エアコンのガスの補充の料金を紹介!残りの確認方法も解説!

エアコンの効きが悪いという場合は、まずは室内機や室外機の掃除をすることで改善することがありますが、エアコンを取り付ける際にしっかりと配管が接続されていなかった場合は、エアコンのガス補充が必要になります。ガス補充というと、料金はかかりますが確認事項が多かったりガス補充に必要な専用の道具が必要になるので、業者に任せた方が無難です。エアコンのガス補充を行う場合のガス補充の料金がどのくらいかかるのか、料金を調べてみました。またガス補充前にどのくらいガスが残っているのかの確認方法について記載しています。

エアコンのガスの補充の料金を紹介!残りの確認方法も解説!のイメージ

目次

  1. 1エアコンのガス補充の料金はどのくらい?
  2. 2エアコンのガス補充の料金
  3. 3エアコンガス補充前にガス漏れチェック
  4. 4補充必須!エアコンのガス漏れの原因
  5. 5エアコンのガス漏れ対処方法
  6. 6エアコンガス補充の基礎知識
  7. 7エアコンガスの補充について
  8. 8エアコンのガス補充前にそろえておく道具とは?
  9. 9エアコンガス補充に道具:冷媒ガス(R410a)
  10. 10エアコンガス補充に道具:ゲージマニホールド&チャージホース
  11. 11エアコンガス補充に道具:温度計
  12. 12エアコンガス補充に道具:プラスドライバーとモンキーレンチ
  13. 13自分でエアコンガス補充をやる方法
  14. 14エアコンガス補充方法:室外機のカバーを外す
  15. 15エアコンガス補充方法:温度計を付ける
  16. 16エアコンガス補充方法:エアコンのリモコンを確認
  17. 17エアコンガス補充方法:冷媒ガスボンベを接続
  18. 18エアコンガス補充方法:サービスポートを接続
  19. 19エアコンガス補充方法:運転状況を確認する
  20. 20エアコンガス補充方法:道具を取り外す
  21. 21エアコンの効きが悪い場合はガス漏れも疑おう

エアコンのガス補充の料金はどのくらい?

以外と知られていませんが、家庭内エアコンには定期的にガス補充が必要になり、エアコンのガス補充を行うことで、エアコンの効きを良くする働きがります。具体的なエアコンのガス補充の料金はいくらいぐらいなのか、ガス漏れ確認の方法や原因はのようなものなのか、ガス補充は自分で行っても良いのか、やり方や必要な道具について詳しく解説しています。
 

エアコンのガス補充の料金

エアコンのガスが漏れてしまっている場合は、ガス補充が必要になります。おおよそのエアコンのガス補充するための料金は、おおよそ13000円から25000円程度となります。平均的な相場は15000円になりますので、ガス補充する料金の目安にしてみてください。ちなみにガス補充にかかる料金は、ガスの補充する種類や量などの料金、施工料金、出張料金、技術料金などが含まれます。

とくにエアコンのガス補充を依頼する場合に注意するポイントは、お願いする業者が作業料金をしっかりと開示していない場合や、オプション料金が過剰に記載されている場合は、相場より高い料金を請求されることがあるので、設定されている料金などをしっかりと確認しましょう。また依頼する業者は作業猟料金だけではなく、口コミは評価なども参考にした方が良いでしょう。
 

エアコンのガス補充は自分で行える?

安い料金ですませるためには、エアコンのガス補充は業者に頼むことなく自分で行った方が料金は確かに安いと言えます。しかし作業量が含まれないため、いくらエアコンのガス補充を自分で行って良いのでしょうか?ガス補充は専門の知識や技術、経験が必要になりますので、料金がかかっても可能であれば業者に依頼したほうが良いです。
 

もともとエアコンの冷媒ガスは料金も高いのですが、それに追加してガス漏れの原因やガス漏れ箇所などをしっかりと見極めてくれるので、素人では時間がかかったり経験不足だったりする訳です。もちろんインターネット上にエアコンのガス補充方法は、紹介されていることが多いので、ご自身でガス補充を行っても大丈夫です。その場合は業者に依頼するよりも料金は高しかに安いですが、自己責任ということになります。

エアコンのガス補充の適正期間

家庭の用のエアコンにには冷媒ガスが利用されていますが、定期的にガスを補充する必要があるのか、考えたことがあるかもしれません。実は家庭のエアコンのガスは、ガス漏れを起こさない限り半永久的に利用することが可能になります。ガスケツなどという言葉は、車だけに適応する言葉になります。家庭用のエアコンでガス補充が必要な場合は、ガス漏れを考えた方が良いでしょう。
 

エアコンのガスの残量確認

家庭のエアコンのガスの残量は室外機や室内機に、残量が分かるようなメモリなどはありません。上記でも記載していますが、家庭内エアコンは一般的には半永久的に利用されるように設計されているので、残量などのバロメーターが必要ないです。そのためガス漏れが原因でエアコンが正常に起動しない場合は、設置ミスなどが多かったりします。

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エアコンガス補充前にガス漏れチェック

エアコンの利きが悪くなったのでガスの補充を検討されている方は、ガス補充する前に、ガス漏れが起きていないか確認するところから始めたほうが良いでしょう。ガス漏れが置いている場合は、エアコンの電源は入りますし一応内部のエアコンの室内機から風は出るでのですが、なんとも生温くエアコンの機能を果たしません。

まずエアコンの性能が落ちてしまった場合は、エアコンのガス漏れが原因なのか、エアコンの室内機や室外機の汚れやゴミつまりが原因なのか、はたまたただの経年劣化なのか、症状を確かめた方が良いでしょう。特にエアコンのガス漏れの原因は、どういう場面で多いかエアコンのガス漏れの原因から対処方法まで、詳しくみていきましょう。

補充必須!エアコンのガス漏れの原因

エアコンのガス補充が必要になるということは、エアコンのどこらしからガスが漏れてしまっている、という事になりますので原因を探す必要があります。エアコンのガス補充が必要なくらい、ガスが漏れてしまっている要因として、エアコン購入時に取り付けミスによるもの、エアコン本体や室外機のジョイント部分や管からガス漏れがおこってしまっているケース、他は室内機と室外機をつなぐ管の劣化などがガス漏れの原因と言われています。

また、エアコンを掃除しようと室外機を無理に動かそうとした場合に、配管パイプに亀裂が出来たり、穴が開いたりと言う理由でガスが漏れることもあるようです。ガス施工の問題がある場合は、取り付け後数時間から数年という長い期間をかけてもれてくるケースが多いのが特徴です。エアコンを長期間利用していて自然にガス漏れが起こるのであれば、経年劣化が原因である可能性もあります。

その他にエアコンのガス漏れが多い原因としては、エアコンを他の住居に移す場合に、素人が取り外すと冷媒ガスが抜けやすくなっています。エアコンの冷媒バルブが付いている室外機のバルブの締め忘れが多く、新居にエアコンを取り付けてもエアコンが効かないパターンに多いです。また中古のエアコンにも同様のことがいえ、譲りうけて取り付けたは良いが、エアコンが効かない場合もガスの補充が必要になります。

ガス漏れが起きるとどうなるのか?

エアコンは室内機と室外機は、配管で繋がっていますので部屋の中の空気を調整するのにガスを利用することになるのですが、その配管を利用しています。ガスは室外機の方で圧縮されて、液状になります。室内機の方では部屋の温度調整のため気体化することになります。エアコンの仕組み上、室外外と室内機の仕組み上、部屋を冷やしたり温めたりします。
 

エアコンを利用して温度調整した際にでた、熱量は外へ逃がすためにガスを利用します。そのためガスが無くなったり、少なくなるとエアコンが上記の仕組みを正しく行え為、熱量を外に逃がすことが出来ずに効きが悪くなります。そのため配管の中を通るガスがなくなると補充が必要になります。

エアコンのガスが規定値に達していても、エアコンが正常に動かない場合は室外機そのものの故障も考えれます。エアコンのガス漏れの確認方法については、下記に記載させて頂きますが、過剰に霜が配管についているか、またガス抜けの場合は、配管が冷えませんので確認してみてください。室外機が故障しているかどうかは、エアコンを入れてファンが回っているかどうか確認してみましょう。

その他に、室外機は中身を分解してまでは掃除する必要はありませんが、室外の裏側を見てみて、ホコリが溜まっていないか確認しましょう。過剰にゴミやほこりが溜まっている場合は、エアコンの電源を止めた状態で室外機の裏のフィルターにたまったゴミを掃除機でかき出した後に、歯ブラシで取り出すと掃除がしやすいと言えます。

エアコンのガス漏れ対処方法

上記のような理由で、エアコンのガス漏れが発生していた場合の中で、経年劣化はしょうがないですが、施工ミスであったり室外機を移動させた際におきたガス漏れは、配管接続を修正し、漏れたガスを補充することで改善します。エアコンの開閉バルブからのガス漏れ、パイプの内部の腐敗など場所によっては修正ではなく、取り換えそのものが非常になることがあります。
 

エアコンのガス補充が必要なガス漏れの確認手段

エアコンからガスが漏れると、エアコンの室外機から伸びている細い官の方に霜がついたりします。特に冷房を利用していて、室外機の細い配管に霜が付いている場合は、ガス漏れを疑ったほうが良いでしょう。霜が付くケースでも水のような点々とまばらについている霜は特に心配はありません。また室外機の配管を触ってみて、冷房を運転の際に、冷たさを感じない場合もガス漏れが懸念されます。
 

最近エアコンの利きが悪く、室外機や室内機のメンテナンスも行ったが改善が無いという方は、特に室外機でだけではなく、室内機の配管を触ってみて冷たさを感じないなら、エアコンにガス補充が必要なのかもしれません。また、エアコンのガス漏れが起きた場合は、機種があたらしければ修理するほうが料金的にもお得だと思いますが、10年以上利用しているエアコンに関しては、エアコンの買い買え料金がかかりますが、修理より新調するほうがおすすめてと言えます。

また、エアコンのガス漏れまではどうしても素人では気が付きにくい部分もありますが、エアコンの効きが悪く、室外機と室内機の掃除をプロの依頼した際に、業者が気がついてガス補充にいったた経緯もあるので、定期的にエアコンの掃除を依頼しておくのも良いでしょう。料金は6000円から10000円程度となります。

エアコンガス補充の基礎知識

エアコンのガス漏れが原因で、部屋の温度調整が難しいと感じ方は、料金はかかるかもしれませんが、自分で確認することが難しい方はプロの業者にエアコンのガス漏れがお混っていないか確認してもらった方が良いでしょう。ガス漏れは素人で確認でききるポイントは上記に記載しましたが、やはりそれでも理由が分からない場合は、業者確認がおすすめです。
 

エアコンのパイプの中の入っている「冷媒ガス」が漏れてしまっている場合や、規定量を満たしていない場合は、やはり室内機から効率よく、冷風を出すことができません。上記でも既に紹介はしていますが、ガス補充の単価は15000円程度の料金で補充可能なのでプロに任せておきましょう。またもともと配管などの知識がある方は、専用の道具を用意してエアコンのガス補充を行っても良いと思います。

エアコンガスの補充について

エアコンガス補充1:自分で行っても大丈夫なのか?

ガス漏れがあった場合は、料金がかかりますが出来るだけプロの業者に任せた方が良いことは既に記載していますが、ご自身で試しにガス補充を行いたい方や、エアコンの修理について自信がある方は、料金がほとんどかからのでご自身で試してみても良いでしょう。しかし、エアコンのガスの補充は料金節約のためといっても素人が勝手にやっても大丈夫なのでしょうか?
 

高圧ガスを補充したり取り扱う場合は、冷凍能力によって特別な資格が必要になってきます。専門の資格が必要なのは、3トン以上の冷凍能力があるガスからになり、3トン未満である家庭用のクーラーのガスの補充は、免許書なども特に必要なく、素人でもガス補充することは可能です。ただし業者に依頼するよりは料金は安くはなりますが、手間暇と故障のリスクがあることだけは知っておきましょう。

エアコンガス補充2:クーラーの冷媒ガスとは

家庭用のエアコンのガスを確認する際に、知っておくべきことはガス補充に適切なガスがあるということです。主に三種類のガスがあり、比較的古い商品のガスである「R22」、最近主流のガスである「R410a」、新冷媒に新熱性の「R32」があります。はじめに紹介した「R22」は既に生産終了している商品のガスであり、現在ではほとんど入手することは出来ません。
 

またR22を採用しているエアコンは、10年以上前のエアコンになり現在はみかけることはありませんが、地方の古いビジネスホテルなどで利用されていたりします。そういった機種は冷房漏れのあとは、修理が難しいので買い替えとなるでしょう。一般的にエアコンのガス補充というと、R410aとR32の2つになります。ただしR32は微熱性があり発火の危険もあるので、ご自身で行う場合はR410aのガスが良いでしょう。

ご自宅で利用されている、冷媒ガスが三つのどのタイプなのか知りたいのであれば、室外機の側面に「冷媒R410a」などと記載がありますので、すぐに利用している冷媒ガスを確認することで用意でどのタイプか確認が可能です。室外機のエアコン情報が記載されている側目を確認してみましょう。

エアコンガス補充3:冷媒ガス漏れの修理方法

エアコンのガス漏れがあった場合は、まずはどこからガスが漏れているのか確認することが必要です。確認作業を行わずに、ガス補充を行うと結局はガスが漏れてしまうので、ここのポイントはしっかりと行いましょう。ガス漏れがどの箇所から起こっているのか確認できたら、次にガス抜き専用の機械で、エアコンのパイプに残留している冷媒を回収します。
 

パイプの中に残っているガスを回収してから、ガス漏れがおこっている箇所の修理を行います。キチンと修理が確認できたら真空ポンプを利用して配管内を真空にします。後程記載しますが、真空ポンプという道具が必要になります。真空ポンプで真空状態にしたあとは、エアコンの配管の内部が真空状態になっているか専用の道具でしっかりと確認しましょう。

最後に計測確認装置を利用して、冷媒ガスボンベを一定の値まで補充します。以上の流れでエアコンのガス漏れだった場合の対象方法とガスの補充になるのですが、上記の作業を行う場合は、専用の道具の用意が必要になります。ご自身でガス補充を行う場合は、冷媒ガス、温度計、チャージホース、重量計、ゲージマニホールドというものが必要です。

エアコンガス補充4:R410a冷媒の補充について

既にエアコンのガス補充に必要なガスについては3種類のタイプがあることは、お伝えしています。エアコンのガス補充が必要になった場合は「R410a」という種類のガスの補充が必要になりますが、このガスは旧式のR32と最新式のR125を半分づつ融合したようなガスになります。いったん配管の中のガスは既に、抜いているのでガスを補充します。

「R410a」のガスは通販などでは14000円程度かかるので、この時点で業者に依頼した方が良いなとい選択肢ができますが、多くのエアコンのガス補充やどういった流れでエアコンのガス補充がされるのか知りたい方は、そのまま読み進めましょう。利用する場合はゲージマニホールドが必要になるので、こちらもガスと同様にご自身でガス補充を行う場合は、用意するかレンタルしておく必要があります。購入した場合は8000円から20000円程度です。

エアコンガス補充5:ガスの補充量の見極め方

「R410a」ガスの補充量についてはどのような目安で補充した方が良いのでしょうか?既にエアコンの内部の配下に冷媒の残量が分かるようであれば、冷媒の補充量を計算することは可能ですが、だいたいの場合はどのくらいエアコンの中に冷罵ガスが残っているかは分かりません。古いタイプのエアコンであれば、コンプレッサーが搭載されいたため、そうったい規定値が分かったようです。

しかし最近のエアコンは、低圧圧力しか計測することができず、以前のように冷媒量を計測することができなくなっていますので、ある程度の冷媒量を計測してガス補充をするとうのが難しくなってきています。業者でない素人がエアコンのガス補充行う場合は、少しづつ冷媒補充する方法が適しています。

エアコンのガス補充前にそろえておく道具とは?

ガス補充する場合は、個々に道具をそろえると結局業者に依頼するよりかなり高い料金になってしまいます。どうしてもご自身で安い料金でエアコンのガス補充を行うのであれば、下記に紹介するガス補充道具一式は、レンタルなどでも貸出ししているところがあるので、購入するよりはレンタルした方がお得です。価格はガス補充が出来る道具一式で3000円から4000円程度なので、料金的にお得です。

エアコンのガス補充に必要な道具は、冷媒ガス(R410a)、ゲージマニホールド&チャージホース、温度計、プラスドライバー、モンキーレンチ、体重計などになります。ドライバーやモンキーレンチはご自身で用意できるとしても、冷媒ガスであるR410aは、少量だけの利用になるので購入するよりは、レンタルか業者に依頼した方がお得と言えます。

エアコンガス補充に道具:冷媒ガス(R410a)

エアコンのガスを補充する場合に必要になる、R410aは通販などではおおよそ15000円くらいで販売されており、少量だけ利用した場合には高い料金になりますが、業者に委託せずに自分でガス補充を実施するには欠かせないアイテムとなります。R410aのガスの種類については、上記で説明済みですが「R32とR125」と混合ガスとなります。

エアコンの中のガスが抜けきっているようであれば、指定のガス容量どうりにチャージすることで、エアコンを正常起動することが可能です。もちろん冷媒ガスのみでエアコンのガス補充ができる訳ではありませんので、エアコンのガス補充に必要な他の道具も確認しておきましょう。古いタイプのエアコンにはR410aのガスは補充できませんので、どのタイプのガスか室外機に記載されている情報を確認しておきましょう。
 

エアコンの冷媒ガスとは?

室内の温度調整に必要なガスになり、エアコンの室内機と室外機を結ぶ配管内に保有されています。昔の冷媒ガスはオゾン層破壊する原因となるものもあったようですが、現在は改良されて安全な冷媒ガスが利用されています。エアコンのほかにも冷蔵庫の冷却手法としても利用されていますので、冷房ガスは聞きなれない名前ですが私たちの生活に関わっているガスと言えます。
 

冷媒ガスの仕組みは、ガスが液体から気体に変わるときに熱量を奪い、逆に気体から液体に変わる際に熱量を放出する働きがあります。冷媒ガスに利用される物質は、平穏時では気体化していますが、圧力をかけると液体化する特徴があります。冷媒ガスのこの要素を利用したのが、エアコンや冷蔵庫といった電化製品になります。
 

冷媒ガスにはエアコン用のものも含めると三種類のガスがあります。一つがクロロフルオロカーボンというガスです。古くから利用されている冷媒ガスになり、冷蔵庫やカーエアコンに利用されてきた冷媒ガスになります。オゾン層に働きかける成分が強いため現在は製造注意になっています。二つ目がハイドロクロロフルオロカーボンという冷媒ガスになります。
 

車やルームエアコンに利用されてきた冷媒ガスになりますが、オゾン層への影響が微量にあると判明したため、現在は生産が規制されており、東京オリンピックが終わるころには完全生産終了になる予定です。三つ目がハイドロフルオロカーボンになります。現在、多くの家電製品に利用されておりルームエアコン、カーエアコン、冷蔵庫や各種冷凍機に利用されているガスになります。
 

エアコンガス補充に道具:ゲージマニホールド&チャージホース

ゲージマニホールドというのは、あまり聞きなれない道具だと思いますが、エアコンと冷媒ガスボンベを中間に設置する機械になり、タコメーターのようなゲージがついた冷媒ガスの運転状態を確認することが出来る道具になります。冷媒ガスボンベをエアコン内にガス補充する場合に、目視確認でどの程度ガスが補充で来たか確認することが可能です。

もしも専用のゲージマニホールド&チャージホースを購入するのであれば、単品でそれぞれ購入するよりも、セットでの購入がお得になります。セットで購入する場合には、おおよそ10000円前後で通販購入可能です。日常生活で使う機械は少ないので、たくさんガス補充する場合以外は、レンタルかガス補充は業者に依頼しましょう。
 

エアコンガス補充に道具:温度計

ご自身でエアコンのガスを補充する場合は、室内機や室外機の排出温度をそれぞれ温度計測する必要があります。エアコンに限らず家電製品や機械などの温度を計測する温度計は、おおよそ2000円から15000円程度で販売されています。ご自身でガス補充をする場合は2000円程度のものでも大丈夫なので、準備しておきましょう。通販でもホームセンターなどでも購入することは可能です。

エアコンガス補充に道具:プラスドライバーとモンキーレンチ

プラスドライバーはガスの補充のために、室外機のカバーを外すのに必要な道具になります。特殊なドライバーは必要なく、一般的なプラスドライバーであれば充分です。またモンキーレンチは、室外機についているサービスポートのキャップを外すのに必要な器具になります。こちらも特別なものでなく一般的なモンキーレンチで大丈夫です。

自分でエアコンガス補充をやる方法

業者に依頼することなく、ご自身でエアコンのガス補充を行う方や業者どういった流れでガス補充を行っているのかも兼ねて、冷媒ガスをエアコンへの補充方法の手順についてご紹介してみます。特にエアコンのガス補充は、高圧の冷媒ガスを利用するので、取扱いには十分にやり方を確認・理解した上で取り扱いましょう。直感での作業はお勧めしません。
 

エアコンガス補充方法:室外機のカバーを外す

エアコンのガス補充する場合には、エアコンの室外機のカバーをプラスドライバー利用して外していくことが必要になります。取り外すのはガスを補充する、配管の入り口である室外機の側面についているカバーになります。パカッとカバーの取り外しが完了したら、サービスポートをモンキーレンチで取り除きます。ガス補充のための接続ポートのキャップだけを取り外します。

エアコンガス補充方法:温度計を付ける

冷媒ガスの補充の目視確認しながら行うのに必要な道具である、温度計を室内機の排気口に取り付けます。温度計の数字を確認しやすくするために、温度計は室内機の吸い込み口に取り付けます。跡が残らないテープなどで固定するのも良いですし、うまくエアコンの吸い込み口などに取り付けると便利です。室外機の温度確認は、ガス補充の配管の温度をはかります。

エアコンガス補充方法:エアコンのリモコンを確認

エアコンの電源を入れた後に、リモコンで強冷房に温度設定します。設定は冷房で18度以下、強風に設定しておきましょう。そうした設定を実施することにより、エアコンがフル稼働し、モーターの回転があがるような状況を作り出します。室内と室外の温度差が激しい場合は、通常の運転でもフル稼働になりやすいですと言えます。
 

ガス補充する場合には、圧縮機の稼働率を上げているほうが良いですが、リモコンで設定した温度と室内の温度の差がなくなると、回転率が落ちてしまうので、可能であれば窓をあけて室内の気温を上げて行うか、日が出ている日中の作業の方がこのましいと言えます。夜にはやらないと思いますが、室内の温度とエアコンの温度設定になるべる差がある状態で作業を行いましょう。

エアコンガス補充方法:冷媒ガスボンベを接続

ここまで出来たら、冷媒ガスボンベをゲージマニホールドとの間いにチャージホースをつなげます。その際に冷房ガスボンベのバルブは、必ず締まっていることを核にしておきましょう。ガスが漏れているとうまく作業が行えません。ゲージマニホールド側は、真ん中に差し込み口があるのでチャージホースを取り付けて接続しておきます。

エアコンガス補充方法:サービスポートを接続

ゲージマニホールドは赤と青のメーターが付いているのですが、青方のサービスポートとチャージホースで繋ぎ接続します。ちなみにゲージマニホールドは青い方が低圧側、赤い方が高圧側のバルブになります。両方ともとバルブがしっかりと締まっているか確認しておきましょう。次に冷媒ガスボンベのバルブを少しだけ緩めます。
 

ゲージマニホールドと冷房ガス管をつなぐ管になるのですが、この状況までいくとゲージマニホールドまで冷房ガスが進みます。この状態で青いバルブである低圧側のバルブを少しづつ緩めて、室外機へガスを送り込みます。青いチャージホースから冷媒ガスが移動されます。このガスの補充はおおよそ2秒から3秒ほどで終了します。
 

エアコンガス補充方法:運転状況を確認する

上記の作業がひととり終わったら、冷房ガスの補充は完了しているので、エアコンが正常に動くのか、確認作業へとすすみます。正常にガス補充が終わっている場合は、ゲージマニホールドのメーターなどを見て、下記の情報で一致していれば正常に起動します。低圧圧力が0.5から0.9Mpa、室内機の排出口の温度差が10度程度、室外機の配管の温度が5度から10度程度であること。

上記の指標と確認してみて、大きくずれこんでいるようであれば、ゲージマニュホールドの青い低圧バルブをもう少し緩めてガスを送り込みます。一気にバルブを開くと故障の原因になるので、少しづつ緩めてガスを調整するようにしましょう。再度ガスを補充しおわったら、青いバルブを閉じて同じ要領で規定値に達したのか再確認しましょう。

業者などのプロであれば、比較的この作業はなれているので、ある程度初めから低圧バルブを開いて作業をする方もいるようですが、初めて使う方やご自身でエアコンのガス補充を行う方は特に、すこしづつ確認しながら行うにこしたことはありません。ガス補充はあまり入れすぎると故障の原因になるので、上記の指標に近づくように何度か繰り返すと正常に補充することが可能です。

エアコンガス補充方法:道具を取り外す

上記の作業が終わりしっかりとエアコンのガス補充が終わったら、取り付けた道具をひとつづつ外していきます。その際にしっかりとボンベのバルブが締まっているか確認すること、またゲージマニホールドのバルブもしっかりと緩んでないか確認した後に取り外すことが重要です。

冷媒ガスは、高圧の冷気のガスなので、バルブが締まっていない状態でホースを外すと、冷媒が身体などに皮膚などに吹き付けると凍傷になることもあるので、注意が必要になります。
 

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エアコンの効きが悪い場合はガス漏れも疑おう

エアコンのパフォーマンスが著しく落ちた場合は、エアコンのガスが漏れていないか確認してみると良いかもしれません。エアコンの利きが悪いと、まずは室内機と室外機の掃除を行うことが多いと思いますが、経年劣化以外であればガス漏れが原因の可能性が高いと思います。ガスの補充料金は業者によって若干変わりますが、エアコンが必要な季節に入る前に、エアコンの調子が悪い場合は業者に相談してみましょう。
 

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