灯油をこぼした時の対処法まとめ!掃除の仕方や臭いの取り方は?

灯油をこぼした時の対処法をまとめました。フローリングやカーペットなど、こぼした場所ごとに最適な掃除の仕方を紹介。また、こぼれた灯油をそのまま放置して良いのかどうか、手についた臭いの取り方についても解説します。

灯油をこぼした時の対処法まとめ!掃除の仕方や臭いの取り方は?のイメージ

目次

  1. 1灯油をこぼした時の対処法を解説!
  2. 2灯油をこぼした時の対処法
  3. 3灯油をこぼしたらすぐに掃除をしよう!

灯油をこぼした時の対処法を解説!

冬になると活躍する石油ファンヒーター。すぐに部屋が温まり便利ですが、給油をする時やガソリンスタンドから灯油を持ち帰るときにこぼしてしまうことも。SNSなどでも、給油をしようとしてこぼし、臭いが取れなくて困ってしまったという経験談が数多くあります。

灯油をこぼしてしまった時はどう対処すれば良いのでしょうか?この記事では、床の素材ごとの対処法や手についた臭いの取り方を紹介します。

灯油をこぼした時の対処法

対処法①カーペットや絨毯の場合

カーペットや絨毯に灯油をこぼした場合は、吸油性の高い新聞紙やキッチンペーパーに吸わせるのが基本です。こすると油が広がって染み込んだり、色落ちする原因になってしまいますので、こすらないように注意してください。

まず、灯油がこぼれた箇所に新聞紙やキッチンペーパーを被せ、重しをして吸わせます。2~3度新聞紙を取り替えながら吸わせた後、古布などに中性洗剤を含ませ、軽く叩いて残りを拭き取ってください。その後、お湯に浸けて固く絞った布で叩いて水拭きをし、風通しの良い場所で乾かします。

絨毯が水洗いできる素材なら、洗濯機で洗って日陰で干すことも可能です。揮発性が高いので、しばらく乾かすとと臭いも取れるでしょう。

対処法②タイルのある場所の場合

玄関などのタイルにこぼしてしまった場合は、新聞紙も使えますが、小麦粉や重曹を使うと綺麗に取ることができておすすめです。こぼれた箇所に小麦粉を振りかけ、しばらく放置しするだけです。すると、小麦粉が灯油を吸い込んで塊になるので、あとは塊を処分すれば手を汚さず対処することができます。

ただし、小麦粉をで処理する場合はしばらく放置しておく必要があります。臭いが気になり早めに処理をしたい人は、中性洗剤やボディーソープを使って処理をするのが良いでしょう。こぼれた箇所に洗剤を振りかけて拭き取ると、汚れと臭いをどちらも綺麗に取ってくれます。範囲が狭い場合は除光液を使うのもおすすめです。

対処法③フローリングの場合

フローリングにこぼしてしまった場合も、タイルやカーペットと同じく、小麦粉や重曹、中性洗剤などを使って除去する方法が使えます。灯油を拭き取った後は水拭きをし、最後に乾拭きをして洗剤も綺麗に拭き取りましょう。灯油や洗剤が残ってしまうと染みになるので、注意してください。

また、フローリングはワックスが剥がれている可能性があるため、灯油の対処をした後はワックスを塗り直した方が良いでしょう。臭いが残る場合は、お茶やコーヒーのガラをフローリングに撒いたり、ミカンやレモンなどの皮を絞ったエキスを撒いておくのがおすすめです。撒いて半日ほど放置し、ガラを掃除した後水拭きと乾拭きで拭き取りましょう。

対処法④車の中の場合

車の中で灯油をこぼした時は、外せるパーツは外して洗剤を使って洗い流し、日陰に干します。洗えない部分は絨毯の対処と同様です。新聞紙などに吸油させた後、洗剤を含ませた古布で叩いて取り除き、お湯に浸して絞った布で水拭きをします。処理をしたら、ドアや窓、トランクを開けて換気をします。

また、アルコールと混ぜると取り除きやすくなるので、アルコール除菌スプレーなどをかけて拭き取るのも良いでしょう。

こぼした灯油を放置しておくのは危険?

灯油をこぼしてしまった場合は、放置せず早めに対処することをおすすめします。灯油はガソリンなどに比べると引火性が低く火事になりにくいといいますが、絶対に引火しないとは言い切れません。絨毯など燃えやすい素材にこぼしたり、近くに火気があった場合は、火事になる可能性もあります。

また、灯油は帰化しないため、放置しておくとそのまま汚れがこぼれた場所に残ります。ヌメリや染み、臭いの原因となり、時間が経つと取るのが難しくなるので、早めに対処するのが賢明です。

手に残った臭いの取り方は?

手に灯油の臭いが残った時は、サラダ油を手に少量なじませてから石鹸で洗い流すという方法がおすすめです。サラダ油によって灯油が浮き、洗いやすくなります。または、小麦粉を手に付けて擦り合わせ、その後石鹸で洗い流すという方法も有効です。

灯油をこぼしたらすぐに掃除をしよう!

灯油はガソリンに比べて引火性が低いとはいえ、絶対に引火しないというわけではありません。また、放置しておくと臭いや染みが取れなくなってしまうので、早めに対処をしましょう。床の素材ごとの対処法を知っておけば、汚れが広がらず手間も少なく済みます。ぜひ参考にしてください。

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