しいたけ入りの離乳食レシピまとめ!だしの取り方や下処理方法まで!

しいたけ入りの離乳食レシピをまとめました。しいたけだしの簡単な取り方や下処理方法の他、離乳食におすすめのしいたけ以外のきのこも紹介します。栄養価の高いしいたけを離乳食に取り入れられる人気レシピが満載です。

しいたけ入りの離乳食レシピまとめ!だしの取り方や下処理方法まで!のイメージ

目次

  1. 1しいたけ入り離乳食のレシピを紹介!
  2. 2しいたけ入り離乳食はいつから食べられる?
  3. 3しいたけ入り離乳食のポイント
  4. 4しいたけだしの取り方
  5. 5しいたけ入り離乳食の簡単人気レシピ
  6. 6しいたけ入り離乳食を作ってみよう!

しいたけ入り離乳食のレシピを紹介!

しいたけは美味しいだしが出て料理に風味をつけてくれる人気の食材ですが、赤ちゃんにはいつ頃から食べさせることができるのでしょうか?本記事ではしいたけを離乳食に使う際の下処理方法や注意点についてまとめました。離乳食に活用できる、だしの基本的な取り方についても解説します。

しいたけ以外のおすすめきのこや、栄養満点なしいたけ入り離乳食の人気レシピも紹介しますので参考にしてください。

しいたけ入り離乳食はいつから食べられる?

しいたけのだしは初期からOK!

しいたけは歯ごたえがあるため、赤ちゃんにとっては食べづらい食材のひとつです。しかし、しいたけはだしを取るだけであれば離乳食初期から使えます。離乳食は基本的に調味料を使わずに、だしや素材そのものの味だけで調理します。そのため赤ちゃんにとってだしはとても大切な食材です。

昆布やかつおだしと同じように、しいたけのだしを使えば離乳食が風味よく仕上がるでしょう。しいたけだしでおかゆやうどんを煮たり、野菜を煮るなど、初期からさまざまなレシピに活用できます。

しいたけそのものは中期以降

しいたけだしは離乳食初期から食べられますが、しいたけそのものは離乳食中期から食べられる食材です。しいたけを含むきのこ類は、アレルギーが起こりにくい食材ではありますが、万が一ということも考えられますので必ず一口から始めましょう。

しいたけは食物繊維やビタミンDが豊富で、旨味成分のグルタミン酸がたっぷり含まれています。離乳食に風味をプラスしてくれますので、さまざまなレシピに活用してみてください。ただし、使えるしいたけは生しいたけに限ります。干ししいたけは固く食べにくいので、赤ちゃんには食べさせることはできません

だしをとった後の干ししいたけは赤ちゃんには与えずに、大人用の料理に活用すると良いでしょう。

しいたけ入り離乳食のポイント

しいたけを与える時の注意点

しいたけは固く繊維質で柔らかくなりにくい食材です。食べさせるときは柔らかく茹で、2〜3mm程度のみじん切りにして与えてください。上手に飲み込めているか確認しながら、喉につまらないよう様子を確認しながら与えます。

少量のしいたけであれば細かく刻んで水を加え、電子レンジで1〜2分加熱するだけで簡単に柔らかくなります。食べにくそうにしている場合は、柔らかく茹でたしいたけをミキサーにかけて、ペースト状にすると食べやすくなります。

下処理方法

きのこはなめこを除き、基本的には洗わずに使います。洗うことで風味が落ちるだけでなく、水を吸ってきのこが傷んでしまうので注意してください。市販のきのこは清潔な環境で栽培されているため、汚れが付いていることは稀です。もしも汚れがついていた場合は、キッチンペーパーなどで優しく拭き取ってあげましょう。

ただし、しいたけの場合、原木から採れたものは虫が付いていることがあります。よく見るとひだに虫がついていることがあるため、この場合は塩水に浸けて虫出しをする必要があります。塩水に浸けたしいたけは傷むので、すぐに調理しましょう。虫が心配な場合は原木栽培ではなく、菌床栽培されたしいたけを購入することをおすすめします。

洗うときのこの風味が落ちるので、目視で汚れがなければ洗わなくてもOKです。

保存方法

しいたけは高温多湿が苦手な食材です。2〜3日で食べ切る場合はパックごと冷蔵庫に入れて保管しても良いのですが、食べきれない場合はパックから出して新聞紙やキッチンペーパーに包んでおきましょう。冷蔵庫内は開け閉めすることで温度が変化しやすく、しいたけも傷みやすくなります。

パックの中が結露して水滴が付くとそこから傷むので、新聞紙やキッチンペーパーに包むと長持ちします。上手に保存できれば1週間ほど持ちますが、傷みやすいので出来るだけ早く食べるようにしましょう。大量のしいたけがある場合は、干すか冷凍保存するのがおすすめです。

薄切りにしたしいたけをざるに広げ、天日に2〜3時間ほど干すと自家製の干ししいたけが出来上がります。しいたけは天日に干すと、旨味が凝縮されるだけでなく、ビタミンDが増えて栄養価もアップします。簡単に美味しいだしが取れて、離乳食の幅も広がるでしょう。

しいたけは冷凍することで、干ししたけ同様、旨味成分や栄養価がアップします。茹でてから冷凍しても、生のまま冷凍してもどちらでも保存可能ですので、レシピに合わせて冷凍しておきましょう。しいたけから取っただしも小分けにして冷凍可能ですので、離乳食作りに活用してください。

離乳食におすすめのしいたけ以外のきのこは?

離乳食中期になるとモグモグと口を動かせるようになるため、細かく切ったきのこが食べられるようになります。中期に食べられるきのこはしいたけの他に、しめじや舞茸、ひらたけといった、比較的柔らかくクセが少ないきのこです

後期になると舌が左右に動かせるようになり、歯茎を使って食材を噛むことができるようになります。そのため、エリンギやえのき、なめこ、マッシュルームなど、固く繊維質なきのこも食べられるようになってきます

とはいえ、進み方は赤ちゃんによって個人差がありますので、無理をしないよう様子を見ながら食べさせてあげてください。

しいたけだしの取り方

材料

作りやすい分量のしいたけだしの作り方を紹介します。まず、干ししいたけを5枚、水を500ml用意します。干ししいたけと水さえあればだしは簡単に取れますが、美味しいだしを取るためにも目安の分量を覚えておきましょう。

だしを入れる容器は蓋つきのものがあればベストです。お茶ポットやタッパーなど、自宅にあるもので代用してください。

作り方

だしの取り方はとても簡単で、容器に水と干ししいたけを入れて冷蔵庫に一晩置くだけです。6〜10時間ほど置くと風味豊かな美味しいだしが出ます。取れただしはそのまま使うことはせず、必ず一度沸騰させましょう

取れただしは冷蔵庫で保存すると雑菌が繁殖しやすいため、冷凍保存がおすすめです。製氷皿に入れて蓋をして冷凍すれば、1週間ほど日持ちします

しいたけ入り離乳食の簡単人気レシピ

ひじきの煮物

【材料】

  • 戻したひじき…20gほど
  • 人参…2cmほど
  • 玉ねぎやしいたけなど…適量
  • 出汁…200〜300ml

【作り方】
  1. 野菜とひじきは食べやすいよう細かく刻みます。
  2. (1)と出汁を鍋に入れ、蓋をして柔らかくなるまで中火で煮込みます。
  3. 20分ほど煮込み、柔らかくなったら完成です。

栄養満点なひじきに、しいたけや人参を加えたバランスの良い離乳食レシピです。そのまま食べるのはもちろんですが、おかゆやおやきに入れたアレンジも人気です。冷凍保存もできますので、多めに作ると重宝するでしょう。

ふわふわ鶏だんごスープ

【材料】

  • 鶏ささみ…1本
  • 玉ねぎ…50g
  • しいたけ…15g
  • ブロッコリー(粗みじん)…適宜
  • 片栗粉…大さじ1
  • だし汁…300cc
  • 塩…少々(いれなくてもOK)

【作り方】
  1. 玉ねぎをすりおろして水気を切っておきます。
  2. しいたけはみじん切りにし、ささみは粗く切り、ブレンダーなどでミンチにします。
  3. ボウルに(1)(2)と片栗粉を加え、よく混ぜます。
  4. 鍋にだし汁を入れ、沸騰直前まで加熱します。
  5. 鶏団子をスプーンですくい入れ、浮き上がってきたら火を止めます。
  6. 器に盛り付け、ブロッコリーを乗せたら完成です。

ふわふわ食感で食べやすい、鶏だんごスープの人気レシピです。玉ねぎをすりおろすことで、固くなりがちな鶏だんごも簡単にふんわり仕上がります。食べにくい場合は、水溶き片栗粉でとろみをつけてあげるとより食べやすくなるでしょう。

栄養たっぷりおやき

【材料】

  • 余りご飯…60g
  • お好みのきのこ(しいたけやしめじ)…合計30g
  • ほうれん草…20g
  • 片栗粉…小さじ1
  • ごま油…小さじ1/2

【作り方】
  1. きのことほうれん草は加熱してみじん切りにします。
  2. あまりご飯と(1)、片栗粉をボウルに入れて混ぜます。
  3. (2)を4等分にして丸め平たく成形します。
  4. フライパンにごま油を熱し、両面焼いたら完成です。

離乳食後期から完了期におすすめの、栄養たっぷり簡単おやきのレシピです。離乳食後期頃になると手づかみ食べが始まるので、手に取りやすい大きさで作ってあげましょう。きのことほうれん草の栄養が丸ごと摂れる、おやつにも主食にもなる人気の一品です。

しいたけ入り離乳食を作ってみよう!

しいたけは離乳食中期から食べられる、栄養価の高い優れた食材です。離乳食に加えることで香りや風味も良くなり、赤ちゃんの五感を刺激します。だしは離乳食初期から食べられますので、野菜に慣れたら与えると良いでしょう。本記事の人気レシピを参考に、離乳食にしいたけを取り入れてみてください。

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