2020年10月07日公開
2024年11月02日更新
手づかみ向き離乳食レシピまとめ!簡単に作れるおすすめメニュー!
手づかみ食べに人気の離乳食レシピを解説!野菜を使ったおかずから手づかみしやすいおやつまで、さまざまな離乳食レシピをピックアップしました。レンジで作る簡単メニューも紹介しているので、時短レシピが知りたい方も必見です。
手づかみ向きの離乳食レシピを紹介!
離乳食レシピmemo
— ナナコ (@nanako_pjs) March 13, 2019
手づかみ食べ用 豆腐ハンバーグ
・鶏ひき肉と豆腐1:1で混ぜる
・玉ねぎとパプリカのみじん切りをレンジでチンしてから加える
・青のりと和風だしを少々
・ギリギリ形がつくれるくらいまで片栗粉を加えながら練る
・うすく油を敷いたフライパンで薄焼きに pic.twitter.com/MJPBx9Zhu0
離乳食に慣れてくると、次に気になるのが手づかみ食べではないでしょうか?赤ちゃんが自分で食べようとする仕草は、子供の成長を感じる重要なステップのひとつです。そこで、本記事では手づかみ食べに向いている離乳食の人気レシピをおかずとお菓子に分けてまとめました。おやきやナゲット、パンケーキなど簡単メニューも満載です。
「いつから始めればいいの?」「自分で食べさせるメリットは?」などの疑問にもこたえているので、ぜひチェックしてみてください。
手づかみ食べの時期とメリット
手づかみ食べを始める時期
補完食の記録ブログ、更新が止まっててすいません……
— 相川晴(HAL) (@halproject00) December 24, 2019
折角なので今日のクリスマス補完食(離乳食)
米粉のホットケーキ、いちごのスライス、クリームシチュー(取り分け)
ホットケーキが好評でおかわり。手づかみでもちもち食べてくれました。
歯も生え始め、手づかみ食べ少しずつスタート。 pic.twitter.com/RpRRsMrjIz
手づかみ食べが始まるのは、離乳食後期(生後9~11か月)ごろからです。この時期に自分で食べる練習をすると、のちにスプーンやフォークの使い方が上手になったり、食事に興味を持つようになったりします。自ら食べ物をつかんで口に運ぶようになれば、手づかみ食べ開始のサインとみてよいでしょう。
ただし、赤ちゃんによっては手のベタつきが気になって食べ物を触るのを嫌がる子供もいます。この場合は無理強いをせず、様子を見守ってください。手が汚れにくいメニューを取り入れ、一緒に食事をして食べる見本を見せるのもおすすめです。
手づかみ食べに向いている野菜
最近の乳児メシ(9ヶ月離乳食)
— てつこ (@verytetsuko) July 1, 2015
ツナとキャベツのお粥(野菜スープ風味)、手づかみ食べ野菜スティック(大根、人参) pic.twitter.com/JQ15c6aaLy
手づかみ食べの練習に向いているのは、野菜を茹でるだけなどのシンプルなメニューです。人参や大根、かぶ、さつまいもなどが食べやすくてよいでしょう。手がベタつきにくいため、手づかみが苦手な赤ちゃんにもおすすめです。
指でつまむ場合は1cm角のサイコロ状、手で握る場合は5mm~1cm角の太さのスティック状に切ったものを与えます。自分で食べさせる際は必ず親が付き添い、食べ物を頬張り過ぎないように気をつけてください。
手づかみ食べのメリット
手づかみ食べの練習用にお好み焼き#離乳食 pic.twitter.com/gvWCvHypqs
— ただのたぬき (@inocence555) September 22, 2020
手づかみ食べは、指でつかんで形を確認し、鼻でにおいをかぎ、口の中で噛むというさまざまな動作がひとつになっています。そのため、これらの行動全てが脳の発達に大きな影響を及ぼします。五感の発達を促すのはもちろん、手先の力の入れ具合が学べるのもメリットでしょう。
自分で食べられたという達成感も、食事を楽しむことにつながります。あらゆる刺激が脳に伝わるように、いろいろな形や色、におい、温度、味、食感などが感じられる食べ物を用意してあげるとよいでしょう。
手づかみ向き離乳食の簡単人気レシピ【おかず】
豆腐ハンバーグ
【材料】
- 豆腐:200g
- 鶏ひき肉:60g
- お好みの野菜(ほうれん草、玉ねぎ):適量
- 片栗粉:大さじ1
【作り方】
- 野菜は柔らかくなるまで加熱し、みじん切りにします。
- ビニール袋に全ての材料を入れ、口を軽く閉じてよく揉み、端をハサミで切ります。
- クッキングシートを敷いた耐熱皿に、肉だねを食べやすい大きさに絞り出します。
- ふんわりとラップをかけ、700Wのレンジで1分加熱したら完成です。
レンジで作る豆腐ハンバーグの人気レシピです。豆腐を崩しながら肉だねをこね、食べやすい大きさに成形してレンチンしたらできあがりです。野菜はあらかじめ火を通し、細かく刻んでから加えましょう。こねる作業をビニール袋で行うため、手が汚れないのも嬉しいポイントです。
れんこんのもちもちお焼き
【材料】
- れんこん:160g
- 片栗粉:25g
- 人参:40g
- ブロッコリー:4房
- ツナ(水煮):6g
- 油:少々
【作り方】
- れんこんは皮をむいてすりおろし、軽く水気を切ります。
- 人参、ブロッコリーは柔らかく茹で、みじん切りにします。
- ボウルに全ての材料を入れて混ぜ、小分けにして丸く成形します。
- フライパンに油を入れて熱し、3を並べ入れます。
- 両面を焼き、中まで火が通ったら完成です。
モチモチのおやきはいかがでしょうか?手づかみしやすく、食べ応えも抜群の一品です。れんこんは、水気を軽く切ってから他の食材と合わせましょう。食物繊維がたっぷり摂れるため、便秘気味の赤ちゃんにもおすすめです。
はんぺんチキンナゲット
【材料】
- はんぺん:120g
- A鶏ひき肉:300g
- A玉ねぎ:70g
- A人参:50g
- Aブロッコリー(穂先):30g
- A片栗粉:大さじ3
- A塩:小さじ1/4
- A砂糖:小さじ1/2
- サラダ油:小さじ1
【作り方】
- 玉ねぎ、人参はみじん切りにし、それぞれレンジで1分加熱します。
- ブロッコリーはレンジで2分加熱し、みじん切りにします。
- 厚手の袋にはんぺんを入れて揉み、Aの材料を加えて混ぜ合わせます。
- 袋の角を切り、サラダ油を熱したフライパンにひと口大に絞り出します。
- 両面を弱火で7分ずつ焼き、火が通ったら完成です。
離乳食後期から与えられるチキンナゲットの人気レシピです。はんぺんを加えることで、ふんわりとした食感に仕上げました。野菜は細かく刻み、生地に混ぜ込みましょう。苦手野菜の克服レシピとしても、レパートリーに加えてみてください。
ベビーポテト
【材料】
- じゃがいも:中1個(80g)
- 青のり:小さじ1
- 塩:少々
【作り方】
- じゃがいもは皮をむいて8mm角の拍子切りにし、水にさらします。
- キッチンペーパーをのせた耐熱皿に並べ、ラップをしてレンジで1分30秒加熱します。
- ホイルの上に2を移し、トースターで7分焼きます。
- ポリ袋に3、青のり、塩を入れ、振り混ぜたら完成です。
ファストフードで人気のポテトをノンオイルで作っています。レンチンしてからトースターで焼くので、中はほっくり、外はサクサクの食感が楽しめます。塩気が気になる場合は、青のりのみで作ってもよいでしょう。粉チーズやカレー粉でアレンジしても美味しいです。
レンジで手作りウインナー
【材料】
- 鶏ひき肉:120g
- お好みの野菜:適量
- 溶き卵:1/2個分
- 薄力粉:大さじ1
【作り方】
- 野菜はあらかじめ加熱し、みじん切りにしておきます。
- ボウルに全ての材料を入れ、粘りが出るまでよく混ぜます。
- ラップの上に肉だねを適量のせ、細長く成形してキャンディ状に包みます。
- 耐熱皿に並べ、700Wのレンジで2分加熱します。
- ラップを外し、皿に盛り付けたら完成です。
生後9~10か月の離乳食に、ウインナーを手作りしてみませんか?ひき肉だねをラップで包んでレンチンするだけのお手軽な一品です。加熱する際は、放射状に並べると火の通りが均一になります。添加物を一切使用しないため、安心して与えられるのもメリットです。
鮭じゃが焼き
【材料】
- 生鮭(皮と骨を除く):30g
- 玉ねぎ(みじん切り):50g
- じゃがいも(皮を芽を除く):50g
- ブロッコリー(穂先を刻む):10g
- 牛乳:大さじ1
- 片栗粉:大さじ1
- サラダ油:適量
【作り方】
- 600Wのレンジで生鮭を1分加熱し、ボウルに入れてフォークなどでほぐします。
- レンジで玉ねぎを1分半、じゃがいもを2分、ブロッコリーを30秒加熱します。
- 1のボウルに2、牛乳、片栗粉を加え、つぶしながら混ぜます。
- ひと口大に丸め、少し平らに成形します。
- フライパンにサラダ油を熱し、4を入れて両面を弱火で2分ずつ焼いたら完成です。
離乳食後期の赤ちゃんの手づかみ食べにおすすめの簡単おかずを紹介します。レンチンした食材を混ぜ合わせ、フライパンで焼いたらできあがりです。塩鮭や鮭フレークは塩気が強いため、生鮭を使って作りましょう。魚と野菜が同時に摂れるので、栄養バランスもばっちりです。
にんじんごはんのおにぎり
離乳食に人気のおにぎりに人参をプラスしました。オレンジ色が鮮やかな簡単メニューです。人参は皮ごとすりおろして、栄養を無駄なく摂取しましょう。お好みでしらす干しや鰹節、青のりなどを加えると食べ飽きません。
手づかみ向き離乳食の簡単人気レシピ【お菓子】
米粉りんご蒸しパン
【材料】
- 米粉:50g
- 重曹:1g
- りんご角切り:1/8個分
- りんごすりおろし:1/8個分
- ヨーグルト:大さじ1
- 豆乳:20cc
【作り方】
- りんごの角切りを少量取り置き、材料全てをボウルに入れます。
- 全体をよく混ぜ、容器に均等に生地を入れ、上に取り置いたりんごを乗せます。
- ふんわりとラップをかけ、700Wのレンジで1分10秒加熱したら完成です。
米粉を使った蒸しパンの人気レシピです。レンジで簡単に作れるので、時間がない時にも重宝するでしょう。手が汚れにくいので、手づかみ食べが苦手な赤ちゃんにもうってつけです。
マカロニきなこ
【材料】
- マカロニ:20g
- きなこ:大さじ1
- きび砂糖:小さじ1/2
【作り方】
- 鍋に湯を沸かし、マカロニを茹でます。
- 茹で上がったらザルにあげ、冷水で冷まし、キッチンペーパーで水気を拭き取ります。
- きなこときび砂糖を混ぜ合わせ、2を入れて絡めたら完成です。
いつもと違うおやつが食べたい時は、こちらのレシピに挑戦してみませんか?マカロニをきなこで和えたユニークな離乳食です。赤ちゃんが食べにくい場合は、マカロニを小さくカットしましょう。柔らかくなるまでよく茹でることがポイントです。
おからバナナソフトクッキー
【材料】
- おから:50g
- ホットケーキミックス:50g
- バナナ:1/2本
- サラダ油:大さじ1
- 牛乳:大さじ1
【作り方】
- バナナをフォークなどでつぶします。
- ボウルに全ての材料を入れ、よく混ぜ合わせます。
- クッキングシートを敷いた天板に、生地をスプーンですくって乗せます。
- 指に水をつけ、生地の真ん中をへこませるように表面を整えます。
- 180℃に予熱したオーブンで15分焼いたら完成です。
人気おやつのクッキーを離乳食にアレンジしました。おからを加えているので、ホロッと崩れるほど柔らかいです。生地に粘りがあって扱いにくいため、成形する際はスプーンを使うとよいでしょう。バナナの優しい甘みに、赤ちゃんも進んで手づかみ食べしてくれます。
かぼちゃロール
【材料】
- サンドイッチ用食パン:1枚
- 冷凍かぼちゃ:50g
- 牛乳:小さじ2
【作り方】
- かぼちゃは解凍し、皮を取り除いてフォークでつぶします。
- 牛乳を700Wのレンジで20秒ほど加熱します。
- 1のかぼちゃに2を加え、ペースト状になるまでよく混ぜます。
- ラップの上に食パンをのせ、かぼちゃペーストを塗り広げます。
- 端からくるくる巻き、ラップでキャンディ状に包みます。
- 2~3分置き、ラップを外して食べやすい大きさにカットしたら完成です。
材料3つで簡単に作れるサンドイッチの人気レシピです。くるくる巻いたらしばらく置き、ペーストがなじんでからカットしましょう。巻き終わりの部分を避けてを塗ると、見た目がきれいに仕上がります。
レンジでもっちりドーナツ
【材料】
- ホットケーキミックス:100g
- 卵:1個
- ヨーグルト:15g
- レーズン:8g
【作り方】
- レーズンは食べやすい大きさに切ります。
- ボウルに卵、ヨーグルトを入れ、泡立て器でよく混ぜます。
- 1、ホットケーキミックスを加え、ダマがなくなるまで混ぜ合わせます。
- 耐熱性のドーナツ型を用意し、半分まで生地を流し入れます。
- 600Wのレンジで2~3分加熱し、皿に盛り付けたら完成です。
レーズンの甘酸っぱさがアクセントになった、ドーナツの簡単レシピです。レンチンした生地はモチモチとした食感で、やみつきになります。赤ちゃんのおやつにするほか、ダイエット中に小腹が空いた時にもおすすめです。
バナナきなこパンケーキ
【材料】
- バナナ:1/2本
- きなこ:大さじ1
- 小麦粉:40g
- 牛乳:大さじ3
- 油:少量
【作り方】
- バナナはペースト状につぶします。
- ボウルにきなこ、小麦粉を入れ、泡立て器で混ぜ合わせます。
- 牛乳を数回に分けて入れ、その都度よく混ぜます。
- 1を加えてさらに混ぜます。
- フライパンに油を引き、4をスプーンで落として弱火~中火で焼きます。
- 裏返し、同様に焼いたら完成です。
卵が食べられない赤ちゃんに、こちらのパンケーキはいかがでしょうか?バナナときなこを使った優しい味わいの一皿です。牛乳を加えたら、ダマにならないようによく混ぜましょう。豆乳やミルクで作っても美味しいです。
さつまりんごきんとん
【材料】
- さつまいも(角切り):120g
- りんご(角切り):60g
- 調整した粉ミルク:大さじ1
【作り方】
- ボウルにさつまいも、りんご、粉ミルクを加え、レンジで3分加熱します。
- マッシャーでよくつぶします。
- ラップに適量を包んで巾着型に絞り、器に盛り付けたら完成です。
野菜とフルーツの甘さだけで作るきんとんのレシピです。おやつはもちろん、おかずとして食べてもよいでしょう。余ったきんとんを冷凍しておけば、忙しい時にも重宝します。レンチンしてつぶすだけと、簡単に作れるのもポイントです。
手づかみ向きの離乳食レシピまとめ
今日のレシピは、離乳食後期の手づかみがはじまった頃にもおすすめ
— 木下麗子 (@kitchenchura) March 10, 2020
【かんたんワンメニュー!ごはんのおやき】
軟飯もしくはごはん 80g
卵 1/3
ツナ 10g
茹で野菜 50gくらい
焼き油 少々
写真のように全部混ぜて、フライパンでしっかりと焼き固めます pic.twitter.com/CAEN1wue9P
手づかみ食べに使える離乳食の人気レシピを紹介しました。崩れにくいハンバーグやナゲット、おやきなどは、手づかみに最適なメニューです。作る際は赤ちゃんの手に合う大きさ、形を意識してあげると、より食べやすくなります。
離乳食中期の赤ちゃんを持つパパ、ママは、手づかみ食べのサインを心待ちにしている方も多いでしょう。紹介したレシピを参考に、ぜひいろいろなメニューに挑戦してみてください。