2019年04月03日公開
2024年09月10日更新
サラトガクーラーの意味と由来!ノンアルカクテルで見た目はモスコミュール?
サラトガクーラーという飲み物の名前を聞いたことがありますか?サラトガクーラーはノンアルカクテルという種類です。あまり聞きなれない言葉かもしれませんがバーでも注文ができ、ジンジャーエールを入れた作り方のレシピもあります。見た目はアルコールが入っているモスコミュールと似ているかもしれません。そこで、サラトガクーラーの意味と由来などを詳しく説明していきます。ノンアルカクテルなので、お酒が苦手な方でも飲むことができます。サラトガクーラーの作り方レシピを参考にしてサラトガクーラーを味わってみてください。
目次
サラトガクーラーはどんなお酒?
サラトガクーラーはカクテルの種類になりますが、飲まれたことはありますか?サラトガクーラーはアメリカから登場したといわれたノンアルカクテルです。サラトガクーラーは、バーでも注文ができ見た目はモスコミュールと似ているといわれています。そこでサラトガクーラーの意味と由来を紹介していきます。
そしてサラトガクーラーはジンジャーエールなどで自分で作ることもできる、ノンアルカクテルです。お酒が苦手な方も飲むことができ、作り方のレシピも紹介するので一度はチャレンジしてみてください。
サラトガクーラーの意味と由来
サラトガクーラーという名前を呼ばれるには、意味や由来があります。そこでどのような意味が込められているのか、どのような由来があるのかを説明していきます。まだサラトガクーラーをしらない方は、参考にしてみてください。
「サラトガ」は町名
サラトガクーラーはアメリカのニューヨーク州のサラトガ群の「サラトガ町」からの由来といわれています。この地方はアメリカの独立戦争で英軍に勝利したことが有名です。今では鉱泉が湧く温泉リゾート地として有名ですが、長い歴史を感じられる地域です。
インディアンの言葉が由来説
ニューヨークは全米の中でも多くのインディアンが住んでいた州です。その地域のサラトガにはモホーク族という先住民が住んでいました。モホーク族にサラトガという言葉があり、意味としては「丘の傍の泉」と言われています。
丘の傍の泉の湧き出ている様子を見てサラトガと付けられた由来説があります。しかしハッキリとした答えはでていないようです。このサラトガ町で飲まれていたお酒かもしれません。
「クーラー」の由来
クーラーの由来としてはスピリッツにレモン、ライムのジュースと甘みを加えてソーダ―、ジンジャーエールで割って作ることです。ノンアルカクテルといわれていても、アルコール度数を少し含むのもあるようですが、サラトガクーラーはアルコール度数が0度して有名なノンアルカクテルです。
サラトガクーラーとモスコミュール
サラトガクーラーとモスコミュールは、見た目が似ているので飲んでいるときには違いがわからないほどです。サラトガクーラーはノンアルカクテルで、モスコミュールはスピリッツのウォッカが入ったアルコール入りカクテルです。ここではモスコミュールについて詳しく紹介していきます。
サラトガクーラーにウォッカを加えたもの
ウォッカはカクテルのベースとして使用されることが多いスピリッツの分類です。モスコミュールの作り方としてはサラトガクーラーにウォッカを入れて、ジンジャーエールで割るとモスコミュールが完成するといわれています。
見た目も似ているためサラトガクーラー、モスコミュールのどちらを飲んでいるのかが判別しにくいぐらい似ています。
モスコミュールの由来・意味
モスコミュールの由来・意味としては、食前食後を問わずに飲めるカクテルとしてしられており、お酒を飲む方には有名なカクテルになります。モスコミュールはオールデイカクテルとしても有名です。
モスコミュールは「モスクワのラバ」という意味があり、「ラバに蹴飛ばされたように」効いていくる強いウォッカをベースにしたカクテルです。
モスコミュールはアメリカ人のバーテンダーが考えたことでもしられ、ピムズカップというカクテルを作るために、ジンジャービアーを大量に仕入れました。しかしあまりにも売れないため、在庫処理するために作られたのがモスコミュールです。
アルコール度数
モスコミュールのアルコール度数はベースとなるウオッカの度数によって違いがでますが、平均としては10~15度ぐらいと考えたら良いと思われます。ビールの平均度数は4~6度ぐらいなので、モスコミュールはアルコール度数が強めともいわれています。
モスコミュールの本来のレシピとしては、ジンジャービアーを使用して作るためアルコール度数も高めとなるようで、ドライモスコミュールとも呼ばれているそうです。
サラトガクーラーの作り方/レシピ
- ジンジャーエール1杯(200~250ml前後)
- ライム1/4個(ライムジュース20mlでも可)
- 氷適量
- ガムシロップティスプーン1杯お好みで
- ジンジャーエールは冷やしておきます。
- ライムを薄切りで1枚作り、残りは絞って大さじ1/2弱(20ml)の搾り汁を作ります。
- グラスに氷とライムの搾り汁を入れて、ジンジャーエールを入れていきます。
- ゆっくりとかき混ぜて、薄切りしたライムを飾って完成です。
サラトガクーラーはスッキリとした爽快感を味わえるカクテルですが、少し甘めを味わいたいときにはジンジャーエールを入れる前に、ガムシロップを入れます。
お酒を飲めない方でも味わえるノンアルカクテルとなります。そしてジンジャーエールには数種類の味を楽しめるようになっているので、違う味のバリエーションを楽しめます。
作り方はオーソドックスなので、ジンジャーエールの種類を変えて色んな味のノンアルカクテルを楽しむことができます。作り方としては色んなパターンもあるようなので、調べてみてもいいかもしれません。
サラトガクーラーはジンジャーエールの種類で味が変わる
ジンジャーエールについて説明しますが、ジンジャー(生姜)などの香りと味をつけて、カラメルで色付けしたノンアルカクテルの炭酸飲料水です。味は生姜の独特の辛みが特徴です。
そしてサラトガクーラーはジンジャーエールの種類で味が変わるノンアルカクテルですが、ジンジャーエールの種類とはどんなのがあるかわかりますか?
ジンジャーエールには辛口、ドライタイプ、生姜といった種類があります。サラトガクーラーはジンジャーエールの味を楽しむのですが、どのような味に変化するのかを紹介していきます。作り方のレシピも上記で紹介しているので、自分に合うジンジャーエールで試してみてください。
辛口のジンジャーエール
知名度の高いウィルキンソンの辛口のジンジャーエールの紹介です。炭酸が少し強めで、生姜の味や香りも味わえる辛口ジンジャーエールです。瓶やペットボトルの辛口が販売されています。
ウィルキソンの辛口ジンジャーエールは瓶もありますが、刺激が少し弱めなのが辛口のペットボトルの方です。ペットボトルの方が少しマイルドな味わいがあり、瓶より飲みやすさを感じられるようになっています。
ドライタイプのジンジャーエール
ウィルキソンのドライタイプのジンジャーエールを紹介します。クラッシックな瓶に入り、甘さ控えめで後味がスッキリとしています。辛口のジンジャーエールと違い、よりスッキリとした爽快感を味わえるようです。辛口が苦手な方はドライタイプを試してみてはいかかですか?
生姜にこだわりのあるジンジャーエール
生姜にこだわっているジンジャーエールの紹介です。アメリカのアジア料理研究家のブルース・コースとがプロデュースし、生の生姜をタップリ使用したジンジャーエールです。
ボトルもオシャレでうが素材にこだわった自然派のジンジャーエールです。味としては炭酸が弱めで、甘さが引き立つのがポイントです。炭酸が苦手な方で甘さを感じたい方には、おすすめのジンジャーエールとなっています。他のジンジャーエールよりも生姜が多く入っているので、体も温まるとも言われているようです。
サラトガクーラーをバーで注文する時は
サラトガクーラーは自分で作ることができるノンアルカクテルですが、バーで注文できるのかが気になりませんか?サラトガクーラーは有名なのでバーで注文するとバーテンダーから作ってもらえます。しかし注意するべきことがあり、「サラトガ」というカクテルがあります。
そこでサラトガというカクテルについて紹介していきます。サラトガクーラーを注文するときには、言い間違わないようにしましょう。
「クーラー」がつかない「サラトガ」に注意
サラトガクーラーを略して「サラトガ」と言ってしまうと、とても強いアルコール入りのカクテルがきてしまいます。サラトガとはブランデーがベースとなるカクテルで、ブランデーに極少量のアンゴスチュラ・ビターズなどを加えた飲み物です。
サラトガの飲みたいときにバーで注文するときにはブランデーの銘柄も指定できます。なのでサラトガクーラーを注文するときには、必ずサラトガという言葉だけを言ってはいけません。
「サラトガ」のアルコール度数
サラトガのアルコール度数についてですが、かなり高めの32度前後となります。一般的なビールと比較すると約5~6倍の違いがあります。
サラトガクーラーはノンアルコールのカクテル!
サラトガクーラの意味・由来について紹介しましたが参考になったでしょうか?サラトガクーラーはノンアルカクテルで、ジンジャエールの味を変更することで色んな味を楽しめるようになっています。作り方のレシピも紹介しているので、自分で作ってみてはいかかですか?
そしてバーでもサラトガクーラーを味わえるのですが、注意する点としてはサラトガと略してはいけないことです。お酒を飲めない方でもサラトガクーラーで雰囲気を味わうことができ、味わい深いノンアルカクテルを楽しんでください。