ミニトマトを使った離乳食レシピまとめ!下ごしらえの方法や注意点も!

ミニトマトを使った離乳食レシピをまとめました。ミニトマトを使った離乳食の簡単人気レシピを「初期」と「中期以降」の2つのジャンルに分けて紹介します。下ごしらえの方法や注意点も紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

ミニトマトを使った離乳食レシピまとめ!下ごしらえの方法や注意点も!のイメージ

目次

  1. 1ミニトマトの離乳食の簡単レシピや下ごしらえを詳しく紹介!
  2. 2ミニトマトの離乳食が食べられる時期と選び方
  3. 3ミニトマトの栄養
  4. 4ミニトマトを使った離乳食の注意点
  5. 5ミニトマトの離乳食の下ごしらえ方法
  6. 6ミニトマトを使った離乳食の簡単人気レシピ【初期】
  7. 7ミニトマトを使った離乳食の簡単人気レシピ【中期以降】
  8. 8ミニトマトの離乳食レシピは下ごしらえをしっかりしよう!

ミニトマトの離乳食の簡単レシピや下ごしらえを詳しく紹介!

ミニトマトはそのまま食べられる便利な野菜で、お弁当やサラダなどに活躍してくれます。栄養もたっぷりで離乳食にもおすすめの食材ですが、離乳食に使う場合は下ごしらえをする必要があります。

本記事ではミニトマトの下ごしらえの方法や、ミニトマトを使った離乳食の簡単人気レシピを紹介します。離乳食にミニトマトを使う時の注意点もまとめてあるので、調理に取りかかる前に一度チェックしておきましょう。

ミニトマトの離乳食が食べられる時期と選び方

ミニトマトは離乳食初期から

ミニトマトは大きいトマトと同じく、離乳食初期から使うことができます。初期に食べさせる場合は皮と種を取り除き、滑らかになるまで裏ごししてから与えましょう。大人は生のまま食べられるミニトマトですが、離乳食初期の赤ちゃんには加熱する必要があります。

後期以降になれば生で食べられるようになりますが、加熱したトマトに十分慣れてから食べさせるようにしましょう。皮や種は赤ちゃんの内臓に負担がかかってしまうので、1歳まではしっかりと取り除いてください。

1歳を過ぎたあたりから徐々にそのまま食べさせることができますが、できれば2歳くらいまでは皮と種は取り除いたほうが良いといわれています。そのまま食べさせる場合も、初めはミニトマトを1/6~1/4にカットした小さいものを使うようにしましょう。

ミニトマトは手づかみ食べに利用しやすい野菜ですが、丸ごと食べさせると誤飲の危険性があるので、しっかり成長するまでは小さく切って食べさせたほうが安心です。

トマトにはほどよい酸味があるので、あまり味付け調味料が使えない赤ちゃんの離乳食の味付けとしてもおすすめです。

ミニトマトの選び方

ミニトマトには赤や黄色、オレンジなどさまざまな色の品種がありますが、どの種類でも色が濃いものを選ぶのがポイントです。色が濃いミニトマトは完熟している証拠ですので、それだけ栄養価も高く酸味も少し和らぎます。それでもミニトマトの酸味が苦手な子供の場合は、フルーツミニトマトのような甘い品種のものを選ぶと良いでしょう。

また、ミニトマトを選ぶ際は果実の色だけでなく、ヘタにも注目するようにしましょう。ヘタがキレイな緑でピンと立っているものは新鮮なミニトマトです。ヘタが黄色がかっていたりしおれているものはすでに鮮度が落ちているものですので、選ばないようにしましょう。

ミニトマトの栄養

ミニトマトはリコピンやβカロテンが豊富

ミニトマトにはリコピンやβカロテンといった栄養素が豊富に含まれています。リコピンには強い抗酸化作用があることでも知られており、体内の活性酸素の発生を抑えたりすでに作られてしまった活性酸素を除去する働きがあります。リコピンは加熱することで栄養価がアップするので、ミニトマトを加熱して使う離乳食にはうってつけです。

βカロテンは体内でビタミンAに変換され、皮膚や粘膜を丈夫にしたり呼吸器系を保護してくれる役割を持っています。加熱しても栄養が失われにくいので、離乳食向けに調理しても栄養はしっかりと残ります。βカロテンは脂質と一緒に摂取することで吸収率が上がるのですが、赤ちゃんにはまだオイルなどは使えません。

そこでおすすめなのが、脂質を含んだチーズです。中期以降になればチーズを食べられるようになるので、ミニトマトと一緒に使ってみましょう。ただ、一般的なチーズは塩分が含まれていることが多いので、赤ちゃん用のチーズやカッテージチーズを使うと安心です。

ミニトマトとトマトの栄養価の違い

ミニトマトと普通のトマトは、大きさだけでなく栄養面でも違いがあります。特に大きな違いが見られるのが、βカロテン、ビタミンC、葉酸などのビタミン類です。トマトにもビタミン類は含まれていますが、ミニトマトのビタミン類はトマトよりも豊富に含まれています。

中でも体の形成に必要な葉酸はトマトの1.5倍も含まれているため、栄養の面だけで見ればトマトよりも離乳食向きの野菜だといえるでしょう。ただ、食物繊維もトマトよりやや多めに含まれているため、食べ過ぎると赤ちゃんの内臓に負担がかかってしまいます。いくら栄養があるとはいっても、与えすぎには注意しましょう。

ミニトマトを使った離乳食の注意点

ミニトマトを使った離乳食の注意点①食べすぎは体を冷やす

夏野菜であるミニトマトには、体を冷やす作用があります。加熱して食べればそこまで心配はないのですが、生で食べさせる時は食べ過ぎには注意しましょう。お腹がゆるい時にミニトマトを食べると、体が冷えて症状が悪化する場合もあります

お腹の調子が悪い時や、冬場などで体が冷えている時に生のミニトマトを食べさせるのは控えたほうが良いでしょう。

ミニトマトを使った離乳食の注意点②種や皮は取り除く

離乳食に使うミニトマトは、皮や種を取り除く必要があります。皮や種は消化するまでに時間がかかり、まだ消化器官が未熟な赤ちゃんに負担がかかってしまうためです。消化されにくい食べ物を食べさせると下痢や腹痛の原因となってしまうので、ミニトマトを食べさせる場合は必ず種と皮を取り除きましょう

また、ミニトマトの皮は意外と固く、咀嚼力の弱い赤ちゃんにはなかなか噛み切ることができません。そのまま食べさせてしまうと噛み切れずに喉に詰まってしまう可能性もあるので、むき残しがないように注意してください。

小さいミニトマトですが、大きいトマトと同じように、皮と種を取り除きます。そこから、離乳食の時期によって大きさを調節します。

ミニトマトを使った離乳食の注意点③加熱してあたえる

ミニトマトを離乳食に使う場合、中期あたりまでは加熱してから使う必要があります。まだ消化器官が発達しきっていない時期に生であげると、下痢や腹痛を起こしてしまう可能性があるからです。後期あたりから徐々に生で使うこともできますが、心配な場合は1歳頃までは加熱して与えたほうが良いでしょう

また、加熱することでアレルギーを少し抑えることもできます。ミニトマトは比較的アレルギーの出にくい食材ですが、子供によっては口の周りが赤くなったり口内がイガイガしたりすることがあります。しかし、加熱することでアレルギーが出にくくなるので、アレルギー体質の子供にはできるだけ加熱して食べさせることをおすすめします。

ミニトマトの離乳食の下ごしらえ方法

ミニトマトの離乳食の下ごしらえ方法①鍋を使う

鍋を使って下ごしらえをする時は、まず鍋に水を入れて沸騰させます。沸騰したら火をとめ、そこに十字に切り込みを入れたミニトマトを入れましょう。しばらくすると皮がめくれてくるので、ヘタの近くまでめくれてきたら冷水の中に入れて皮をむきます。皮をむいたら半分に切り、スプーンなどで種を取り除けば完成です。

ミニトマトの離乳食の下ごしらえ方法②電子レンジを使う

電子レンジを使う場合は、十字に切り込みを入れたミニトマトをあらかじめ水で濡らしておきます。耐熱容器に湿らせたミニトマトを入れて、そのままレンジで10秒ほど加熱します。レンジから取り出したら水に入れて、皮を取り除きましょう。

ワット数や加熱時間はミニトマトの大きさや数によっても変わってくるので、様子を見ながら調整してください。大量に入れすぎるとうまくいかないので、少量だけ湯むきしたい時におすすめです。ミニトマトが乾燥してしまう場合は、ミニトマトにかぶるくらいのお湯を加えて加熱してみてください。皮をむいたら半分に切り、種を取り除いて完成です。

ミニトマトの離乳食の下ごしらえ方法③直火を使う

直火を使うやり方は、ミニトマトを1個だけ下ごしらえしたい時におすすめの方法です。ミニトマトのヘタの部分にフォークを刺し、まんべんなく火がかかるように向きを変えながら直火で焼いていきます。しばらくすると皮がめくれてくるので、冷水に入れて皮をむき、半分に切って種を取り除きましょう。

直火を使う時はくれぐれも火傷やミニトマトの焼きすぎに注意してください。持ち手まで金属製のフォークだと熱くなって危険ですので、フォークは持ち手部分が金属でないものを使うようにしましょう。

ミニトマトの離乳食の下ごしらえ方法④冷凍する

一度に大量に皮をむきたいのきにおすすめなのが、冷凍して皮をむく方法です。ミニトマトをそのままフリーザーパックに入れて凍らせると、ミニトマトがひび割れてくるのがわかります。凍ったミニトマトを水に漬けるとその割れた部分からするっと皮がむけて、簡単に下処理を終わらせることができます

冷凍したミニトマトは煮込んでトマトソースなどに使うと便利です。半解凍状態になると簡単にカットできるようになるので、少し溶けてきたら半分に切って種を取り除きましょう。そのまま食べてもシャーベットのようで美味しく、大人用のおやつとして使うこともできます。

ミニトマトを使った離乳食の簡単人気レシピ【初期】

トマト洋風スープ

ミニトマトを1個だけ使った、とても簡単な洋風スープを紹介します。普通のトマトで作るとどうしても大量にできてしまいますが、ミニトマトを使うことで1食分のスープを手軽に作ることができます

市販の赤ちゃん用だしを使えばさらに簡単ですが、もちろん野菜などを煮込んだスープをだしとして使ってもOKです。さらさらで飲みにくい場合は、片栗粉などでとろみをつけてあげましょう。

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トマトバナナ

子供に人気のバナナを加えることでトマトの酸味を抑えたトマトバナナのレシピです。両方とも加熱してあるため甘みが増して、デザート感覚で食べることができます。甘みの強いミニトマトを使うと、さらに美味いさがアップします。きな粉を加えると栄養価もアップしますが、好き嫌いが分かれるので無理に加えなくても大丈夫です。

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魚とトマトの洋風煮込み

タンパク質に慣れてきたら、離乳食初期でも食べられる白身魚を使った人気の煮込み料理にチャレンジしてみましょう。魚の旨みがしっかりと感じられる美味しい一品で、栄養もたっぷりと摂ることができます。煮込む用にトマトジュースを使っていますが、ない場合はミニトマトの量を増やして対応しましょう。

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鶏ささみとトマトのお粥

鶏ささみとトマトのお粥は、ミニトマトと一緒に離乳食のタンパク源として人気があるささみを使った一品です。ささみは水煮の缶詰を使うことで手間がぐんと減り、短時間での離乳食作りが可能になります

もちろん生のささみを使っても大丈夫ですが、その場合は筋をきちんと取り除くようにしましょう。使いきれなかったささみの水煮は、ジップロックに入れて冷凍保存しておくと便利です。

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魚とさつまいものトマト和え

さつまいもの甘みでミニトマトが食べやすくなる、簡単な和え物を紹介します。さつまいもの水分量によっても柔らかさが変わってくるので、野菜スープは様子を見ながら量を調整しましょう

魚はその時に食べられる魚であれば何を使ってもかまいません。さつまいもと合わせることで魚も食べやすくなるので、普段あまり食べたがらない種類の魚を混ぜるのもおすすめです。

【離乳食初期】魚とさつま芋のトマトあえ by mogcook 【クックパッド】 簡単おいしいみんなのレシピが343万品

ミニトマトを使った離乳食の簡単人気レシピ【中期以降】

アジとミニトマトの和風リゾット

【材料】

  • 5倍粥 大さじ5
  • アジ 15g
  • ミニトマト 3個
  • ほうれん草(葉先の部分) 2枚
  • 混合だし 大さじ3

【作り方】
  1. アジは皮と骨を取り除き、茹でてすり鉢で粗く潰します。
  2. ミニトマトは湯むきをして種を取り除き、すり鉢ですり潰します。
  3. ほうれん草を茹でたら6mm角に刻みます。
  4. 5倍粥に1、2、3と混合だしを加えて混ぜ合わせたら完成です。

青魚が食べられるようになったら、栄養満点の和風リゾットはいかがでしょうか?魚が苦手な子供でも、ミニトマトと合わせることで食べやすくなります。だしをコンソメなどに変えて、洋風のリゾットにアレンジするのも人気があります。中期から食べられますが、後期を過ぎたら味噌などの調味料を少し加えてみても良いでしょう。

ミニトマトのスープ煮

ミニトマトのスープ煮は、野菜をたっぷりと使ったミネストローネ風の一品です。あらかじめミニトマトでトマトソースを作っておくと、時間がない時でも簡単に作ることができて便利です。ミニトマトの酸味で食べづらい場合は、粉チーズをかけると味がまろやかになって食べやすくなります

どのような野菜でも美味しく作れるので、冷蔵庫の余り野菜や冷凍してストックしておいた野菜などをいろいろと加えてみましょう。

離乳食後期♡プチトマトのスープ煮 by なななな♡MaMa 【クックパッド】 簡単おいしいみんなのレシピが343万品

バナナとミニトマトの豆腐粥

バナナとミニトマトの豆腐粥は、材料をすべて合わせてレンジで加熱するだけの簡単な一品です。ご飯がない時のお粥代わりとしても使えますが、おかずとして利用することもできます。豆腐から水が出てくるので、水っぽいと感じる場合は片栗粉などでとろみをつけると食べやすくなります。

離乳食*バナナとプチトマトの豆腐粥 by とろけい 【クックパッド】 簡単おいしいみんなのレシピが343万品

ナスとミニトマトのだし煮

ナスのトロトロ食感が人気のだし煮を紹介します。ナスは一度焼いているため、甘みと旨みがアップして食べやすくなります。ナスとトマトだけでなく麩も入っているため、腹持ちが良くなり主食代わりとしても使えます。他にもオクラやコーンなどの夏野菜を加えるのもおすすめです。

離乳食ナスとミニトマトのダシ煮 by たっちゃん☆ママ 【クックパッド】 簡単おいしいみんなのレシピが343万品

ケークサレ

ケークサレとはフランス料理の一種で、塩味がきいた食事用のケーキのことです。そのオシャレなケークサレがミニトマトを使って簡単に作れる、人気のレシピを紹介します。離乳食用のケーキですので、もちろんノンオイル、ノンバター、薄味で作れるようになっています

ミニトマト以外にもいろいろな野菜を入れることができるので、野菜をあまり食べたがらない子供にもおすすめです。大人が食べても美味しいので、朝食や簡単なランチに家族みんなで楽しんでみてください。

朝食にケークサレ*離乳食後期〜完了期 by soymai 【クックパッド】 簡単おいしいみんなのレシピが343万品

野菜たっぷりトマトリゾット

ご飯と野菜を合わせるだけで作れる、人気のトマトリゾットを紹介します。ミニトマトとチーズの相性が抜群で、好き嫌いの多い子供でも喜んで食べてくれます。ミックスベジタブルで簡単に作ることもできますが、冷蔵庫の余り野菜を好きに使ってアレンジすることも可能です。鶏肉やツナなどを入れて、タンパク質をアップさせても良いでしょう。

離乳食完了期☆野菜たっぷりトマトリゾット by mirubin 【クックパッド】 簡単おいしいみんなのレシピが343万品

ミニトマトの離乳食レシピは下ごしらえをしっかりしよう!

ミニトマトの下ごしらえのやり方や、離乳食の簡単人気レシピをまとめました。ミニトマトは離乳食初期から使える便利な野菜ですが、皮と種を取り除くなどの注意点がいくつかあります。

しかし、それらの注意点さえしっかりと守っていれば、栄養も多く子供の成長にも役立つ食材です。下ごしらえの方法をしっかりと把握して、毎日の離乳食に利用してみましょう。

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