大根の味噌汁レシピ!色々な具材を組み合わせて作れるおすすめメニュー!
大根を具材にした味噌汁のレシピをまとめました。大根の基本の味噌汁から相性の良い具材を組み合わせたアレンジ味噌汁までおすすめのレシピが満載です。大根の切り方のコツや味噌汁に使用するおすすめの部位の解説もしています。
大根の味噌汁の基本レシピや具材アレンジを紹介!
#今朝の味噌汁
— 朝は味噌汁が好き (@aradon007) June 5, 2020
具は なめこ、えのき氷、大根、人参。 pic.twitter.com/EWP3u3txop
味噌汁は私たちの食生活に欠かせない代表的な日本料理です。本記事では大根の味噌汁にスポットを当てて紹介します。大根は加熱すると甘みやなめらかな食感を楽しめる魅力の野菜です。そんな大根の美味しさを最大限に活かした味噌汁のおすすめレシピをまとめました。
ちょっとした切り方のコツや調味料のつけたしで味噌汁が何倍も美味しくなるので、ぜひ参考にしてください。
大根の味噌汁の基本レシピ
材料
- 大根:3.5~4cm
- 水:800ml
- 鰹節:20g
- 味噌:80g
- バター:少量
- 刻みネギ:適量
黄金出汁の割合は水と鰹節が2:1になるようにします。また、味噌は黄金出汁に対して5~10%の量を目安にしてください。味噌の種類によって味噌汁の濃さが変わるので、味見をしながら調整しましょう。刻みネギの他にもお好みで七味唐辛子やおろし生姜などの薬味を、味噌汁に入れても美味しいです。
作り方
- 鍋に水を入れて沸騰させ鰹節を投入します。
- 火を止めて鰹節が沈んできたら、ザルに上げ出汁をとります。(黄金出汁)
- 大根は皮を剥いて、かつら剥きにしたあと細切りにします。
- 鍋に3と水を入れて火にかけます。
- 3が透き通ってきたら半量ほどのお湯を捨てます。
- 捨てたお湯と同じ量の黄金出汁を加えます。
- 味噌を溶き入れて、仕上げにバターを加えたら完成です。
出汁は市販のものでもOKですが、少し手間をかけてレシピの黄金出汁を作るとさらに味噌汁の美味しさが増します。鰹節を入れて沸騰させると苦味や雑味が出るので、すぐに火を止めるようにしましょう。また、コクを出すために仕上げに少量のバターを隠し味に加えています。油揚げを組み合わせる場合は、バターは入れなくても構いません。
大根の切り方のコツ
味噌汁に使う大根の切り方は、いちょう切りか短冊切りにするのが主流です。大きめにカットすると火が通るまでに時間がかかるため、小さめに切る方が良いでしょう。
基本のレシピ動画でも紹介したように、大根はかつら剥きにしてから細切りあるいは短冊きりにするのが切り方のポイントです。そうすると食感のなめらかさが断然と良くなるので、ぜひ試してみてください。
使う部位のおすすめは?
大根は部位によって味に違いがある。
— オイ@レシピサイトぷちぐる (@yes_oi) December 29, 2018
・葉に近い方は甘い。
・根の方は苦味を持つ。
・青首部分は味気が無いので肉と煮ると良い。
用途や好みで使い分けましょう😁 pic.twitter.com/GvXBq9FMLD
大根は葉っぱを上にして上・中・下と3つの部位で味わいが違います。上部は一番糖度が高く甘みのある部分です。繊維が緻密でびっしりと詰まっているため、加熱しても崩れにくい特徴があります。ふろふき大根などの煮物や大根ステーキやおろしにも最適な部位です。
中部は甘みと辛みのバランスが取れている部位です。繊維が目立ってくるので輪切りではなく縦方向に切ると、シャキシャキした食感が楽しめます。刺身のツマ・サラダ・炒め煮などに使うと良いでしょう。下部は水分が多めで皮が厚く辛みが強いのが特徴で、炒め物や味噌汁に最適の部位です。
基本的にはどの部位を味噌汁に使用しても良いのですが、それぞれの部位の味の特長を知っておくと、より自分好みの美味しい味噌汁に仕上がります。
大根の味噌汁の具材アレンジレシピ
大根と油揚げの味噌汁
【材料】2人分
- 大根:1/2本
- 油揚げ:1/2枚
- 水:600ml
- だしパック:1パック
- 味噌:大さじ2
【作り方】
- 鍋で水を沸かし出汁パックを入れます。
- 大根は皮をむき、拍子切りにします。
- 油揚げも2と同じくらいの大きさに切ります。
- 鍋に2と3を入れて煮たら、出汁パックを取り出します。
- 一旦火を止めます。
- 4に味噌を入れて溶いたら完成です。
大根と油揚げを具にした人気の味噌汁レシピです。具材の切り方は大きさを全部揃えることがポイントになります。そうすることで具に味噌の味が染み込みやすくなるでしょう。お好みで刻んだ青ネギを味噌汁にちらすと、より一層美味しくなります。
かぼちゃと大根の味噌汁
【材料】2人分
- 大根:40g
- かぼちゃ:40g
- だし汁:280ml
- 味噌:小さじ2と2/3
【作り方】
- かぼちゃは皮つきのまま薄切りにし、大根はいちょう切りにします。
- 鍋にだし汁と1を入れ火にかけてしばらく煮ます。
- 具に火が通ったら味噌を溶き入れます。
- ひと煮立たちさせて火を止めて完成です。
かぼちゃと大根を具にして根菜同士を組わせた味噌汁レシピです。それぞれの野菜が持つ2つの甘みを味わうことができます。かぼちゃの切り方は皮をむかずに薄切りにすることがポイントです。かぼちゃの皮には実の2倍以上ものβカロテンが含まれているので、皮ごと味噌汁の具に使いましょう。
大根とほうれん草の味噌汁
【材料】
- 大根:3cm
- ほうれん草:1株
- 顆粒和風だしの素:小さじ1/2
- 水:2と1/2カップ
- 味噌:大さじ2
【作り方】
- 大根は皮を剥いて食べやすい大きさに切ります。
- ほうれん草はざく切りにします。
- 鍋に水・だしの素・1を入れて火にかけます。
- 1に火が通ったらほうれん草を入れます。
- 火を止めて味噌を溶き入れたら完成です。
大根とほうれん草を使った人気の味噌汁レシピです。ほうれん草の切り方は最初に根元を切り落としてから、ざく切りにしましょう。茹でたほうれん草や冷凍のほうれん草で代用しても構いません。簡単に作ることができて大根と相性のよい具材なので、ぜひ試してみてください。
さば缶と大根の味噌汁
【材料】2人分
- 大根:150g
- ニラ:30g
- さばの水煮缶詰:1缶(100g)
- 水:1と1/2カップ
- 味噌:大さじ1弱
- 粉山椒:少々
【作り方】
- 大根は千切りに、ニラは3cmの長さに切ります。
- さば缶は身と汁に分けておきます。
- 鍋に水・さば缶の汁・大根を入れて火にかけ、蓋をし3分ほど弱火で煮ます。
- さばの身をほぐして入れ、にらを加えます。
- 味噌を溶き入れ、ひと煮立ちさせて火を止めます。
- 器に盛りお好みで粉山椒をふったら完成です。
大根とさば缶とニラを具にした味噌汁の人気レシピです。さば缶の汁を活用するので、だしを使わなくても美味しい味噌汁を作ることができます。また、さば缶に塩味がついているため、味噌の量は控えめにしてください。ニラ以外にも豆苗・みょうが・三つ葉など、やや香りの強いものが合うでしょう。
えびと大根の味噌汁
【材料】2人分
- 大根:40g
- エビ:30g
- 乾燥わかめ:20g
- だし汁:280ml
- 味噌:小さじ2と2/3
【作り方】
- えびは背わたを取っておきます。
- 乾燥わかめは水で戻して水気を絞り、ひと口大に切ります。
- 大根は短冊切りにします。
- 鍋にだし汁を温めて3を入れ、煮立ったらエビを加えます。
- エビに火が通ったら取り出して一旦火を止めます。
- えびの殻をむいて厚さを半分にし、3等分に切ります。
- 再び鍋を火にかけてエビを戻し、味噌を溶き入れます。
- わかめを加えてサッと煮たら味噌汁の完成です。
エビと大根とわかめを使った風味豊かな味噌汁です。大根の切り方は短冊切りですが、好みの切り方で構いません。あっさりとした大根がエビの美味しさを引き立ててくれます。エビの出汁が効いて甘くて美味しい味噌汁に仕上がるので、ぜひ試してみてください。
切り干し大根の豆乳味噌汁
【材料】
- 油揚げ:1枚
- 人参:1/3本
- 切り干し大根:15g
- 味噌:50g
- 水:適量
- 豆乳:適量(水の半分量)
【作り方】
- 鍋に水と切り干し大根を入れて柔らかくなるまで戻します。
- 油揚げと人参は短冊切りにします。
- 1が柔らかくなったら1を火にかけて沸騰させます。
- 3に油揚げと人参を入れて煮ます。
- 具に火が通ったら1の水の半分弱の量の豆乳を加えます。
- 味噌を溶いて味見をしながら調えます。
- お椀に盛りつけてお好みでネギをちらしたら味噌汁の完成です。
豆乳と切り干し大根を使ったコクのあるまろやかな味噌汁のレシピです。水と豆乳の割合は2:1を目安にしてください。油揚げの油分のカロリーが気になる場合は、お湯をかけて油抜きをすると良いでしょう。お出汁は入れず切り干し大根の戻し汁をそのまま使うと、甘みも加わり美味しいです。
けんちん汁風味噌汁
【材料】4人分
- 大根:100g
- 人参:40g
- 厚揚げ:1/2枚
- 生姜:10g
- 昆布だし汁:800cc
- 麦味噌:大さじ4
【作り方】
- 大根と人参はいちょう切りにします。
- 厚揚げは食べやすい大きさに切ります。
- 鍋に1を入れて野菜がかぶるほどの昆布だし汁を加えます。
- 野菜が柔らかくなるまで弱火で10分以上煮ます。
- 厚揚げと残りの昆布だし汁を加えて蓋をして煮ます。
- 麦味噌を溶き入れて、おろし生姜を加えます。
- 6をお椀に注いで小ネギをちらしたら完成です。
大根と人参と厚揚げを使ったけんちん汁で、ごま油を使わずにヘルシーな味噌仕立てにしました。具の野菜の切り方はいちょう切りにするのがおすすめです。お好みで豆腐や里芋などを加えても美味しいでしょう。いろいろな野菜の旨味が楽しめて栄養バランスの良い人気の味噌汁です。
豚汁
【材料】2人分
- 豚バラ肉:150g
- 大根:1/4本
- こんにゃく:1/2枚
- ごぼう:1/2本
- 人参:1/2本
- ごま油:大さじ2
- だしパック:2パック
- 砂糖:大さじ1/2
- 塩:少々
- 味りん:大さじ1/2
- 味噌:適量
【作り方】
- だしパックで水800mlのだし汁を作ります。
- 具材を切りごま油で炒めます。
- 鍋にだし汁を入れて強火で具材を煮ます。
- 沸騰してきたら弱火にして、砂糖と塩を加えて煮込みます。
- お味噌を別の容器で溶いておき、鍋に投入します。
- 最後に味りんで味をしめて、ごま油で香りづけしたら完成です。
具材の旨味を凝縮させた簡単にできる豚汁のレシピです。具材の切り方は大根と人参はいちょう切り、ごぼうは斜め切りが良いでしょう。強火で煮て素材の味を抽出させることがポイントになります。味噌が溶けたら沸騰直前で火を止めて、しばらく常温で置いて冷ましましょう。冷める過程で具材に味が馴染み、旨みのある豚汁に仕上がります。
玉ねぎと大根おろしの味噌汁
大根と玉ねぎの甘味が味噌汁に溶け込んだほっとする味の味噌汁です。玉ねぎはレンジで加熱して味噌汁に加えると、さらに甘みが増して時短で仕上がります。大根おろしの汁まで入れるのがポイントです。味噌を加えたら沸騰させないように気を付けてください。
大根葉の味噌汁
大根の葉っぱをごま油で炒めて香りとコクを楽しむことができるおすすめの味噌汁です。葉っぱの切り方は根の部分を取って刻みます。ごま油と薄揚げを使うので、両方の油で油っこくならないように注意しましょう。薄揚げの油分が多いものは油抜きをしてください。そのままでも美味しい薄揚げであれば、油抜きせずに味噌汁に入れてOKです。
なめこと大根おろしの味噌汁
なめこと大根おろしを具にしたとろとろ感が美味しい味噌汁レシピです。なめこのとろみが大根おろしと絡まって口当たりが良くなります。おろした汁も一緒に入れてください。なめこは分かりにくいですが、きちんと火を通すようにしましょう。味噌汁にとろみが出てきたらOKです。
大根と卵の味噌汁
大根とわかめと卵を使った優しい味わいの味噌汁です。大根は固いので水から茹でるとホクホクの柔らかい食感になります。お好みでごま油をかけてもおいしいです。溶き卵は沸騰している状態で入れると、ふんわり仕上がります。胃が疲れた時などにもおすすめしたい味噌汁です。
大根と里芋の餅入り味噌汁
ほっこりした大根とねっとりした里芋の味噌汁に焼き餅を加えた食べ応えのある味噌汁です。美味しく仕上げるポイントは、味噌汁ができあがるタイミングとお餅が焼きあがるタイミングを合わせることです。レシピは赤味噌ですが白味噌でもよく合います。
大根の味噌汁の人気レシピを作ってみよう!
鶏肉と
— 甲田晃啓@ JTE(人外系男子👹) (@koudaakihiro) June 4, 2020
ほうれん草と
大根と
じゃがいもと
溶き卵の味噌汁 pic.twitter.com/Q2kM4ZVbHd
大根を具材にしたおすすめの味噌汁レシピを紹介しました。大根はクセがないのでさまざまな食材と相性が良く、いろいろな味わいの味噌汁を楽しむことができます。
好みの具材を組み合わせるのも良いですが、大根から摂取できない栄養分を含んだ食材を選ぶのもおすすめです。切り方のコツや使用するおすすめの部位なども参考にして、ぜひ美味しい味噌汁を作ってください。