こんにゃくを使った離乳食おすすめレシピ！いつから食べさせられる？

ぷりぷりとした歯応えが美味しいこんにゃくは、ダイエットやおかずのかさ増しにも使える便利な食材です。お腹にも良いため便秘気味の子供にも役立ちますが、小さい子供にはいつから食べさせて良いのでしょうか？

本記事ではこんにゃくを離乳食に使える時期や注意点とともに、こんにゃくを使った離乳食の簡単おすすめレシピを紹介します。こんにゃくを使った離乳食の作り方がわからない人は、ぜひ一度目を通してみてください。

こんにゃくを離乳食に使えるようになるのは、子供の噛む力がついてくる1歳半くらいからです。ただ、子供によって噛む力には個人差があるので、ある程度固い食材でもしっかりと噛むことができるようになってから与えるようにしましょう。

小さい子供はまだ大人のように大きなこんにゃくは噛み切れないので、食べられるようになっても簡単に飲み込めるくらいの大きさに刻んでから与える必要があります。こんにゃくは他の食材に比べても弾力が強いので、3歳くらいまでは細かくカットしたほうが良いでしょう。

こんにゃくは弾力が強く喉に詰まりやすい食材ですので、離乳食に使う時は大きさに注意する必要があります。板こんにゃくを小さくカットするのはもちろん、細い糸こんにゃくも大きさには気を付けましょう。糸こんにゃくは板こんにゃくよりも細いので噛みやすいのですが、長さがあるためそのままではやはり窒息の危険性があります。

糸こんにゃくも短く刻んで、一度に大量に与えないように気を付けて食べさせましょう。こんにゃくで作られたゼリーなどもそのまま与えるのは危険ですので、細かくカットするかスプーンで少しずつ食べさせるようにしてください。

また、大きさだけでなく調理する際の味付けにも注意が必要です。こんにゃくを使った料理は濃い味付けになってしまうことが多いのですが、離乳食に濃い味付けは厳禁です。完了期にもなればだんだん調味料も使えるようになりますが、それでも薄味を意識して調味料を使いすぎないように気を付けましょう。

こんにゃくは古くなってくると、「離水」といって水分がだんだん抜けていく現象が起きます。離水が進むと表面が固くなったり表面が突っ張ったような感じになってきます。新鮮なこんにゃくを選ぶためには、まず指で少し触ってみて適度に弾力があるかどうかを確かめましょう。

また、水っぽくなく柔らかすぎないものも新鮮なこんにゃくである証拠です。離乳食に使うこんにゃくは、できるだけ新鮮で美味しいものを使ってあげましょう。

開封前のこんにゃくは常温保存が可能ですが、封を開けた後は袋に入っている水ごと密閉できる保存容器に移して冷蔵保存しましょう。水を捨ててしまった場合は水道水でも大丈夫ですが、その場合は2～3日おきに新しい水と変えるようにしてください。1週間くらいは日持ちしますが、数日以内に使ったほうが美味しく食べられます。

冷凍保存する場合はフリーザーパックに平らにして入れて、空気を抜いてから凍らせます。細かく刻んだ状態でも冷凍できるので、小分けにして凍らせておくとすぐに使えて便利です。

ただ、こんにゃくは冷凍するとカチカチになって固い食感になってしまうので、離乳食にはあまり適していません。離乳食に使うこんにゃくは、できるだけ買ったものをすぐに使うようにしましょう。

食物繊維がたっぷりと入った、こんにゃくを使ったオートミール粥のレシピです。美味しいのはもちろん便秘によく効くので、便秘気味の子供の朝ごはんに人気があります。お粥といってもそこまで水っぽくないので、おにぎりにしてつかみ食べをすることも可能です。もしも緩すぎる場合は水分量を調節しましょう。

ビタミンやタンパク質など一度に摂取することができるバランスの良い一品で、これひと皿でしっかりと栄養を補給することができます。

大人も子供も美味しく食べられる、人気の切り干し大根のレシピです。具沢山で栄養たっぷりなメニューですので、これだけでも立派なおかずになります。子供用に取り分ける時の作り方は、煮ている途中で取り分けて水かだし汁で別に煮るだけです。

煮る時の水の量で味の濃さが決まるので、味を見ながら水分量を調節しましょう。この調味料の分量は切り干し大根だけでなく他の煮物にも使えるので、覚えておくといろいろとアレンジがきいて便利です。

大人用のメニューから取り分けができる、便利な肉じゃがを紹介します。9ヶ月頃から使うことができますが、その頃に使う場合は糸こんにゃくを除いてあげましょう。1歳を過ぎて食材をきちんと噛めるようになってきたら、糸こんにゃくを細かく刻んで使うことができます。

そのままでも食べられますが、とろみをつけるとさらに食べやすくなります。成長具合に合わせて片栗粉の量を調整してあげましょう。

おでん風煮込みは大人も一緒に食べられる、寒い冬にぴったりの一品です。作り方は鍋に具材を入れて煮込むだけですので、他の料理の片手間に簡単に作ることができます。人参や玉ねぎなども煮込むと甘く食べやすくなるので、野菜が苦手な子供でも美味しく食べられます。具材は離乳食の進み具合に合わせて、食べやすい大きさに刻んであげましょう。

ウインナーを入れると旨みが出て美味しくなりますが、ウインナーには塩分も多く含まれているので塩分量には注意しましょう。ウインナーをまだ食べられない場合は、代わりに鶏肉を使うのもおすすめです。

炊飯器で手軽に作れる糸こんにゃくを使った炊き込みご飯を紹介します。作り方は簡単で、子供が食べやすい大きさに切った具材を炊飯器に入れてお米と一緒に炊くだけです。お粥モードで炊くと簡単に柔らかい炊き込みご飯が作れますが、大人も食べたい時は炊き込みモードで炊いてもOKです。

炊いてからお湯を少し加えてレンジで加熱すると、子供でも食べやすい柔らかさになります。味が薄くなってしまう場合は、だし汁を利用すると良いでしょう。ひき肉はそのまま入れてしまうと炊き上がった後に固まってしまうため、入れる時にバラバラにほぐすようにしてください。

ひき肉の代わりにツナでも美味しく作れますし、子供の好きな野菜を加えてアレンジすることも可能です。

五目豆の煮物はちょっとした副菜にぴったりのヘルシーな一品です。調味料の分量がわかりやすいため、いちいち作り方を確認しなくてもすぐに覚えることができます。子供用に取り分ける時は砂糖と醤油だけを先に入れて、煮詰める前に取り出すようにしましょう。

さっと煮ただけで取り出せば、味が染み込み過ぎずに薄味に仕上げることができます。大人用の分は取り分けた後でみりんと酒を加え、しっかりと煮詰めて味を濃くしましょう。

優しい味わいの白和えは、離乳食にもぴったりのメニューです。ポイントはごまをたっぷりと入れることと、豆腐の水切りをしっかりと行うことです。ごまをたっぷりと入れると、豆腐の甘みが引き立ってさらに美味しく作ることができます。

豆腐は水切りをしっかりしないと水っぽくなって味が落ちてしまうので、面倒でも一度お湯で軽く茹でてから水を切るようにしましょう。ごまはすりごまを買うよりも、自分ですり鉢ですったほうが香りも風味も良くなります。さらに香りを立たせるためには、フライパンで一度乾煎りしておくのがおすすめです。

風邪の時や食欲がない時でもつるりと食べられる白菜と糸こんにゃくの餡煮を紹介します。作り方も簡単ですので、子供の機嫌が悪い時でもパパっと作ることができます。

食欲がある時は、鶏のひき肉や人参などを加えてボリュームアップするのもおすすめです。薄めの優しい味付で、白菜の自然な甘みをしっかりと感じることができます。

こんにゃくは弾力が強いためまだ小さい子供には使うことができませんが、1歳を過ぎてある程度大人と同じものを食べられるようになれば食事に取り入れることができます。今までと違う食感を楽しむこともできますし、お腹を掃除してくれるため便秘気味の子供にもおすすめです。

こんにゃくを使った離乳食の作り方はどれも簡単で、大人用の副菜としても役立ちます。子供がこんにゃくを食べられるようになったら、日々の食事に取り入れてみてください。