ソーダストリームのボトルを徹底解説！洗い方と使用期限や代用品は？

炭酸水は美容や健康のためにも、体にとってよい飲み物ということで、日常的に飲んでいる人が増えています。ただ、ペットボトル入りの炭酸水を購入していたのでは、単価が高くなってしまうので、注目されているのが家庭で簡単に炭酸水が作れる「ソーダストリーム」です。ボトルを追加すれば、炭酸水の種類を増やすこともできます。

人気のソーダストリームの使い方や、ボトルの洗い方、使用期限、といったことから、ソーダストリームの代用になる炭酸マシーンもまとめています。それぞれの炭酸水メーカーのおすすめポイントやアレンジレシピなども紹介していきます。

「ソーダストリームsodastream」は、家庭でも簡単に炭酸水、炭酸飲料をつくるための、調理器具です。調理器具といっても、火にかけたり、電源を必要としていません。ソーダストリームの本体と、ボトル、専用のガスシリンダーを準備したら、普段飲んでいる水をボトルにいれて、ガスシリンダーをセットした、ソーダストリーム本体にボトルをワンタッチで取り付けるだけで、炭酸が水の中に発生されて、炭酸水ができあがります。

ソーダストリームの他にも、家庭で炭酸水を作ることができるキットはありますが、ソーダストリームは日本国内では、手軽さとスタイリッシュな点、そしてコストパフォーマンスをみたときに、比較的安価などの点から、人気があります。特徴的なのは、炭酸の強弱を自分の好みにすることができ、強炭酸も微炭酸も調整できるということです。

使う時には、ソーダメーカー本体の背面側のカバーを開けて、長いガスシリンダーをセットします。そして専用ボトルに飲料水を入れます。これは冷えてなくてもよいですが、ひんやりとした水の方が、作りたての炭酸水をすぐに美味しく飲むことができます。ボトルをガスが出る口部分にセットしたら、上部のボタンを押します。強めの炭酸水を作りたいときには、再びボタンを押します。

そしてボトルの中の水が炭酸水になったら、ボトルを手前に傾けます。これでボトル内のガスの圧力を開放して、ロックを外すことになります。ボトルの蓋をしっかり閉じて冷蔵庫での保存もできますし、フレーバーをゆっくりと注げば、好みの風味のついた炭酸水も、簡単に作ることができるようになっています。

ソーダストリーム専用のボトルは、500mlサイズと1,000mlサイズがあります。それぞれに、キャップの色が違ったり、デザインされている絵が異なるものがあります。厚手のプラスチック製で軽いですが、ガスを注入した時にも壊れてしまうことがなく、また炭酸水を作った後もキャップをしっかりと閉じれば、炭酸が抜けにくいような構造になっています。ソーダストリームのスタートキットをを購入すると1本セットされています。

このボトルは、追加での購入をすることもできます。ボトルを追加しておくと、炭酸水の保存ができることはもちろん、携帯して外出したり、アウトドアでも炭酸水を楽しめます。またソーダストリームには、フレーバーの付いた炭酸水を作るための、シロップも別売りであるので、味の違う炭酸水を何種類か作り置きしておくこともできるので、ボトルのサイズ違いのものや色、デザイン違いのボトルを追加して持っている人もいます。

ソーダストリームで炭酸水を作るための大切なものに、ガスシリンダーがあります。ガスシリンダーは60L用となっていて、高圧液化二酸化炭素が詰められています。重さは約1Kgで、長さが37cmほどある、長くてやや重さのあるものになります。このガスシリンダーは、スターターキットには1本セットされていますが、専門の販売店か、ソーダストリームのサイトで購入することができます。

炭酸の出が悪くなったら、ガスシリンダーの使用期限が来て、交換するタイミングなので、本体背面から取り外しをします。このガスシリンダーは、一般の家庭用ゴミとして出すことができないので、ガスストリームの取扱い店舗で購入する際に空いたガスシリンダーを持っていくか、ソーダストリームのサイトからの注文の場合は、宅配で届ける時に、空のガスシリンダーと交換する必要があります。

またガスシリンダーの目安は60L分となっていますが、室温や気温、ボタンを押す度合いによっても、ガスの使用量が変わるので、目安でしかありません。毎日のように、炭酸水を飲むのであれば、予備用のガスシリンダーを常備しておくのが、おすすめです。

ソーダストリームの本体、ソーダメーカーにはラインナップがあります。全自動モデル、スタンダードモデル、ベーシックモデル、プレミアムモデルと、デザインやカラーにこだわった数量限定のソーダメーカーがあります。購入する時には、500mlサイズのボトルが欲しいかどうか、本体の設置場所の高さを含めたスペース、全自動のモデルは電源までの位置といったことを確認する必要があります。

ソーダストリームの「Source Power(ソース　パワー)」シリーズは、ボタンひとつで、簡単に炭酸水を作ることができます。ガスシリンダーと水をいれたボトルをセットしたら、強炭酸から弱炭酸水まで3つあるボタンの1つを選んで、好みのものを全体の重さは2.5kgで、1Lサイズのボトル、60L用のガスシリンダーが付いています。このモデルに関しては、電源アダプターが必要となっています。スターターキットは29,000円（税別）です。

ベーシックなソーダストリームらいしデザインを引き継ぎながらも、設置面積をコンパクトにした「Spirit (スピリット) 」は、1Lサイズのボトルも、500mlサイズのボトルもセットすることができる、優れものです。カラーバリエーションも、レッド、ホワイト、ブラックとあるので、キッチンや設置場所にあわせて選ぶこともできます。本体、ガスシリンダー、ボトルが1L、500mlサイズが各1本セットになって14,000円（税別）です。

ソーダストリームの初期型としても、世界中でつかわれている「Genesis Deluxe v2(ジェネシス　デラックス)」です。本体の重量は約1Kgで、1Lのボトルが付属しています。上部手前のボタンを押すだけで、炭酸水を作ることができ、ガスシリンダーと1Lボトルがセットされたスターターキットで12,000円（税別）です。本体の色がレッドとホワイトがあります。

「Source v3(ソース v3)」は、ガス抜き機能搭載で、ガスを抜くときの音を抑え、メタル式炭酸注入ノズルを搭載したことで、冷たい水で炭酸水を作るときでも、ドライアイスができにくい構造になっています。カラーはブラック、ホワイト、レッドの3色で、ボトルは1Lサイズが使えます。本体重量が約2Kgで、スターターキットは19,000円（税別）です。

ソーダストリームのソーダメーカー本体は12,000円から全自動モデルの29,000円のものがあります。専用ボトルについては、1Lサイズもものが2本サイズで2,000円（税別）から、500mlサイズも2本で2,000円（税別）から販売されています。どちらのサイズも1本でも追加できますが、1本の方が割高になっています。

ガスシリンダーについては、使い終わったものと交換できる場合のものは、充填代金として1本2,000円（税別）で、交換するシリンダーがない時は，2本セットで5,500円（税別）、定期的にガスシリンダー2本と交換できる3回セットが一番お得で、12,000円（税別）となっています。

ここに水の代金が加わります。水道水で作ることもできますが、せっかくならミネラルウォーターや、ウォーターサーバーのものを使いたくなります。これらの代金を合わせると、ソーダーストリームで作る、炭酸水のコストが分かります。概ね、炭酸水を20Ⅼくらい作る場合を想定すると、500mlの炭酸水を40本買うよりも700円から900円ほどお得になります。

ソーダストリームの専用ボトルは、プラスチック製です。炭酸がぬけにくいような構造になっていて、水を入れる給水ラインが印しされています。洗う時には、水道水ですすぐ程度でよいですが、汚れが気になるようなら食器用の中性洗剤で洗ってよくすすぎます。

ソーダストリームでは、ボトルのおすすめの洗い方として、専用ボトルのブラシも販売しています。ボトルの奥にまでブラシが届くようになっていて、1Lサイズのボトルもきれいに洗うことができます。ソーダメーカーの本体は、表面を拭く程度でよいのですが、ボトルはシロップを使ったりするとしっかり洗いたくなるものです。そうした時の洗い方として、おすすめのブラシです。

洗い方で、簡単に食器洗浄機で洗ってしまいたくなるかもしれませんが、食洗機を使っての洗い方はおすすめできません。専用ボトルの耐熱温度は49度なので、食洗機の熱に負けてしまうこともあります。また強い水流で変形やキズがつくと、本体へのセットができにくくなったり、2年ある使用期限を迎える前に、炭酸がもれやすくなったりします。ボトルの洗い方には注意して、口を直接つけないのであれば、すすぐ程度で十分です。

またボトルの耐冷温度は2度なので、冷凍庫での保管はできません。洗い方で、熱湯消毒しようとして、直接お湯を注ぐことをすると、ボトルが使用期限前に破損する恐れがあります。洗い方でもお湯を使うとしてもぬるま湯程度にしてください。消毒をしたいのであれば、アルコール度数の高いお酒を少しいれて、ボトルをふるという方法もできます。

専用ボトルには、使用期限が明示されてて、経年劣化という性質があるので、ボトル購入時には使用期限がかかれています。推奨しているのは2年で、それ以降は普通の冷水ボトルとして活用することは可能です。ただ、キャップをきちんと占めても炭酸が抜けやすいと感じられたら、ボトルの交換をおすすめします。

ソーダストリームの専用ボトルには、使用期限の推奨が2年とありました。ソーダメーカーについては、使用期限は明示されていませんが、購入した日から2年以内であれば、無償での修理または、交換をしてくれる保証がついています。ただし、正規の取扱店で購入したもので、正しい使い方をしている場合に限られています。

オークションや海外で購入したものを持ち帰っても、使用期限、補償期限内であっても保証の対象にはならないの場合があるので注意が必要です。また、従来からあるソーダメーカーの場合は、炭酸を注入した後に、「ブー」といった音がするものがあります。これは故障ではなく、ガス圧を抜いているもので、新しいモデルのソーダストリームは、この音を解消しています。

ソーダストリームを使っている人たちの感想には、「炭酸水をその都度購入していたので、空き缶や空きペットボトルのゴミが減った」「炭酸の強弱だけでなく、アレンジレシピもできて楽しい」といった、購入してよかったというものが多くみられます。また炭酸水を日常的に飲むことによって、水を飲むよりも満腹感があるとか、胃腸の調子がいい、といった感想も見られます。洗い方は特に大きな問題ないようです。

逆に不評な点は、ガスカートリッジの交換についてがあって、ガスの出が悪い、強炭酸を飲んでいると、2週間くらいしかもたない、といったものもみられます。ソーダストリームでは、ガスシリンダーは60L分のガスが入っているので、1日1Lの炭酸水を使った場合なら、2か月ほどは持つということなので、2週間でなくなってしまうと、コスト的にも割高に感じるかもしれません。

「ツイスパーダ」は、ソーダストリームの代用品にもなる、より手軽な調理器具として人気があります。特徴は、重い本体がなく、自宅のキッチン以外のリビングや庭でも炭酸水を作れるという点にあります。必要なものは、ツイスパーダのキットで炭酸を発生する炭酸カートリッジをセットするキャップ、専用ボトル、炭酸カートリッジのみです。スターターキットで5,000円から6,000円ほどで購入できます。

炭酸カートリッジは専用ボトル1本分（約1L）、つまり1回分の炭酸水を作るだけのものです。専用ボトルのサイズは、ソーダストリームと大差ありませんが、炭酸カートリッジのサイズはずっと小さくなっています。キャップ部分にセットして、水を入れたボトルにそのキャップをきっちりと締めることで、炭酸が発生します。冷蔵庫などで、炭酸水を保存するときには、保存用キャップがあります。炭酸メーカーを携帯できる代用品です。

ボトルはシンプルなデザインで、通常の炭酸量の目安のライン（950ml）と、強炭酸にしたい時の目安のライン（720ml）がかかれています。ツイスパーダのおすすめは、水以外にも、ジュースやワインなど様々なのみものを、専用ボトルにいれて、キャップを締めるだけで1分ほどで、炭酸入りの飲み物ができる点です。もし、保存していて、炭酸が弱くなったら、炭酸カートリッジを変えて、再度炭酸を注入することもできます。

ボトルはポリプロピレン製で、耐熱温度は50度、耐冷温度は1度、ボトルの使用期限は約2年です。ボトルに、製造年月が印字されているので、それを目安に2年経ったら買い替えの目安となります。スペア用のボトルも追加して購入でき、ストレートなボトルなので洗い方もすすぐ程度で簡単です。

ソーダストリームの代用品としておすすめの1つ「エスプーマ スパークリング」は、炭酸を添加することで、発泡性のある飲み物だけでなく、シュワシュワっとしたデザートなども作れて、レストランなどでも使われる調理器具です。ソーダストリームと同じように、炭酸水を簡単に作ることができて、注ぐときには、細かな泡を噴出するようにして、見た目のかっこよさもあります。

また食材に、ゼラチンなどを混ぜることで、食材をムース状にしたり、フルーツとシロップを入れてしばらくボトルの中においた後に取り出すと、炭酸のがはじけるような感覚のデザートにもなります。またムースとデザート、炭酸水の中間のような感覚にして、炭酸の泡の持続時間を長くすることもできます。本体価格は15,000円ほどです。炭酸メーカーの代用品以上の働きをしてくれる調理器具です。

エスプーマスパークリングの専用ボトルは、700ccの容量がありますが、使う時には食材は半分程度にしておきます。使い方は、ボトルに液体かペースト状のものをいれて、ヘッド部分をしっかりと締めます。そして、カートリッジをヘッドに装着し、炭酸ガスを挿入します。炭酸水ならしばらく、料理によっては数時間おいてから、ボトルをよく振って、逆さにしてレバーを押して注ぎます。

エスプーマスパークリングのボトルは、アルミ製なので、炭酸水の量を外から見ることができません。ただ、冷たい水を入れることで、保冷効果もあるので、炭酸との混じりがよく、きめ細かな炭酸水ができます。カクテルなどオリジナルの炭酸レシピが豊富な点がおすすめです。使用期限はかなり長く使えますが、ボトルの洗い方には、いろいろな食材を使うこともあり、気を使う必要があります。

「ソーダスパークル」も「ツイスパーダ」と同様に、カートリッジ式の炭酸ガスを使った炭酸水メーカーです。ソーダストリームの代用品としては、特に軽量タイプなので、アウトドアなどにもおすすめです。特徴として、カートリッジのまとめ買いができるので、カートリッジ式では、すぐなくなってしまうカートリッジを、コストを抑えて常備することもできます。

キャップの色がホワイト、パールピンク、パールブルーとあり、シンプルなデザインで、スターターキットでも7,500円程なので、プレゼントにもおすすめです。また新しいモデルとして、カートリッジの取り付け取り外しがより簡単なものが発売されました。こちらは、ホワイト、ブラック、レッドがあります。

ボトルは1Lサイズで、ペットボトルになっています。ボトルの使用期限としては、3年となっています。専用ボトルの水位線まで水をいれて、カートリッジをセットしたキャップをしっかりと締めてひねると、一気に炭酸が注入されます。ガスの注入が終わったら軽く振ってできあがりです。保存には、専用キャップがあり、ボトルに装着して冷蔵庫で保存できます。洗い方もボトルをすすぐ程度でよいので、簡単です。

代用品も紹介しましたが、毎日炭酸水を飲むのであれば、本体を安定して設置できるソーダストリームがおすすめです。ソーダストリームの特徴として、専用のシロップが発売されているので、それを使うと簡単に、炭酸入りのジュースも作ることができます。シロップは、コーラ、ジンジャエール、オレンジ、レモン、などがあり、1本でコップ30杯分ほどの炭酸ジュースが作れて1,000円（税別）です。

シロップの代用品として、フルーツを細かくカットしたり、ミキサーですりつぶしてスムージー状態にしたものに、炭酸水を注げば、新しい食感のフレッシュジュースが味わえます。カクテルにもおすすめで、強炭酸でハイボールを作ったり、白ワインビネガーにライムやミントを加えて、炭酸水を加えれば、夏におすすめのソーダになります。

炭酸水を飲むだけでなくて、料理に使うこともできます。ご飯を炊くときに、水の代用で炭酸水で炊くと、お米の一粒一粒に気泡が入って、ふっくらとしたご飯になります。卵を溶いて出汁とあわせたあとに、少し炭酸水を加えると、ふわっとした玉子焼きやオムレツを作ることもできます。かき氷にシロップ入りの炭酸水をかけたり、アイスに炭酸水をかけたりするだけでも、シュワシュワ感のあるデザートも作ることができます。

ソーダストリームとその代用品で、家庭でも簡単、手軽に炭酸水を作れるものを紹介しました。どれも専用のボトルやガスが必要で使用期限がありますが、ペットボトル入りの炭酸水を購入するよりもお得です。また専用ボトルを揃えておけば炭酸水を保存するのにも便利になり、手間がかかりそうな洗い方もとても簡単です。炭酸水を味わって飲むだけでなく、料理にも出汁や水の代用として炭酸水を活かしてみてください。