2018年11月11日公開
2024年08月17日更新
美味しいポテトサラダの作り方!基本や簡単なコツなど丁寧解説!
美味しいポテトサラダの作り方は知りたくないですか?ポテトサラダは簡単ながらも、美味しいポテトサラダを作るのは意外と難しいものです。食感が気に入らなかったり、味が薄かったりと納得のいくポテトサラダを作るのは簡単ではないかもしれません。しかし、ポテトサラダの作り方の基本やコツをおさえれば簡単に美味しいポテトサラダが作れます。今回は美味しいポテトサラダの作り方を紹介します。後半には白ワインビネガーを隠し味に使ったポテトサラダのレシピを紹介しています。
目次
美味しいポテトサラダの作りをマスターしたい!
みなさんは美味しいポテトサラダの作り方を知っているでしょうか?簡単に作ることのできるポテトサラダですが、美味しいポテトサラダを作るのは意外と難しいものがあります。ポテトサラダのレシピもさまざまですし、使用している材料もいろいろとあります。今回は基本的な美味しいポテトサラダの作り方を紹介していきます。簡単だからこそ美味しく作りたいポテトサラダの作り方をマスターしましょう。
美味しいポテトサラダの作り方を徹底解説
美味しいポテトサラダの作り方は意外に難しい?
ポテトサラダはじゃがいもを茹でてハムや野菜、そしてマヨネーズなどの調味料と和えるという簡単な料理になります。簡単なポテトサラダですが、美味しいポテトサラダの作り方は意外と難しいです。ポテトサラダは簡単ですので、よっぽど変な作り方や材料を入れなければ不味いポテトサラダにはなりませんが、ポテトサラダの食感があんまり良くなかったり、味がはっきりしないという経験がある方もいるかもしれません。
ポテトサラダにはいろんなレシピがあり、いろんな作り方があります。ポテトサラダの作り方の基本や作り方のコツをしっかりとおさえていけば美味しいポテトサラダを作ることができます。ご自身で作ったポテトサラダでデパ地下にも負けないような美味しいポテトサラダを作ることもできます。基本の美味しいポテトサラダの作り方をマスターしていきましょう。
基本のポテトサラダの材料
ポテトサラダにはハムやきゅうりなどいろんな材料があります。作り方によって材料が違ったり、隠し味を入れるならまた材料が異なってきます。ご家庭によって多少ポテトサラダの基本となる材料が違うでしょう。
ポテトサラダの基本的な材料になるのは、じゃがいも・きゅうり・玉ねぎ・ゆで卵・ハム・マヨネーズ・粒マスタード・塩・粗挽き黒こしょうです。だいたいこのような材料を使っているポテトサラダが多いのではないでしょうか?
基本的な流れを抑えておけば簡単に作れる!
美味しいポテトサラダの作り方には、基本的な作り方の流れがあります。この作り方の流れをおさえておけばポテトサラダの作り方は簡単です。ポテトサラダの基本的な作り方の流れは、じゃがいもを茹でて、じゃがいもの皮をぬいてマッシュして粗熱をとったら下味をつけます。そして使用する野菜の下ごしらえをおこなってから、マッシュしたじゃがいもと野菜を調味料で味付けし和えるという流れです。
基本的なポテトサラダの作り方の流れで難しい作業はありません。そして基本の作り方の流れの作業でおさえたいコツをおこなうことで美味しいポテトサラダの作り方が完成します。では、美味しいポテトサラダの作り方をコツを紹介しながらみていきましょう。
美味しいポテトサラダの作り方
美味しいポテトサラダの作り方を材料・作り方・コツにわけて紹介していきます。まずは材料をみていきましょう。今回紹介する分量は2~3人分ですので、食べる人数に合わせて変化させてください。
- じゃがいも3個(300~350g)
- きゅうり2分の1本
- 玉ねぎ6分の1~4分の1
- ゆで卵1個
- ハム2枚
- マヨネーズ大さじ3程(45g)
- 粒マスタード小さじ2分の1
- 塩ひとつまみ程度
- 粗挽き黒こしょう少し
- じゃがいもを茹でます。
- じゃがいもの皮をむいてマッシュして粗熱をとります。
- 使用する野菜の下ごしらえをおこないます。
- じゃがいもと野菜を調味料で味付けし混ぜ合わせます。
作り方も手順にすると4つの工程に分かれます。ではそれぞれの手順で美味しいポテトサラダの作り方のコツをみていきましょう。まずは、じゃがいもを茹でる工程です。じゃがいもを茹でるときのコツは、じゃがいもをまるごと茹でることと、水からゆっくり茹でていくことです。じゃがいもをまるごと茹でると甘味を閉じ込めることができます。そして水からゆっくり茹でることで澱粉質が甘味に変わるようにします。
ゆっくりと水から茹でることによってデンプン質を分解する酵素であるアミラーゼが働き甘味が増えるのです。じゃがいもの皮がはじけないように茹でていきましょう。強火で茹でてしまうと、じゃがいもの表面と中の方に茹で加減の差が発生してしまいますので、ゆっくりと低温からはじめ、中まで火が通るように時間をかけましょう。
じゃがいもはまるごとしっかりと洗って、お鍋にはたっぷりの水をはります。そして塩を少しいれて強火にし、沸騰する直前に火を弱くしてから20分程茹でていきます。竹串などをじゃがいもに刺してみて、スーッと入るようならじゃがいもの茹で工程は完成です。
続いては、じゃがいもの皮をむきマッシュしたあとに粗熱をとる工程のコツです。茹でたじゃがいもはペーパータオルなどを使って熱い状態で皮をむきます。皮をむいたらボウルにうつして、まだ熱いうちに塩コショウ・オスをなじませて粗めにマッシュします。マッシュしたら粗熱をとっていきましょう。ポテトサラダに茹でたニンジンを入れる場合にはボウルに入れてから一緒に潰すといいでしょう。
じゃがいもを熱いうちに潰す理由は、デンプン質の粒子を壊さないためです。粒子を壊さなければホクホクした食感が残るので美味しく仕上がります。じゃがいもが冷めている状態でマッシュするとペクチンが壊れてしまってデンプン質が流れてしまいます。そうすると粘りがでてきます。ポテトサラダはホクホクとした食感が美味しいので熱いうちにじゃがいもはマッシュしましょう。
じゃがいものマッシュ加減はお好みで大丈夫です。ホクホクとした食感がいいなら粗めにマッシュしましょう。クリーミーさがあるポテトサラダがいいのならしっかりとなめらかになるまでマッシュしていきましょう。ポテトのごろごろとした食感が残っているのが好きという場合にはサッとマッシュする程度でいいでしょう。マッシュ加減でポテトサラダの食感も変わります。
続いては野菜の下ごしらえの工程のコツです。ポテトサラダに使用する生野菜は薄くカットします。そして少しの塩を振って軽くもみます。生野菜から余分な水分が抜けてしんなりしますので、水気をしっかりとしぼりましょう。水気が残っている状態だと、ポテトサラダが水っぽくなってしまいます。水切りをしっかりとおこなうことが美味しいポテトサラダの作り方のコツです。
最後はじゃがいもと野菜を調味料で味付けするときのコツです。じゃがいもの粗熱がとれたら生野菜やゆで卵と一緒に調味料で味付けをおこなっていきます。混ぜ合わせたら完成です。ここでのポイントはマヨネーズはじゃがいもの粗熱がとれて、ほんのりと温かい間に混ぜ合わせるということです。マヨネーズで味付けをおこなうタイミングが大切になります。
じゃがいもがほんのりと温かいくらいの温度は60℃くらいです。このくらいの温かさでマヨネーズで味付けをおこなうと、じゃがいもとマヨネーズの味がしっかりと染み込みます。熱い状態でマヨネーズと和えてしまうと、マヨネーズがお酢と脂、卵黄に分かれてしまい、卵黄は熱で固まってしまいます。そしてお酢と油はじゃがいもが吸うことで食感がよくなくなります。
美味しいポテトサラダを作るコツを抑えよう
ポテトの種類は男爵イモがおすすめ
じゃがいもには種類がいろいろとあります。メークインや男爵いも、キタアカリなどありますが、ポテトサラダを作る際におすすめのじゃがいもは「男爵いも」です。数あるじゃがいもの種類の中でもホクホクとしており、ポテトサラダを作る調味料との相性もいいです。男爵いもに限らず全てのじゃがいもでポテトサラダが作れます。ホクホクとしてほっとするような美味しいポテトサラダを作るには、やはり男爵いもが向いているでしょう。
男爵いも以外のじゃがいもなら、キタアカリでもいいです。男爵いもといえば、メークインと並んでじゃがいもの2大品種ともいえます。男爵いもは澱粉が約15%も含まれているためホクホクとした食感があります。ホクホクとした美味しいポテトサラダを作るのに男爵いもは向いているのです。
じゃがいもは丸ごと茹でるほうが美味しい!
じゃがいもはまるごと茹でるほうが甘味を閉じ込めることができるので美味しいと紹介されているポテトサラダのレシピが多いです。まるごと茹でる以外にも美味しく仕上げることはできます。潰しやすい大きさにカットしてから塩ゆでする方法です。じゃがいもはいろんな茹で方がありますので、ご自身に合う美味しい茹で方を探してみてください。
きゅうりと玉ねぎはしゃっきり食感がおすすめ
ポテトサラダにきゅうりや玉ねぎを加える際にはシャキシャキとしている方が、歯ごたえがありますのでおすすめです。玉ねぎやきゅうりは薄切りにしてから、きゅうりは塩での下ごしらえ、玉ねぎは辛味抜きをおこないましょう。下ごしらえをしたらしっかりと水気は切りましょう。
コクを出すためにはゆで卵を加えよう
ポテトサラダにマヨネーズだけではコクが少し物足りなく感じます。そこにゆで卵をいれることにより、コクもでますし、さらに美味しくなりますのでおすすめです。それに加え隠し味で粒マスタードを加えると風味がよくなります。隠し味程度でもいいですし、好きな方はお好みで加えてみるといいでしょう。
美味しいポテトサラダの作り方のアレンジシピを紹介
隠し味でヘルシーに仕上がる「白ワインビネガーのポテトサラダ」
白ワインビネガーを隠し味に使うことでマヨネーズの量を減らしてヘルシーなポテトサラダをつくります。美味しいポテトサラダをヘルシーに隠し味で美味しくいただきましょう。今回紹介する材料は2人分です。
- じゃがいも250g
- 玉ねぎ30g
- きゅうり40g
- ハム2枚
- ゆで卵1個
- A白ワインビネガー小さじ1
- A塩少し
- A粗挽き黒こしょう少し
- マヨネーズ大さじ3
- パセリお好み
- じゃがいもは濡れたペーパーとラップで包んでから電子レンジで加熱します。500Wで約6分が目安ですので様子を見ながら加熱してください。
- じゃがいもが加熱できたら温かいうちに皮をむきます。玉ねぎときゅうりは塩もみや辛味抜きなどの下ごしらえをして水気をしっかりとしぼりましょう。
- ゆで卵は白身は大きく手でちぎり、黄身は軽くつぶします。
- ボウルにじゃがいもをいれて潰し、短冊切りにしたハム、玉ねぎ・きゅうりをいれて混ぜます。
- Aの調味料をいれて下味をつけます。
- マヨネーズをいれて混ぜ、ゆで卵を入れて混ぜていきましょう。
- お皿に盛り付けてお好みでみじん切りしたパセリを飾ったら完成です。
白ワインビネガーが隠し味になったシンプルなポテトサラダですが、白ワインビネガーで下味、隠し味をつけることでマヨネーズの量を減らしヘルシーなポテトサラダになります。
北海道丸ごと満喫「絶品ポテトサラダ」
じゃがいも、酒、玉ねぎ・コーンと北海道の美味しい食材を簡単に全て満喫できるような絶品ポテトサラダです。今回紹介する分量は4人分です。絶品ポテトサラダの材料と作り方を見ていきましょう。
- じゃがいも4個
- 玉ねぎ2分の1個
- コーン(缶詰でも)1缶
- サケ1~2切れ
- きゅうり2分の1本
- マヨネーズ大さじ4~お好み
- レモン汁お好みで少し
- 塩コショウ適量
- 醤油小さじ2(なくても良)
- じゃがいもは皮をむいてから一口大にカットします。きゅうりと玉ねぎは薄くスライスします。
- じゃがいもは時短でレンジで茹でるか鍋で茹でましょう。玉ねぎは水にさらし、きゅうりは塩をふり水分をだします。
- サケはグリルで焼き身をほぐします。コーンは汁を切りましょう。
- じゃがいもが茹で終わったら水分を飛ばして熱いうちに潰しておきましょう。
- 玉ねぎときゅうりはしっかりと水気をきって、全ての材料を合わせたら完成です。
北海道のじゃがいもと、北海道の名産物が合わさった美味しい絶品ポテトサラダが簡単に完成します。レモン汁や醤油は隠し味程度やお好みで加えてみましょう。
美味しいポテトサラダの作り方で美味しく作ってみよう!
いかがだったでしょうか?今回は基本的な美味しいポテトサラダの作り方を紹介していきました。ポテトサラダは簡単ですが美味しいポテトサラダを作るのは意外と難しいです。ポテトサラダに入れる材料もレシピによって少し違っていたりしますので、ポテトサラダといっても幅広い味付けがあります。ポテトサラダの基本的な作り方と作り方のコツをおさえれば美味しいポテトサラダを作ることができます。
ポテトサラダに使うじゃがいもはホクホクとした食感が特徴の男爵いもがおすすめですので、ホクホクしたポテトサラダを作りたいという方はぜひとも使ってみてください。美味しいポテトサラダが作れたら隠し味を足してみたりいろんな食材を加えたアレンジポテトサラダに挑戦してみるのも面白いでしょう。