2021年02月27日公開
2024年11月07日更新
アペタイザーとは?オードブル・アンティパストとの違いも!
アペタイザーとはどのような意味なのかまとめました。アペタイザーの英語での意味や、オードブル、アンティパストとの違いについて解説。前菜におすすめのおしゃれなレシピをジャンル別に紹介しますので、ホームパーティーに作ってみてください。
目次
アペタイザーについて詳しく解説!
友達の家にお呼ばれしたので、アペタイザーを持って行きました。
— Sofia_cooking (@sofia_cooking) February 18, 2021
半熟卵に、生クリームと蜂蜜、少しトリュフ
ピンクペッパーとパルメザンチーズ💕
至福の美味しさ
友達の家は、何かカウンターのレストランみたいな素敵なおうちでした☺️#おうちごはん#友達とごはん pic.twitter.com/5uoK2xXyqH
おしゃれなレストランで耳にする、アペタイザーとはどのような意味なのでしょうか?今さら聞けないアペタイザーの意味について、詳しく紹介していきます。また、混同しがちな、オードブルやアンティパストとの違いについても解説していきます。
家庭でも作れるアペタイザーのおすすめレシピも紹介しますので、ホームパーティーやおもてなしに作ってみてください。
アペタイザーの詳細
アペタイザーの意味
シャンパンとワインとアペタイザーたち🍾🥂
— Sofia_cooking (@sofia_cooking) February 20, 2021
ワインの写真撮り忘れた🍷🥂#おうちごはん#ワイン会#飲み会 #チーズ #おつまみ pic.twitter.com/GH8yTnq5qd
おしゃれなレストランで時折耳にする、アペタイザーという言葉ですが、正しい意味を知っているでしょうか?アペタイザーとは、英語で前菜を意味する言葉です。英語は英語でも、アペタイザーはアメリカ英語であり、イギリス英語ではスターターと呼ぶこともあります。
呼び方は違っても、アペタイザーもスターターも、前菜を指す言葉ということを覚えておけば間違いありません。ちなみに、食前に飲むドリンクのことをアぺリティフといいます。アペタイザーとアペリティフの「アペ」は、食前という意味があることを知っておきましょう。
アペタイザーとオードブルの違い
今夜は近所の洋食屋さんでテイクアウトをやっていたので、ちょっと豪華なオードブルを買ってきちゃいました🌟美味しそう😊 pic.twitter.com/6uMH2d1CxA
— モチコ (@NerineriMochiko) February 20, 2021
お祝いの席や季節のイベント、ホームパーティーでよく聞く、オードブルという言葉ですが、アペタイザーと同じで前菜という意味があります。なぜ呼び方が違うのかというと、オードブルはフランス語だからです。英語かフランス語かの違いで、意味は同じと覚えておきましょう。
アペタイザーとアンティパストの違い
楽しくGo to eat生活⛅
— あんちえいじんぐ (@Jx3JAVo2HkbOZqi) October 19, 2020
Gotoこじ(自粛)生活?🤣
アンティパスト食べ放題
+飲み放題
少食なんです。全種2回食べて
そこから好きなものを選ぶ
断言します。本当に美味しい?ですけど🤣
これで実質◯円だと…
もうなんかごめん乾杯🍺💥🍺#ツイッター晩酌部#とにかく呑み隊#GoToEatキャンペーン pic.twitter.com/1Rbf9QzNja
アンティパストという言葉もよく耳にしますが、アペタイザーと同じく前菜という意味があります。アンティパストはイタリア語ですので、イタリアンレストランで耳にする機会が多いはずです。アペタイザーが英語、オードブルがフランス語、アンティパストはイタリア語と覚えておくと、スマートに注文することができるでしょう。
アペタイザーの使い分け
ビーガンレストランのアペタイザー pic.twitter.com/BuSrJM368j
— ヴィーガン・ウニコ (@VeganUnico) February 19, 2021
アペタイザー、オードブル、アンティパストは、どれも前菜という意味があることがわかりました。では、これらの言葉は、どのように使い分ければいいのでしょう。オードブルはフランス語ですので、フレンチレストランで使われる言葉です。ただし、最近では、フランス料理以外の前菜でも、オードブルという言葉を使うことがあります。
アンティパストはイタリア語ですので、イタリアンレストランで使われています。アペタイザーは、フレンチ、イタリアン以外の西洋料理全般で使われることが多い言葉です。格式のあるレストランで恥ずかしい思いをしないためにも、意味を理解して使い分けましょう。
アペタイザーのおすすめレシピ【野菜・果物】
トマトのブルスケッタ
【材料】
- トマト…1個
- ニンニク…少量
- バジル…4〜5枚
- 塩こしょう…少々
- オリーブオイル…40ml
- バケット…4枚
【作り方】
- トマトのヘタを取り、角切りにします。
- ニンニクをみじん切りにします。
- トマトとニンニクをボウルに入れ、バジルをちぎって入れます。
- 塩こしょう、オリーブオイルを加えて和えます。
- バケットをカリッと焼き、残ったニンニクを擦り付けます。
- オリーブオイルを塗って、(4)を乗せたら完成です。
前菜の定番である、ブルスケッタのレシピです。トマトの酸味にバジルがアクセントになった、さっぱり食べられるアペタイザーです。バケットはカリッと焼いて、ニンニクの風味をプラスしましょう。
アボカドのクリームチーズ詰め
【材料】
- アボカド…1個
- クリームチーズ…30g
- レモン…少々
- わさび醤油…お好みで
【作り方】
- アボカドを縦半分に切って、種と皮を除きます。
- 色止めにレモン汁を振りかけます。
- クリームチーズをラップで包み、手で揉みます。
- ボウルに(3)とレモン汁を入れてよく混ぜます。
- アボカドの穴に(4)を詰め、食べやすいようカットします。
少ない材料で簡単に作れる、おつまみにぴったりなアペタイザーです。レモン汁とクリームチーズの量は、穴の大きさで変わるので調節してください。レモン汁が多すぎると切るときに崩れるので、加えすぎないよう注意しましょう。
りんごとパンチェッタの前菜
塩気が効いたパンチェッタと、甘いりんごで作る簡単アペタイザーです。フルーツならではの爽やかな酸味と甘みが、パンチェッタと相性抜群です。使う材料も少なく簡単に作れますので、ぜひ試してみてください。
柿とクリームチーズの一口前菜
柿の上品な甘さに、チーズのコクがマッチした、一口サイズのアペタイザーです。そのままお皿に盛り付けずに、小さなスプーンを使うとおしゃれに見えます。一口で食べられるよう、量を少なめに盛り付けましょう。
アペタイザーのおすすめレシピ【肉・魚介】
ナスとチキンのテリーヌ
【作り方】
- 鶏もも肉…1枚
- なす…2本
- 固形ブイヨン…1個
- 水…1リットル
- 玉ねぎ…30g
- きゅうり…40g
- ミニトマト…5個
- りんご酢…30cc
- オリーブオイル…40cc
- 塩こしょう…適量
- 板ゼラチン…7g
【作り方】
- 鶏肉の筋や白くて硬い部分と、皮を取り除きます。
- 鍋に水を沸かし、ブイヨンと塩8g入れます。
- 沸騰したら鶏肉を入れ、再沸騰したら火を止めます。
- 粗熱が取れたら煮汁ごと容器に入れます。
- なすに穴を指し、ヘタを取って焼きます。
- 8〜10分焼いたら皮をむきます。
- 冷たい水に板ゼラチンを入れてふやかし、柔らかくなったら水気を絞ります。
- 鶏肉の煮汁100ccを温め、戻したゼラチンを加えて火を止めます。
- 小さいタッパーに、大きめに切ったラップを敷きます。
- カットした鶏肉に煮汁をかけ、タッパーに詰めます。
- カットしたなすと鶏肉を交互に煮汁をかけながら重ねます。
- 野菜を小さくカットし、ソースの材料と合わせます。
- 一晩冷蔵庫で冷やしたテリーヌに、ソースをかけたら完成です。
前菜の定番料理である、テリーヌの作り方です。テリーヌとは長方形の型に入れた料理の総称で、本来は保存食として食べられていました。前菜の定番ですので、この機会に作り方をチェックしてください。
海老の前菜
【材料】
- 茹でたえび…12〜15尾
- ニンニク…1かけ
- ミニトマト…12〜15個
- ケチャップかトマトピュレ…60g
- レモン汁…1/2個分
- オリーブオイル…小さじ2
- パセリみじん切り…お好みで
- 塩こしょう…適量
- タバスコ…お好みで
【作り方】
- ミニトマトを熱湯に入れ、氷水につけて皮をむきます。
- ニンニクをすりおろし、ケチャップに入れます。
- オリーブオイルを加えてよく混ぜます。
- ミニトマトにオリーブオイルと塩こしょうを加え混ぜます。
- (4)にえびとパセリを入れて混ぜ合わせます。
- お好みで(3)にタバスコを加え、器にソースを入れます。
- えびとミニトマトを乗せたら完成です。
ホームパーティーやおもてなしに、カラフルでおしゃれなアペタイザーはいかがでしょうか。タバスコを効かせたピリッと辛いソースに、プリプリのえびを合わせた一品です。おしゃれな器を用意して、盛り付けにもぜひこだわってください。
チキンのムース
口どけ滑らかで濃厚な、チキンのムースの作り方です。鶏肉を低温調理することで、パサつかずしっとり滑らかに仕上がります。パウンド型がない場合は、ココットを代用してください。
タコとじゃがいもの前菜
シンプルでお酒に合う、タコとじゃがいもを使ったアペタイザーです。パプリカパウダーが味の決め手になりますので、忘れずにふりかけましょう。余計な材料を加えず、素材の味を生かした、シンプルで美味しい前菜です。
アペタイザーのおすすめレシピ【スープ・ドリンク】
本格ガスパチョ
【材料】
- パプリカ(黄色)…1/4個
- きゅうり…1/3本
- 紫玉ねぎ…1/4個
- トマト…1個
- フランスパン…30g
- オリーブオイル…適量
- こしょう…適量
- 酢…大さじ1と1/2
- オレンジジュース…大さじ2
- オリーブオイル…大さじ1強
- 塩…小さじ1/3
- 水…3/4カップ
【作り方】
- トマト以外の野菜は飾りつけように少し残し、粗みじん切りにします。
- 残りの野菜はざく切りにします。
- ミキサーに(2)とAの材料を入れて、フランスパンをちぎってミキサーで撹拌します。
- 器に盛り付け、(1)の野菜をトッピングしたら完成です。
ガスパチョとはスペインやポルトガルで親しまれている、冷製スープです。野菜の美味しさがぎゅっと詰まった、爽やかな味わいが特徴です。酸味が控えめですので、小さな子供から年配の方までみんなで楽しんでください。
リレとベリーのアペリティフ
柑橘リキュールを加えた、リレというフレーバーワインで作るアペリティフ(食前酒)です。ベリーフレーバーの炭酸水で割っているので、見た目がとても華やかです。炭酸水の量は、お好みで調節してください。
枝豆の冷製スープ
冷凍枝豆と牛乳を、ミキサーで攪拌するだけの簡単スープです。2〜3人前で、冷凍枝豆1袋が目安の量になります。冷製スープですので、暑い日の前菜にもおすすめです。
カリフラワースープ
チーズがたっぷり入った、濃厚でクリーミーなカリフラワーのスープです。チーズはお好みですが、おすすめはカマンベールです。チーズの代わりに生クリームでも作れますので、お好みの味で作ってみてください。
アペタイザーの意味やレシピを知っておこう!
— MSK(マスク) (@MSK19951203) February 21, 2021
アペタイザーとは、英語で前菜を意味します。アペタイザーは西洋料理全般、オードブルはフレンチ、アンティパストはイタリアンと覚えておきましょう。呼び方は違いますが、意味はどれも同じです。本記事で紹介したレシピを参考に、ホームパーティーやおもてなしにアペタイザーを作ってみてください。