水筒の茶渋を取る方法を解説!手軽な落とし方から予防法まで紹介

水筒の茶渋を綺麗に取る方法をまとめました。毎日使う水筒は日頃のお手入れが大事になってきます。しつこい茶渋汚れの手軽な落とし方や注意点だけでなく、清潔な水筒をキープする方法も紹介するので参考にしてください。

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目次

  1. 1水筒の茶渋をどうにかしたい!
  2. 2水筒の茶渋を取る時の基礎知識
  3. 3水筒の茶渋を取る方法と注意点
  4. 4水筒の茶渋落としに便利なアイテム
  5. 5手入れが楽で便利な水筒
  6. 6水筒に茶渋が出来る前に日頃からの手入れが大事

水筒の茶渋をどうにかしたい!

水筒にお茶を入れて持ち歩くという方も多いと思いますが、毎日使っていると茶渋で中や飲み口が汚れてしまいます。細長い形状は奥まで手が届きにくく、飲み口は複雑に入り組んでいるため、毎日洗っているはずなのに茶渋汚れがこびりついて簡単には取れなくなってしまいます。

そこで本記事では水筒の茶渋汚れの落とし方や洗う際の注意点、便利なお助けアイテムを紹介していきます。気になっていた茶渋汚れをスッキリ落として、水筒をピカピカにしましょう!

水筒の茶渋を取る時の基礎知識

まず茶渋の落とし方を紹介する前に、水筒の洗い方や注意点を説明していきます。水筒を清潔に保つための基礎知識になるので、ぜひ正しい洗い方を知っておきましょう。

茶渋を取る前に知っておきたいこと

特に気にせず使っているという人もいると思いますが、実は茶渋には菌がひそんでいることもあります。

茶渋は、毎日洗っているはずなのにいつの間にか付いてしまうモノです。水筒に毎日お茶を入れることでカフェインやタンニンといった成分が金属イオンと結びつき、簡単には落とせない茶渋となってこびりついてしまいます。そのため毎日スポンジで洗っていても、いつの間にか水筒の中が汚れてしまうのです。

茶渋はただ見た目が悪いだけでなく、菌の温床にもなるので定期的に綺麗にするように心がけましょう。

茶渋を取る時の注意点

水筒の茶渋を取る時に、気をつけておきたい注意点をまとめました。洗い方に注意しないと水筒を傷める原因にもなるので、毎日使っている方はぜひ知っておきましょう。

注意点①:スポンジで洗う時はこすり過ぎない事

水筒を洗う時、茶渋が気になるからとゴシゴシこするのはやめましょう。水筒内部に細かい傷が付き、茶渋が入り込んでますます取れにくくなってしまいます。

注意点②:内部を傷付けないように優しく洗う

水筒の内部はとてもデリケートなので、優しく洗わないと傷付きやすくなります。スポンジ以外の物でこすると細かい傷が付いてしまうので、専用の持ち手付きスポンジを使いましょう。硬いスポンジやタワシは、なるべく使わない方が無難です。

注意点③:中栓とパッキンもきちんと洗う

中栓やパッキンは水が漏れないよう、複雑に入り組んでいます。ここはもっとも雑菌や汚れがたまりやすい場所なので、必ずパーツを外して綺麗に洗いましょう。毎日綺麗に洗っても、パーツの臭いが気になったりカビが生えることもあります。パーツは消耗品と考え、1年ほどで交換すると清潔に使えます。

注意点④:乾燥を怠らないこと

せっかく水筒を綺麗に洗っても乾燥を怠ると、雑菌が繁殖してカビや臭いの原因になります。洗った水筒は良く水切りして、立ててしっかり乾燥させます。100均にも水筒を立てておける道具が販売されているので、これらを利用しても良いでしょう。中栓やパッキンなどは、しっかりと乾燥させてから組み立ててください。

注意点⑤:週に一回は念入りな手入れを行う習慣をつける

例え毎日綺麗に洗っていても、お茶を入れれば必ず茶渋汚れが付いてしまいます。毎日の洗浄に加え、週1回の念入りな手入れをすることで水筒を綺麗に保つことができます。茶渋の落とし方にはいろいろな方法があるので、自分に合った取り方で試してみてください。

水筒の茶渋を取る方法と注意点

茶渋の落とし方には実にさまざまな方法があります。では、具体的にはどの様な落とし方があるのか?それぞれのやり方とメリット・デメリットを紹介します。

方法①:クエン酸を使う

クエン酸は酸性なので茶渋汚れに有効です。しかも食品由来成分なので、水筒にも安心して使えるというメリットがあります。落とし方はとても簡単で、水筒の中にお湯を入れたら小さじ1〜3杯のクエン酸を加え放置しておくだけです。30分〜1時間後、洗い流せば茶渋は綺麗になります。

方法②:重曹を使う

掃除に欠かせない便利グッズといえば重曹です。食品添加物としてもおなじみで、危険のないナチュラルな掃除グッズとしてとても人気があります。使い方も簡単でクエン酸同様、お湯に溶かしてつけ置きするだけです。

重曹と共にナチュラルクリーニングに欠かせない洗剤といえばセスキ炭酸ソーダです。重曹と同じアルカリ性の洗剤なので、同じように水筒のつけ置き洗いに使えます。

方法③:メラミンスポンジを使う

棒付きのメラニンスポンジ(100円ショップにあります)でこするときれいになります。

メラミンスポンジはミクロン単位の細かい気泡が無数にあり、汚れを落としてくれます。茶渋汚れもスッキリと落とすことができるのですが、奥まで洗いにくいのが難点です。菜箸で挟んで洗ったり、割り箸に輪ゴムでくくりつけるなど、工夫しながら奥まで洗いましょう。

100均にも柄付きのメラミンスポンジがあるので、これを利用しても良いでしょう。洗剤を一切使わないのも安心できるポイントです。

方法④:卵の殻を使う

卵の殻も茶渋汚れに有効です。卵の殻を細かく砕き水筒に入れて水を注ぎます。あとは蓋をして上下に振るだけで、細かく砕いた卵の殻が茶渋をきれいにしてくれます。しつこい茶渋には効果がないこともありますが、昔からある掃除の知恵なので機会があったら試してみてください。

方法⑤:酸素系漂白剤を使う

フタをする理由は、45℃のお湯をできるだけ冷まさないようにするためです。できるだけ温度を下げないようにした方が酵素が効率よく働いてくれるので、フタをするわけです。

酵素系の漂白剤は茶渋汚れをスッキリ落としてくれます。酵素系漂白剤の効果を高めるには45℃前後のお湯でつけ置きするのがポイントです。つけ置きの際、温度を保つためにラップで蓋して空気が抜ける穴を開けましょう。

方法⑥:キッチンハイターを使う

キッチンハイターは茶渋汚れをスッキリ落とす効果があります。ただ、臭いが残ったり、すすぎを丁寧に行わないといけないというデメリットもあります。また、キッチンハイターは塩素系漂白剤であるため、素材によっては使えないものもあるので注意が必要です

方法⑦洗剤&長い柄のスポンジを使う

シュッとスプレーするタイプの食器用洗剤は、手の届きにくい場所を洗うのにとても便利です。さらに柄の長い水筒用スポンジでこすれば、大抵の汚れは綺麗になります。洗う際は水筒内部が傷つかないよう、柔らかめのスポンジを選ぶのがポイントです。

それぞれの方法を使う場合の注意点

茶渋の落とし方にはさまざまな方法がありますが、それぞれ気をつけなければいけない注意点もあります。では、一体どの様なことに気をつければ良いのか?を見ていきましょう。

重曹を使う場合の注意点

重曹で茶渋を落とすときは、強くこすらないよう注意しましょう。重曹には研磨作用があるのでこすると水筒に傷がついてしまいます。重曹で茶渋を落とす時は必ずつけ置きするようにしましょう。

メラミンスポンジを使う場合の注意点

メラミンスポンジも、力を入れすぎることで水筒内部に傷がついてしまう恐れがあります。メラミンスポンジは洗剤を使わなくても汚れが落ちるほど、研磨作用が強いスポンジです。決して力を入れすぎず、優しく洗うようにしましょう。

漂白剤を使う場合の注意点

酵素系漂白剤は、基本的につけ置きで水筒の茶渋を落とします。つけ置きする際は蓋で密閉しないよう注意しましょう。密閉することで中の気圧が高まり水筒が壊れる原因になります。

塩素系漂白剤を使用する場合は特に要注意

塩素系漂白剤は水筒を傷める原因になるため、使い方には注意が必要です。綺麗にするつもりが逆に水筒の劣化や、サビの原因になることもあります。特にプラスチックやステンレスとの相性は良くないため、水筒を洗うにはあまりおすすめできません。

清潔な水筒をキープする方法

綺麗な水筒をキープするにはやはり毎日のこまめな手入れが必要です。基本的なことですが、中栓やパッキンは分解し丁寧に洗い、水筒内部も奥まで優しく洗います。このように毎日丁寧に洗うだけで茶渋は付きにくくなります。それに加え、週一の念入りな手入れをすればカビが生えたり臭いがすることは防げます。

水筒の茶渋落としに便利なアイテム

便利なアイテム①「マイボトル洗浄器 APA-800」【サーモス】

マイボトル洗浄機は、電流を流すことでボトルと汚れの間に化学反応を起こし、汚れを分解します。そのため、内側にフッ素やセラミックのコーティングなどが施されているものや、樹脂製のボトルには使えません。

サーモスのマイボトル洗浄機は頑固な茶渋汚れもスッキリ落ちる便利なアイテムです。電流の化学反応の力で、長年蓄積した茶渋も驚くほどよく取れます。今まで落ちなかった水筒もピカピカになるので試してみてください。

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便利なアイテム②「ステンレス水筒洗浄中」【小林製薬】

ステンレス水筒洗浄中は、錠剤をポンと入れるだけで簡単に茶渋汚れが落ちる便利アイテムです。なかなか届かない水筒の底の汚れもつけ置きするだけでピカピカになります。ステンレスの水筒にも安心して使えるので週一回のお手入れに利用するのがおすすめです

口コミ

手入れが楽で便利な水筒

ウォーターボトル エリプス

エリプスのウォーターボトルは、見た目もスタイリッシュでシンプル且つ洗いやすい構造です。プラスチック製なので保温はできませんが、ヨガやジョギングをする時など常温でOKという時にうってつけです。マイナス20℃、耐熱温度は90℃までOKで、丈夫な点もポイントです。

口コミ

手入れが楽でいいです!他の方が写真に載せている、キャップとその中の水色ゴムパッキンだけなので、水洗いが楽!

ペルレ ティーボトル

ペルレのティーボトルはシンプルな構造で、見た目もコロンと可愛らしく女性に人気があります。内側はテフロン加工で匂いが付きにくいのもポイントです。可愛いミルキーカラーと丸みをおびた形で、使いやすさだけでなくデザイン性の高さも魅力です。

口コミ

水筒に茶渋が出来る前に日頃からの手入れが大事

芝生の上に置かれた水筒と帽子

水筒を清潔に保つには毎日のお手入れが重要になってきます。毎日洗っていれば茶渋も付きにくく、落としやすくなるので面倒でも奥まで丁寧に洗いましょう。それでも茶渋がついてしまったら、本記事で紹介した茶渋の落とし方を試してください。

それぞれの落とし方には注意点もあるので、傷がつかないよう気をつけて洗うようにしましょう。直接口にするものなので、汚れの無いピカピカの状態でお茶を飲めるようにしたいものです。

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