを「useless(ユースレス/役に立たない)」などのように「~レス」と表現されています。そこで塩のないソルティドッグを「テールレスドッグ」というようになり、次第にブルドッグと呼ばれるようになりました。
ソルティドッグの度数とカロリー
上記ではソルティドックの名前の由来や味について紹介してきました。続いて紹介するのはソルティドックのアルコール度数とカロリーについてです。ソルティドッグにはどのくらいアルコール度数があるのか、カロリーはどのくらいあるのか、などを紹介しますので参考にしてください。
ソルティドッグの度数
まずは、ソルティドッグのアルコール度数について紹介していきます。ソルティドッグの基本的な作り方のウォッカとグレープフルーツジュースの割合は「ウォッカ2:グレープフルーツジュース1」となっています。使用するウォッカの種類によって多少アルコール度数が変動してしまいますが、一般的にはアルコール度数は13%前後といわれています。
ただし、お店によっては「ウォッカ1:グレープフルーツジュース1」の割合で提供しているお店もあり、お酒が苦手、お酒が弱いという人には少し強く感じてしまう場合もあるので注意しましょう。
ソルティドッグのカロリー
続いてソルティドッグのカロリーについて紹介していきます。近年では健康を意識する人や、お酒を飲みたいけどカロリーが気になるという女性も増えています。そのため、しっかりとソルティドッグのカロリーを把握しておきましょう。ソルティドッグのカロリーはロックグラス1杯(約135ml)計算でおよそ142キロカロリーとなっています。
ぱっと見ると意外とカロリーが少ないと思うかもしれませんが、バナナおよそ2本分に相当しています。さらに、ソルティドッグのグラスの縁の周りには塩も多く使用されているので、塩分も高めとなっているので注意しましょう。
ソルティドッグの作り方と飲み方
上記でソルティドッグの名前の由来や味、度数について紹介してきましたが、最後に紹介するのはソルティドックのレシピと美味しい飲み方です。バーや居酒屋で飲むことが多いソルティドッグですが、実は家でも簡単に作ることができます。美味しいソルティドッグの作り方と飲み方を紹介しますので、家でゆっくりソルティドッグを楽しんでみてはどうでしょうか?
ソルティドッグの作り方
上記でも既述したようにソルティドッグは材料はウォッカとグレープフルーツジュースになります。ソルティドッグの作り方は元々シェークという技法で作られていましたが、現在ではビルドと呼ばれる製法なので、グラスに材料を入れて混ぜるだけで作ることができるカクテルとなっています。
グラスに関しては、タンブラーなどでも代用することができますが、飲みすぎないようにするためにもロックグラスにすることをおすすめします。また、カクテルの色を変えたいときにはグレープフルーツではなく、ピンクグレープフルーツを使うようにしましょう。ソルティドッグの材料と作り方の手順は以下を参考にしてください。ウォッカとグレープフルーツジュースの割合に関しては、自分の好みに合わせて変えましょう。
- ウォッカ
- グレープフルーツジュース
- 食塩適量
- レモン(グレープフルーツ)スマイルカットしたもの1切れ
- グラスの縁にカットしたグレープフルーツを当てて濡らしておきます。
- グラスの縁に塩を付けていきましょう。
- グラスにウォッカとグレープフルーツジュースをそそぎ、軽く混ぜます。
- グラスの縁の塩に触れないように注意しながら、氷を入れたら完成です。
スノースタイルの作り方
ソルティドッグの作り方でも紹介していますが、ソルティドッグの最大の特徴ともいえる塩の縁付けですが、カクテルの縁に塩や砂糖を付けるような方法はスノースタイルと呼ばれています。スノースタイルをやる際のポイントは、直接縁にかけるのではなく、レモンで縁を濡らした後、紙や皿などに広げておいた塩にグラスを逆さに付けると周りも汚さずに簡単に塩を付けることができます。
ソルティドッグはグラスを回しながら飲もう
最後に紹介するのはソルティドッグの美味しい飲み方です。ソルティドッグなどのカクテルの飲み方は人それぞれ自由ですが、やっぱりお店のように美味しく飲みたいですよね?ここではソルティドッグをさらに美味しく飲める飲み方やコツを詳しく紹介していきます。最初に気になるのは、やはりソルティドッグの一番の特徴でもある周りの塩です。
最大限ソルティドッグを美味しく飲みたい場合は、やっぱり周りの塩を感じながら飲む飲み方が一番ベターとなっています。飲み方としては、グラスを回しながら飲むことで塩も一緒に飲むことができます。この飲み方だと少ししょっぱいと感じる人は、 塩が半分だけ入るように少しずつ回しながら飲むことをおすすめします。塩分の過剰摂取が心配な人は無理に塩をなめる必要はありません。
ただし、ソルティドッグの周りの塩が苦手という人には別の飲み方も存在しています。上記でも紹介したようにソルティドッグの塩をなくしたカクテルブルドッグを注文するようにしましょう。お店によっては呼び方が変わる場合もあるので注意しましょう。
ソルティドッグのレシピ
ソルティドッグアレンジレシピ:ピンクソルティドッグ
定番のカクテルとして有名なソルティドッグの基本スタイルで楽しむのもいいですが、少しアレンジを加えたカクテルを楽しむのもひとつの楽しみ方となっています。そこで、少し材料を変えるだけでまた変わったソルティドッグを楽しめるアレンジレシピを紹介していきます。最初に紹介するアレンジレシピはピンクソルティドッグです。用意する材料は以下を参考にしてください。
- ウォッカ
- グレープフルーツジュース
- 食塩適量
- ピンクグレープフルーツのスマイルカットしたもの1切れ
こちらのアレンジレシピは上記でも少しふれたようにピンクグレープフルーツにすることで、カクテルの色を可愛らしいピンクにすることができるレシピとなっています。作り方は通常のソルティドッグと同じなので非常に簡単で、見た目もいいので女性におすすめのソルティドッグアレンジレシピとなります。
ソルティドッグアレンジレシピ:スイカソルティドッグ
次に紹介するソルティドッグのアレンジレシピは夏の風物詩でもおなじみのスイカです。塩とスイカの相性が非常にいいので、夏におすすめのカクテルとなっています。用意する材料は以下を参考にしてください。
- ウォッカ1/4
- スイカ果汁3/4
- 食塩適量
- カットスイカ適量
スイカソルティドッグの作り方は通常のソルティドッグと同じですが、通常のソルティドッグとは異なり、使用する分量は少し抑え気味にしておくことが美味しいカクテルを作るポイントとなっています。
ソルティドッグアレンジレシピ:塩レモンソルティドッグ
続いて紹介するソルティドッグアレンジレシピは塩レモンを使ったカクテルとなっています。こちらのレシピは塩が苦手という方におすすめのアレンジレシピです。用意する材料は以下を参考にしてください。
- ウォッカ
- グレープフルーツジュース
- 食塩適量
- レモン(グレープフルーツ)をスマイルカットしたもの1切れ
- 塩レモン
用意する材料は塩レモン以外は通常のソルティドッグと同じです。作り方も通常のソルティドッグと同じですが、スノースタイルの工程を省いたレシピとなっています。グラスの縁に塩が付いていない代わりにレモンに対して10%の塩を加えて発酵させた塩レモンを作っておき、それをソルティドッグに沈めることで爽やかな味の中にほのかな塩味を楽しむことができるカクテルが出来上がります。
ソルティドッグを自宅で美味しく飲んでみよう!
ソルティドッグの名前の由来や味の特徴、アルコール度数、作り方や美味しい飲み方などを紹介してきましたが、どうだったでしょうか?ソルティドッグはバーなどでも定番のカクテルメニューとなっており、通の人でも注文することが多いカクテルとなっています。また、ソルティドッグの材料はスーパーなどでも簡単に購入することができ、家でも簡単にできることから家飲みのカクテルとしても人気が高いです。
さらに、ソルティドッグはグレープフルーツジュースの他にもピンクグレープフルーツやレモン、スイカなど、他のフルーツでもアレンジレシピを楽しむことができるカクテルとなっています。ぜひこちらの記事を参考に自分の好みに合わせたソルティドッグを作ってみてはどうでしょうか?