ファスナーが閉まらない原因は?自分でできる簡単な修理方法を紹介!

ファスナーが閉まらない原因と閉まらないファスナーを自分で簡単に修理する方法を、徹底的に解説します。ファスナーが壊れてしまった場合の直し方も紹介!お気に入りのアイテムと、長い付き合いができる秘訣が満載です。

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目次

  1. 1ファスナーが閉まらない原因と修理方法を徹底解説!
  2. 2ファスナー(チャック)が閉まらない原因
  3. 3閉まらないファスナーの修理方法①スライダーを引いても開く時
  4. 4閉まらないファスナーの修理方法②布を噛んでいる場合
  5. 5閉まらないファスナーの修理方法③滑りが悪い場合
  6. 6ファスナーが壊れた・取れてしまったら?
  7. 7ファスナーが閉まらない原因と修理方法まとめ

ファスナーが閉まらない原因と修理方法を徹底解説!

洋服やカバン、バッグ、財布など、ファスナーがついているアイテムは、多いです。ファスナーは便利な存在として知られていますが、突然閉まらない状況になってしまい、悩んでしまうことも多々あるでしょう。

そこで、ファスナーが閉まらない原因と閉まらないファスナーの直し方を、徹底的に紹介します。閉まらないファスナーに悩むことなく、ファスナーを使いこなしましょう。お気に入りのアイテムや愛用中のアイテムと、長く付き合っていけるように、ぜひ参考にしてください。

ファスナー(チャック)が閉まらない原因

ファスナー(チャック)が閉まらない原因について解説します。ファスナーの構造と仕組みやチャックやジッパーとの違いについても、解説していきます。構造や仕組みを理解して、閉まらない原因を突き止めましょう。

ファスナーの構造と仕組み

エレメント‥実際に噛み合う「歯」の部分
スライダー‥「歯を嚙みあわせる」部分

ファスナーはエレメントと、スライダーの2つの部分で構成されています。エレメントはギザギザしている実際に噛み合う部分、スライダーは手に取って引っ張る、エレメントを噛み合わせる部分です。

ファスナーを閉める場合には、エレメントをテンポよく、タイミングを揃えて、規則正しく、スライダーで噛み合わせます。エレメントが上手く噛み合わないと、ファスナーは閉まりません。

ファスナーが閉まらない主な原因

ファスナーが閉まらない原因は、エレメントが不規則になっていて噛み合っていないことや、エレメントを噛み合わせたい位置までスライダーが移動できておらず、噛み合わせられないことです。

ファスナーを構成するエレメントとスライダーのどちらかに不具合がある場合、ファスナーは閉まりません。スライダーを使って、エレメントを上手く噛み合わせることで、ファスナーは閉まります。

ちなみにファスナーとチャック・ジッパーの違いは?

ファスナーとチャック、ジッパーは、それぞれ同じ意味を持っており、地域によって呼び方が異なります。

ファスナーは世界共通の呼び方です。チャックは日本を中心とした呼び方で、ジッパーはアメリカを中心とした呼び方なります。チャックは「巾着」の「着」が由来の言葉であり、ジッパーはファスナーを動かすときの「Zip」と聞こえる音が由来の言葉だといわれています。

閉まらないファスナーの修理方法①スライダーを引いても開く時

ファスナーのスライダー部分を引いた時に、エレメントが開いてしまう場合があります。この状態で閉まらないときの直し方について解説します。家にある簡単なもので直すことができますので、ぜひ参考にしてください。

ペンチやプライヤーを準備する

スライダーを引いてもファスナーが閉まらない場合、スライダーの噛み合わせを行う隙間部分が広がっていることが考えられます。この場合は、ペンチやプライヤーで修理することが可能です。

スライダーの先端を締める

スライダーの噛み合わせを行う隙間部分を確認し、広がった隙間部分をペンチやプライヤーで挟みましょう。挟むことで広がった隙間部分を狭くし、ファスナーが閉まるようになります。

強く挟み過ぎてしまうと、スライダー部分が動きにくくなったり、全く動かなくなったりすることがありますので、気を付けましょう。修理を一度にしようとせずに、何回かに分けて直していくことをおすすめします。

閉まらないファスナーの詳しい直し方の動画

スライダー部分が動かせる場合には、ペンチやプライヤーで修理できる可能性があります。自力で直したい場合は、挑戦してみましょう。

閉まらないファスナーの修理方法②布を噛んでいる場合

続いて、布を噛んでいる場合に、閉まらないファスナーの直し方について解説します。柔らかい生地や硬い生地の場合など、生地別に解説していきます。

柔らかい生地はファスナーと水平方向に優しく引っ張る

噛んでしまった生地が柔らかい場合、ファスナーと水平の方向に、生地を優しく引っ張りましょう。ゆっくりと慎重に、横に引っ張ってください。水平方向ではなく、垂直方向に引っ張ってしまった場合、ますます生地が噛んでしまうことも考えられます。必ず水平方向に、引っ張りましょう。

硬い生地の時はドライヤーなどで温めてから引っ張る

続いて、噛んでしまった生地が硬い場合には、ドライヤーや暖房などで温めて、引っ張るようにしましょう。温めることで生地が柔らかくなり、動かしやすくなります。硬い生地の具体例を挙げると、リュックやジーンズ、バッグなどです。温めながら動かす作業を、何度か繰り返して、優しく生地を引っ張るように、意識してください。

マイナスドライバーを使う方法もある

噛んでしまった生地とファスナーの間に、マイナスドライバーや定規を挟む方法もあります。マイナスドライバーや定規を挟むことで、生地とファスナーの間に隙間ができます。そのため、噛んでしまった生地が動かしやすくなるのです。

動かしやすくなった状態で、閉まらない原因となっている生地を、慎重に取り出しましょう。生地を傷つけないように、気をつけてください。

ファスナーが錆びているときは油を足してみる

最後に、ファスナー部分が錆びている場合、油を足すことがおすすめです。1滴から2滴程度の油を足すことで、ファスナーの滑りがよくなります。外出先でファスナーが閉まらない場合には、リップクリームや石鹸での代用も可能です。

閉まらないファスナーの修理方法③滑りが悪い場合

まずは逆方向にゆっくり戻してみる

滑りが悪くなり動かない場合、ファスナーを逆方向に動かしてみましょう。この時、無理に動かさずに優しく動かすことを意識してください。反対に動かすことで、閉まらない状況が嘘だったかのように、スムーズに動くことがあります。

潤滑油を使ってみる(リップ・ワセリン・石鹸など)

逆方向に動かない場合には、潤滑油を使うことをおすすめします。潤滑油がない場合、リップクリームやワセリン、石鹸などで代用可能です。方法は、リップクリームやワセリンを綿棒に取り、エレメントに塗るだけです。

ファスナーが壊れた・取れてしまったら?

スライダーを広げてもう一度噛ませる

スライダーがエレメントから外れてしまった場合、スライダーを広げて、もう一度噛ませましょう。方法を三段階にわけて、紹介します。

まずは、ドライヤーでスライダーの部分を温めます。その後、マイナスドライバーや定規などを使って、外れたスライダーを広げます。この時に、広げ過ぎてしまうと、金属が弱ったり、スライダーが緩んでしまう可能性があるので、注意が必要です。それから、最後に、広げたスライダーにエレメント噛ませて、ペンチで閉めて、修理完了です。

留め具から外して付け直す

もう一度噛ませても修理できなかった場合、ファスナーの留め具から外して付け直しましょう。留め具とは、スライダーが外れないためについている、エレメントの端の部分です。留め具を外すことで、エレメントを最初の部分から噛ませることができるようになります。

留め具はペンチで外すことがおすすめです。アイテムによっては縫われているものもあります。縫われている場合、縫い目も外す必要があるので、確認してみましょう。

テープごと取り換える

ファスナーが壊れたり取れた場合に、スライダーやエレメントが古くなっているときの対処方法を紹介します。古くなってしまった場合には、テープごと取り換えることをおすすめします。

スライダーやエレメントを、単品で販売していることは稀です。そのため、どちらかが古くなってしまった場合には、テープごと取り換えましょう。テープの販売は、ホームセンターや手芸センターで行っています。

専門店の修理を依頼する方法もある

自分で直すことに抵抗がある場合には、専門店に修理を依頼する方法もあります。スカートやスラックスであれば、2千円ほどで直してもらうことができます。デパートやショッピングモールに入っている、洋服のお直し店で、確認してみましょう。

また、カバンや財布であれば、スライダーの交換は2千円くらいで、ファスナー全体の交換であれば1万円から2万円くらいです。自分で修理するよりも高価になってしまいますが、確実に直したいときにおすすめします。カバンや財布を修理する場合、カバンや財布を購入した店舗に、問い合わせましょう。

Thumbファスナーが壊れた時の修理方法!原因や自分でできる直し方を紹介! | お食事ウェブマガジン「グルメノート」

ファスナーが閉まらない原因と修理方法まとめ

ファスナーが閉まらない原因と閉まらない場合の直し方を、徹底的に紹介しました。お気に入りのアイテムや愛用中のアイテムのファスナーが壊れてしまったときに、ぜひ参考にしてください。簡単な直し方を生かして、お気に入りのアイテムや愛用中のアイテムと、ますます長い付き合いをしましょう。

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