冷蔵庫の霜取りをドライヤーで簡単に!何cmで必要?霜取り方法まとめ

簡単に行える冷蔵庫の霜取り方法を詳しくまとめています。また、冷蔵庫の霜取りを行う頻度やかかる時間、ドライヤーを使った裏技なども解説します。冷蔵庫の故障の原因となりうる間違った霜取りを方法も紹介します。

冷蔵庫の霜取りをドライヤーで簡単に!何cmで必要?霜取り方法まとめのイメージ

目次

  1. 1冷蔵庫の霜取りを徹底解説
  2. 2冷蔵庫の霜取りをする必要性と霜が付く原因
  3. 3冷蔵庫の霜取り方法
  4. 4冷蔵庫の霜取りの注意点と霜の予防策
  5. 5冷蔵庫の霜取りは正しく行おう!

冷蔵庫の霜取りを徹底解説

冷蔵庫はどの家庭にもある生活に必ず必要な電化製品です。食品を入れるためにこまめな拭き掃除や除菌を行なっている人もいるでしょう。しかし、それでも使用年数が経つにつれ庫内に霜が溜まっていきます。

衛生面的に霜取りをした方が良いですが、冷蔵庫の故障が心配でなかなか実行できないという人も多いです。この記事では、霜がつく原因や霜取りを行う頻度、かかる時間、ドライヤーを使った効果的な霜取り方法などを具体的に紹介します。

冷蔵庫の霜取りをする必要性と霜が付く原因

冷蔵庫に霜が付く原因

冷蔵庫に霜がつく理由は、ドアを開閉する時に庫内と室温の気温差により結露が起こるからです。結露で発生した水滴が冷気で冷やされて凍り霜になります。最初は少しの霜であっても長年ドアの開閉を繰り返すうちに霜が溜まり、最終的に大きな塊に変化します。

冷蔵庫に物を入れすぎていたりドアにビニール袋が挟まっていたりドアのゴムパッキンが劣化していたりして、ドアがきちんと閉まっていない状態が続いていると特に霜が発生しやすいです。ドアが大きく開いている場合は、一定時間が過ぎるとセンサーが反応して音が鳴る仕組みになっています。

しかし、少し隙間が空いている程度ではセンサーが反応せず長時間扉が半開きになってしまうことがあります。急激に霜の量が増えたときは、冷蔵庫のドアがしっかりと閉まっているかを確認しましょう。

霜は熱や冷気を伝えにくくする

冷蔵庫はファンで冷気を循環させて庫内の温度を一定に保つ仕組みです。しかし、大きな霜があると冷気の循環を妨げます。すると、冷蔵庫内の温度が下がりにくくなり、庫内に入れている食品が傷みやすくなります。庫内の温度が下がりにくいとファンがフル稼働するため、電気代が高くなりやすいです。

何cm以上で霜取りが必要?頻度は?

霜が1cm以上積もったら、霜取りを行う必要があります。それ以上霜が積もると、冷蔵庫の冷却機能の妨げになる可能性が高いです。頻度は1週間に1度庫内を濡れた布巾で拭くことが理想です。そうすることで霜がたまり始める前に庫内の水分を拭き取ることができるため、大掛かりな霜取りが不要になります。

この頻度で手入れを行えば冷蔵庫に霜は積もらないので、1回の手入れ時間は10分ほどで済みます。しかし、1週間に1度の頻度の手入れは、忙しくて無理と言う人も多いでしょう。その場合は、1ヶ月に1回の頻度で庫内を濡れた布巾で拭き掃除すると良いです。

この頻度で霜取りを行えば、霜がまだ薄いため、簡単に取り除くことができます。霜取りにかかる時間は、10分ほどです。こまめに霜取りを行うと冷蔵庫の拭き掃除ができ、庫内を清潔に保てます。霜が大きくなると取り除く時間も長くなってしまうので、霜取りを行う頻度はできるだけ高くしましょう。

冷蔵庫の霜取り方法

冷蔵庫の霜取り方法①おしぼりを使う方法

  1. おしぼりや布巾を水で濡らします。
  2. おしぼりを電子レンジに入れ、500Wで30秒温めます。
  3. 温めたおしぼりで冷蔵庫を拭き、霜取りを行います。
  4. 乾いた布巾で庫内を乾拭きすれば終了です。

薄い霜であれば、おしぼりで霜取りをする方法がおすすめです。おしぼりを電子レンジで加熱することで、簡単に霜取りが終了するでしょう。お湯を用意して、それでおしぼりを濡らしても良いです。

冷蔵庫の冷気でおしぼりが冷たくなったら、電子レンジで再加熱したり再度お湯に浸して温めると作業効率が上がります。霜取りの最後に乾拭きをしないと、おしぼりで拭いたときについた水分が凍り、霜の原因となったり故障の原因となったります。そのため、最後には必ず乾拭きを行いましょう

冷蔵庫の霜取り方法②冷蔵庫の運転を止める方法

  1. 冷蔵庫の下に濡れてもいいタオルや雑巾を敷きます。
  2. 冷蔵庫の中身を全て出します。
  3. 冷蔵庫のコンセントを抜きます。
  4. 冷蔵庫のドア開け、30分〜1時間ほど放置します。
  5. 溶け始めた霜をシリコン製のヘラで落とします。
  6. 手で取れる霜の塊は取り除き、溶けた霜は清潔な布巾で拭き取ります。
  7. 清潔な布巾で庫内を乾拭きします。
  8. 冷蔵庫のコンセントを入れます。
  9. 冷蔵庫の中身を元に戻せば終了です。

霜が分厚くなっている場合おしぼりだけでは霜取りを行えません。そんなときは思い切って冷蔵庫の運転を止めて霜取りを行う方法がおすすめです。運転を止める前に凍食品や傷みやすい食品は食べ切っておくと、食品ロスが少ないでしょう。食品がどうしても食べきれないようなら、クーラーボックスを利用すると食品が傷みにくいです。

霜取りを行うときに使うヘラは、必ずシリコン製のものにしましょう。プラスチック製や金属製のヘラを使用すると、庫内を傷つけたり故障の原因となったりします。

冷蔵庫の霜取り方法③ドライヤーを使う方法

  1. 冷蔵庫の下に濡れてもいいタオルや雑巾を敷きます。
  2. ドライヤーを用意し、冷風モードのスイッチを入れます。
  3. 冷蔵庫の霜に冷風を当てます。
  4. 霜が溶け始めたらドライヤーを止め、シリコン製のヘラなどで霜取りを行います。
  5. 手で取れる霜の塊は取り除き、溶けた霜は清潔な布巾で拭き取ります。
  6. 清潔な布巾で庫内を乾拭きすれば終了です。

冷蔵庫の運転を止め霜が自然と溶けるのを待つ時間がないという人におすすめの霜取り方法は、ドライヤーを使った裏技です。ドライヤーは自動で冷風を出すため、霜が溶けるのが早くなり掃除時間を短縮できます。ポイントは霜と冷蔵庫と霜の接着面付近に冷風を当てることです。霜の根本を溶かすことで、冷蔵庫から剥がれやすくなります。

この方法は霜が1cm以上の厚さになっている場合に特に効果的です。自然解凍ではなかなか取り除けない分厚い霜も簡単に取れます。

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冷蔵庫の霜取りの注意点と霜の予防策

霜ができにくい対策は?

冷蔵庫の霜をできにくくする方法はいくつかあります。最も簡単な方法は冷蔵庫の開閉回数をできるだけ少なくすることです。先述した通り、霜の原因は庫内と室温の温度差で結露が発生することです。開閉回数を減らせば温度差が生まれる回数が減るため、霜の発生を防ぐことができます。

2つ目の方法は早く出し入れをすることです。冷蔵庫のドアを開けている時間を短くすることで結露の発生を防止します。冷蔵庫のどこに何が入ってるかを書いたメモを扉に貼っておくと、素早く出し入れができるでしょう。

また、100円ショップやホームセンターなどで売っている冷蔵庫用カーテンもおすすめです。冷蔵庫用カーテンをつけると庫内の温度が上がりにくくなるため、結露が発生しにくくなります。その結果、霜の発生が防げるでしょう。

3つ目の方法は食品と飲み物入れるときラップや蓋をすることです。食品や飲み物をそのまま入れると水分が蒸発し、それが冷やされて霜となります。水分の蒸発を防ぐ工夫をすることで霜ができにくくなるでしょう。

ドライヤーの熱風や熱湯は冷蔵庫を傷める

ドライヤーで霜取りを行うときは、必ず冷風モードで使用しましょう。熱風をかけると、急激な温度変化を起こし故障の原因となる場合があります。また、熱湯をかけて霜を溶かす方法もおすすめできません。これもドライヤーの熱風と同様で、温度変化が起こるために冷蔵庫が故障するかもしれません。

冷蔵庫の故障までは至らなくても、庫内のプラスチック部品にヒビが入る可能性があります。

ドライバーやアイスピックを使わない

霜を取るときドライバーやアイスピックを使用する方法は、おすすめできません。先端が鋭い道具を利用すると庫内を傷つけるおそれがあります。また、勢い余って冷蔵庫に穴が開いて故障したり、手を怪我する可能性が高いです。

霜が溶けるのを待ったり、ドライヤーを使うと霜取りは案外簡単にできます。霜取りで使用する道具はシリコン製のものだけにしましょう。

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冷蔵庫の霜取りは正しく行おう!

冷蔵庫の霜取りはドライヤーなどの道具を利用することで、案外簡単に行えます。放置すると霜がどんどん溜まり、冷蔵庫の機能を妨げる可能性が高いです。面倒がらずに、こまめな頻度で行うようにしましょう。1ヶ月に1回の頻度で行うことを心掛ければ、霜取りにかかる時間も少ないです。

しかし、時間を短縮しようと間違った霜取り方法を行うと、冷蔵庫の故障の原因となる場合があります。正しい方法で霜取りを行い、冷蔵庫を清潔に保ちましょう!

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