焼き鳥の焼き方を詳しく解説!家庭で美味しく焼くコツも紹介!

最近ブームのおうち飲み。時間や場所を気にせず、ゆったりと食事やお酒が楽しめるとあって、実践する人が増えています。そんなおうち飲みのお供といえば、やっぱり焼き鳥がおすすめです。ジューシーで鶏肉の旨みが味わえる焼き鳥があれば、ビールがぐんぐん進みます。せっかくならお店みたいな焼き方で、絶品焼き鳥を作ってみませんか?今回は焼き鳥の焼き方を詳しくご紹介します。焼き鳥のおいしいレシピも紹介していますので、ぜひチェックしてみてください。

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目次

  1. 1焼き鳥を家庭でプロ級に美味しくする焼き方を教えて!
  2. 2焼き鳥の焼き方を丁寧伝授!
  3. 3焼き鳥を家庭でも美味しく焼くコツ!
  4. 4焼き鳥の家庭でできる簡単レシピ!
  5. 5焼き鳥の焼き方をマスターして家庭で居酒屋気分に!

焼き鳥を家庭でプロ級に美味しくする焼き方を教えて!

外でお酒を飲むのもいいですが、最近時間も周りも気にせず楽しめる「おうち居酒屋」をする人が増えています。せっかく家庭で居酒屋を開催するなら、居酒屋さんで見かけるようなメニューを作ってみんなをあっと言わせてみませんか?イチオシは居酒屋メニューの代表格、焼き鳥です。ジューシーな鶏の旨みがぎゅっと詰まった焼き鳥があると、ビールがぐんぐん進みますし、場が大盛り上がりすること請け合いです。

焼き鳥ってシンプルそうで、いざ作ろうと思うと上手に作るには難しい料理です。そこで焼き鳥屋のプロをお手本にした家庭でも作れる焼き鳥のおいしい焼き方を詳しくレクチャーします。ちょっとしたコツを取り入れるだけで、家庭でもおいしい焼き鳥を楽しむことができます。フライパンや、ホットプレート、トースターなどを使った焼き方も紹介していますので、家庭にある道具でも簡単に作れます。早速おうち居酒屋を開店しましょう!

焼き鳥の焼き方を丁寧伝授!

串を水に浸けておこう

焼き鳥屋さんでいただく焼き鳥が、どうしてあんなにおいしいのかというと、下ごしらえがきちんと出来ているからです。下ごしらえのコツを知って作る焼き鳥は、失敗もなく、仕上がりの大きな違いが出るほど大切なものなんです。丁寧に下ごしらえを行って、絶品焼き鳥をつくります。まず鶏を刺す串は、事前に水につけておきます。よく真っ黒焦げの串を見ますが、見た目がよくありません。串を水に刺すだけで焦げにくくなります。

鶏肉を切ろう

焼き鳥の主役、鶏肉の登場です。焼き鳥の下ごしらえは、鶏肉を上手にカットすることが大切です。コツはよく切れる包丁を使うこと。切れにくい包丁だと皮が切りにくく、美しい仕上がりになりにくいです。よく切れる包丁を用意したら、まずふくらはぎとモモに分けます。出っ張っている部分を切り取り、残っている皮の部分を切り取ります。鶏肉に残っている筋と、軟骨を取ります。続いて均等な厚みになるよう観音開きにします。

ここから鶏肉を食べやすい大きさにカットしていきますが、この時できるだけ同じ大きさに切り揃えるように心がけてください。大きさの目安は15mm各程度が理想です。鶏肉の大きさが揃っていると見た目も良いですし、焼き方によって焼きムラが出にくくなります。焼き方で鶏肉を串に刺した時の厚みが均等になるように切ると、焼きやすいので厚みと、大きさを揃えて切ることを大切にしましょう。

鶏肉を切ったあと、おいしい焼き鳥を作るコツが鶏肉に下味をつけることです。下味をつけることで、鶏肉の旨みを引き出し、ぐんとおいしい焼き鳥が完成します。切った鶏肉をボウルに入れ、鶏肉2枚ほどに対し、塩小さじ1、うまみ調味料小さじ1/2、酒大さじ1をかけて手でもみ、味をなじませます。塩の量は鶏肉に対して1%ほど、さらにその半分のうまみ調味料がちょうどいい加減になります。鶏肉の量が増えても覚えやすいです。

切った鶏肉を串打ちしよう

下味をつけた鶏肉がなじんだらいよいよ串に刺していきますが、刺す時のコツがあります。刺しはじめは、小さくて薄い鶏肉から鶏皮の部分が表になるように刺してください。串の先端に向かって大きな鶏肉を刺して行き串の先のほうが太くなるようにします。これはなぜかというと、家庭でもお店も同じですが、焼き方で先端の方が先に焼けるので、先端に小さな鶏肉を刺していると焦げやすく鶏肉が硬くなってしまうのを防ぐためです。

また、焼き方で生焼けが心配と隙間を開けて鶏肉を刺す方がいますが、串が焦げる原因となりますので、隙間なく刺すようにしてください。全部の鶏肉が串にさせたら上から手で押さえて厚みを調整するのもコツです。1串につき、鶏肉はだいたい50gが目安になります。失敗しない焼き鳥の焼き方のためにも、串に均一に鶏肉を刺すことを覚えておきましょう。

焼き鳥のフライパンでの焼き方

焼き鳥屋さんでは炭火で焼き鳥を焼くので、鶏肉の余分な脂分が落ち、ジューシーで旨みの詰まった焼き鳥の焼き方が可能ですが、家庭だとなかなか道具を用意するのが難しいです。そこで、どの家庭にもあるフライパンで、焼き鳥屋さんに負けないような焼き鳥の焼き方を伝授します。家庭で焼き鳥を焼くときのフライパンは、直径26cmほどのフッ素加工が施されているものが良いでしょう。焼き方も焦げにくく、焼きやすくなります。

焼き鳥のフライパンでの焼き方ですが、フライパンにサラダ油を小さじ1ほど入れて強火にかけ、熱くなったら鶏肉を刺した串を入れていきます。ここで焼き方のコツは、串を入れたあとは触らないようにしてください。鶏肉に焼き目がつくのをじっと待ちましょう。1分ほどきれいな焼き目が付くまで焼き鳥を焼いたら、ひっくり返してとろ火にし、同様に5分~7分焼き鳥を焼きます。

焼き方のコツとしては鶏肉をなるべく動かさず、フライパンをゆする程度にして鶏肉の中まで火を通すことです。焼き鳥を焼いていると、次第に脂と肉汁がでてきます。これはそのままにせず、キッチンペーパーで吸い取り、焼き鳥の上に塗りつけましょう。こうすることで味がよくなり、照りが出ておいしそうに見えます。焼き鳥が焼けたら、焼き鳥は最初に焼いた面を上にして盛り付けると、仕上がりがきれいになるのでおすすめです。

焼き鳥のグリルを使った焼き方

焼き鳥のグリルを使った焼き方をご紹介します。グリルは、上下から熱が出るため上手な焼き方に仕上がるのが特徴です。グリルを使った焼き方のコツは、余熱をきちんとすることと、網に事前に油を塗っておくことです。こうしておくことで焼き鳥の肉が網にくっつきにくくなり、家庭でも上手に焼き鳥を焼くことができます。グリルを強火で2分ほど余熱したら、早速焼き鳥を焼き始めます。

家庭のグリルで焼き時間は変わってきますが、両面焼き用グリルなら10分ほど、片面焼き用グリルなら4~5分ずつ両面焼くようにしてください。あまり知られていませんが、グリル内の温度は一定ではなく、グリルの端よりも中央と奥のほうが高温になります。そのため、焼いている途中で焼き鳥の場所を少し入れ替えてあげて、全体にまんべんなく焼き鳥に火が通るようにすると、家庭用のグリルでも焼きムラを防ぐことができます。

焼き鳥のホットプレートでの焼き方

みんなでわいわい焼き鳥を楽しみたいなら、家庭で焼き鳥パーティはいかがでしょうか?家庭用ホットプレートを使うとテーブルの上で調理できるので、家庭でも料理する人がキッチンにこもりきりになることもありません。家庭用ホットプレートを使った焼き方のメリットは、一度に多くの焼き鳥が焼けることと、煙がでないこと、焼きたてのアツアツ状態が長続きすることです。焼き鳥を焼きながら盛り上がれることもうれしいです。

家庭用ホットプレートを使った焼き鳥の焼き方のコツは、グリルと同様余熱を十分に行うことです。鉄板が焦げそうであれば油を薄くひいておきましょう。焼き鳥を家庭用ホットプレートに乗せたら、片面を2分焼き、焼き具合を確認したらひっくり返して裏面も2糞焼きます。鶏肉から脂が出てきたらキッチンペーパーで拭き取り、両面に焼き色がついたらふたをして3分ほど中まで火を通すと、お肉の旨みも逃がさずおいしく仕上がります。

焼き鳥のトースターでの焼き方

家庭で焼き鳥を焼く場合、トースターを使った焼き方もあります。トースターを使うと、余計な洗い物が出ず、手軽で簡単に焼けることがメリットです。ただし気をつけたいのは焼き鳥から出る脂です。脂がトースター内に落ちると掃除が面倒なので、アルミホイルを敷いて時間と手間の効率化を図りましょう。アルミホイルを使うときのコツは、外側を折り返して焼き鳥の脂が下に落ちないようにすることです。

もし家庭でお使いのトースターに金属製のトレイが付属している場合は、そちらを使ってもOKです。トースターで焼き鳥の焼き方は、アルミホイル、または金属トレイの上に焼き鳥を並べ、トースターで15分加熱し、串を裏返してさらに10分加熱します。最後にトースターを高温にして焦げ目をつけると、鶏肉の表面がかりっとして食感が良くなりますで、ぜひお試し下さい。

焼き鳥のオーブンでの焼き方

焼き鳥はオーブンを使った焼き方も可能です。オーブンは一気にたくさんの焼き鳥が焼けますし、目を離しておいても大丈夫なのでその間にほかの料理を作ることができます。オーブンを使った焼き鳥の焼き方は、オーブンを事前に250度で余熱します。余熱が完了したら、オーブンの網に薄くサラダ油を塗り、焼き鳥を並べて8~10分ほど焼きます。家庭のオーブンが電気式であればもう少し焼き時間が必要なので、調整して焼いてください。

焼き鳥を家庭でも美味しく焼くコツ!

水の霧吹きを使って火力調整

家庭でも焼き鳥をお店のような焼き方がしたい、という場合、霧吹きを使った方法があります。実際高級な焼き鳥屋さんのほとんどが、霧吹きを使って焼き鳥を焼いているそうです。霧吹きは、水の霧吹き、食塩水の霧吹き、酒の霧吹きと中身によってそれぞれの効果が異なりますので順番に紹介していきます。まず水の霧吹きは、過料の調整を行うときに使います。焼き鳥屋さんで脂が燃えて煙が立ったときに霧吹きを使います。

家庭用の焼き方では炭火で煙が立つことは少ないですが、もしおうち焼き鳥を極めたくて炭火グリルを導入した場合は、霧吹きで炭火を冷却して、煙を沈めることができるというこを覚えておきましょう。使い方のコツとしてはやや遠目から霧吹きを使うことです。炭にあまり近づけて霧吹きを吹き付けると、水でベタベタになってしまいます。霧吹きがない場合は手を濡らして炭火に水をかけてもOKです。

食塩水の霧吹きを使って仕上がりふっくら

食塩水の霧吹きは、和食の世界では素材の旨みを引き出す調味料として重宝されているものです。材料は家庭にあるものだけで簡単に作れるので、ぜひ試してみてください。使う塩はミネラルの多いものがおすすめです。水150ccを沸かしたら塩50gを入れてとかし、霧吹きに入れて使います。焼き鳥の下味に食塩水の霧吹きをかけて焼くと、家庭でもおいしくふっくらと焼くことができます。簡単なコツなので、ぜひ試してみてください。

酒の霧吹きを使って肉の旨味を引き出す

焼き鳥の焼き方で酒の霧吹きを使うと鶏肉の旨味をぐっと引き出すことができます。焼き鳥をやわらかくジューシーに焼くことができるコツでもあるので、家庭でも本格的な焼き鳥を楽しみたい方はやってみて欲しいと思います。酒は日本酒がおすすめです。焼酎だと焼酎の味が焼き鳥についてしまいせっかくの焼き鳥が台無しになってしまうことがあります。料理用の日本酒を霧吹きに入れ、さっとふりかけてから焼いてみてください。

焼き鳥の家庭でできる簡単レシピ!

まるでお店風「焼き鳥屋さん顔負けの鷄つくね」

家庭で作ったとは思えないお店みたいな鶏つくねのレシピです。ボウルに鶏ひき肉200gとみじん切りにしたねぎ10cm、酒小さじ1、しょうゆ小さじ1、生姜チューブ小さじ1、片栗粉小さじ1を入れてよくこねます。4等分して串に貼り付けます。フライパンに油を熱し片面3分、蓋をして裏返して3分、蓋をとってさらに3分焼きます。酒大さじ1、しょうゆ大さじ1、みりん大さじ1、砂糖大さじ1を入れてよく味をからめたら完成です。

本格塩味の簡単焼き鳥「グリルで焼き鳥」

焼き鳥屋さんの大人気メニュー、塩味の焼き鳥も家庭で簡単にできます。レシピは、鶏もも肉2枚は食べやすい大きさに切り、ボウルに入れたら酒大さじ1、塩小さじ1、砂糖小さじ1、にんにくチューブ1cmを入れてよく揉み込みます。串に白ネギ2本を程よい長さに切ったものと交互に刺して焼き鳥を作ります。グリルを余熱し、網に油を塗り、家庭用グリルが両面焼きなら様子を見ながら10分~15分焼いたらできあがりです。

フライパンで本格的な「焼き鳥ねぎま」

家庭でも本格的に楽しめる焼き鳥ねぎまのレシピは、長ネギ2本分は約3cmに切ります。醤油大さじ2、みりん大さじ2、酒大さじ1、砂糖大さじ1を混ぜ600wのレンジで1分加熱してタレを作ります。鶏肉2枚を食べやすい大きさにカットしたら、串に鶏肉と長ネギを交互に刺していきます。フライパンで焼き色がつくまで焼いたら、一度取り出しタレを入れて煮詰めます。焼き鳥を戻して全体にたれをからめたら、できあがりです。

焼き鳥アレンジ「ねぎ味噌ダレの焼き鳥」

焼き鳥に甘くてやさしいお味噌をかけた焼き鳥のアレンジレシピです。レシピは、味噌大さじ2、みりん小さじ2をよく混ぜておきます。鶏もも肉1枚は1口サイズにカットし、串に刺します。フライパンにサラダ油をしき、焼き鳥に火が通るまで焼いたら、合わせておいた味噌を塗り、小ねぎをちらしたらできあがりです。

Thumb焼き鳥をフライパン焼くには?人気の塩の簡単な焼き方など紹介! | お食事ウェブマガジン「グルメノート」

焼き鳥の焼き方をマスターして家庭で居酒屋気分に!

家庭でも簡単なコツで、お店みたいな焼き鳥の焼き方ができる方法を紹介してきましたが、いかがでしたか?今回紹介した焼き方さえ覚えておけば、家族から一目おかれること間違いなしです。フライパンの焼き方、ホットプレートの焼き方、トーストの焼き方、グリルの焼き方、オーブンの焼き方などそれぞれにおすすめの方法を開設しましたので、ぜひ参考にして家庭の調理器具にあった調理方法でおいしい焼き鳥を作りましょう!

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