おしんが食べていた「大根飯」の作り方は？簡単に作れるシンプル料理

国民的ドラマである、おしんに登場した大根飯を知っていますか？劇中、主役であるおしんが食べていたことから、おしんめしと呼ばれているご飯のことです。穀物の少ない時代、大根と一緒に炊くことで、お腹いっぱい食べられるよう工夫されたのが始まりです。

本記事では、大根飯の基本の作り方と、美味しく作るコツをまとめました。人気の簡単アレンジレシピも紹介しますので、おしんの気分になって美味しい大根飯を味わいましょう。

大根飯の材料は、お米0.5合、大根0.5合分、水1合分です。大根は、さいの目切りにしておきましょう。お米と大根の割合は1：1ですので、量を増やしたい場合は、同割合で増やしてください。

炊飯器の中に研いだお米と大根を入れます。白米を炊くときと同じように水を入れ、スイッチを押して、炊き上がるのを待ちましょう。大根飯が炊けたら、しゃもじで切るようにさっと混ぜたら、完成です。

基本の作り方でも十分美味しく作れますが、さらに美味しくするコツを紹介します。大根によってはアクや臭みがある場合があるので、大根の下茹でを行うと気にならなくなります。さいの目に切った大根を鍋に入れ、米のとぎ汁をかぶるくらい入れます。

大根が半透明になるくらいまで下茹でしたら、準備完了です。後は、そのままお米と一緒に炊いてください。炊き上がった後は、茹でて刻んだ大根の葉を混ぜ込むと、彩りもきれいに仕上がります。栄養価もアップするので、捨てずに利用してみてください。

【材料】

• 米 2合
• 豚バラ肉 100g
• 大根 4cm
• Aオイスターソース 大さじ2
• Aしょうゆ 大さじ1
• Aみりん 大さじ2
• A砂糖 小さじ1
• A鶏がらスープの素 小さじ1
• Aごま油 小さじ1

1. 大根はさいの目切りにします。
2. 豚バラは3cm幅に切ります。
3. 炊飯器に洗った米と材料Aを入れます。
4. 水を2合の線まで入れ、混ぜて調味料を溶かします。
5. 大根をのせ、その上に豚バラ肉をのせます。
6. 炊飯し、しゃもじで混ぜたら完成です。

大根と相性の良い豚バラ肉を使った、ボリューム満点の大根飯レシピです。味付けにはコクのあるオイスターソースを加えて、旨みを倍増させましょう。冷めても美味しいので、おにぎりにするのもおすすめです。

【材料】

• 米 2合分
• 大根 200g
• 油揚げ 1枚
• めんつゆ(2倍濃縮）120cc
• カレー粉 小さじ2
• 水 2カップ
• サラダ油 大さじ1/2
• パセリ（みじん切り）適量

1. 米はといでザルにあげて水気をきっておきます。
2. 大根は5mm幅の短冊切りにします。
3. 油揚げは油ぬきをして縦半分に切り大根と同じ幅に切ります。
4. サラダ油で大根をサッと炒め、油揚げを加えます。
5. めんつゆとカレー粉を馴染ませ、(1)を加え混ぜ炒めます。
6. 炊飯器に入れ、水を加えて普通に炊きます。
7. 炊きあがったらしばらく蒸らしてからよく混ぜます。
8. 器に盛り付けパセリをふりかけたら完成です。

大根飯を、子供にも人気のカレー味にアレンジしたレシピです。最初に大根と油揚げを炒め、カレー粉で味付けしておくことで、しっかりとした味わいになります。油揚げや大根のうま味がきいたご飯に、お箸が進むこと請け合いです。

湯がいた大根としらすを、炊き立てご飯に混ぜて作る簡単レシピです。しらす自体に塩気があるので、味付けは控えめでOKです。さっぱりとした味わいで、何杯でも食べられます。食欲がない時や、二日酔いの朝にもおすすめです。

人気ドラマに登場した、大根飯の作り方を紹介しました。素朴ながら、やさしい味にほっこりします。シンプルな味付けになっているので、具材を足したり、調味料で味変するなど、アレンジも自在です。まずは基本の作り方をマスターし、さまざまな食材との組み合わせを楽しんでみてください。