かぼちゃの煮物のリメイク方法は?お弁当にも使える簡単レシピ集!
かぼちゃの煮物を美味しくリメイクしましょう!つい鍋いっぱい作ってしまいがちなかぼちゃの煮物。食べきれずに冷蔵庫に入ったままという人もいるのではないでしょうか?今回は、かぼちゃの煮物のリメイクレシピや、お弁当にも使える簡単レシピなどをまとめてみました。かぼちゃの煮物をリメイクして、お弁当の一品から主役級のおかずまで様々なアレンジに挑戦してみませんか?本当にリメイクかと驚くようなレシピを紹介します。
目次
かぼちゃの煮物をリメイクしよう!
かぼちゃの煮物は沢山作ったほうが美味しいからと、つい大量に作ってしまいがちです。副菜として毎日食べていても数日続くと飽きてしまいませんか?そんなときには他の料理にリメイクし、美味しくアレンジして食べきりましょう。今回は、甘くホクホクとした食感が美味しい家庭の味「かぼちゃの煮物」の、簡単リメイクレシピを紹介していきます。
かぼちゃの煮物の作り方って?
かぼちゃのリメイクレシピを紹介する前に、まず、失敗しないかぼちゃの煮物の作り方を紹介します。自己流で作ると煮崩れてしまったり、上手に煮ることが出来ない人もいるのではないでしょうか?まずは基本の美味しいかぼちゃの煮物をマスターしましょう。
【基本】美味しいかぼちゃの煮物の作り方
材料は、かぼちゃ1/4個、酒・砂糖・醤油・みりん各大さじ2杯、水200mlを用意します。かぼちゃは種とわたを取り除きます。スプーンなどでくり抜くときれいに取れます。わたはなるべくきれいに取り除きましょう。残っているとわたが煮崩れ、失敗の原因になります。かぼちゃの皮に変色や硬くなっている部分があれば包丁で削ぎ落としておきます。かぼちゃを一口大になるように切り分けます。大きさをなるべく揃えることで均等に火が入ります。
かぼちゃを切り分けるときに、あまりに硬くて包丁が通らない場合は、電子レンジで2~3分加熱してからカットすると柔らかく切りやすくなります。一口大に切ったかぼちゃは、面取りをしましょう。このひと手間が煮崩れを防ぐポイントになります。面取りが終わったら、かぼちゃの皮が下になるように鍋に並べます。重なったり隙間が空かないように、なるべくぴったりサイズの鍋を使うと良いでしょう。
調味料と水を鍋に入れ火にかけます。沸騰するまでは強火で加熱し、沸騰したら落し蓋をして中火にします。落し蓋が無い場合は、キッチンペーパーやアルミホイルで代用できます。代用するときは、キッチンペーパーやアルミホイルの中心に穴を開けて使いましょう。穴を開けることで、吹きこぼれや、蓋が浮いてしまうのを防ぐことが出来ます。落し蓋をすることで味が均等にまわり、美味しく仕上げることが出来ます。
かぼちゃが柔らかくなるまで10分~20分程度煮ます。途中、竹串などでかぼちゃに火が通ったか確認しましょう。水分が蒸発してしまったら水を足します。かぼちゃに火が通れば火を止め、そのまま冷まします。温かいうちは崩れやすいのと、煮物は冷める段階で味がしみ込むので必ず一旦冷ましましょう。冷めたらお皿に盛り付けて出来上がりです。
電子レンジで簡単にかぼちゃの煮物を作ろう!
暑い日には鍋を火にかけるのも嫌という人には、電子レンジを使って手軽に作るのもおすすめです。作り方や材料は鍋で作る方法と途中まで同じです。かぼちゃをカットし面取りをしたら、深めの耐熱皿に並べ、混ぜておいた調味料と水を注ぎます。調味料は、かぼちゃがひたひたに浸かる程度にしましょう。
空気が入らないようにラップをぴったりとつけて、電子レンジの600Wで7分程度加熱します。竹串で刺してみて、まだ硬ければ追加で加熱します。かぼちゃが柔らかくなったら冷まして出来上がりです。味のしみ込みが良くない場合は、冷ましている段階で上下を返すと良いでしょう。その場合は崩れないようにそっと返しましょう。
リメイクするためにかぼちゃの煮物は薄味で作っておこう
かぼちゃの煮物をリメイクするときに、あまりに濃い味付けですとリメイクの幅が狭くなってしまいます。なるべく素材の味をいかして薄味に作ることで、リメイクもしやすくなります。薄味であれば後から味を足せます。かぼちゃの煮物として食べる方は、作ったあとに煮汁に付けておき、すぐに食べない分は汁を切って密封容器に保存という様に、あらかじめ分けておくのもおすすめです。
かぼちゃの煮物の日持ちはどれくらい?
かぼちゃの煮物を作ったあとに、鍋に入れたまま放置していませんか?かぼちゃの煮物は傷みやすいので、常温で放置するのは危険です。常温保存の賞味期限は、部屋の気温が10度以下でも1日以内、夏場は4時間程です。作ったらなるべく早く冷蔵庫に入れましょう。冷蔵庫で保存した場合は2~3日の間に食べきりましょう。1日に1回中心まで火を通せば少し長く持つこともあります。
かぼちゃの煮物は冷凍保存できる!
かぼちゃの煮物は冷凍することも出来ます。ただ、解凍するときに水分が出て、べちゃっとしやすいので、冷凍するときは煮汁をしっかりきってからにしましょう。また、しっとり系のかぼちゃよりも、水分が少ないほくほくとした食感のかぼちゃの煮物が冷凍には適しています。保存袋やラップに包み空気をしっかり抜き冷凍します。使用するときは、冷蔵庫に入れて自然解凍や、レンジの解凍機能を使い解凍します。
お弁当用のシリコンカップに1個ずつ入れて冷凍しておくのもおすすめです。冷凍したままお弁当にいれ、食べる頃に自然解凍されるので、忙しい朝のお弁当作りにはとても便利です。お弁当の隙間を埋めたり、野菜が足りないときの一品に加えると彩りも鮮やかになります。
冷凍したかぼちゃの煮物の賞味期限
冷凍保存したかぼちゃの煮物は1ヶ月~遅くても2ヶ月以内に食べきるようにしましょう。またリメイクレシピを作る時に、この冷凍したかぼちゃの煮物も利用できます。すぐに食べないときは冷凍保存もおすすめです。
かぼちゃの煮物をリメイク!その作り方は?
それではかぼちゃの煮物を使ったリメイクレシピを紹介します。既に火が通っているので作り方は簡単なレシピばかりです。サラダからデザートまで、かぼちゃの煮物は様々なリメイクが出来る料理です。そのまま食べるのに飽きてしまったときにぜひ参考にしてみて下さい。
かぼちゃの煮物リメイク:サラダのレシピ
【定番リメイク】かぼちゃとハムのサラダ
かぼちゃの煮物のリメイクの中では定番で、家にある材料で簡単に作れるレシピです。材料は、かぼちゃの煮物・ハム・マヨネーズ・塩コショウです。【作り方】かぼちゃの煮物は粗く潰しておく(皮の食感が苦手な人はここで取り除きましょう。)ハムを一口大に切り、マヨネーズと共に混ぜ、塩コショウで味を調えれば出来上がりです。お好みできゅうりやゆで卵を刻んで入れても美味しいです。
【デリの味!】かぼちゃとクリームチーズのサラダ
かぼちゃの煮物に、クリームチーズやナッツを加えることで、簡単にデリの味を再現できます。単なるリメイク料理ではなく、見た目もお洒落なサラダはおもてなしにも向いています。材料は、かぼちゃの煮物・クリームチーズ・ミックスナッツ・レーズン・マヨネーズ・粗引き黒コショウです。
かぼちゃの煮物は粗く潰しておきます。(皮の食感が苦手な人はここで取り除きましょう。)クリームチーズはサイコロ状に小さく切ります。ミックスナッツはざくざくと包丁で粗く刻んでおきましょう。ボウルに潰した煮物とマヨネーズを入れてよく混ぜます。残りの材料を全て加え、ざっくりと混ぜたら完成です。かぼちゃの煮物の甘味がクリームチーズとマッチしてとても美味しいサラダになります。ぜひ試したいレシピです。
かぼちゃの煮物リメイク:スープのレシピ
【簡単なのに本格的な味】かぼちゃのポタージュ
ポタージュは手が掛かる料理だと思われがちですが、かぼちゃの煮物を使うことで本格的なかぼちゃのポタージュを簡単に作ることが出来ます。子どもにも人気の甘いかぼちゃのポタージュを作ってみましょう。材料は、かぼちゃの煮物・玉ねぎ・牛乳又は豆乳・水・バター・コンソメ・塩コショウです。
かぼちゃの煮物は皮を取っておきます。鍋にバターを溶かし玉ねぎを炒め透き通ってきたら、水とコンソメ、かぼちゃの煮物を入れて10分前後煮ます。柔らかくなったらミキサーにかけ、滑らかにします。滑らかになったら牛乳又は豆乳を加え軽くミキサーにかけます。鍋に移し沸騰直前まで暖めたら完成です。冷やして飲んでも美味しいです。お好みで塩コショウで味を調えましょう。
【クリーミーで美味しい】かぼちゃのクリームシチュー
かぼちゃのクリームシチューの作り方はとても簡単です。まず普段通りにクリームシチューを作ります。最後にかぼちゃの煮物を入れて温めれば出来上がりです。かぼちゃの煮物を入れるだけで、普通のシチューが格段甘くまろやかな仕上がりになります。黄色く色鮮やかになったシチューは、子どもにも喜ばれそうなリメイクです。
かぼちゃの煮物リメイク:メインのおかずレシピ
【主役にリメイク】かぼちゃのグラタン
材料は、かぼちゃの煮物・玉ねぎ(みじん切り)・ひき肉・牛乳・小麦粉・オリーブオイル・とろけるチーズ・塩コショウです。【作り方】フライパンを熱し、オリーブオイルを入れ、玉ねぎとひき肉を炒めます。火が通ったら小麦粉を入れ、粉っぽさが無くなるまで炒めましょう。牛乳を加えてとろみが付くまで煮詰めます。耐熱皿にかぼちゃの煮物を入れ、煮詰めたホワイトソースをかけ、チーズを乗せてオーブンで焼けば出来上がりです。
かぼちゃの煮物に味がしっかり付いているので、ホワイトソースに味付けは不要です。気になる人は少し塩コショウで味を調えても良いでしょう。リメイクとは思えない、ディナーの主役になりそうなレシピです。ひき肉の代わりに、ソーセージやツナを使っても美味しくなります。
【パリパリ美味しい】かぼちゃのスティック春巻き
春巻きの皮を細めに巻けば、スティック状で食べやすくおつまみにもぴったりです。材料は、かぼちゃの煮物・春巻きの皮・チーズ・揚げ油です。作り方は、かぼちゃの煮物はフォークなどで潰し、小さく切ったチーズと混ぜておきます。春巻きの皮は中心から半分に、三角形にカットしたものを使います。具をのせ、端を内側に折り込み、スティック状にくるくる巻きます。きつね色になるまでからっと揚げたら完成です。
かぼちゃの春巻きのアレンジで中に黒ゴマを混ぜたり、ひき肉と玉ねぎを炒めた物を混ぜ込んでも美味しいです。また、小さめに巻いたり、半分にカットすればお弁当にも使えそうです。手掴みでも食べやすく、小さな子どもにもおすすめです。
かぼちゃの煮物リメイク:おやつのレシピ
【朝食にもおすすめリメイク】かぼちゃのマフィン
ホットケーキミックスを使えば、簡単にかぼちゃの煮物をマフィンにリメイクすることが出来ます。外はさくっと中はふんわり、お腹にも溜まるマフィンは、おやつだけでなく朝食にもおすすめです。材料は、かぼちゃの煮物・ホットケーキミックス・卵・牛乳・砂糖・溶かしバターです。作り方はかぼちゃの煮物はフォークで潰しておきます。ボウルにかぼちゃ以外の材料を全て入れ、泡だて器でよく混ぜておきます。
生地が混ざったら、ゴムベラに持ち替え潰したかぼちゃを加えてよく混ぜます。マフィンカップの7割くらいの高さまで生地を入れます。かぼちゃの煮物が残っていたら、小さく切って生地にトッピングします。180度に余熱したオーブンで25分程度焼き、竹串を刺して生地が付いてこなければ完成です。ハロウィンのおやつにもおすすめレシピです。可愛いカップに入れたり、親子で作っても楽しそうです。
【本当にリメイク?】かぼちゃのチーズケーキ
かぼちゃの煮物の残り物を使ってチーズケーキを作ってみましょう。これが本当に煮物?とびっくりするような出来栄えです。材料は、クリームチーズ・かぼちゃの煮物・砂糖・卵・ヨーグルト・ビスケット・バターです。作り方は、まずは土台を作りましょう。ビスケットは袋にいれて粉々に砕きます。溶かしバターを加えて、しっとりするまでよく混ぜます。型にビスケットを手でギュッと押しながら詰め込み、冷蔵庫で固めます。
かぼちゃの煮物は皮をとり、土台以外の材料を全てミキサーにかけます。滑らかになったら冷やしておいた型に流しいれます。180度に余熱したオーブンで30分前後焼きます。焼き上がったら型のまま冷やして出来上がりです。生クリームの代わりにヨーグルトを使用しているので、さっぱりとヘルシーな仕上がりになっています。食後のデザートやティータイムにいくらでも食べてしまいそうです。
かぼちゃの煮物のリメイク:お弁当におすすめのレシピ
【お弁当のすき間埋めに最適】かぼちゃのチーズ焼き
かぼちゃのチーズ焼きは、チーズを乗せてトースターで焼くだけという手軽さから、お弁当の一品にぴったりのリメイクレシピです。アルミカップなどにかぼちゃの煮物をのせ、チーズを上にのせ、焦げ目が付くまでトースターで焼きます。朝の忙しい時間でも素早く出来て便利です。
【お弁当にぴったり!】かぼちゃのボールコロッケ
定番のかぼちゃのコロッケも、余ったかぼちゃの煮物を使って作りましょう。小さいボール状にすれば、小さな子どもでも食べやすくなり、お弁当にも入れやすいサイズになります。材料は、かぼちゃの煮物・玉ねぎ・ひき肉・小麦粉・卵・パン粉・塩・コショウです。
【作り方】玉ねぎはみじん切りにし、ひき肉と共に火が通るまで炒め、塩コショウをして冷まします。かぼちゃの煮物を潰し、ひき肉とよく混ぜ合わせます。小さなボール状にコロコロと丸め、小麦粉、卵、パン粉の順に衣を付けます。熱した油できつね色になるまで揚げたら出来上がりです。お弁当に入れるときにピックやチーズで飾りつけをしたら、見た目も可愛くなり、リメイクとは誰も気が付かないでしょう。
かぼちゃの煮物は簡単に様々な料理にリメイク出来る!
今回は、かぼちゃの煮物のリメイクレシピについて紹介して来ましたがいかがでしたでしょうか?かぼちゃの煮物はそのまま食べても美味しいですが、少し手を加えるだけで、お弁当からメインディッシュ、デザートにまで活用できることが分かりました。冷蔵庫に余っているかぼちゃの煮物があれば是非リメイクして食べてみて下さい。