トマトジュースで作る離乳食レシピまとめ！赤ちゃんが喜ぶアレンジメニュー！

トマトは栄養たっぷりで離乳食初期から使える食材ですが、皮を湯むきしたり種を取り除いたりとかなり手間がかかります。トマトジュースを使うとそういった手間がかからず、簡単にトマト味の離乳食を作ることができます。

本記事では、トマトジュースを使った離乳食のおすすめ人気レシピを紹介します。離乳食にトマトジュースを使う時のポイントや基本のトマトソースの作り方など、役立つ情報が満載です。

トマトジュースは、離乳食でトマトを食べられるようになった後からすぐに使うことができます。トマトは離乳食の初期から使えるため、トマトジュースも同じく初期から利用することができます。トマトを離乳食に使う場合は加熱してから与えますが、トマトジュースはすでに加熱処理されているためそのまま使うことができて便利です。

ただ、トマトジュースはトマトをそのまま裏ごししたものよりもだいぶ濃くなっているため、離乳食に使う時は薄めて使うようにしてください。離乳食初期であれば2～3倍を目安に薄め、徐々に水の量を減らしながら離乳食後期あたりからそのまま料理に使ってみましょう。

トマトジュースには塩分が含まれているものがありますが、離乳食に使う時は必ず食塩無添加のタイプを使うようにしましょう。また、トマトジュースの中にはより実物のトマトに近づけるために種や皮が含まれた商品もありますが、こういった粗越しのものは離乳食には向いていません。

他にも、飲みやすくするためにブドウ糖液やレモン果汁、香料などが入っているトマトジュースもあるので、購入する前にトマト以外の余計なものが含まれていないか確認しましょう。

基本のトマトソースに使う材料は、トマトジュース100ccに野菜スープ100cc、そして玉ねぎが適量です。7ヶ月頃の中期から使えるレシピですが、玉ねぎを抜けば初期から使うこともできます。野菜スープはどのような味付けでも大丈夫ですので、お好みのスープを使うようにしましょう。

中期以降で使う場合はコンソメやブイヨンなどを使っても良いですし、初期に使う場合は野菜を茹でたスープなどを利用しましょう。

まずは玉ねぎをみじん切りにして、柔らかく茹でておきます。鍋にトマトジュースと野菜スープ、そして茹でた玉ねぎを鍋に入れて、味がなじむ程度に軽く煮たら完成です。

完成したものを冷凍してストックしておくと、いろいろな料理にアレンジできて便利です。パスタソースやミネストローネに使うのも人気ですが、ご飯やパンケーキに混ぜたりして食べるのもおすすめです。 

【材料】

• 玉ねぎ 1/4個
• にんじん 1/4本
• ほうれん草 3束
• 食塩無添加トマトジュース 200ml
• ひき肉 150g
• A 和光堂コンソメ 1本
• A 塩 少々
• A 砂糖 少々

1. ほうれん草を茹でてアク抜きし、ザルにあけて水を絞ります。
2. 玉ねぎをみじん切りにして、耐熱容器に入れて水を少し加えます。
3. 2にラップをして竹串などで何か所か穴を空け、レンジで加熱します。
4. にんじんとほうれん草を細かくみじん切りにします。
5. ひき肉を下茹でして油を抜きます。
6. キッチンペーパーを敷いたザルに5をあけて水気を切ります。
7. 鍋ににんじんと玉ねぎを入れて、水を加えながら弱火で炒め煮にします。
8. ひき肉を加えて3分ほど煮ます。
9. トマトジュースも入れて、弱火で煮詰めます。
10. 水分が減ってとろみがついてきたらAを加えてよく混ぜます。
11. ほうれん草を入れて全体的に混ぜ、5分ほど煮込んだら完成です。

野菜と肉がたっぷりと食べられる、栄養満点のミートソースを紹介します。トマトジュースと市販のコンソメ粉末を使って作るため味付けも簡単です。砂糖と塩は味を見ながら、子供の成長具合によって分量を変えましょう。

野菜は細かくして煮込んでしまうため食べやすく、野菜嫌いの子供でも美味しく食べることができます。他にもナスやパプリカ、ブロッコリーなど、冷蔵庫に余っている野菜をいろいろと使ってみましょう。パスタに使うのはもちろん、ご飯やうどんにかけるのもおすすめです。

【材料】

• 5倍粥 80g
• 無塩トマトジュース 20g
• オクラ 10g
• カッテージチーズ 10g
• 鶏胸肉 10g

1. 鶏肉とオクラは茹でて適当な大きさに刻みます。
2. 耐熱容器に材料をすべて入れて、500wのレンジで1分30秒加熱します。
3. 一度取り出して混ぜ、再び30秒ほど加熱したら完成です。

お粥に材料を混ぜるだけで簡単に作れるトマトリゾットのレシピです。カッテージチーズを使っているため、トマトの酸味が和らいでまろやかな味わいになります。

オクラと鶏肉は他の具材にアレンジ可能ですので、子供の好きな具材やストックしてある野菜などを利用してみましょう。トマト好きな子供に人気のメニューですが、お粥に混ぜることでトマトが苦手な子供でも食べやすい味に仕上がります。

【材料】

• うどん 30g
• 水 大さじ1
• 食塩無添加トマトジュース 大さじ3
• ブロッコリー 15g
• にんじん 10g
• しらす 大さじ1

1. ブロッコリーと人参を柔らかく茹でます。
2. 茹であがたらスプーンかすり鉢ですり潰します。
3. しらすは湯通ししておきます。
4. うどんを茹で、茹であがったら細かく刻みます。
5. 鍋にトマトジュース、水、うどん、しらすを入れて煮立てます。
6. ひと煮立ちしたら器に盛りつけ、2をトッピングして完成です。

しらすとブロッコリーの洋風うどんは、トマトジュースをだし汁の代わりに利用したメニューです。トマトには昆布と同じグルタミン酸という旨み成分が含まれているため、他に調味料を加えなくてもこのままで十分美味しいスープに仕上がります。

中期の頃は野菜をしっかりとすり潰して使いますが、もう少し大きくなったら野菜を粗めに切ったりして具材の形を変えましょう。うどんだけでなく、スパゲッティやマカロニを使っても良いですし、ご飯を入れて煮込んでしまってもOKです。

トマトが苦手な子供でも喜んで食べる、人気のパンケーキのレシピです。バナナを入れることで自然な甘みが追加され、トマトジュースの酸味も気にならなくなります。普通のパンケーキだけだと栄養がかたよりますが、このパンケーキだと野菜もタンパク質も同時に摂取できるため、他におかずを用意する必要もありません。

小麦粉に材料を混ぜて焼くだけですので、忙しい朝ごはんや簡単なランチにおすすめです。ベーキングパウダーを使っていないため、モチモチとした食感のパンケーキに仕上がります。また、卵と牛乳も使わないで作れるので、アレルギー持ちの子供でも安心して食べられます。

離乳食のお粥作りが面倒な時は、炊飯器まかせのトマトジュースの炊き込みご飯はいかがですか？野菜や具材もわざわざ茹でたりする必要がなく、刻んで炊飯器に入れるだけで手間なくお粥を作ることができます。

トマトジュースだけで水分が足りない場合は水かだし汁で調整しますが、だし汁を加える場合はトマトと相性の良い昆布だしがおすすめです。野菜以外にも鶏のささみやひき肉、ツナ缶などのタンパク質を加えるても美味しく作ることができます。

トマトジュースで作る人気のオムライスを紹介します。オムライスはケチャップでも簡単に作れますが、ケチャップの塩分や油分が気になることはありませんか？ケチャップの代わりにトマトジュースを使えば、塩分や調味料など余計なものが含まれていなくて安心です。

タンパク質はひき肉やツナの他、しらすや皮なしのウインナーなどがおすすめです。野菜はどのようなものでも大丈夫ですが、冷凍のみじん切り野菜を使うとさらに時短になって手間が省けます。

トマトジュースを使った離乳食のおすすめ人気レシピをまとめました。トマトジュースはトマトよりも手軽に使うことができるため、短時間で簡単に離乳食を作れるところが最大のメリットです。使い方次第で離乳食初期から食べさせることができ、さまざまなメニューに活用することができます。

トマトジュースを使ったレシピはアレンジもしやすく、子供の成長具合や好みに合わせてメニューを変えることも可能です。いろいろな食材を使って、自分なりの離乳食を作ってみましょう。