洗濯機の二層式が人気の理由は?使い方や魅力・おすすめ機種を紹介!

二層式洗濯機と言えば、昭和時代を彷彿とさせますが今でも根強い人気があるのを知っていますか?今では全自動洗濯機という便利な洗濯機があり主流です。利便性が進んだこのご時世に何故二層式洗濯機は支持されているのでしょう。その理由や使い方、魅力について解説します。またおすすめ二層式洗濯機の機種を紹介。メリット、デメリットを知って是非洗濯機購入の際には参考にしてみて下さい。

洗濯機の二層式が人気の理由は?使い方や魅力・おすすめ機種を紹介!のイメージ

目次

  1. 1洗濯機の二層式がおすすめ?
  2. 2洗濯槽の二層式は古い印象がある?
  3. 3洗濯機の二層式の使い方を知りたい
  4. 4洗濯機の二層式のおすすめ商品
  5. 5洗濯機の二層式を使ってみよう!

洗濯機の二層式がおすすめ?

今、二層式洗濯機の良さが見直されています。二層式洗濯機って古い昭和のモノ?というイメージを持つ人も少なくないと思いますが実際に二層式洗濯機がどうしておすすめなのか、また使い方も見ていきましょう。

洗濯槽の二層式は古い印象がある?

洗濯機の歴史

1950年頃から、日本では洗濯機が「三種の神器の一つ」と言われていました。1960年頃に「二槽式脱水乾燥洗濯機」というものが登場し、1970年には電気洗濯機の普及率が90%を超えたのです。一般家庭にもどんどん使われるようになり、みんなが使うようになりました。

二槽式洗濯機が使われる前は、ハンドル式の洗濯機などがあったものの、当初すべての洗濯は手作業で行っていたので、二槽式洗濯機は負担を軽減してくれる大変重要な役割となりました。しかしその後1980年頃から、二槽式洗濯機の普及が減っていきました。今日主流となった全自動洗濯機が登場したからです。なので現代では二層式洗濯機に古い印象が残るようです。

現在の家庭では全自動洗濯機が主に使用されている

二槽式洗濯機特有の洗濯物を移し替える手間がないので、全自動洗濯機に人気が集まりました。そして二層式洗濯機は段々と需要が少なくなったという背景があったのです。現在はその流れで家庭では主に全自動洗濯機が使用されています。

そもそも二層式洗濯機とは?

そもそも二層式洗濯機とは、どういったものなのでしょう?現代では全自動洗濯機、ドラム型洗濯機が主流なので、二層式洗濯機を実際に使用する機会が無い人もいるかもしれません。そういえば小さい頃自宅の洗濯機は二層式洗濯機だった!という人も、改めて二層式洗濯機がおすすめの理由を見ていきましょう。

二層式洗濯機のメリットが意外に多い!

ここでは、人気の理由をあげていきます。二層式洗濯機にはどのような利点があり、今も根強いファンがいるのでしょうか?先にメリット、後からデメリットも上げて見ていきましょう。

二層式洗濯機のメリット:自由自在に汚れが落とせる

汚れ落ちの良さが一番のメリットです。二層式洗濯機はかなりのアナログであるがゆえに、汚れ具合に合わせた使い方が出来ます。すすぎの回数を増やしたり、水の調整等自由自在な洗濯方法が可能です。また洗濯槽が小さめなので強い撹拌力が発揮されてしっかり汚れが落ちます。工場勤務や農作業等汚れが目立つ洗濯物が多い環境の方には特におすすめで人気のようです。

二層式洗濯機は洗濯槽と脱水槽が分かれているため、一度に洗濯と脱水が出来、時間の節約になります。汚れ具合によって、洗濯物を分けて洗う使い方をしたい人にももってこいです。また、色や柄物で洗濯ものを分けて使いたい人にも良いでしょう。

二層式洗濯機のメリット:節水効果

二層式洗濯機は全自動洗濯機と比べて極めて節水効果が高いのです。また汚れ具合によりますが、二層式洗濯機のすすいだ水は捨てずに次の洗濯に使う事が出来ます。節水のためのも汚れ具合の少ないものから洗っていき、すすいだ水を再利用することでさらなる節水効果が期待できるでしょう。

二層式洗濯機のメリット:手入れが楽

壊れにくく手入れが楽!これも二層式洗濯機のアナログさが功を奏しているメリットです。アナログがゆえに壊れる要素が少ない上に丈夫、壊れてもすぐ直すことが可能なのでおすすめです。

また、最近の全自動洗濯機は洗濯機内を洗浄してくれるモノも多いくて便利ですが、そもそも二層式洗濯機はカビにくいというメリットがあり手入れが楽でおすすめです。槽が二重ではないので、カビが生えにくい特徴があるのです。特に脱水層内がステンレスのものはほとんどカビないのでおすすめなのです。

二層式洗濯機のメリット:購入金額が安い

二層式洗濯機は一昔前のモデル、ということもあり全自動洗濯機と比べて圧倒的に価格が安いです。全自動の洗濯機やドラム式洗濯機などは価格が10万円以上するものも多いですが、二槽式洗濯機の価格は2万円から3万円くらいのものが多くコストパフォーマンスがとても良いのでとてもおすすめといえるでしょう。

二層式洗濯機のメリット:粉せっけんが使える

肌や環境への気遣いから、最近では合成洗剤をやめて、粉石けんや重曹などのナチュラルクリーニングへ変える人も増えています。そんな方のお悩みは洗濯の際、粉せっけんの溶けにくさでした。洗浄力の高い二層式洗濯機では粉せっけんも良く溶け、気持ちの良い洗濯機の使い方ができるのです。
 

二層式洗濯機のデメリットとは?

それでは、二層式洗濯機のデメリットはどのような箇所にあるのでしょうか?二層式洗濯機のデメリットこそが、ここ最近ではあまり姿を見なくなった原因とも言われています。

二層式洗濯機のデメリット:めんどくさい

二層式洗濯機の需要が減ったのはやはりこれが一番の理由でしょう。洗濯が終わったら、すすぎの工程、その後脱水槽に移して脱水の工程、これを自分で行わなければならないので手間がかかります。朝の忙しい時間帯にこのような手間をかけたくないと思う人も大勢います。

二層式洗濯機のデメリット:大きいものが洗えない

洗濯槽と脱水槽が分かれているので布団、毛布など大きな物を洗うことが困難です。大きな物を洗う時はコインランドリーを利用するしかありません。毛布1枚ぐらい洗濯できると便利なのですが、ここも大きなデメリットの一つです。

二層式洗濯機のデメリット:洗濯の音がうるさい

全自動洗濯機に比べて需要も少ないので、二層式洗濯機の洗濯音に関してはあまり改善が見られません。特に脱水時の音に関してはうるさく感じることがあるかもしれません。

二層式洗濯機のメリットとデメリットどうでしたか?どちらにも利点が存在していますので、あとは使う方の好みや洗剤の種類、生活スタイルによって選ぶポイントが違ってきそうです。

洗濯機の二層式の使い方を知りたい

洗濯槽で洗濯開始

二槽式洗濯機は名前の通り洗濯層と脱水層の二つに分かれています。洗濯物を洗濯層に入れ、切り替えコックを「洗い・すすぎ」にし、適量の水を入れます。水を止めて洗剤投入、水流切り替えを合わせます。基本は強、優しく洗いたい洗濯物等の場合は弱。洗濯タイマーを大体10分前後に合わせて洗濯開始します。

脱水を行う

洗濯が終わったら洗濯物を脱水層へ移します。そして3分前後を目安に脱水を開始します。脱水開始から1分後ぐらいに洗濯層の切り替えコックを「排水」にし、排水をしておきます。

洗濯槽に戻してすすぎ

脱水と洗濯層の排水が終わったら再び洗濯物を洗濯層へ戻していきます。切り替えコックを「洗い・すすぎ」に再び戻して、5分前後を目安に水を出しながらすすぎを開始します。

最後のすすぎで柔軟剤を入れよう

すすぎ途中で水がきれいになってきたら柔軟剤を投入していきます。柔軟剤を投入してから2分前後を目安にすすぎを行っていきましょう。

2回目の脱水を行う

すすぎが完全に終わったら再び洗濯物を脱水層へ移していきます。そして2回目の脱水を開始します。約5分前後を目安にしましょう。脱水が終わったら洗濯物を干していきます。

二層式洗濯機は単純な作業ばかり!

二槽式洗濯物は洗濯物の移し替える工程が多いです。しかし、直接自分で行わなければいけない工程も単純作業ですし、洗濯機のスイッチやボタンが少なく、操作自体も単純なものが多いので、機械操作が苦手な方に人気があります。

 

洗濯機の二層式のおすすめ商品

大型衣類も洗える「HITACHI青空2槽式洗濯機パインベージュPS-H35L-CP」

一度にワイシャツを約17枚洗うことができる二層式洗濯機です。大型の衣類も安心して洗うことができるので、便利な二層式洗濯機洗濯機です。標準とソフトの2種類で水流を切り替えることができるので衣類の素材で切り替えることが出来て嬉しい機種です。

節水機能搭載の「Panasonic2槽式洗濯機4kgホワイトNA-W40G2-W 」

本当に見た目も昔ながらの二層式洗濯機です。サビを防止するような素材の洗濯槽を使用していて、節水機能もついているので安心して使用することができます。昔ながらのレトロさがかえって可愛いデザインです。

セカンドランドリーとして人気「CBジャパン2槽式小型洗濯機【マイセカンドランドリー】TOM-05」

少し二層式洗濯機の見た目のイメージとは違うかもしれません。セカンドランドリーとして人気が高い洗濯機です。特に汚れのひどい洗濯物だけを洗うということで使用している人も多い二層式洗濯機です。脱水が強力なので室内干しでも洗濯物が早く乾きます。

タイマー機能付き「日立6.0kg2槽式洗濯機ベージィホワイトHITACHI青空」

昭和のイメージは見た目だけで、いろいろな機能が搭載されています。6キロまでの大物も洗うことができますし、風脱水は風の力で脱水を行ってくれるという優れものです。また、浸け置き洗いもタイマー付きなのでかなり便利です。

水流に工夫「ハイアール5.5kg2槽式洗濯機ホワイトHaierJW-W55E-W」

洗濯槽で衣服が絡み合わないように水流を工夫している二層式洗濯機です。終了ブザーなどもついています。脱水槽は、ステンレス槽なのでとても清潔な使い方が出来ます。操作パネルも誰でも簡単に使用しやすくなっています。

洗濯機の二層式を使ってみよう!

紹介した二層式洗濯機の中に気に入った機種はありましたか? 現在は全自動洗濯機が主流となっています。改めて二層式洗濯機のメリットデメリットを見据えて、是非二層式洗濯機の良さを感じてみてください。

現在でも全体の5%ほどの人が二槽式洗濯機を愛用しているというリサーチがありますがその理由がお分かりいただけたと思います。また、一見デメリットでしかないように感じる手動の洗濯物の取り出し作業ですがこれも考え方によってはメリットにもなりうるのです。

途中の工程で洗濯物を取り出すことで、洗濯途中に落ち切っていない汚れに気付けばもう一度洗濯を行う事が出来ます。すすぎを増やしたりするなど、汚れ物の具合によって「自分で自由に調整できるよさ」があるのです。

今日普及している全自動洗濯機では見落としがちな汚れも落とせることで、洗濯物のにおいや黒ずみを防ぐこともできます。この洗濯物のにおいや黒ずみを防ぐことは衣類の長持ちに直結しますし、家族全員が綺麗に洗濯された気持ちの良い衣類を身に着けりことができます。洗濯は日々の暮らしの一部分。是非快適な洗濯機を選んで素敵な日常をお過ごしください。

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