きのこを使った離乳食レシピまとめ!食べさせ始めの時期や注意点は?

きのこを使った離乳食の簡単人気レシピをまとめました。離乳食にきのこを取り入れる時期や注意点の他、きのこの冷凍保存方法についても解説します。本記事の人気レシピを参考に、きのこを離乳食に取り入れてみてください。

きのこを使った離乳食レシピまとめ!食べさせ始めの時期や注意点は?のイメージ

目次

  1. 1きのこの離乳食レシピを紹介!
  2. 2きのこの食べ始めの時期と扱い方
  3. 3きのこを使う時の注意点
  4. 4きのこを使った離乳食の簡単人気レシピ
  5. 5きのこの離乳食レシピまとめ

きのこの離乳食レシピを紹介!

秋に旬を迎えるきのこですが、スーパーでは通年で安定した価格で手に入ります。きのこは香りや食感が良く、栄養価の高さも魅力のひとつでしょう。少量でも料理のアクセントになるきのこですが、赤ちゃんにとっては食べにくい食材です。そこで本記事では、離乳食にきのこを取り入れる際の注意点や、正しい扱い方について解説します。

いつからきのこを食べられるのか?食べられるきのこの種類や冷凍保存方法についても紹介しますので、参考にしてください。

きのこの食べ始めの時期と扱い方

スーパーで年中手に入るきのこですが、その種類は実に豊富です。赤ちゃんの月齢ごとに食べられるきのこの種類が違いますので、使えるきのこの種類について解説していきます。きのこの正しい扱い方も紹介しますので、参考にしてください。

離乳食中期から使えるきのこの種類

離乳食中期になるとごっくんと飲み込む動きに加え、モグモグと口の中を動かせるようになります。きちんと調理すればきのこも食べられるようになるため、少しずつ様子を見ながら食べさせてみましょう。離乳食中期に食べられるきのこは、しいたけやしめじ、舞茸、ひらたけなどクセが少なく柔らかいきのこです。

干ししいたけはだしを取る分には問題はありませんが、固いのできのこ自体はまだ食べられません。離乳食中期は、生のしいたけを使用しましょう。

離乳食後期から使えるきのこの種類

離乳食後期になると舌が左右に動くようになるため、歯茎で食材を噛むことができるようになります。まだ歯は完全に生えてはいませんが、形のある食材や繊維質の多い食材も食べられるようになるため、食べられるきのこの種類も増えます。

離乳食後期に食べられるきのこは、中期のきのこに加えてエリンギやえのき、なめこ、マッシュルームなどです。どのきのこも固く繊維質ですので、調理方法や切り方に気をつけて様子をみながら食べさせてあげましょう。

きのこの正しい扱い方

きのこはなめこを除き、基本的に水洗いせずに調理します。水洗いするときのこが水を吸って味が落ちたり、傷む原因になってしまいます。市販のきのこは清潔な環境で栽培されているので、汚れは多くありません。もしも汚れがついていた場合は、キッチンペーパーなどでさっと拭きとってあげましょう。

きのこを使う時の注意点

きのこを調理する際の注意点と、冷凍保存方法について解説します。正しい調理方法を知って、さまざまなレシピに活用してみてください。

注意点①細かく切る

きのこは月齢に合わせて細かく刻んであげましょう。離乳食中期になるとモグモグ口を動かす練習のために、食材は少し形を残して調理します。きのこは石づきを取り、手で割いたりほぐしてから出来るだけ細かく切ってあげます。大きさは2〜3mm程度で、様子を見ながら食べさせてあげましょう。

離乳食後期になると、5mm程度の大きさのきのこも食べられるようになってきます。きのこは繊維質で固いので、上手に食べられないときはブレンダーやミキサーでペースト状にしてあげるのもおすすめです。きのこは食物繊維が豊富ですので、食べさせる量にも注意してください。

離乳食中期と後期は味付けをせずに、だしの旨味だけで調理するのが基本です。きのこは旨味が強い食材ですので、だしが出て離乳食が美味しく仕上がり、赤ちゃんも喜んでくれるでしょう。

注意点②カットして冷凍保存する

きのこは比較的、長持ちする食材です。ですが、離乳食には茹でて冷凍保存するのがおすすめです。きのこは赤ちゃんでも食べやすいよう、熱湯で5分ほど柔らかく茹でてください。ざるにあげて月齢に合わせて刻み、1食分ずつ小分けにして冷凍します。

お好みのきのこを混ぜてきのこミックスにしたり、ペースト状にして冷凍するのもおすすめです。冷凍することで旨味がさらに増して、離乳食の美味しさがアップします。

きのこを使った離乳食の簡単人気レシピ

きのこを使った離乳食の簡単人気レシピをまとめました。赤ちゃんでも食べやすいレシピが揃っていますので、献立の参考にしてください。

きのこの味噌汁

【材料】

  • えのき…5g
  • しめじ…10g
  • カットわかめ…少量
  • だし汁…150ml
  • 味噌…少々

【作り方】
  1. えのきとしめじは石づきを取り、なるべく細かく刻みます。
  2. 小鍋に(1)とだし汁を入れ、煮込みます。
  3. わかめを加え、さらに煮込んだら火を止め、味噌を溶かし完成です。

離乳食後期になると少量の味噌を使えるようになります。しかし濃い味付けは体の負担になるので、風味付け程度に少量を溶かしてください。わかめも繊維が多い食材ですので、食べやすいよう小さめに切ってあげましょう。栄養も美味しさもたっぷり詰まった味噌汁は、和食の献立にぴったりです。

きのこと青のりのリゾット風

【材料】

  • ご飯…適量
  • しいたけ…1/2個
  • しめじ…3つ程度
  • 粉チーズ…小さじ1/2
  • 青のり…1/2
  • 牛乳(ミルク・豆乳でもOK)…40ml

【作り方】
  1. しいたけは軸を切り落とし、細かく刻みます。
  2. しめじは石づきを切り落とし、細かく刻みます。
  3. 小鍋やフライパンにきのこと少量の水を入れて中火で2分ほど加熱します。
  4. 水分がなくなったらご飯と牛乳を入れます。
  5. ご飯を牛乳に浸し、弱火〜中火で水分がなくなるまで煮込みます。
  6. 火を止め青のりと粉チーズを加え、混ぜ合わせたら完成です。

ご飯で簡単に作れる、リゾットの人気レシピです。しいたけの軸は固いので、離乳食には使いません。ご飯と牛乳を加えたら柔らかくなるよう、しっかり煮込んであげましょう。水分がなくなると焦げ付きやすくなりますので、火加減に注意してください。

あんかけ豆腐ハンバーグ

【材料】

  • 絹豆腐…200g
  • 鶏胸ひき肉…150g
  • 玉ねぎ…50g
  • 人参…30g
  • しいたけ…1枚
  • インゲン…2本
  • 溶き卵…大さじ2
  • 片栗粉…大さじ1
  • かつおだし汁…150cc
  • 醤油…小さじ2
  • みりん…大さじ1
  • 水溶き片栗粉…小さじ2
  • サラダ油…大さじ1
  • 大葉…4枚
  • 大根…150g

【作り方】
  1. 豆腐は半分に切り、キッチンペーパーを2枚重ねて包みます。
  2. 20分置いて水切りしたら、キッチンペーパーをとっておきます。
  3. 玉ねぎはすりおろし、水分を切っておきます。
  4. 人参は皮をむき、輪切りにして柔らかく茹でてみじん切りにします。
  5. インゲンも柔らかく茹でてみじん切りにします。
  6. しいたけは軸を取り、かさの部分をみじん切りにします。
  7. ボウルにひき肉と切った野菜、豆腐、片栗粉、卵を入れて混ぜます。
  8. 小判型に成型して、サラダ油を熱したフライパンで蓋をして5分焼きます。
  9. 焼き色がついたら裏返し、さらに3分焼きます。
  10. 小鍋にかつおだし、醤油、みりんを入れて煮立たせます。
  11. 水溶き片栗粉でとろみをつけます。
  12. 子供用はあんかけ大さじ1に水大さじ1を加え、水溶き片栗粉小さじ1/2でとろみをつけます。
  13. 大人用は大根おろし、大葉を乗せて完成です。

大人用と子供用の豆腐ハンバーグを、一緒に作れるレシピです。子供用の豆腐ハンバーグはやや小さめに成型してあげましょう。あんかけは子供には味が濃すぎるので、水で薄めて仕上げます。大根おろしと大葉は大人用のトッピングです。離乳食後期から完了期に食べられる、野菜たっぷりなハンバーグです。

ひじき煮

【材料】

  • ひじき(戻したもの)…20g
  • 人参…2cmほど
  • 玉ねぎ、しいたけなど…適量
  • だし…200〜300ml

【作り方】
  1. 野菜、きのこ、ひじきは食べやすいよう細かく刻みます。
  2. (1)とだしを鍋に入れ、蓋をして柔らかくなるまで中火で煮込みます。
  3. 20分ほど煮込み、水分が適度になくなったら完成です。

離乳食中期後半から食べられる、ひじき煮の人気レシピです。ひじきはじっくり煮込むことで柔らかく、赤ちゃんでも食べやすくなります。そのまま食べるのはもちろん、おかゆやうどん、おやきに混ぜるなどアレンジも簡単にできます

鶏ささみとしめじのうどん

【材料】

  • うどん…60g
  • 鶏ささみ…15g
  • 人参としめじ…合わせて30g
  • かつお昆布だし…300〜400cc
  • 醤油…0〜0.5ml

【作り方】
  1. うどんを細かく刻み、お湯で湯がいて塩抜きします。
  2. しめじは石づきを取り、細かく刻みます。
  3. 人参とささみも細かく刻みます。
  4. かつお昆布だしで柔らかくなるまで煮込み、お好みで醤油を加えて完成です。

きのこと鶏ささみを加えた、栄養満点なうどんの簡単人気レシピです。うどんは一度下ゆでし、塩分をしっかり抜いておきましょう。醤油を加えなくても食べられますので、薄味にしたい場合は醤油なしで作ってください。

きのこの離乳食レシピまとめ

きのこは食物繊維が豊富で栄養価が高いですが、固く赤ちゃんには食べづらい食材です。離乳食に取り入れる際は赤ちゃんに合わせて、食べやすいよう調理してあげましょう。柔らかく茹でてから細かく切って、冷凍保存しておくと調理が簡単です。

きのこは風味が良く、美味しいだしが出ますので赤ちゃんも喜んで食べてくれることでしょう。本記事の簡単人気レシピを参考に、上手に離乳食に取り入れてみてください。

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