2020年04月02日公開
2024年10月14日更新
すじこんの基本レシピとアレンジレシピまとめ!トロ旨おかずが簡単に!
すじこんのレシピを紹介します。基本のものから簡単なもの、さらにすじこんを使った人気のアレンジレシピをまとめています。難しそうに思えるすじこんですが、家でも簡単に作ることができるので、自分に合う作り方を見つけてぜひ作ってみて下さい。

すじこんのレシピを紹介!
手作りすじこん\( •̀ω•́ )/ pic.twitter.com/E1fk4He80h
— 自称美少女戦士 (@5399mie) January 5, 2016
すじこんとは、関西でよく食べられている料理で、牛すじ肉をこんにゃくと一緒に甘辛く煮込んだものをいいます。居酒屋やお好み焼き屋さんで食べたことがあるという方も多いのではないでしょうか。
牛すじ肉がホロホロに柔らかくなるまで煮込まれていて、牛すじ肉やこんにゃくに味が染み込んでいます。基本のレシピから簡単レシピ、人気のアレンジレシピまでを紹介するので、ぜひ家でも作ってみてください。
すじこんの基本レシピ
すじこんは、牛すじ肉をしっかり煮込まないといけないので、「家で作るのは難しそう」「時間がかかって大変そう」だと感じる人もいるかもしれません。しかし、家でも簡単に作れるレシピが多くあります。
圧力鍋や炊飯器を使って、時間をかけずに作ることもできます。家で大量に作って、余ったものをアレンジすれば、一度に色んな楽しみ方を味わうことができます。
すじこんの作り方
【材料】
- 牛すじ肉
- ネギ
- ショウガ
- こんにゃく
- 大根
- 酒 大さじ4
- みりん 大さじ4
- 濃口醤油 大さじ3
- 砂糖 大さじ2
【作り方】
- 牛すじ肉をネギ、ショウガとともに水200ccで2-3時間煮込みます
- こんにゃくを1分ゆがきます
- 酒、みりん、濃口醤油、煮汁200cc、大根、牛すじ肉、こんにゃくを鍋に入れます
- 強火で煮立たせて、沸いてきたら弱火にして灰汁を取ります
- 砂糖大さじ2を加えます
- 30分煮込みます
すじこんの基本のレシピです。この作り方では、牛すじ肉の処理をきっちり行い、時間をかけて、丁寧に作っていきます。時間はかかりますが、作業そのものはあまり難しくないので、チャレンジしてみてください。
一度覚えてしまえば、手間をかけずに簡単にプロの味を出すことができます。料理屋で食べるようなすじこんを目指すのなら、この作り方を参考にしてみてください。
美味しく作るコツ
すじこん超絶美味しいんですけどーーーーーーーー!!!!!!
— tomosato (@tomosato_U) January 29, 2019
私天才かーーーーーー!?!?!?!? pic.twitter.com/qUDsmN6Gzl
すじこんを美味しく作るコツは、牛すじ肉の下処理をしっかり行うことです。基本のレシピでは、牛すじ肉を下処理する際に、ショウガやネギも一緒に煮ているので、肉の臭みをしっかり取ることができます。ショウガやネギがない場合は、水だけでもかまいません。時間があれば、何度か茹でこぼしをしてもいいでしょう。
こんにゃくにしっかり味を染み込ませるためには、こんにゃくの断面積を増やすことが大事です。手で割いたり、スプーンを使って切ったりすることで、こんにゃくにしっかり味がつきます。もちろん、包丁で切ってもよいですが、手でちぎると、その分時間もかからず、簡単に美味しいすじこんを作ることができます。
牛すじ肉を柔らかくするためには、他の調味料を一度煮立たせたあとで砂糖を入れます。一度に調味料を入れてしまいたいところですが、分けて入れることがレシピのポイントです。煮込んだあとにさらに一日置くと、牛すじ肉をより柔らかく、さらに味をなじませることができます。しっかり時間をかけることが、美味しいすじこんを作るコツです。
すじこんの簡単レシピ
圧力鍋で作るすじこん
圧力鍋を使ったすじこんのレシピです。圧力鍋を使うことで、煮込み時間を大幅に短縮することができます。加圧は、牛すじ肉の処理と煮込みでそれぞれ1回ずつ行います。煮込みの加圧時間は約20分です。
調理時間は、合計で1時間近くかかります。しかし、圧力鍋を使わない場合は2~5時間かかるので、圧力鍋を使うことで大幅に時間を短縮することができます。また、圧力鍋を使うことで、牛すじ肉を一気に柔らかく仕上げることができます。時間がない時におすすめの簡単レシピです。
じっくり煮詰めるすじこん
圧力鍋を使わずに作るすじこんの簡単レシピです。圧力鍋がない場合でも、しっかり時間をかければ、すじこんを柔らかく簡単に作ることができます。下処理後にかかる煮込み時間は1時間ほどです。
時間はかかりますが、実際に手をかける時間はほとんどないため、他の料理や作業をしながらでも作ることができます。家で過ごす時間が長い日におすすめの簡単レシピです。
すじこんの味噌煮
味噌で煮込むすじこん、いわゆる「どて煮」も大変人気があります。こちらは、すじこんの味噌煮のレシピです。まずは基本にしたがってすじこんを作ります。最後に田楽味噌をダシ汁と一緒に鍋に入れて煮込みます。味噌は焦げつきやすいため、弱火で煮ることが重要です。しっかりとした味付けなので、ビールなどお酒のおつまみにも最適です。
すじこんの人気アレンジレシピ
すじこん入りお好み焼き
【材料】
[すじこん]
- 牛すじ肉 500g
- こんにゃく
- しょうが 3切
- 酒 鍋ひと回し
- 醬油:みりん:砂糖 = 1:1 :0.5
[お好み焼]
- ぬるま湯 70g
- 薄力粉 30g
- だしの素 小さじ1/3
- 卵 1個
- 山芋 30g
- キャベツ 100g
- 長ネギ 1本
[スクランブルエッグ]
- 卵 1個
- マヨネーズ 適量
【作り方】
- すじこんを作ります
- お好み焼の具材を混ぜ合わせます
- 最後に冷ましておいたすじこんも合わせます
- フライパンでお好み焼を焼きます
- フライパンで卵にマヨネーズを混ぜたものを焼いてスクランブルエッグを作ります
- お好み焼の上にスクランブルエッグを乗せてソース、マヨネーズ、すじこん、刻みネギをのせます
すじこん入りお好み焼のレシピです。この中では、すじこんを炊飯器で作る方法も紹介されています。すじこん入りお好み焼の上にスクランブルエッグをのせて、さらに追加のすじこんをたっぷりのせます。居酒屋メニューを家で作りたい人はぜひ参考にしてください。
ポン酢で食べるすじこん
すじこんは、神戸の「鉄板焼 笑」が発祥の地だといわれています。こちらは、その味を再現したレシピです。まずは、基本にしたがってすじこんを作り、最後に鉄板で焼き目が付くまで焼きます。最後に、ポン酢を付けて食べます。元祖の店で愛されてきた人気の味を家でも再現することができるので、ぜひ試してみてください。
すじこんコロッケ
すじこんコロッケのレシピです。すじこんは基本通りに作ります。あとは茹でたジャガイモと合わせてコロッケに仕上げて揚げます。すじこんを大量に作った後なら、すぐに作ることができます。
他のすじこんアレンジとはまたひと味違った仕上がりになるので、普通のすじこんに飽きた時にもおすすめです。夕食のおかずにもなるので、子どもにも人気のあるレシピです。
すじこん焼きそば
ソース焼きそばにすじこんを組み合わせたレシピです。すじこんは基本通りに作り、焼そばを焼いた上にすじこんをのせるだけの簡単レシピです。すじこんの甘辛い味付けをソースの風味に組み合わせたレシピです。すじこんを多く作り置きした時にすぐにできる便利なレシピです。
すじこんのレシピまとめ
すじこんのレシピを基本、簡単、人気のアレンジで紹介しました。すじこんを美味しく作るためには、時間をかけて牛すじ肉を柔らかくすることがポイントです。時間がない場合は、圧力鍋や炊飯器で時短調理ができる作り方がおすすめです。
手がかかる作業はほとんどないので、他のメニューや違う家事をしながらでも作ることができます。時間がかかる分、一度に大量に作ってアレンジメニューを楽しむのもおすすめです。まだ家ですじこんを作ったことがないという方は、ぜひ試してみてください。



