フリッタータはとっても簡単!家庭で作れる本場イタリアレシピを紹介
オムレツやキッシュよりも見た目がおしゃれなイタリア料理・フリッタータ。そんなフリッタータは難しそうに見えても、意外と自宅で簡単に作れる料理なんです。そこで今回は、インスタ映えする本場イタリアメニュー・フリッタータのレシピをご紹介します!
目次
自宅で本格イタリア料理が食べたい!
見た目もお味も極上なイタリア料理。しかしその反面で、作る手間が日本食より大変だったり、使用する材料も多いイメージがある為、「自宅ではなかなか本格イタリアンを作れないから外食する事が多い…」という方が多いのではないでしょうか?もっと簡単に自宅で本格イタリア料理を食べられたら、最高ですよね。
自宅で本格イタリア料理を作るならフリッタータがおすすめ!
あなたはイタリア料理といえば、何を思い浮かべますか?パスタ?それともピッツァ?それともリゾットやミネストローネ…?どれも美味しいですが、自宅で本格イタリア料理を作るのなら『フリッタータ』がおすすめです!
フリッタータはイタリア料理の定番メニューです。しかし、「フリッタータって何?」といまいちピンとこない方も多いでしょう。まずは、イタリア料理の定番・フリッタータとはどんな料理なのかについてチェックしてみましょう。
イタリア料理の定番・フリッタータとは?
フリッタータとは、簡単に言ってしまえばイタリア流オムレツのことです。オムレツやタルト生地を省いたキッシュに似た卵料理です。日本での一般的なオムレツは卵で具材をくるっと巻きますが、フリッタータは具材と一緒にフライパンやオーブンで焼き固める卵料理です。
さらに、日本でのオムレツといえば「ふわふわ」とした食感をイメージしますが、イタリア料理・フリッタータは「カリッ」とした食感のオムレツです。フリッタータは肉・魚介類・チーズ・野菜・パスタ等の具材を多目に入れ、塩胡椒と刻んだハーブ等で味付けすることが多い料理です。フリッタータはアンティパスト(前菜)または軽めの主菜として供される料理です。
「frittata」という単語は、「炒める、揚げる(friggere)」の過去分詞「fritto」に由来し、元々は目玉焼きからトルティージャまで、フライパンで調理した卵料理全般を指す言葉でした。そして最近50年の間で、「frittata」という言葉は、イギリスの料理研究家、デリア・スミスが『イタリア版のオープンフェースのオムレツ』と表現するような料理を指す言葉になりました。
フリッタータとキッシュの違いは?
オムレツやタルト生地を省いたキッシュに似た卵料理・フリッタータ。似ていると言われるフリッタータとキッシュですが、違いは一体どんな点なのでしょうか?お次は、フリッタータとキッシュの違いをチェックしてみましょう!
フリッタータとキッシュの違いを調査してみたところ、フリッタータはフライパンで平らに丸く焼いたオムレツ(オーブンオムレツ)であるのに対し、キッシュはパイ生地やタルトで作った器の中に具材を流し込んで、オーブンで焼いたものである違いです。つまり、フリッタータは卵料理であるのに対し、キッシュはタルトやパイの一種である料理なのです。
フリッタータは冷蔵庫整理にも抜群!
オムレツやキッシュよりも見た目もおしゃれだと言われるフリッタータ。しかし、フリッタータの魅力は見た目・味が美味しいというだけではありません。主婦にとって最大の魅力となるのが『冷蔵庫整理に抜群であること』です。まとめ買いをする方や、少人数で生活している家庭にとって、食材を使いきれていないことって意外と多いものです。
「買ったはいいけど食材使いきれてないや…」「使いかけの食材が残ってるけど他の料理に使えるほどの量じゃないかも…」なんて時はフリッタータにおまかせ!使いかけの食材もアレもコレもみーんな卵液に入れて焼き上げてしまえばフリッタータの完成です。見た目もおしゃれなのに冷蔵庫整理にも抜群だなんて、魔法のようなメニューです。
本場・イタリアの味が楽しめるフリッタータの簡単レシピは?
野菜も魚介類も肉類も、ぜーんぶ卵液に入れて焼き上げれば本場・イタリアの味が楽しめると人気のフリッタータ。そんな魔法のようなメニュー・フリッタータを自宅で簡単に作れるレシピってあるのでしょうか…?
そこで今回は、難しそうに見えて意外と簡単に自宅で作れるフリッタータのレシピを調査してみました。本場・イタリアの味を簡単に家庭で楽しめるフリッタータの簡単レシピをさっそくチェックしてみましょう!
本場・イタリアの味が自宅で!フリッタータの簡単レシピ
2人分のフリッタータの材料です。卵4個・お好きなキノコ類(しめじ・しいたけ・エリンギなど)を200g・玉ねぎ2分の1個・ジャガイモ 1個・トマト 2分の1個・パルメジャーノチーズ大さじ1・塩、こしょう各適量・オリーブ油大さじ2です。お好きな魚介類やお肉・野菜を入れたい場合はそちらも準備してください。
きのこは食べやすい大きさに切り、玉ねぎは薄くスライスします。ジャガイモは事前に茹でておき一口大に切り、トマトは1cm角に切り水分を切っておきます。次に、フライパンにオリーブオイル大さじ1を熱し、玉ねぎを透き通るまで炒めます。玉ねぎが炒まったらきのこも入れ、塩・こしょうをして味を調えます。
ボウルに卵を割りほぐし、先ほど炒めた玉ねぎ・きのこと、ジャガイモ・トマトを入れて塩・こしょう、パルメジャーノチーズをして混ぜ合わせ生地を作ります。生地が完成したらオリーブオイル大さじ1を熱したフライパンに生地を入れて全体を混ぜあわせます。半熟状になったら、蓋をして蒸し焼きにすれば完成です!
フリッタータの作り方コツは?
とっても簡単なフリッタータですが、作り方のコツがあります。卵液は半熟状になるまで箸でかき混ぜてから蒸し焼きにするという点が重要です。卵を混ぜずにそのまま焼いてしまうと、中に火が入る前に表面が焦げてしまうので注意しましょう!
フリッタータのおすすめ具材
冷蔵庫整理にも最適なフリッタータ。そんなフリッタータには肉・魚介類・チーズ・野菜・パスタ等の具材を入れて作ります。どんな具材を入れても美味しく出来るのがフリッタータの魅力の一つでもあるのですが、みんなが作っているフリッタータで使用されている具材のおすすめは一体どんなものなのでしょうか?お次は、フリッタータのおすすめ具材を調査です!
ボリューミーにしたいなら…
ボリューミーなフリッタータでお腹いっぱいにしたい腹ペコ時は、じゃがいも・パスタの残りを入れたフリッタータがおすすめです!腹持ちの良いじゃがいもやパスタの残りをフリッタータ具材に使用するとボリューミーなおかずに早変わりします。
濃厚なチーズを味わいたいなら…
濃厚なチーズを味わいたいなら、風味・香味の良いモッツァレッラチーズ・プロヴォローネを使用するのがおすすめです!チーズの旨みをより引き立ててくれる具材のハムやほうれん草などを具材に使用すると一層美味しいです。
見栄えをより良くしたいなら…
見栄えをより良くしたいなら、トマトを使用したフリッタータがおすすめです!食感が良いだけでなく、鮮やかな赤いトマトが華やかな食卓にしてくれます。ルッコラやズッキーニなどをプラスしてより見た目を美しくするのも良いでしょう。
フリッタータをひっくり返すのが難しい…。そんな時は?
とっても簡単なレシピであるフリッタータですが、難しい点もあるんですよね。多くの人が「最難関だわ!」と苦戦しているのが、フリッタータをフライパンからお皿に移す際にひっくり返す工程です。せっかく焼き上がりまで上手に出来ていたのにお皿に移す行程で失敗してしまうと見栄えも悪くなるためショックも大きいです…。
何度やってもフリッタータをひっくり返すのが難しいという時は一体どうすれば良いでしょうか?お次は、フリッタータをフライパンからお皿に移す際にひっくり返す工程をうまくするためのコツをチェックしてみましょう。
ひっくり返すのが難しい方はオーブンでフリッタータを作ろう!
完成したフリッタータがあるフライパンをお皿にひっくり返すように盛り付けるのが難しいという方は、オーブン調理がおすすめです。耐熱型に油を塗るか、オーブンシートを敷いて具材入りの卵液を流し込んで180℃のオーブンで30分焼き、型から外せばフリッタータの完成!オシャレな型を使えばそのままテーブルに出せるのでパーティーメニューにもピッタリです。
《まとめ》イタリア定番料理・フリッタータの簡単レシピ調査
イタリア定番料理・フリッタータの簡単レシピ調査レシピのご紹介まとめはどうでしたか?フリッタータはキッシュや日本のオムレツよりおしゃれな見た目で、インスタ映えも抜群だと言われ、近年じわじわと家庭で作れるイタリアン料理の中でも人気を高めてきています。
見た目が華やかなのに自宅でも簡単に作れるという点が多くの人たちに評価され、近年ではホームパーティーでも定番のメニューとなりつつあるようです。簡単に自宅で本格イタリア料理が作れると人気のフリッタータ、ぜひ一度作ってみてはいかがですか?