業務スーパーの牛すじ！おでん・カレー・煮込みのレシピや下処理も

業務スーパーで販売されている牛すじ肉について、正しい下処理方法や、おでんをはじめとするおすすめレシピなどを紹介します。濃厚なダシと味わいで人気の牛すじは、おでんや煮込みなどに欠かすことができない食品です。特に中部から西日本では非常にメジャーな食材として年齢性別問わず多くの人々に親しまれています。

兵庫県が本拠地という土地柄か、業務スーパーでもこの冷凍牛スジ肉が取り扱われています。これらを如何にして調理し、頂くのが最適なのか？これまで調理法が分からずスルーしていた方も、これを期に業務スーパーの牛すじ肉をGETしてみてはいかがでしょうか？

業務スーパーで販売されている牛すじ肉は『牛赤身スジ肉』という名称の商品です。こちらは1kgもの冷凍すじ肉を内包した商品で、お値段861円（税込み）にて販売されています。100g換算すると約86.1円。一般的なスーパーで販売されている牛すじ肉の価格を考えると、これは驚異的な安さであると言えます。

続いて業務スーパーで販売されている牛赤身スジ肉の味についてです。早い話が一般的なスーパーで販売されている牛すじ肉と特に大きな違いはありません。しっかりとしたコクや旨味を持ち合わせており、料理に使用することで味わいに更なる深みを齎してくれることでしょう。カレーやシチュー、おでんや煮物などのコクを深めるには最適です。

最後に業務スーパーの牛すじ肉についての口コミですが、「おでんやカレーが美味しくなった！」「非常に満足している」「値段の割りに美味しいし、量も多い」といった声が多数見られています。ただ「下処理をしっかり行わないとニオイが残る」といった口コミも見受けられているので、必ず念入りな下処理を行った上で調理に取り掛かりましょう。

業務スーパーの牛スジ肉に限らずですが、スジ肉には下処理が必至です。何よりもまず熱湯でスジ肉を茹で上げ、アクを取りながら臭いを取り除く必要があります。この臭いを取り除かない限り、とてもじゃありませんが牛スジ肉は食べることができません。

牛スジ肉を茹でながら灰汁を取り除いていくと、やがて臭いが薄れて水も澄んだ状態となります。この状態になってようやく下処理の完了です。スジ肉を茹であげる際に、ネギなどの香味野菜を入れてあげるのもおすすめです。

お米のとぎ汁なら、通常のお水よりも簡単に臭いを取り除くことができるそうです。牛スジ肉の下処理を行う際には、予め捨てずに取っておくと良いでしょう。

当たり前の話ですが、通常の鍋を使ってコトコト煮込むより、圧力鍋の方が遥か短時間で下処理を済ませることができます。これは下処理に限らず調理の際も同様で、普通の鍋なら数時間は必要な料理も、圧力鍋が有ればその数分の一程度で完成させることができるのです。

おでんや煮込みなどは勿論、カレーやシチューなどの煮込み料理全般に対して非常に有効的な圧力鍋。今後も牛スジ肉を使った料理をする機会が多いのであれば、早めに手に入れた方が良いかも知れません。

• 業務スーパーの冷凍牛すじ肉…300g
• 大根…15cm
• 練り物や結び昆布などお好みのおでん種…適量
• 牛すじの茹で汁…300ml
• 麺つゆ、水…適量

1. たっぷり沸かしたお湯で、すじ肉を10分ゆでる。
2. アクがたくさん出るので、お湯を捨てて鍋をさっと洗う。すじ肉も1つずつ流水で洗う。
3. 食べやすい大きさに切り、水から柔らかくなるまでゆでる。
   （圧力鍋の場合、圧がかかってから30分～1時間。普通の鍋の場合、弱火で2時間。）
4. 大根は輪切りにし、皮を厚めにむく。煮崩れしないように面取りし、大根の太さによっては半月切りにする。大根を水から茹でて下茹でする。
5. 牛すじ肉はバラバラにならないように、串に刺しておく。練り物は熱湯をかけて油抜きをする。
6. 鍋に具材を入れて、牛すじ肉の茹で汁とめんつゆを注ぎ入れる。ひたひたになる程度に水を注ぎ、強火にかけて沸騰させる。沸いたら味を見て、薄ければ麺つゆや塩で味を調える。
   大根が柔らかくなるまで弱火で加熱する。
7. はんぺんは火を通しすぎると固くなってしまうので、最後に加えて、温める程度に加熱する。

• 業務スーパーの牛すじ肉…125g
• 大根…150g
• しょうが…1片分
• ねぎの青い部分…6cm
• 酒…1/4カップ
• 砂糖…大さじ1
• しょうゆ…大さじ1
• みりん…大さじ1
• 葉ねぎ…適宜

1. 牛すじを50度のお湯でもみ洗いする※3〜4回繰り返す。
2. お湯が透明になったら水を切る。
3. 圧力鍋に、2と長ねぎ、お水600ccを入れて10分加圧する。
4. 圧が下がったらお肉を取り出しお水で洗い、食べやすい大きさに切る
5. しょうがを薄切りにする。
6. 鍋に牛すじ、大根、しょうが、ねぎの青い部分を入れ、水と酒、砂糖を加えて火にかける。
7. 弱火で30分ほど煮て、ねぎを取り出し、しょうゆ、みりんを加えさらに30分煮る。
8. お皿に盛り、好みで葉ねぎを散らして完成。

【牛すじと下処理用】

• 業務スーパーの牛すじ肉…400～500g
• 長ねぎ…1本
• お水…600cc

• 玉ねぎ…3個(中玉)
• 人参…1本(大きめ)
• にんにく…1〜2片
• しょうが…にんにくと同量位
• バター、オリーブオイル(サラダ油)…各大さじ1
• 赤ワイン(又は、料理酒)…50〜100cc
• しめじ(お好きなキノコ)…1パック
• 牛すじの茹で汁とお水…700cc
• カレールー…1箱(8皿分)
• ★トマトケチャップ…大さじ2
• ★ウスターソース…大さじ1

1. 牛すじを50度のお湯でもみ洗いする※3〜4回繰り返す。
2. お湯が透明になったら水を切る。
3. 圧力鍋に、2と長ねぎ、お水600ccを入れて10分加圧する。
   圧が下がったらお肉を取り出しお水で洗い、食べやすい大きさに切る
   (後で煮崩れるので少々大きめがおすすめ)
4. 茹で汁を他に移し冷ます。常温になったら茹で汁を使う。
   （時間がある時は、茹で汁を冷やして白く固まった油を取り除く）
5. たまねぎと人参をさいの目に切り、生姜をすりおろす。
6. 圧力鍋を洗いバターとオリーブ油を入れて6の野菜を強火で炒める(玉ねぎが飴色になる迄)
7. 6に茹で汁と水、赤ワインと3の牛すじ、しめじを入れ5分加圧する。
8. 圧が下がったら蓋を開けて再加熱しアクを取る。
9. 火を止めて、カレールーを入れて溶かす。
10. 仕上げに★の調味料を投入し、弱火で30分〜1時間ほど煮込んで完成。

• 業務スーパーの牛すじ肉…500g
• 玉ねぎ…大1個
• A)粗ごしトマトピューレ…800g
• A)水…200ml
• A)コンソメキューブ…2個
• A)ウスターソース…大さじ2
• A)味噌…大さじ2
• A)砂糖…小さじ2
• 塩…適量
• こしょう…適量
• オリーブオイル…大さじ1
• パルミジャーノレッジャーノ…適量
• パセリのみじん切り…適量

1. 鍋に湯を沸かし、牛すじ肉を入れ約10分茹でてザルにあげ、食べやすい大きさに切っておく。
2. 圧力鍋にオリーブオイルを熱し、薄切りにした玉ねぎを透明になるまでゆっくりと炒める。
3. 2の鍋に1の牛すじ肉を入れてザッと炒め合わせた後、A)の材料をすべてを入れ、蓋をしてピンが上がったら20分間加圧し、火を切って自然放置する。
4. ピンが下がったら蓋を開け、味をみて、塩、こしょうで味を調え、器に盛り、削ったパルミジャーノレッジャーノとパセリを散らして完成。

【チャーハン】

• ご飯(温かいもの)　…お茶碗2杯分
• 卵…2コ
• 長ネギ…3cm
• 顆粒鶏ガラスープの素…小さじ2/3
• 塩…適量
• コショウ…適量

• 牛すじの煮込み…お玉5~6杯
• 青梗菜…1株
• 八角・スターアニス(五香粉・ウーシャンフェンでもOK)…1コ
• オイスターソース…小さじ1
• にんにく(すりおろし)…少々
• 水溶き片栗粉…適量

1. ※業務スーパーの牛すじ肉で既に牛すじ煮込みを作成したことを前提とする。
2. 青梗菜を葉と茎に切り分け、茎は縦半分に切る。
3. フライパンに油を入れ熱し、溶き卵を入れすぐにご飯も加える。
4. 卵とご飯を混ぜ合わせながら焼き、途中で長ネギも加える。
5. ご飯がパラパラしたら鶏ガラスープの素を入れ、塩・コショウで味をととのえる。
6. 炒飯をお皿に移す。
7. フライパンに油をひき熱し、青梗菜の茎・葉の順に炒める。
8. しんなりしたら牛すじの煮込みと八角を加える。
9. 沸騰したらオイスターソースとにんにくを加えて一煮立ちさせる。
10. 水溶き片栗粉でとろみをつけ、炒飯の上にあんかけソースをかける。

• 業務スーパーの牛すじ肉〈一口大〉(茹でた物)…200g
• 大根(半月切り)…200g
• すじ肉を茹でたスープ…5カップ(足りなければ水を足す)
• ★塩…小さじ1.5
• ★酒…大さじ3
• ★コショウ…少々
• しょうゆ…約小さじ1
• 卵…1個
• ネギ(斜め薄切りにする)…1本
• 三つ葉(有れば)…少々
• ご飯…茶碗4杯分
• コチュジャン…適量

1. 牛すじを茹でたスープを濾して鍋に入れ★で調味する。
2. 一口大に切ったすじ肉と半月切りの大根を加え、大根が柔らかくなるまで茹でる。
3. 味を見てしょうゆを加える。仕上げに溶き卵と斜め薄切りのネギを加え熱いご飯にかける。
4. 三つ葉を載せてコチュジャンを少し添え、スープに溶かし入れたら出来上がり。

まずは牛すじ串から紹介していきましょう。牛すじ串とはその名の通り串打ちされた牛すじ肉が10本内包された商品です。屋台などで見かける牛すじ串を思い浮かべるとピンと来るかも知れません。

牛すじ串のおすすめポイントといえば、何といっても使い勝手の良さでしょう。おでんに牛すじを使用する場合などは、本来牛すじを串打ちしなければなりません。しかし、この業務スーパーの牛すじ串ならその手間が一切要らず、すぐさま料理に使用することができます。

当然牛すじ串としてもOKですし、牛すじ串をバラして個別の牛スジとして使用してもOKです。串打ちをするのが苦手な方は、始めからこの牛すじ串をチョイスしておくと良いでしょう。

業務スーパーではこの牛すじ串が10本入り（180g）429円で販売されています。業務スーパーの価格が安いかどうかは市場の価格と比較してみなければ分かりません。ただ、基本的に牛すじ肉はそれ程安い値段で買えるモノではありませんので、この牛すじ串もお手頃価格な商品と言えそうです。

業務スーパーにはもう一品牛スジ商品が販売されています。それがこちらのコロッケです。こちらはコロッケの具材の中に牛スジが含まれているといったタイプの商品で、お弁当のおかずなどにも人気が高い一品として知られています。

しっかりとした味付けが施されているので、ソースを用意する必要がありません。故にお弁当のおかずとしては最適な一品です。また、一度上げたら冷めても美味しく頂くことができます。そして、何といってもその値段の安さが最大のおすすめポイントです（具体的な販売価格はこの後すぐ）

10個入り297円（税込み）と、超が付くほどの激安価格で販売されているこちらの牛すじコロッケ。一般的なスーパーに行ってもこれほど手頃な価格で販売されているコロッケはまず無いでしょう。さすが業務スーパーといったところでしょうか。

本記事では業務スーパーの牛スジ肉についてまとめてみました。業務スーパーの牛スジ肉は安くて美味しいと評判の一品です。手間の掛かる下処理は必要ですが、慣れてしまえばそれ程難しいことではありません。この機会に業務スーパーの牛スジ肉をGETして、料理に更なるコクと味わいを加えてみてはいかがでしょうか？