ミニトマトの湯むきの簡単な方法!正しいやり方・ポイントやレシピも紹介
彩りの良さとそのお手軽さから、日々の食卓にもお弁当にも大活躍のミニトマト。そのまま食べたり、サラダなどに添えたりするぶんには楽でいいですが、料理方法やレシピの種類によっては湯むきが必要な場合もあります。そんな時はちょっと面倒・・・でも、やり方さえ知っていれば、ミニトマトの湯むきはとっても簡単にできます!今回は、誰でも簡単にできる、ミニトマトの湯むき法を紹介していきます!
目次
生のままでも色々なシーンで大活躍のミニトマト
ミニトマトはお弁当にも食卓にも気軽にプラス
その丸くて愛らしいフォルムと、赤、黄、種類によっては緑やピンクなどといった彩りの豊かさから、ミニトマトはさまざまなシーンで大活躍する野菜のひとつとなっています。見た目の問題だけでなく、お弁当に少し野菜が足りないな、と思ったときにミニトマトを入れれば、簡単に野菜不足を補える、というのも魅力のひとつです。また、生でそのまま食べても十分美味しい上、焼く、煮るなどの調理方法にも合うというのも嬉しい点です。
こんな風にシンプルにマリネにして、冷蔵庫にストックしておけば、食卓にもう一品欲しいというときにも大活躍してくれます。マリネのレシピ自体が、液を作って浸けるだけという簡単なレシピなので、忙しい方にもピッタリです。通常の大きなトマトとちがって、一口サイズなので非常に食べやすく、気軽につまんで食べられます。野菜嫌いのお子様でも、「ミニトマトだったらなんとか食べてくれる」という場合もあるようです。
家庭でも簡単に育てられるミニトマト
ちなみに、ミニトマトは初心者でも簡単に育てられる野菜のひとつでもあります。その簡単さがゆえに、家庭菜園をはじめてみたい!という方にも人気があるようです。プランターや鉢で気軽に育てられるので、他の野菜と比べ、そこまで広いスペースがなかったとしても、十分挑戦することができます。やり方次第では、甘くておいしいミニトマトをたくさん作ることも可能です。
小学校の教育活動の一環として、ミニトマトの栽培をおこなっているところもあり、こうした光景もおなじみのものとなっています。一人一つ、自分の鉢をもらって、大切にミニトマトを育てる…小学校の活動に限らず、お子様の心を健康に育てるため、家庭でも気軽に取り入れることのできる方法です。野菜嫌いのお子様も、自分の育てたものとなると、「食べてみようかな」という気持ちにもなるかもしれません。
焼いても煮てもおいしいミニトマト
甘さと食感が変わる焼きミニトマト
ミニトマトは、そのまま食べるのはもちろん、さまざまなやり方で火を通しても楽しめる野菜です。生のままだとフレッシュなおいしさが味わえる一方で、焼くと甘みが増したり、食感が変わったりと、また別の良さがあります。一口に焼きミニトマトといっても、チーズ焼きやバジル焼きなどのレシピがあります。その他にも、鶏肉やベーコンを主役としてミニトマトを一緒に炒めたものなど、調理方法・レシピともにさまざまです。
さっぱりとした味わいと彩りを添えてくれるミニトマト煮
ミニトマトを煮る、といえば、白身魚と一緒にさっぱりとした味の煮物をつくったり、イワシと一緒にオイル煮にしたり、などといったレシピがあります。その他、ミニトマトをメインにしただし煮、蜜煮、ビネガー煮なども、食卓に華を添えてくれる、素敵な一品です。どれも簡単に作れるレシピがたくさんあるので、機会があればぜひ色々なレシピを色々なやり方で作ってみてください。
ミニトマトの湯むきはどんなときに必要?
湯むきの手間をどう考えるか
さて、気になるのは、「ミニトマトの湯むきはする必要があるのかどうか」ということ。これに関しては色々意見があると思いますが、結局はレシピによって変わる、あるいは好みの問題という結論になるでしょう。皮の食感を活かした調理方法もありますし、逆に皮があると良さが損なわれてしまうレシピもあります。そして、個人レベルの話ではありますが、皮の食感が気になる人もいれば気にならない人もいます。
季節によってはミニトマトの皮が相当固いこともありますので、そんな時は湯むきをすることを強くおすすめします。そのまま食べるならいいかもしれませんが、何らかの味付けをする場合、特にマリネや煮びたしなどの味をしみこませたい調理方法の場合は、皮が味の邪魔になってしまうことがあります。このように、手間を惜しまずに湯むきをしたほうがいいこともあります。
湯むきはレシピや個人の好みにあわせておこなう
出典: https://limia.jp
以上のことから、湯むきは絶対やらなければいけないわけではないけれど、時と場合によって必要な手順だといえるでしょう。しかし、どうしてもひと手間増えるのが嫌だったり、面倒くさそうというイメージがあったり、うまくできるやり方を知らなかったりして、湯むきを省いてしまうという方も多いのではないでしょうか?
やり方さえ知っておけばミニトマトの湯むきは簡単
ミニトマトの皮むきは、面倒・難しそうにみえるのに反して、正しい方法とコツさえ覚えておけば意外とラクラク・簡単にできます。だから、なんとなく億劫だからといって湯むきを避けてしまうのはとてももったいないです。次の項目から、ミニトマトの湯むきを簡単にできる方法を紹介するので、この機会にぜひ覚えて、日々のお料理に活かしてみてください。
ポイントは爪楊枝!ミニトマトの簡単な湯むきのやり方を紹介
湯むきで忘れてはいけないポイントは穴を開けること
ミニトマトの湯むきは、あるポイントさえしっかり押さえておけば、お手軽さが大幅にアップします。そのポイントというのは、「爪楊枝で小さな穴を開けておくこと」です。この時、上の画像のようにヘタとは反対側、つまりミニトマトのお尻の部分に穴を開けておきましょう。こうすることで、その後の手順からがかなり楽なものになります。
あとはさっと湯通しして冷やすだけ
穴を開けたら、あとはミニトマトを湯通しした後で氷水に浸すだけです。ボウルにミニトマトを入れ、そこにお湯を注ぐか、その逆に、熱湯の入っているボウルにミニトマトを入れるか、どちらのやり方でも大丈夫です。その後しばらく(3~5分ほど)待ってから、お湯を捨てて、今度はミニトマトを冷水の中に浸しましょう。茹でる方法でもいいですが、完熟の場合、すぐに皮がはじけてしまう場合もあるので茹ですぎには注意してください。
皮がはじけたものはすぐにむけてしまいますし、そうでないものでも、穴を開けたところを意識しながら側面をつまむと、簡単にするりと皮が取れてしまいます。このように、ミニトマトの皮は、面倒どころかかなり簡単な手順で処理できます。この下処理があるかないかで、料理のバリエーションやレベルもかなり変わってくるので、なんとなくでも覚えておくと便利です。そんなに難しいことではないので、頭の片隅に置いておきましょう。
ミニトマトの皮むきは湯むき以外にこんな方法も
湯むきならぬ「氷むき」
ちなみにですが、定番の皮むき方法である湯むき以外にも、こんな方法があります。それは、冷凍させたミニトマトを冷水につけて皮をむく方法。湯むきではなく「氷むき」です。いくら湯むきが簡単で楽とはいえ、そもそも熱湯を沸かすのすら面倒くさい…そんなときに重宝するやり方です。
やり方は湯むきよりももっと簡単です。洗っただけのミニトマトをジップロップに入れて冷凍し、冷水にしばらく浸すだけ。これだけで、皮が楽々とむけるようになります。この方法なら、ミニトマトをあらかじめ冷凍しておくだけで簡単に下ごしらえができるので、忙しい毎日をお過ごしの方にもぴったりです。ミニトマトを料理に使う方、そして皮むきをきちんとしたい方は、大量に冷凍をしておくのもおすすめです。
皮むきしたミニトマトを使った料理
お手軽で見た目もかわいいマリネ
皮をむいたミニトマトを使いたい料理といえば、やはり「マリネ」。固い皮を取り除くことによって、マリネ液の味がしっかりと染みわたるので、おいしいマリネができあがります。比較的持ちもよく、つくりおきができるので、ちょっとしたおつまみや副菜として食卓で大活躍してくれます。
シンプルにトマトのみのマリネもいいですが、他の野菜をいろいろと組み合わせてみるのもいかがでしょう。特にきゅうりやたまねぎ、パプリカなどが相性抜群で、簡単にこれからの季節に嬉しい一品が作れます。使用する調味料次第で、和風、中華風、洋風、イタリアンと、バラエティ豊かな味も楽しめます。
ミニトマトをたっぷり使った贅沢トマトソース
湯むきで皮をしっかり取り除いておけば、そのミニトマトをたっぷりと使って、自家製トマトソースを作ることもできます。とってもフルーティーで贅沢な味わいなのに、作るのはそれほど難しくはありません。普段は市販のトマトソースで十分ですが、たまには自分やご家族のために丁寧においしいトマトソースを作ってみる、というのもいいかもしれないです。
ミニトマトの湯むき方法を覚えて料理の幅を広げよう
こうしてまとめてみると、意外と簡単そうに見えるミニトマトの皮むき。でも忙しい日々の中でいちいちやるとなると、やっぱり面倒くさくなりがち。どうしてもやりたくないというときは、手抜きで皮の食感を楽しんでみる、というのも1つの手です。自分の気分ややる気、レシピとの相性を考えながら、時には手も抜いて、肩の力を抜いて料理を楽しめるのが一番です。これを機会に、ミニトマトの料理もいろいろと試してみてください。