2020年05月31日公開
2024年10月23日更新
玉ねぎを使ったチヂミ人気レシピ!玉ねぎだけも美味しい!具材アレンジも
玉ねぎを生かしたチヂミの人気レシピを一挙公開!卵もタレも不要の簡単レシピから、韓国料理の定番具材キムチやニラを加えたチヂミ、家庭によくあるチーズやじゃがいも、人参を活用できるレシピまで具体的に解説します。新玉ねぎの季節にもおすすめです。
玉ねぎを使ったチヂミの人気レシピを紹介!
新玉ねぎのチヂミ😋甘味が活きて美味しい~💕
— ねこたま (@electromantic01) May 6, 2020
この春は新玉ねぎをいっぱい食べたなぁ。 pic.twitter.com/tpJRVCKUfP
玉ねぎを使ったチヂミが現在大人気となっています。玉ねぎだけでもOKですが、これに他の野菜や肉を追加すると、玉ねぎの優しい甘さが効いた風味豊かなチヂミに仕上がります。
手軽に野菜を摂ることができる上、子供のおやつからお父さんのおつまみ、食卓やお弁当の一品にまで幅広く活用できます。卵無しで作れるレシピも多く、卵アレルギーの方にもおすすめです。
ちょっとしたポイントさえ押さえれば、誰でも簡単にカリッと香ばしい玉ねぎチヂミを作ることができます。そこで本記事では、玉ねぎを使ったチヂミのレシピをまとめました。卵もタレも不要の簡単レシピからこだわりのアレンジレシピまで、玉ねぎの旨味を生かした人気レシピの数々を紹介します。
玉ねぎチヂミの基本レシピ
まず初めに、玉ねぎを使ったチヂミの基本的な作り方とそのポイントについて解説していきます。
材料
- 玉ねぎ…100g
- ベーコン…30g
- 薄力粉…40g
- 片栗粉…30g
- 塩…ふたつまみ
- 水…大さじ3
- ごま油…小さじ3
玉ねぎ約1/2個をたっぷり使うことができます。また、ベーコンのようなはっきりとした味のある食材を使用すると、特別な調味料を加えなくてもチヂミそのものにしっかりと味がつきます。
作り方
- 薄切りにした玉ねぎとベーコン、薄力粉・片栗粉・塩をボウルに入れて混ぜる
- 水を加えてさらに混ぜる
- ごま油をフライパンに引き、弱めの中火で生地を焼く
- ひっくり返してごま油を追加し、もう一方の面も焼き上げたら完成
切って混ぜて焼くだけの3ステップで簡単に作ることができます。チヂミが水っぽくなったり粉っぽくなったりしてしまわないように、粉類や水の分量は守りましょう。
作り方のポイント
生地を作る際は、ダマが無くなるまでしっかり混ぜましょう。泡だて器を使うとなめらかに混ざりやすいです。また、沈殿しやすい片栗粉が入っているため、焼く直前にも再度混ぜます。
焼くときには、生地を薄く広げましょう。生地の量が多い場合は、数枚に分けます。また、早い段階で生地をひっくり返すと崩れてしまうので注意が必要です。フライ返しで生地を押しつけながら、焦らずにじっくり焼きます。こうすることで、ひっくり返しやすくなるだけでなく、カリッとした香ばしいチヂミに仕上げることができます。
さらに美味しく仕上げたい場合は、混ぜた生地をいったん冷蔵庫で寝かせるという方法もあります。寝かせる時間の目安は3時間~1日程度で、生地をなじませる時間をとることで旨味が増すとともに、食感もさらにカリッと仕上がります。
また、春先にしか手に入らない季節ものではありますが、新玉ねぎを使うのもおすすめです。新玉ねぎのみずみずしい甘みが、香ばしいチヂミと相性抜群です。同じレシピでも普通の玉ねぎを使うか新玉ねぎを使うかでまた違った味わいを楽しむことができます。
玉ねぎチヂミにかけるタレは、ポン酢や酢醤油ベースで混ぜ合わせたタレなどがよく合います。アクセントとして、さらに炒りごまやラー油をかけても味わい深いです。
玉ねぎを使ったチヂミの人気レシピ
玉ねぎや新玉ねぎだけで美味しいシンプルなチヂミから、様々な具材と組み合わせるアレンジレシピまで、たっぷり紹介します。
野菜たっぷりチヂミ
【材料】
- A薄力粉…200g
- A片栗粉…小さじ1
- A卵…1個
- A鶏がらスープの素…大さじ1.5
- 水…180cc
- カニカマ…10本
- ニラ…1束
- 人参…1/2本
- 玉ねぎ…1/2個
- ごま油…大さじ3
- B醤油、酢…各大さじ2
- Bコチュジャン、砂糖…各小さじ2
【作り方】
- ボウルにAの材料を入れ、ダマにならないように水を少しずつ入れながら混ぜる
- 具材(カニカマ・ニラ・人参・玉ねぎ)も加えて混ぜる
- 26cmのフライパンにごま油(大さじ2)を入れ、生地の半量を強火で熱する
- 油が温まってパチパチと音がしたら、弱めの中火にして5分焼く
- ひっくり返してごま油(大さじ1)を回し入れ、3分焼く
- 強火で1分ずつ両面をカリッと焼きあげたら完成
- タレは、生地を焼いている間にBの材料を混ぜ合わせたら完成
こちらは、カリッと香ばしい焼きあがりが特徴のレシピです。人参やカニカマが差し色となって彩りも美しいです。野菜はこれ以上多くなると水分が出すぎて食感が落ちてしまうので、分量に注意しましょう。
豚ニラチヂミ
【材料】
- 豚バラ薄切り肉…150g
- ニラ(長さ5cmに切る)…1/2束
- 玉ねぎ(縦薄切り)…1/4個
- A卵…1個
- A小麦粉…50g
- A片栗粉…30g
- Aしょうゆ…大さじ1
- A水…60ml
- ごま油…適宜
- 塩…少々
- Bしょうゆ、酢…各大さじ1
- B白いりごま…小さじ1/2
- Bわけぎの小口切り…適宜
- Bあれば韓国産粉唐辛子…適宜
【作り方】
- ボウルでAの材料を混ぜ合わせてから、ニラ・玉ねぎも加えて混ぜる
- ごま油を中火で熱し、生地を平らに広げる
- 豚肉を並べて塩をふり、3~4分焼いてこんがりしたら裏返し、反対側も同じように焼く
- 何回か裏返して両面に焼き色がついたら取り出して食べやすく切る
- 食べる直前に再度焼いてカリッとさせ、Bの材料を混ぜたタレとともに器に盛る
続いてのチヂミは食べ応えも満点で、ごはんにもよく合う一品です。豚肉を生地に混ぜずに後から乗せて焼くことで、カリカリとした食感の良い仕上がりになります。
玉ねぎだけでも美味しいチヂミ
続いては、新玉ねぎの旨味を余すことなく活かした「玉ねぎだけでも美味しいチヂミ」のレシピです。シンプルな材料だからこそ、生地のもちもちとした食感と玉ねぎの甘みをより深く贅沢に堪能することができます。
玉ねぎは様々な食材と相性が良いため、具材を追加してアレンジしやすいのも魅力です。例えば、1枚目は玉ねぎのみで焼き、2枚目には他の野菜も追加し、3枚目はさらにキムチやチーズも追加して焼き…、といったように具材を追加していけば、1度に何通りもの玉ねぎチヂミを楽しむことができます。
キムチと玉ねぎの簡単チヂミ
「キムチと玉ねぎの簡単チヂミ」は、調理の手軽さと美味しさがウリのレシピです。冷蔵庫に余りがちなキムチの消費にも、きっとこのレシピが大活躍してくれることでしょう。具材をさらに追加したいときは、チーズやニラがおすすめです。
ジャガイモと玉ねぎのもちもちチヂミ
「ジャガイモと玉ねぎのもちもちチヂミ」は、じゃがいものもちもち感と刻み玉ねぎのシャキシャキ感が楽しめる一品です。玉ねぎやじゃがいもは相性の良い食材が多いため、好みに合わせて様々な具材との組み合わせを楽しみやすいのも魅力です。
じゃがいもの水分が多すぎると、焼くときに油がはねてしまいます。危険である上に味や食感にも影響しかねないため、すりおろした後の段階でじゃがいもから出た水分を少し減らしておきましょう。じゃがいもをすりおろす手間を軽減したい場合は、ブレンダーやフードプロセッサーを活用するのも一つの手です。
チーズと玉ねぎの簡単チヂミ
こちらは卵無しのチヂミで、粉も少量のシンプルな材料で手軽に作ることができます。玉ねぎの甘みとチーズの塩気が相性抜群です。こういったシンプルなチヂミこそ、新玉ねぎもよく合います。具材がチーズと玉ねぎのみのシンプルなレシピなので、ニラやキムチ、しらすなど、食材を追加して楽しむこともできます。
人参と玉ねぎの味噌入りチヂミ
玉ねぎと人参の優しい甘みを生かした「人参と玉ねぎの味噌入りチヂミ」は、お味噌と新玉ねぎと合わせることによって、定番のチヂミとはまた違った味わいを楽しむことができます。手軽に野菜を摂れる上に、冷蔵庫の残り物消費に役立つのも魅力です。
玉ねぎと人参は、細かめに刻んだほうがおすすめです。薄いチヂミに入れたときに火が通りやすく、切り分けやすくなります。
玉ねぎ入りチヂミのいろいろな人気レシピに挑戦してみよう!
玉ねぎを使ったチヂミは、簡単でアレンジしやすい上に、野菜もしっかり摂ることができる便利な料理です。春には旬の新玉ねぎを楽しんだり、寒い季節にはキムチ入り玉ねぎチヂミで体の中から温まったりと、季節に合った楽しみ方もおすすめです。旨味がギュッと凝縮された玉ねぎチヂミを、ぜひ堪能してみてください。