ぎんなんの人気レシピ!茶碗蒸しや炊き込みご飯に!下処理方法も

ぎんなんを使って作れる、簡単で人気なレシピについて紹介します。ぎんなんのレシピを茶碗蒸し、ご飯もの料理、おつまみの3つに分けて説明!臭いが強烈でな上、殻が固くて難しいといわれる、ぎんなんの下処理の方法についても解説します。

ぎんなんの人気レシピ!茶碗蒸しや炊き込みご飯に!下処理方法ものイメージ

目次

  1. 1ぎんなんを使って簡単に作れる人気レシピが知りたい!
  2. 2ぎんなんの下処理方法と殻剥き
  3. 3ぎんなんを使って簡単に作れる人気レシピ【茶碗蒸し】
  4. 4ぎんなんを使って簡単に作れる人気レシピ【ご飯もの】
  5. 5ぎんなんを使って簡単に作れる人気レシピ【おつまみ】
  6. 6拾ったぎんなんで簡単な人気レシピを作ってみよう!

ぎんなんを使って簡単に作れる人気レシピが知りたい!

独特な風味をもったぎんなんは、おつまみやご飯ものの料理にも最適な食材です。特に秋を感じさせる食材として有名ですが、手に入れようと思えば1年を通して入手できます。ぜひ人気レシピを知り、ぎんなん料理を楽しみましょう。まずは手間だと思われがちな下処理方法と殻の剥き方について、簡単な方法を紹介します。

ぎんなんの下処理方法と殻剥き

ぎんなんの下処理①ペットボトルにぎんなんを入れる

始めに、ぎんなんの外側の果肉を取り除きます。刺激が強く、皮膚に触れると炎症を起こすことがあるので、下処理を行う際にはゴム手袋をつけましょう。拾ったものをペットボトルに入れ、全体が被るくらいの水を加え、1日置いておきます。

ぎんなんの下処理②ボウルにあけて薄皮を剥く

1日置くことで外側の果肉が水を吸い、取れやすくなります。ペットボトルを勢いよく振ってください。果肉が取れ、中の種のような部分が取り出せます。ある程度果肉が剥がれたら、中身をボウルにあけて洗いましょう。

臭いが強烈ですので、ゴミは必ず密閉処理できるようにしてください。素手で洗うと手が荒れてしまうので、ゴム手袋は必ず装着するようにしましょう。

ぎんなんの下処理③1週間天日干しで乾燥させる

外側の果肉を洗い落して綺麗にしたら、1週間天日干しにして乾燥させます。新聞紙の上に平らに広げて乾かすのが一番良いですが、みかんのネット等に入れて干す、もしくは部屋干ししても大丈夫です。長期保存する場合は、乾燥したら冷凍保存してください。

殻の剥き方①電子レンジを使う

ぎんなんの殻の剥き方は、電子レンジを使用すれば簡単に行えます。底の角に切り込みを入れ、空気の逃げ場を作った紙製の封筒にぎんなんを10粒ほど入れます。そして封筒の口を2回折って閉じ、電子レンジ(500w)で1分~1分30秒加熱させます。

数回殻がはじける音がしたら取り出し、割れ目から殻を剥くだけです。とても簡単に行えるので、人気がある方法です。このまま軽く塩を振って、おつまみとして食べることもできます。

殻の剥き方②フライパンを使う

電子レンジを使った殻剥きは簡単ですが、かなり大きな破裂音がするため不安だと感じる人もいます。そういった人におすすめなのが、フライパンを使う方法です。殻にヒビを入れてフライパンで乾煎りします。

割り機やペンチを使い、殻にヒビを入れます。フライパンに殻を軽く割ったぎんなんを入れ、火は弱火にし、蓋をして小刻みにフライパンを揺らしましょう。殻がはじけたら火からおろし、冷まします。殻を剥き、実を取り出したら殻剥き完了です。

ぎんなんを使って簡単に作れる人気レシピ【茶碗蒸し】

自宅で料亭の味を再現!簡単茶碗蒸し

【材料】

  • 卵1個
  • ぎんなん2個
  • だし10cc
  • みりん10cc
  • 醤油10cc
  • しいたけ2枚
  • 鶏肉少々

【作り方】
  1. 湯呑を用意し、しいたけ、ぎんなん、鳥のもも肉、三つ葉の順番に材料を入れていく。
  2. ボウルに卵、だし、みりん、醤油を入れて混ぜる。
  3. 2を湯呑の中に入れる。
  4. 湯呑にサランラップを被せ、2か所ほど穴をあける。
  5. 蓋つきの鍋を用意し、湯呑を入れたときに湯呑の下3㎝程度の水嵩になるように湯を沸かす。
  6. 沸騰したら湯呑を入れ、蓋をする。
  7. 中火で3分間、弱火で3分間、余熱で3分間火入れする。
  8. 蓋をあけて茶碗蒸しを取り出し、卵がしっかりと固まっていることを確認したら完成。

茶碗蒸しは特に人気があるレシピです。このレシピは本格懐石料理を楽しむことをテーマに作られました。卵白が上に固まらないよう、卵を出汁と混ぜる前に卵をよく混ぜるのがコツです。泡だってしまった場合、チャッカマンの火でなぞると綺麗に消えます。

失敗しない!簡単に作れるあんかけ茶碗蒸し

【材料】

  • 卵2個
  • ほんだし小さじ2
  • 塩小さじ1/2
  • みりん小さじ1
  • 醤油小さじ1と1/2
  • 水大さじ2
  • 片栗粉小さじ2
  • 鶏肉120g
  • えび120g
  • 干ししいたけ15g
  • ぎんなんの水煮12~15個
  • 三つ葉適量

【作り方】
  1. 卵、ほんだし小さじ1と1/2杯、塩小さじ1/2杯、みりん小さじ1杯、醤油小さじ1杯を混ぜ、卵液を作る。
  2. 鶏肉、干ししいたけ、ぎんなん、えび、三つ葉を入れ、卵液をかける。
  3. 器にラップをかけ、蒸す。
  4. あんを作る。小鍋にほんだし小さじ1/2杯、醤油1/2杯、水大さじ2杯、片栗粉小さじ2杯を入れ、とろっとするまで煮立たせる。
  5. 蒸し上がった器にあんをかけたら完成。

簡単にできるレシピですが、あんかけにすることでより楽しめる茶碗蒸しレシピになっています。蒸す際には温度が高すぎると気泡ができ、つるんとした仕上がりにならないので、90度を目指して維持するようにしてください。

パーティーに最適!土鍋でまるごと茶碗蒸し

【材料】

  • 鶏もも肉 1/2枚
  • かまぼこ3cm
  • 三つ葉8本
  • 生しいたけ2個
  • えび4尾
  • ぎんなんの水煮8個
  • 卵5個
  • だし4カップ(800ml)
  • 塩小さじ2
  • みりん小さじ4

【作り方】
  1. 鶏もも肉、三つ葉、しいたけの軸は食べやすい大きさに切る。かまぼこは薄切りにする。
  2. えびは殻をむいて背わたを取る。
  3. えび、鶏もも肉、ぎんなん、しいたけの軸を土鍋に入れる。
  4. ボウルに卵をときほぐす。
  5. だし、塩、みりんを加えてまぜたら、ザルでこしながら土鍋に入れる。
  6. 土鍋の蓋をし、強火で5分間加熱する。
  7. 蓋をあけ、かまぼこ、三つ葉、しいたけの傘を載せて再度蓋をし、5分間弱火で加熱する。
  8. 火を止めて、5分蒸らしたら完成。

土鍋いっぱいに茶碗蒸しを作るレシピです。パーティーの時に見栄えがよく、簡単に作ることもできるので人気があります。蒸している間1度蓋を開けてしまうため難しいのですが、きれいな仕上がりの料理になるよう、温度維持には注意しましょう。

ぎんなんを使って簡単に作れる人気レシピ【ご飯もの】

簡単きのこと銀杏の炊き込みご飯

【材料】

  • お米2~3合
  • えのき2袋
  • しめじ1袋
  • ぎんなん30個
  • お酒大さじ3
  • 醤油大さじ2
  • 薄口醤油大さじ1
  • みりん大さじ2
  • 顆粒だし小さじ1
  • 塩少々

【作り方】
  1. えのきは1/4にカットしてほぐし、しめじは裂く。
  2. お米を研ぐ。
  3. お酒、醤油、薄口醤油、みりん、顆粒だし、塩、水を炊飯器のジャーの目盛りより少し少なめにいれて混ぜる。
  4. 1とぎんなんを乗せて炊く。
  5. 炊き上がったらよく混ぜ合わせて完成。

ご飯ものの料理は、基本的に材料を炊飯ジャーに入れて焚くだけでできるレシピばかりです。レシピではお米2~3合となっていますが、1合をもち米にするともちもち感が増し、より美味しくなります。

もち米でもちもちの食感!ぎんなんのおこわ

【材料】

  • ぎんなん200g
  • 水150ml
  • 乾燥しいたけ7g
  • 昆布2g
  • にんじん50g
  • 塩小さじ1
  • 醤油大さじ1
  • みりん大さじ2
  • 酒大さじ2
  • くるみ60g

【作り方】
  1. もち米を数時間水につける。
  2. 水、しいたけ、昆布、にんじん、塩、醤油、みりん、酒を片手鍋に入れ、一度沸騰させる。
  3. 昆布を取り出し、千切りにしてから鍋に戻す。
  4. もち米を20~30分ほど水切りし、セイロで20分蒸す。
  5. もち米を一度ボウルに取り出し、3とぎんなん、くるみを合わせる。
  6. セイロに戻し、さらに10分ほど蒸したら完成。

セイロを使用するレシピですので人によっては少々手間ですが、もち米とぎんなん他の食材が活かされた料理ができあがります。くるみが新鮮な味がすると人気です。

シンプルなぎんなんご飯

【材料】

  • ぎんなん200g
  • お米3合
  • 水適量

【作り方】
  1. お米を研ぐ。
  2. ぎんなんの下処理をする。
  3. ジャーにお米を入れ、水を目盛り通りに入れる。
  4. ぎんなんを入れて焚けたら完成。

よりシンプルなご飯ものの料理を楽しみたい人におすすめなのが、このレシピです。下処理をしたぎんなんを入れ、お米を焚くだけでできあがります。

里芋と鶏もも肉とぎんなんの炊き込みご飯

【材料】

  • お米2合
  • 里芋200g
  • 鶏もも肉150g
  • ぎんなん12粒
  • 酒大さじ2と小さじ1
  • 醤油大さじ1/2と小さじ1
  • 塩小さじ⅔
  • 水適量

【作り方】
  1. お米を研ぐ。
  2. 里芋を食べやすい大きさに切っておく。
  3. 鶏もも肉も食べやすい大きさに切り、酒小さじ1、醤油小さじ1を揉みこむ。
  4. ぎんなんの下処理をする。
  5. ジャーに米をいれ、目盛りまで水を入れる。
  6. さらに酒大さじ2と醤油大さじ1/2、塩を加え混ぜる。
  7. 最後にぎんなんを入れ、焚けたら完成。

里芋と鶏肉をあわせた、少し変わり種のご飯ものレシピです。タンパク質をしっかり摂ることができるので、栄養バランスが良く、お弁当にもおすすめです。

ウニの瓶詰とぎんなんの炊き込みご飯

【材料】

  • お米3合
  • ウニの瓶詰1本
  • ぎんなんの水煮1缶
  • 醤油大さじ3
  • 酒大さじ3
  • 塩小さじ1/2
  • 昆布茶大さじ1
  • 水540ml
  • 刻み海苔適量

【作り方】
  1. 昆布茶大さじ1を水540mlで溶いておく。
  2. お米の入ったジャーにウニを分散するようにを入れる。
  3. ぎんなんの水煮、醤油、酒、塩を入れる。
  4. 1を回し入れる。
  5. 炊飯器で炊く。
  6. 炊き上がったら良く混ぜ合わせ、刻み海苔をふったら完成。

ウニの瓶詰はそのままだと味が濃く、少々使い道に困る食材です。しかしながら、炊き込みご飯にすると味が薄まり食べやすくなります。ぎんなんの香りとマッチし、美味しいと人気があるレシピです。

ぎんなんを使って簡単に作れる人気レシピ【おつまみ】

ぎんなんの素揚げ

【材料】

  • ぎんなん20~30粒
  • 岩塩少々
  • 揚げ油
  • 紅葉した葉数枚

【作り方】
  1. ぎんなんの殻を取る。
  2. フライパンに油を入れ、温まらないうちにぎんなんを入れる。
  3. 弱火の状態でぎんなんが沈むようにお玉等で押し付けて転がす。
  4. 油に気泡が出たら火を弱める。
  5. 薄皮が剥け、翡翠色に変化したらキッチンペーパーに上げる。
  6. 塩を軽く振り、紅葉した葉とともに盛り付けたら完成。

簡単にお酒のおつまみが作れるのも、ぎんなんの魅力の一つです。このレシピは電子レンジを使用してもできますが、フライパンで料理したほうがさっぱりとした素揚げに仕上がります。火を通しすぎると、翡翠色が白くなり割れてしまうので気を付けましょう。定番のおつまみレシピですのでおすすめです。

発酵入らずで簡単!ぎんなんと桜エビの塩パン

【材料】

  • ぎんなん12個
  • 乾燥桜えび8g
  • 岩塩適量
  • バター16g
  • じゃがいも(中1個程度)150g
  • 木綿豆腐100g
  • パンケーキミックス150g

【作り方】
  1. ぎんなんの下処理をする。桜えびは乾煎りして刻む。
  2. 洗ったじゃがいもを濡らしたキッチンペーパーで包み、さらにラップで緩く包みんで電子レンジ(600W)に4分かける。
  3. 熱いうちにじゃがいもの皮をむき、ボウルに入れ、キッチンペーパーとビニール袋を手に被せて潰す。
  4. 豆腐も加えて混ぜる。
  5. さらにパンケーキミックスを加えて混ぜる。
  6. 生地をビニール袋に移し、袋の上から2分揉む。
  7. ビニール袋の中で16㎝角にのばし、袋を切る。
  8. 生地の端4㎝程を残しつつ、1の桜えびと岩塩を全面に振る。
  9. バターとぎんなんを均等にのせ、包丁で生地を縦4等分に切り、手前から巻く。
  10. 巻き終わりを指でなじませ、真ん中に1粒ずつぎんなんをのせる。
  11. 巻き終わりを下にしてフライパンに並べる。
  12. 蓋をし、中火で3分、弱火で8分焼く。
  13. 返して裏側を3分焼いたら蓋をとり、残り2か所の側面を1分ずつ焼いて完成。

ぎんなんの翡翠色と桜エビのピンクで彩り豊かなおつまみ料理です。パンですのでおつまみなのかと疑問に思うかもしれませんが、塩辛くお酒との相性は抜群です。じゃがいもを潰すときのキッチンペーパーは火傷予防のためですので、必ず使用するようにしましょう。

ぎんなんとチーズのポテトサラダ

【材料】

  • ぎんなん200g
  • じゃがいも300g
  • 塩水適量
  • レモン果汁大さじ1/2
  • スモークチーズ25g
  • まいたけ100g
  • くるみ10g
  • ヨーグルト大さじ2
  • 味噌小さじ1
  • 練りごま小さじ1

【作り方】
  1. ぎんなんの下処理をする。
  2. 皮を剥いたじゃがいもを切り、茹でる。
  3. まいたけは割き、塩をかけて焼く。
  4. スモークチーズは一口大に切る。くるみは手で砕いておく。
  5. ヨーグルト、味噌、練りごまを混ぜ合わせる。
  6. 茹でたじゃがいもの水気を切り、再び火をかけ粉ふき芋にする。
  7. 熱いうちにレモン果汁をまわしかけて馴染ませる。
  8. チーズも加えて混ぜ合わせ、冷ます。
  9. 粗熱がとれたら5とぎんなん、くるみを和えて完成。

お酒のおつまみに、ポテトサラダも定番料理で人気があります。隠し味にヨーグルト、味噌、練りごまを使いまろやかに仕上げました。スモークチーズも熱いうちに入れるようにしてください。

ぎんなんと生ホタテのさっぱり炒め

生ホタテとかぶを油通しし、下処理をしたぎんなんを炒め合わせたおつまみレシピです。少し手間ですがホタテは油通しすることで旨味が増し、ぎんなんの風味とすてきなハーモニーを生み出します。

冷めても美味しいので、おつまみだけでなくお弁当にもおすすめの料理です。かぶを、さやいんげんに代えても美味しいのでレシピに変化を加えたい時おすすめです。

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拾ったぎんなんで簡単な人気レシピを作ってみよう!

拾ったぎんなんの下処理は少々めんどうですが、ちょっとした工夫で簡単に殻剥きまで行うことができます。おつまみや茶碗蒸し、炊き込みご飯など、簡単にできるレシピ豊富な食材ぎんなんをぜひ、楽しんでください。

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