2021年04月01日公開
2024年11月08日更新
料理で耳にする「コク」の正体を調査!うま味とは意味が違う?
料理でよく耳にするコクの正体を大公開。定義についても説明しています。また、うま味と意味の違いについても詳しくまとめました。本記事では、味わい深いコクについて徹底的に解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。
コクの正体ついて詳しく解説!
柴崎亭
— ずみ (@zumi0925) November 24, 2018
鮟肝と味噌牡蠣らーめん
味噌玉を溶かさず頂いても十分美味しいのですが、徐々に溶かしていくと味噌のコクが加わり濃厚に変化していきます。
味噌玉の中には何やら旨味成分が凝縮されているようで、コイツの正体を暴きたい…
最後にシジミちゃんを発見して、更に謎の深まるラーメンでした。 pic.twitter.com/tv1NMGev5e
味わいや風味を、格段と上げてくれる役割があるといわれています。料理では濃厚であればあるほど、より感じやすくなります。しかし普段から日常生活でも味わっているものですが、意外とそこまで詳しくは知られていません。
なんとなく日常で当たり前のように言葉を使用していますが、認識があいまいという意見が多いようです。味わい深く、香りが豊かなコクについて詳しく解説しています。本記事を最後まで読んで、ぜひ参考にしてみてください。
コクとは?
味だけではなく香りや食感との関係や、うま味との違いも詳しく解説しています。定義や正体をまとめていますので、チェックしてみてください。
コクの意味・定義
【#バターの海に溺れたい】1日目
— オレンジページ編集部 (@ORANGEPAGE_mag) March 29, 2021
本日は『みそバター鶏じゃが』のレシピをご紹介🐓🥔
深みのあるみそと鶏のうまみを、たっぷりとじゃがいもにまとわせ、最後にコクのあるバターをのせるなんて、どうかしてるぜ…(いい意味で)。一口食べれば悶絶必至! これは邪悪ですぞ😏https://t.co/H3KaBLxY1r pic.twitter.com/CiFLAfoeml
定義について説明します。味の複雑性を表した言葉になります。味や味覚をはじめ、香りや食感など五感で感じられるものということです。その内の一つの感覚が失くなると、味わいが半減することもあります。また、人によっては感じ方は様々です。さらに、細かく意味や定義というと多岐に渡ります。
食材のおいしさを引き出すものという意味もありますし、おいしさを表現する言葉として使われることもあります。そのため定義はふんだんにあり、汎用性のある言葉です。
うま味とコクは別の意味
月🌛曜日ですね。今日のランチはビーフストロガノフを作りました。夫がホワイトソースを好きなので🍅ソースのストロガノフはめったに作りません。今日はヤギ乳とバターのみで作りました。コクはチーズを加えて。ミルクシチューです。💦 pic.twitter.com/lPCE79Xyjf
— gonpiro🍒 (@gonpiro) March 29, 2021
うま味は、塩味・酸味・甘味・苦味・うま味といった基本の五味の一つになります。そのため、深い味わいが感じられるからといって、食べ物がおいしいとは限りません。もちろん、人によっておいしいと感じるものが違うということもあります。
また、様々な味が複雑に組み合わさることで、コクを感じやすくなるともいわれています。すなわち、コクの正体は感じられる全ての味がバランスよく合わさったものです。うま味は、多種多様に感じられる味の中の一つの味にすぎません。よって、別の意味になります。
科学的なコク味物質が存在する
京都のうま味調味料「うま味さん」が最高すぎる。
— たーみん|ディレクター (@tamin_12) March 27, 2021
調味料の味で料理を覆うのではなく、素材の旨みをグッと引き出したあとに浮き出てくる柚・山椒・唐辛子の本格的なアクセント。主役を最大限に引き立てながらも最高の仕事をする。
うま味さんのような人間に、僕もなりたい。 pic.twitter.com/4Ium2yODuZ
グルタミルバリルグリシンという成分があります。グルタミルバリルグリシンは、味や香りを結びつけて複雑にする効果がある成分です。グルタミルバリルグリシンはそのものでは売られてはいません。しかし深い味わいを生み出すために、ほんだしや鶏がらスープの素などに主成分として入っています。
コクは香りや食感にも関係する
ロース大チャーシュー麺
— まくぅん / yamadaman(低浮上中) (@makuxunn) April 1, 2021
味玉
久し振りに #タンタン さんへ
昼過ぎに伺いましたが食べたかったものが残っていて万歳🙌🏻
硬め、玉葱多めでオーダー
醤油のコクと甘味というか旨味あるスープに
ザクパツ食感の香ばしさもある細麺が旨し
肉肉しいチャーシューも最高👍🏻
美味しゅうございました🙇🏻♂️✨ pic.twitter.com/VBwBkHax16
香りや食感にも関係します。その他柔らかさ、固さ、舌触りなどにも影響を与えます。また辛さや苦さ、甘さなどの味が、単独で特化した味付けの場合は濃厚感を感じることが少ないです。色々な味が均一に、また複雑に混ざり合うことで、味の濃厚感は感じやすくなります。
さらに、そこへ香りや食感が合わさることでより強く感じられます。したがって、香りや食感にも関係しているといえるでしょう。
コクのある料理・食べ物
コクのある料理①カレー・シチュー
本日のお昼、日曜日は料理するのですが、今日はワケありでこちらで。私的にレトルト感が少なくコンビーフ🐂からくるコクが好きです。😋ウマ〜 pic.twitter.com/X2uR1oyBHa
— DJ ミーフィー (@DJ47574436) March 28, 2021
カレーやシチューは、コクがあるといえるでしょう。豊富な食材を使用しているので、それぞれの食材から異なった深い味わいを与えてくれる成分が出て、さらにとろみも関与しているからです。
カレーやシチューは一晩寝かすと味が増したように感じます。というのは、一晩寝かすことでさらに食材から味に深みを与える成分がじわじわとルーに混ざり合うためです。このことから、濃厚な味を生み出すには様々な味覚や香り、食感が複雑に混ざり合うという定義にも合っています。
コクのある料理②チーズ
#おうちごはん#Twitter家庭料理部#料理好きな人と繋がりたい#お腹ペコリン部
— こめきゅー (@kometabemakuri) March 27, 2021
いつかの夕食🧀チーズフォンデュ🫕冬に数回作るんだ。写真を発見したので載せちゃいますよ🤗
お肉🥩海老🦐もホットプレートで焼いてからチーズに絡めてパクッ✨チーズがトロトロで最高だったよ💕来冬までまたね😆 pic.twitter.com/W8CUz0JokN
チーズは熟成された食材です。食材は熟成される味に厚みが増し、深みが出ます。チーズは発酵させ熟成したことにより独特な香りや風味も加わり、濃厚感を生み出しています。チーズは味だけではなく、香りや食感が複雑に重なり味覚を刺激している食材です。
複雑な味わいであるコクを感じてみよう!
安定の美味しい牛タン。今回は牛タンの煮込みを食す。コクのあるビーフシチューにトロとの牛タンがお口でとろけるる〜 (@ 牛たん料理 閣 in 仙台市, 宮城県) https://t.co/wkgcwlr2gK pic.twitter.com/SRWvy0AbjD
— aaa (@pinoko0803) August 6, 2018
コクの正体について、わかりやすく説明しました。あらゆる味を複雑に絡み合わせることで、感じられものになります。さらに香りや食感が加わることで、より強く感じられることができます。濃厚で且つ深い味を感じるためには味覚でけではなく、色々な感覚をもって味わうことが必須です。ぜひとも、味わい深いコクを堪能してみてください。