ビールがまずい・美味しくないと感じる理由!苦手でも克服して好きになる?
ビールがまずい、美味しくないと感じる理由や克服法について調査しました。また、ビールが苦手な人も好きになれるおすすめのカクテルも併せて紹介!ビールがまずいと感じて飲めない時はどうすればいいのか?ビール嫌いな人は必見です。
目次
ビールがまずい人と美味しい人の違いが知りたい
飲み会の乾杯の際に飲むことが多いビールですが、実は好き嫌いが分かれるお酒です。「ビールが苦手」「ビールが嫌い」という人も少なくないでしょう。ビールには独特の苦味があり、美味しくないと感じる人も多いです。では、ビールをまずいと感じる人と美味しいと感じる人にはどのような違いがあるのでしょうか?
そこで本記事では、ビールに対する好き嫌いの理由や原因と、ビール嫌いな人でもビールを飲める様になる対処法などについて調査を行いました。
ビールがまずい・美味しくないと感じる理由
「ビールがまずい」「ビールが嫌い」という人は、一体どのような理由でビールを美味しくないと感じるのでしょうか?まずいと感じる理由について紹介します。
まずいと感じる理由①「苦み」が苦手で嫌いになる
ふぉぉぉ私がビールを撮る日がくるとは…(ただビール苦くてめちゃくちゃゆっくり飲んだ←)
— サラ@髪さら♔︎さらにゃん太郎(';') (@crew_ym_ry_s2) November 17, 2019
1つ目のとこで結強いの飲んでたみたいで歩いたらふらついたwwwでも案外平気wwww次にビンキー行ってきたんだけどビール苦い…(´・ω・`)
もう寝ます!おやすみ! pic.twitter.com/W4c3jWaiw5
Q. あなたはビールは好きですか?
はい......208人(43.1%)
いいえ......275人(56.9%)
どうやら若干ビール好きではない人のほうが多いようですね。では、ビール好きの人は、最初にビールを飲んだときからおいしいと思えたのでしょうか?
■ビール好きは最初に飲んだときからビールをおいしいと思っていた?
はい......64人(30.8%)
いいえ......144人(69.2%)
ビールをまずいと感じる最も多い理由が、ビールの苦みによるものです。ビールには独特な苦みがあり、それをまずいと感じ飲めない人は非常に多いです。実は苦みは本来毒の味で、この味を感じると人間や動物はまずいと本能的に避けるようにできています。
自然界での毒の味は苦いため、摂取した場合は体外に排出しようと体の防御反応が起こります。そのため、苦みが強いビールなどの飲み物は、繰り返し飲むことで体が安全だと判断しない限りまずい、飲めないと拒絶してしまうのです。こういった理由からビールを初めて飲んだ人の大半はビールをまずいと感じてしまうのです。
まずいと感じる理由②体調不良によりまずい
体調不良が原因でビールをまずいと感じる可能性もあります。体調不良の時は体の毒とみなされる苦みに、より敏感になりまずいと感じやすくなります。味覚を感じる舌が苦みを察知するとまずいと感じ、もう飲めないと受け付けなくなるのです。
風邪や吐き気などの体調不良の際は苦みを不快だと感じ、より一層まずいと感じてしまうのです。普段より美味しくないと感じたら、その時は体調が悪いサインかもしれないので注意して下さい。
まずいと感じる理由③味蕾(みらい)の数が関係している
子どものころ苦手だった食べ物が大人になると食べられるようになることは多いです。例えば、ピーマンが苦手だった人も大人になると「自然と食べられるようになった」という話はよく聞くでしょう。
これは加齢によって味を感じる「味蕾」という受容体の機能が衰えることによって、食べられるようになるといわれています。子どものころの舌は敏感で、ピーマンなどの苦味を強く感じてしまいますが、大人になり味蕾が衰えると許容できる範囲の刺激に感じるようになるのです。
20歳のときであれば、まだ舌は敏感なのでビールの苦味に嫌悪感があったとしても、30歳、40歳と年を重ねるごとに不快ではなくなります。
また、日本予防医学協会によると、味蕾が必要とする「亜鉛」が不足すると、味覚の衰えは急激に進むため注意してください。
味覚の異常を放置すると必要以上に味付けを濃くする傾向があり、高血圧や糖尿病になるリスクが高まります。
まずいと感じる理由として、味蕾の数が関係している場合もあります。人間の味覚は塩味、甘味、酸味、旨味、苦味の5種類あります。ものの味は舌の表面にある味蕾という小さな器官に感知されることで、私たちの脳に認識されます。
人間には苦みを感知する受容体が味蕾や軟口蓋などに25も存在しており、ビールを飲んだ際はその内の3種類と結びつくことで苦みを感じます。この受容体は人によって違いがあり、苦みを感じる受容体が進化している人は、苦みを毒と判断して脳に信号を送りやすくなるのです。
また、味蕾の数も遺伝によって異なり、ビールが苦手だと感じる人は味蕾の数が多いと言われています。味蕾の数が多ければ多いほど、ホップの効いたビールをまずいと感じ、飲めないのです。
ビールがまずい・嫌いな人が苦手を克服する方法
「ビールは嫌いなのに、会社の飲み会でビールを飲まなければならない…」その様な場面があるかもしれません。では、苦手なビールを克服する方法はあるのでしょうか?ここではビール克服に効果的な方法を紹介します。
克服方法①たくさん飲んで慣れる
苦手なビール!
— 弟子でござる (@OOOrengi8) November 13, 2019
なんとか克服したいので、最近頑張っています!
理由は…
みんなみたいに
『とりあえず…生☝️‼️』
って言ってみたい😑
みんな超絶に幸せそうなんだもの😣
それだけなんだけど…笑!
最初の一口が『美味しいかも…??』
やっとそこまでたどり着いたかな💨💨#ビール #スーパードライ pic.twitter.com/2qb6TbfKjR
克服方法の一つとして、たくさん飲んで慣れるというものがあります。人間は苦みを毒として認識し排除しようとしますが、繰り返し飲むことによって脳に安全な飲み物と認識させることができます。たくさん飲んで慣れることによって、脳がビールの苦味も毒ではないと認識するようになり苦みによる不快感は軽減されます。
苦みがまずいという理由で美味しくないと感じている人は、苦みに慣れるように少しずつビールを飲むようにすると、美味しいと感じるようになるかもしれません。
克服方法②美味しく飲める温度に調節する
美味しく飲める温度に調節するのも克服方法の一つとして挙げられます。日本で製造されているビールは、冷やすことでより美味しく味わえるものが多いです。一般的なもので、6℃から8℃ほどに冷やして飲むのが最適だといわれています。
夏の暑い日には、グラスに霜がついたようなより冷えたものを美味しく感じます。ビールは常温のぬるい状態で飲むよりも、冷やして飲んだ方が美味しく感じ易いのです。
缶自体を冷蔵庫で冷やすことはもちろんですが、グラスを冷やすことによってより美味しいビールを飲むことができるので、ぜひ試してみてください。まずいから苦手だと感じている人は、自身が美味しく飲める温度を探してみてください。
克服方法③おつまみを食べながら飲む
最高すぎるお店を教えてもらってしまった
— 清 (@kiyo_espoir) November 12, 2019
推しできたし、通います
(ビール苦手だけどギリ二口だけ飲めたりんごビール)(後ろのおつまみたちの存在感) pic.twitter.com/ClBgz2Qe7J
ビールが苦手な人はおつまみを食べながら飲むのも克服方法の一つです。苦味は、甘じょっぱいものと一緒に食べることで苦みの作用を低減できるといわれています。ビールを飲むよりも、ナッツやスナック菓子などおつまみと一緒に食べることで苦みが和らぎまずいと感じることなく飲めるようになります。
ビールの苦味がまずい、美味しくないと感じて飲めない人は自分が好きなお菓子やおかずなどと一緒に飲んでみましょう。飲み会などでも効果的な方法なので、試してみてください。
克服方法④舌で味わわない
冷えてないし炭酸苦手だから、氷ちょっといれる邪道さ(^q^)前にいーんちょーが「ビールは喉!」って言ってた気がしたから、飲み干す!味わわずにごくごくと!
— 筆頭和菓子かげろー@12/8 文具ムフムフ会2019 (@9kagero) August 12, 2013
苦くない! 美味しい…のか? でも苦くない!!
味わわないってどうなの(真顔 pic.twitter.com/WSzwD1sulK
舌で味わわないというのも苦手な人には有効な方法です。ビールが苦手な人はその独特な苦味をまずいと感じている人が多いです。それを舌でじっくり味わうのは、美味しくないと感じている人にとっていいことはありません。ビールはそもそも、ワインや日本酒のように口に含んでゆっくり味わう飲み物ではありません。
喉の渇きを強い炭酸とスッキリした苦味で潤すような、喉で楽しむ飲み物であるといえます。好きな人はもちろん舌で楽しむ人もいますが、味が苦手な人は無理に舌で味わおうとしないことが重要です。
また、ビールが苦手で飲めないという人は前述したように味蕾の数が多いなど体質が関係していることも多いです。舌で味わうというよりも喉で楽しむようにしましょう。
克服方法⑤のどごしを楽しむ
そういえば今日初めてビール飲んだんだけど、のどごしというものを知れた気がするぜ、けど味わうと苦くて美味しくない😭 pic.twitter.com/iGH4zelo9u
— おたん (@iceotan) August 12, 2019
ビールが苦手な人はのどごしを楽しむように飲んでみてください。苦みは舌にある味蕾の苦み受容体で感じます。苦味がまずいと苦手な人は、なるべく舌に触れないように飲むのがおすすめです。
よく冷えたビールであれば、勢いよく飲むことによってのどごしを楽しむことができます。味に慣れるまでは、舌で味わって楽しむというよりは、のどごしを意識して飲むようにすると徐々に慣れて好きになる可能性もあります。
ビールへの苦手意識が働いて、余計に飲みにくくなっている可能性もあります。
ビールを飲む場合は、口腔内に溜めずに、そのまま一気にゴクゴクと飲み込んでみて下さい。
ゴクゴクと飲み込むと、その間は呼吸も停まりますので、あまりビールの味も感じません。
で、飲み終わったら鼻から息を吐くのではなく、口から息をフッと吐いて下さい。
鼻から空気を抜くと、いわゆる戻りと呼ばれる香りを強く感じます。
口から空気を抜く事で、それも抑える事が出来ます。
苦手だからといって、下手にチビチビ飲んでいると、余計に舌で味わう事になります。
克服方法⑥飲みやすいビールを選ぶ
オリオンビール頂きます🍺
— ろーたす (@lotuslemon96) November 13, 2019
飲みやすいよね〜😄#ビール pic.twitter.com/fkwrUvbJWk
克服方法としておすすめなのは、飲みやすいものを選ぶことです。苦味が強いビールを飲むと、苦手な人はまずいと感じがちです。最近は、フルーティーで飲みやすいたくさんの種類のものが販売されています。
ビール好きな友人や家族から口コミや評判を聞いてみて、飲みやすい種類を探してみるのもおすすめです。発泡酒よりも、本格的なものやクラフトビールなどの方が飲みやすいという人は多いです。ぜひ試してみてください。
克服方法⑦グラスに次ぎ足さない
グラスに注ぎ足さないというのも、克服のためには重要です。飲み会などで、相手のグラスのビールが減っていたら注ぎ足すという人も多いです。その際に、飲み残しがグラスに残ったまま注ぎ足すと、残っていたものがどんどんぬるくなって味も落ちてしまい益々飲めないという声もよく聞きます。
注ぎ足す場合は、空になった状態を確認して注ぐようにしましょう。最も美味しく飲めるのは、瓶で注文するのではなくグラスやジョッキで頼むと冷えた状態のビールが飲めるので、おすすめです。
ビールがまずい・苦手な人におすすめのビールカクテル
ビールがまずい、美味しくないと感じている人におすすめのカクテルを集めました。飲みやすいレシピなので、好きになるきっかけになるかもしれません。ぜひ、嫌いな人も試してみてください。
シャンディガフ
【材料】
- ジンジャーエール 100ml
- ビール 100ml
【手順】
- グラス半分になるようにジンジャエールを注ぎ入れます。
- さらに、そこへビールも注ぎ入れたら完成です。
シャンディガフは、ビールとジンジャーエールを同量で割ったカクテルです。よく冷やしたグラスを使用することが美味しく作るのに重要です。ジンジャーエールの爽やかな甘みとさっぱりとした飲み口が人気のカクテルです。
普段はビールを美味しくないと感じている人も好きになる飲みやすい一杯です。ジンジャエールが好きな人にはおすすめです。
レッドアイ
【材料】
- トマトジュース 100ml
- ビール 100ml
- 生卵 1個
- ブラックペッパー 少々
- タバスコ 少々
【手順】
- トマトジュースをグラスの半量程度注ぎ入れます。
- ビールを加え、よく混ぜます。
- 生卵を割り入れ、お好みでブラックペッパーとタバスコをかけたら完成です。
レッドアイは、トマトジュースとビールを使ったカクテルです。現在はトマトジュースのみで割るのがほとんどですが、以前は生卵を入れるレシピが主流でした。レッドアイの名前の由来は、グラスの底から卵黄が見えて赤い目のように見えるからという説もあります。
このレシピは、映画でバーテンダーの朝食として紹介されたものです。トマトと卵を使っているので、栄養バランスもいいカクテルです。卵を入れるのに抵抗がある人は、ビールとトマトジュースを同量で割るだけの手軽なレシピがおすすめです。
アルコール度数が下がり、苦味が抑えられるので、ビールをまずいと嫌いな人も飲みやすいカクテルです。
コークビア
【材料】
- コーラ 100ml
- ビール 100ml
【手順】
- コーラをグラスの半量注ぎ入れます。
- そこにビールを加えたら、完成です。
コークビアは、コーラとビールを混ぜ合わせたカクテルです。ディーゼルとも呼ばれ、アメリカやドイツではごく普通の飲食店で提供される一般的なカクテルです。
よく冷やしたものを使用することが美味しさの秘訣です。コーラの独特の甘みと酸味で、苦味が軽減されます。飲めないという人も、コーラが好きであればこのカクテルを試してみるのが良いでしょう。
ビター・オレンジ
3軒目はビターオレンジ。 pic.twitter.com/2YcNxil2wH
— ずっきー@月刊山形ZERO☆23 (@zukkiii_m) November 16, 2019
【材料】
- オレンジジュース 100ml
- ビール 100ml
【手順】
- オレンジジュースをグラスの半量注ぎ入れます。
- そこにビールを継ぎ足します。混ぜたら完成です。
ビターオレンジはビールをオレンジジュースで割ったカクテルです。オレンジジュースの爽やかな甘みと酸味が、苦味を抑えてくれ、非常に飲みやすいです。手軽な材料で作れるので、飲めない人も試してみやすいカクテルです。
オレンジジュースとは同量で割るのが一般的ですが、嫌いな人はオレンジジュースの割合を増やすなど、自分の好きな割合を研究してみてください。また、ビールを使ったカクテル全般にいえることですが、味が薄くなるため基本的には氷は入れません。
パナシェ
大好きなお店で
— yun🌛 (@_Loopa_) November 19, 2019
たくさんお喋り*⸌☻ັ⸍*
パナシェもキーマカリーも栗プリンもミルクコーヒーも全部が幸せな味❤︎
とーってもあっという間だった⁺:✭⁺゚ pic.twitter.com/lGICXvmvUd
【材料】
- レモン風味の炭酸飲料 100ml
- ビール 100ml
【手順】
- よく冷やしたビールをグラスに半量注ぎます。
- そこに同じく冷えたレモン風味の炭酸飲料を注ぎ足せば、完成です。
パナシェは、フランス語で混ぜ合わせるという意味のビールと透明なレモン風味の炭酸飲料を合わせたカクテルです。このカクテルは出来上がりが透明でなければ正しいパナシェといえないといわれていますが、最近では透明なレモン風味の炭酸水ではなく、レモネードで割るレシピも人気です。
嫌いな人は甘みのあるレモネードを使ったレシピが、苦味を軽減してくれるので、おすすめです。昼食時にワインを飲む習慣があるフランスのビジネスマンは、最近では低アルコール飲料であるパナシェを飲むことが多くなっています。
このように、フランスでは生活に根付いた非常に飲みやすいカクテルなので、苦手な人もぜひ試してください。
カシスビア
カシスビアが最近お好き pic.twitter.com/ZWGtsHMyNc
— き͎ょ͎ー͎じ͎ゅ͎@🐐⇢11/30&12/1 踊ってみた発表会 (@kyo_z_nico) September 15, 2019
【材料】
- カシスリキュール 30ml
- ビール 180ml
- よく冷やしたグラスに、カシスリキュールを入れます。
- その中にビールを注ぎ入れ、軽く混ぜたら完成です。
カシスビアは、カシスリキュールをビールで割ったカクテルです。フルーティーで飲みやすく、苦味も気にならなくなるので、嫌いな人にぴったりです。カシスオレンジなどカシスを使ったカクテルが好きな人はぜひ試してみてください。
爽やかな味なので、食事と一緒に飲むのもおすすめです。ただし、アルコールであるカシスリキュールを使ったカクテルなので、アルコール度数は高くなります。あまりアルコールに強くない人は、飲みすぎないように注意しましょう。
ビールがまずいと感じても飲み続けると慣れる!
ビールがまずいと感じてしまう理由や克服方法について説明しました。人間は苦味を毒として認識し、体から排除しようとする性質を持っています。したがって、初めて飲んだ時にビールの苦味をまずいと感じ飲めない人が多いのです。
しかし、美味しくないと感じても飲み続けることで、脳に安全な飲み物として認識させることができます。そうすると、苦味が軽減されたように感じ、徐々にまずいと感じることなく美味しく飲めるようになるのです。
また、冷やしたりのどごしを意識するように飲むなど工夫することで、まずいという苦手意識を克服できる可能性があります。今回紹介した克服法を参考にして、ビールが嫌いな人も少しでも美味しく飲めるように試してみてください。