シンクのサビの原因は?簡単な落とし方や防止策もリサーチ!

シンクのサビの主な原因と予防方法についてまとめました。サビの簡単な落とし方や防止策についても詳しく解説。シンクの掃除方法やコーティング方法についても紹介していますので、サビで悩んでいる人は参考にしてください。

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目次

  1. 1シンクのサビの原因や落とし方を紹介!
  2. 2シンクのサビの主な原因
  3. 3シンクのサビの簡単な落とし方
  4. 4シンクのサビの防止策
  5. 5シンクのサビの落とし方や予防方法を覚えておこう!

シンクのサビの原因や落とし方を紹介!

ステンレスは錆びにくい素材ですが、長期間使用しているとサビが発生します。サビは放置するとどんどん広がるので、早めに対処しましょう。本記事では、サビの主な原因と予防策についてや、簡単な落とし方を詳しくに解説していきます。サビが広がる前に早めに対処して、ピカピカのキレイな状態を保ちましょう。

シンクのサビの主な原因

ステンレスは錆びにくい金属ですが、なぜ錆びることがあるのでしょう。シンクの錆の主な原因について、詳しく解説します。

原因①他の鉄製品からの「もらいサビ」

ステンレスは錆びが発生しないと思われがちですが、全く錆びないわけではありません。表面は酸化皮膜(コーティング)によって守られていますが、内部は錆びやすい鉄ですので経年劣化ともに錆びやすくなります。とはいえ、コーティングがなくなるのは一定条件を満たした時だけですので、掃除してきれいにしていれば錆は防げます。

それではなぜシンクが錆びるのかというと、原因のひとつは他の金属からのもらい錆です。もらい錆とは、金属製品の錆が他の金属に付着して、錆びてしまうことです。ステンレスだけでなく、プラスチック、タイルなど、金属意外の素材にも錆は移ります。

早い段階であればシンクの表面が汚れているだけの可能性もありますが、時間が経つほど酸化皮膜を越えて、内部の鉄にまで錆が及んでいることもあります。錆の範囲も広がり取りにくくなるので、もらい錆を見つけたらすぐに掃除しましょう。

原因②塩分や汚れの放置

ステンレスシンクの表面にできる酸化皮膜(コーティング)は、塩素イオンと化学反応を起こし、長時間触れていると膜を破壊してしまいます。鉄は知っての通り、非常に錆やすい金属ですので、コーティングが剥がれた部分はあっという間に錆びてしまいます。

塩素イオンとは、簡単にいえば塩分を含んだ水のことです。調理に使った塩水や味噌汁の残り、煮物の煮汁など、塩分を含んだ汚れをシンクに放置しておくとコーティングは剥がれてしまいます。また、キッチンの消毒に塩素系漂白剤を使用している人は多いですが、これも錆の原因になることがあります。

とはいえ、長時間放置しなければ錆は防げますので、汚れたらこまめに掃除して予防しましょう。

シンクのサビの簡単な落とし方

シンク内に錆を見つけたら、早めに対処することが大切です。錆の簡単な取り方を5選紹介するので、参考にしてください。

落とし方①メラミンスポンジを使う

メラミンスポンジは、メラミンフォームという樹脂をミクロン単位で発泡させた特殊なスポンジです。きめ細かい網目状の構造で、落ちにくい汚れもしっかり落としてくれます。通常のスポンジのように洗剤を使わなくても、簡単に汚れが落ちるのも特徴です。

初期の軽い錆であれば、このメラミンスポンジで落とすことができるので、洗剤をつけずに水で軽く湿らせて擦ってみてください。ただし、メラミンスポンジは、金属にはあまり向かないスポンジです。強く擦り過ぎるとシンクに傷がつき、質感が損なわれてしまうこともあります。

メラミンスポンジを使う場合は小さな錆にだけにし、強く擦らないように気をつけましょう。広範囲の錆は、違う取り方で試してみてください。

落とし方②クレンザーを使う

キッチンクレンザーは研磨剤が入った洗剤で、クリーム、粉末、液体など、数種類のタイプがあります。研磨剤が入っているので、落ちにくい錆にも効果があります。効果が高いのは粉末のクレンザーですが、シンクが傷つきやすく、やや扱いにくいので注意してください。

シンクを傷めることなく、優しく錆を落としたいならクリームタイプのクレンザーがおすすめです。とはいえ、粉末もクリームも、研磨剤が入っていることには変わりありません。強く擦り過ぎると、ステンレスの皮膜が傷つくので注意が必要です。

落とし方③錆落とし剤を使う

メラミンスポンジやクレンザーでも落ちないしつこい錆には、専用の錆落とし剤を使ってみましょう。錆落としに特化した薬品ですので、しつこい錆にも効果抜群です。研磨剤が入っていない錆取り剤もあるので、シンクを傷つけることなく錆を取ることも可能です。

液体やクリームなどタイプはさまざまなですので、錆の深さや範囲に合わせて選んでみてください。

落とし方④重曹を使う

シンク全体の錆を落としたい時は、重曹を使うのもおすすめです。ナチュラル素材ですので安心感もあり、きちんと錆を落としてくれます。まずはシンク全体を、食器用洗剤をつけたスポンジできれいに洗います。次に錆びている部分に、粉のまま重曹を振りかけます。スポンジで錆部分を擦り、流水で洗い流したらOKです。

錆は流し忘れるとまた広がってしまうので、掃除後はしっかり洗い流すことが大切です。もしも通常のスポンジで錆が落ちなければ、メラミンスポンジも併用してみましょう。また、粉末の重曹が扱いにくい場合は、重曹と水を3:1で混ぜた重曹ペーストを使うのも効果的です。

落とし方⑤ハイドロハイターを使う

ハイドロハイターとは粉末状の洗濯用漂白剤で、ドラッグストアで簡単に購入できます。本来は衣類についた血液や泥汚れ、鉄サビ落としに使う洗剤ですが、シンクの錆落としにも高い効果を発揮してくれます。

使い方は、シンクについた錆にハイドロハイターを少量ふりかけ、水をたらしてスポンジで擦るだけです。ハイドロハイターに60℃〜70℃のお湯を混ぜてペーストにし、錆に塗って20〜30分後スポンジで擦る方法も効果的です。

さらに、温度が高いと錆が落ちやすくなるため、あらかじめシンクに熱湯をかけてからハイドロハイターをかけるとより効果が高まります。

シンクのサビの防止策

錆を落とすのは面倒ですので、あらかじめ錆付かないように予防しておくことが大切です。簡単にできる予防方法を紹介しますので、錆のないきれいなシンクをキープしましょう。

防止策①コーティングする

シンクの錆や汚れを予防したい場合は、市販のコーティング剤を使用しましょう。ステンレスは酸化皮膜でコーティングされていますが、さらに市販のコーティング剤で保護することで、錆を防ぐ効果が高まります。スプレータイプのコーティング剤は簡単ですが、使用効果は1〜3ヶ月ほどと短めです。

拭き取りタイプのコーティング剤はやや手間がかかるものの、効果が1〜3年と長いのが特徴です。一度コーティングすると錆だけでなく、水垢や汚れも防いでくれるのでピカピカのシンクを維持することができます

コーティング剤は錆や汚れが付く前の防止策になるので、きれいな状態で使用する必要があります。そのため、錆が発生する前にコーティングしておきましょう。

防止策②塩分はしっかり落とす

ステンレスは酸化皮膜に守られているので優れた耐食性があり、わずかな傷であれば修復するため錆びにくいという性質があります。しかし、酸化皮膜は塩素イオンに触れると化学反応を起こし、皮膜を破壊してしまいます。そのため、ステンレスにとって、塩素イオン(塩分)は大敵です。

キッチンは調味料や料理の残りなど、塩分がつきやすい場所です。そのため、洗い物などを放置していると錆の原因になってしまうので、しっかり洗い流しましょう。

防止策③塩素系漂白剤を使用後はすぐに洗い流す

ウイルスの消毒に使われている次亜塩素酸や、キッチンの消毒に使う塩素系漂白剤も錆の原因になることがあります。シンクに付着してもすぐに洗い流せば問題ありませんが、長時間の放置は危険です。必ず表示されている使用方法を守り、長時間放置しないようにしましょう。

防止策④調理器具を置きっぱなしにしない

もらい錆を防ぐには、調理器具の置きっぱなしにも注意が必要です。食器、水切りかご、キッチンバサミ、三角コーナー、鉄製の調理器具などは、長時間濡れたまま放置しないようにしましょう。また、スチール製の空き缶や缶詰の置きっぱなしももらい錆の原因になります。

防止策⑤こまめな掃除も大切

ステンレスを覆っている酸化皮膜は、非常に薄い膜ですので容易に傷つきます。ですが、酸素に触れることで瞬時に再生するため、錆に強い性質があるのです。しかし、シンクが油汚れなどに覆われていると、酸素に触れることができずに傷から錆が発生してしまいます。

一度錆び付いてしまうと落とすのは面倒ですので、普段からシンク内をきれいに洗って予防しましょう。

シンクのサビの落とし方や予防方法を覚えておこう!

ステンレスは錆びにくい素材ですが、使用方法を間違えると錆び付いてしまうので注意しましょう。錆び付いても初期であれば簡単に落とすことができますが、時間が経つほど取りにくくなります。錆はできるだけ早く取り除き、あらかじめ付かないよう予防しておくことが大切です。

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