オーブントースターの掃除の仕方は?焦げ取りや網の掃除方法も解説!

オーブントースターは毎日の生活に欠かせないアイテムです。こんがりふっくらおいしいパンを焼くだけではなく、お菓子作りやホイル焼きなどオーブントースターを使ったレシピは数多くあります。簡単に使えて便利!でも、面倒なのは掃除方法ではありませんか?レンジに比べて手入れがしづらく、焦げつきや汚れを見て見ぬふりしてしまいがち。その結果、年末の大掃除で途方に暮れるということも…。ここでは、オーブントースターの掃除方法を解説していきます。これを見れば掃除も楽しく取り組めるはずです。

オーブントースターの掃除の仕方は?焦げ取りや網の掃除方法も解説!のイメージ

目次

  1. 1オーブントースターの掃除やっている?
  2. 2オーブントースター掃除に必要なもの
  3. 3オーブントースターの掃除方法とは?
  4. 4オーブントースターの網のガンコな焦げつきの掃除方法は?
  5. 5オーブントースターの汚れがどうしても落ちない時は粉ワイドパック!
  6. 6オーブントースター掃除で気をつけること
  7. 7オーブントースター掃除を楽にするための予防策

オーブントースターの掃除やっている?

忙しい朝、朝食は手軽に食べられるパン派という人も多いのではないでしょうか?また、休みの日はおいしいコーヒーと一緒にゆっくりトーストを味わったり。パンは、今では日本人の生活にすっかりなじんでいます。そんなパンをさらにおいしくしてくれるのがオーブントースターです。

料理が苦手なパパも子どもにも簡単に操作できるのも嬉しいものです。でも、毎日使うものでありながら、気が付けば網には焦げがこびりつき、受け皿はパンくずだらけ…。掃除をするのも嫌になっていませんか?

オーブントースター掃除に必要なもの

オーブントースターの掃除をする時、何が必要?どんな洗剤を使えばいいの?家にあるもので簡単にきれいになるの?いざ取りかかろうとすると色々な疑問が出てくると思います。そんな人のために、まずはオーブントースターの掃除に必要なものからみていきましょう。

どんな洗剤で掃除したらいい?

ここでは、オーブントースターの掃除にぴったりな洗剤、重層とセスキ炭酸ソーダを紹介します。まず、重層。海水や地中の鉱床、体内にも存在する物質で、昔から料理や掃除、消化を助ける胃薬として使われてきました。天然成分からできているので、掃除で使って水に流しても川や海を汚すことがありません。重層は、弱アルカリ性で、酸性である油汚れを中和したり、臭いを吸着する性質があるのです。

また、研磨作用がありクレンザーとして利用できることが魅力です。そのため、オーブントースターの焦つき掃除にもピッタリというわけです。次に、セスキ炭酸ソーダです。セスキ炭酸ソーダは家庭用洗剤や入浴剤としても使用されている成分なのですが、家庭用洗剤よりも人や環境に優しいと最近注目されているのです。

重層よりも水に溶けやすく、スプレーにして使用するのがおススメです。また、セスキ炭酸ソーダの最大の魅力は「洗浄力」。重層と同じくアルカリ性なのですが、よりアルカリ性が強いため、重層よりも汚れを落とす力が強いのです。汚れを落とす力はあるのに手が荒れにくいというのもありがたいものです。

重層のpHが8.2であるのに対して、セスキ炭酸ソーダはpH9.8。汚れを落とす力はセスキ炭酸ソーダが強く、でも、重層には研磨力がある、というようにそれぞれに得意な力があるのです。この2つを上手に使って焦げついたオーブントースターを掃除していきましょう。どちらも百均でも購入できる程、手頃で、身近なものです。

掃除に必要な道具は?

掃除に必要な道具を紹介します。重層、セスキ炭酸ソーダ、食器用洗剤、歯ブラシ、新聞紙、スポンジ、ヘラや不要になったカードなどプラスチックのもの、ラップ、キッチンぺ―パーを揃えると掃除も手間なく行えます。

オーブントースターの掃除方法とは?

手順①オーブントースター内部の汚れを落とそう

まず、オーブントースターの電源を抜き、受け皿や網ははずしておいてください。そして、広げた新聞紙の上で、オーブントースター内にあるパンくずや焦げカスを乾いた歯ブラシでこすり落とします。簡単に取れる場合もありますが、こびりついた汚れは、ヘラや不要になったカード(プラスチック製のかたいもの)などでこそげ落とすといいでしょう。落ちにくい汚れ、焦げを落とす方法は後で紹介します。

手順②受け皿や網を洗おう

オーブントースターの受け皿や網をはずし、焦げつきがなくあまり汚れていなければ、液体石けんをつけたスポンジで洗う程度でいいでしょう。しかしそうでない場合は、まず、洗剤などかける前に、ヘラや不要なカードを使って焦げを落としていきます。大きな汚れが残ったままだと、洗剤の浸透が悪く、掃除の効果が半減してしまうので、ここで落とせる汚れはしっかり落としていきましょう。

手順③セスキ炭酸スプレーを作ってみよう

セスキ炭酸ソーダスプレーは自宅でも簡単に作れるます。作り方は、セスキ炭酸ソーダ小さじ1を500mlの水に溶かし、それをスプレー容器に入れる。これだけであっという間に完成です。

オーブントースターだけでなく、レンジや冷蔵庫も掃除できるので、余ってしまっても大丈夫!そして、こんなに簡単にできますが、ホームセンターや百均に行くと、すでにスプレー容器に入った液状のものも売っているので、それを使うのもいいでしょう。

手順④セスキ炭酸スプレーを全体にパックしよう

セスキ炭酸スプレーをオーブントースター全体にスプレーしていきます。ただし、オーブントースターのヒーター部分は割れやすく、水分が苦手なので、優しくから拭きだけにとどめましょう。

ヒーター以外のところで汚れがひどい部分には、セスキ炭酸スプレーをしみこませたキッチンペーパーでパックし、そのまま15分から20分程待ちましょう。そして、汚れが浮いてきたらキッチンペーパーでふき取っていくのです。汚れが落ちにくい箇所はメラニンスポンジを使って落としてみてください。

手順⑤オーブントースター全体を拭いていこう

最後に、オーブントースター全体をふいていきましょう。内側や天井、窓、電源コード、タイマーつまみ部分なども一気に拭き掃除して完了です!

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オーブントースターの網のガンコな焦げつきの掃除方法は?

一通りオーブントースターの掃除をしてみたけれど、やっぱり網の焦げつきが落ちない!受け皿にもまだ汚れがこびりついている。そんな時に登場するのが重層です。重層は粉のままふりかけて使うこともできますが、ペースト状にするとより効果が感じられるでしょう。

配合は、水1に対して重層2~3が基本です。また、汚れや焦げがかなりひどい時は、液体石けんと混ぜてホイップクリーム状にした「重層クリームクレンザー」にするとで、頑固な汚れや焦げにより効果があります。簡単に作れるので試す価値ありです。重層ペーストや重層クリームクレンザーを作ったら、焦げや汚れの上にたっぷり塗っていきましょう。

そして、そのままラップをして2~3時間程度おきます。そうすることで、重層の持つアルカリ性分が油分などを分解し、焦げもやわらかくなっていくのです。パックが終わったら、ラップをそのまま丸めて、焦げ部分をこすっていきます。丸めたラップが汚れを密着し、しかも傷をつけることなく落としてくれるのです。細かいところは、歯ブラシを使ったり、爪楊枝や竹串など使って落とすといいでしょう。

オーブントースターの汚れがどうしても落ちない時は粉ワイドパック!

食べ物が触れるオーブントースターだからあまり強い洗剤は使いたくない!できれば体に優しいもので簡単に掃除がしたい。恐らく、誰もが感じることではないでしょうか。しかし、重層やセスキ炭酸ソーダでやってもダメ。でも、どうしても焦げつきや汚れを落としたい。そんな時は、粉ワイドハイターを使う方法もあるのです。

粉ワイドハイターを使った掃除:ワイドパック

粉ワイドハイターを使うやり方も、基本的にはセスキ炭酸ソーダと重層を使う方法と同じです。オーブントースターの表面についた汚れをヘラなどで落とし、網や受け皿をはずして洗っていきます。そして、ここでセスキ炭酸スプレーの代わりに粉ワイドハイターが登場するのです。汚れ部分に食器用洗剤、粉ワイドハイター、水をかけ、その上にキッチンペーパーをかぶせ、液がしっかり密着するようにパックします。

10分程キッチンペーパーでパックした後、浮き出てきた汚れをメラニンスポンジでこすります。メラニンスポンジを使うことで頑固な汚れも落ちていきます。細かいところは必要に応じて爪楊枝や竹串を使ってください。一通り汚れを落としたら、パックでふやけた汚れや焦げ、残ってしまった粉ワイドハイターを雑巾できれいに拭き取っていきます。ハイターを使っているので、水拭きは念入りに行うことです。

オーブントースター掃除で気をつけること

ここまでオーブントースターの掃除の仕方について説明してきましたが、掃除をしていく上で注意しなければならないことがあります。まず、引火する可能性のある液体(シンナーなど)は使ってはいけません。

また、オーブントースターがアルミ素材の場合、重層やセスキ炭酸ソーダで掃除してしまうと、黒ずみの原因になることがあるので注意が必要です。掃除をする前に、一度オーブントースターの説明書を確認してから取りかかってください。もし、アルミ素材を使っているものであれば、薄めた洗剤を使用することをおススメします

オーブントースター掃除を楽にするための予防策

掃除が終わり、ピカピカになったオーブントースター。この状態を保つために何より大切なのは、こまめに掃除することですが、ちょっとした工夫で次回の掃除がうんと楽になります。写真のように、トースターの受け皿を覆うようにアルミホイルを巻くだけ。たったこれだけの工夫ですが、これで次回の掃除は、このアルミホイルを取り換えるだけになり、時短お手入れができるのです。

ここまでオーブントースターの掃除方法について紹介してきました。毎日使うものだからこそ、焦げや汚れを見つけたらさっとお掃除です。安心・安全成分のセスキ炭酸ソーダと重層を使って、日頃からこまめなお手入れをしていきましょう。そして、どうしても頑固な汚れに出会ったら、粉ワイドハイターの力も借りてみてください。掃除してきれいピカピカになったオーブントースターで焼いたパンはもっとおいしいはずです。

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