2020年02月09日公開
2024年10月10日更新
タバコの吸い殻の捨て方や注意点は?加熱式たばこの処分方法も
タバコの吸い殻の正しい捨て方と注意点を、詳しく解説します。きちんと処分されていないと近所迷惑となってしまう場合もあるタバコの吸い殻は、何ゴミなのか?アイコスやグローなどの過熱式タバコの捨て方もあわせて紹介します。
タバコの吸い殻の捨て方どうすればいい?
タバコの吸い殻をどのように処分していますか?タバコを吸った後、灰皿で火を消しただけで捨てても良いのか?水で濡らしてから捨てなければいけないのか?など、吸い殻の捨て方はわかりにくいです。自宅はもちろんのこと、会社でタバコを吸う方も多いでしょう。
そのままゴミ箱に捨てていませんか?タバコを吸わない方からすると、においも気になるものです。また、アイコスやグローなどの加熱式タバコの場合、捨て方が普通のタバコと異なるのかも気になる問題です。この記事ではタバコの吸い殻の捨て方を紹介します。
タバコの吸い殻の捨て方
タバコの吸い殻は、基本的な捨て方では燃えるゴミとして出すようです。タバコは、吸った後にしっかりと火を消していないと火事になってしまう可能性もあります。さらに、タバコの吸い殻は正しく捨てなければマナー違反となることも多いため、捨て方に注意が必要です。タバコの吸い殻の正しい捨て方を紹介します。
灰皿にきちんと捨てる
地面を見てみる。なんかランダムに敷き詰められててアートみたいに!すごーーい!
— スラウザー【髑髏戦士スカルラウザー】 (@skullrouser1996) April 18, 2018
違う!よく見て!
煙草の吸い殻が詰め込まれてるという。こんなに沢山!取りにくいなんてもんじゃない!どうしてこうも凝った捨て方するんだろう?捨てるなら拾いやすくしてよ...
違う!とにかく捨てるな!以上!! pic.twitter.com/lp5bkWJbRr
タバコを吸う際、吸い殻や灰は灰皿にきちんと捨てるようにしましょう。ペットボトルや空き缶を灰皿として代用している人もいるかもしれませんが、その場合は正しく捨てることができないこともあります。
また、火が消えていないと火事の元となってしまう場合もあります。灰皿でしっかりと火を消して、水や濡らした新聞紙で包んで火が絶対に残らないようにしましょう。
さらに、アイコスやグローなどの過熱式タバコのフィルターも灰皿に捨てるようにしましょう。灰が出るものではないとはいえ、過熱式タバコのフィルターもタバコの吸い殻です。灰皿に捨てないとマナー違反となってしまうこともあるようです。
自治体の燃やせるゴミに出す
なんでしょ?
— ともめ (@8wUQbrnaQqkQiTE) August 26, 2019
家の庭にタバコの吸い殻が捨ててありました。ゴミの捨て方わからないのかな? pic.twitter.com/VfamXGyyHT
タバコの吸い殻は、基本的には燃えるゴミとして出せます。ただし、自治体によっては異なる地域もあるため、捨てる前に、捨て方を確認しましょう。タバコの中にはフィルターにプラスチックが使用されているものもありますが、一般的なタバコと同じように燃えるゴミとして捨てることができるようです。
吸い殻は、袋に入れただけではタバコの臭いが漏れやすいようです。捨て方が悪く、臭いが漏れてしまうと近所の方からクレームを言われてしまう場合もあります。捨てる際には袋を二重にして捨てるようにしましょう。
吸い殻を分別する時に便利な道具
これチョー気に入った。火のついた吸殻を入れると数秒で消してくれる、その名も「火消し名人」←これガチの商品名ね pic.twitter.com/ycoqi6nl1M
— 魔王(姫)@ひまりィィィイイイイイイ (@taiki_hn241) February 28, 2013
タバコを吸った後、水につけて火を消す際、水の中に入れてしばらくそのままにする、ということもあるのではないでしょうか?そうした吸い殻を手で分別すると手が汚れてしまうのでできれば直接触りたくはないものです。
その場合に便利なのが取っ手付きステンレスざるです。このざるを使えば手を汚さずに、水と吸い殻を分別することができます。タバコの吸い殻が混ざったままの水を捨てるのはマナー違反なので、こうした便利な道具を使って、しっかりと分別しましょう。
さらに、灰皿で火を消す時には火消し名人という商品が便利です。こちらはそこが空いているので、灰皿の上に置き、吸い終わったタバコを上からさしておきます。次を吸う時にはさしたままの吸い殻を袋に入れ、ある程度吸い殻が溜まれば袋の口を閉じて捨てます。
吸い殻を灰皿から袋に移す手間が簡単になりますし、捨てる時も袋をそのまま捨てる、という捨て方ができるのでおすすめです。
以前にコーヒーを煎れた後の、コーヒー豆を灰皿に入れておくと
タバコも消しやすいし、タバコの臭いもマシになると読んでから
我が家は毎日コーヒーを飲みますので、灰皿には必ず使った後の豆を入れています。
そしてゴミ箱は蓋つきの物に変えました。
タバコを捨てる時は、コーヒー豆ごと一緒に捨てて
ゴミ箱の蓋を締める前に、消臭スプレーをシュッシュッとします。
タバコの吸い殻の捨て方(加熱式タバコの場合)
最近では吸う人も多くなった加熱式タバコの場合は、捨て方が異なるのでしょうか?火を使わずにフィルターを加熱するアイコスやゴローなどの過熱式タバコは、消火する必要がないので火事のリスクは普通のタバコより低くなります。過熱式タバコの吸い殻の捨て方を紹介します。
アイコスやグローの吸い殻の捨て方
アイコス吸うのは周りに気を使ってていいと思うけど、この捨て方はないでしょ… pic.twitter.com/Flrax6j2am
— Li_Fey@mhfz-1鯖 (@mhf_lifey) January 16, 2017
アイコスやグローなどの吸い殻は、普通のタバコと同じように燃えるゴミとして出せるようです。アイコスやグローなどは、フィルターを高温で過熱して吸うため、吸い終わった後のフィルターは、まだ熱を帯びた状態です。しっかりと冷やし、冷えたことを確認してから捨てましょう。
もし冷えたかどうかわからず不安な場合は、普通のタバコと同じように水で濡らしてから捨てた方が良いようです。普通のタバコよりも灰が出ないので捨てる時の手間がかからず楽ですが、きちんとマナーを守った捨て方をしましょう。
加熱式タバコの本体の処分方法は?
#電子タバコ #glo 購入。
— かっぱ@双極Ⅰ型ちゃん (@kappanoko_) August 17, 2017
アイコスと違って
①煙が出ても臭くない
②1回の充電で20回チェーンスモークが可能(内、タバコを熱するために1本あたり30秒かかる)
③灰の捨て方がとっても楽、詰まらない
④アイコスより美味しい!
ので、こちらを愛用していくつもり(*´˘`*)♡ pic.twitter.com/EwaEi6XPH3
過熱式タバコの本体は、種類によって異なり、また、自治体によってもルールが異なるようです。不燃ゴミや資源ゴミ、粗大ゴミなど、自治体によって捨て方のルールが異なるため、本体を捨てる際には事前に捨て方を確認をした方が良いでしょう。
さらに、本体を分解できる場合は分解してから捨てるものもあります。アイコスやグローはそのままの状態で捨てることができるようですが、プルームテックは分解して処分、というように、種類によって異なるようなので、こちらについても確認が必要です。
また、アイコスやグローなどの過熱式タバコは、リチウム電池という充電式の電池が使われています。こうした電池は回収できない自治体もあるようなので、自分の自治体ではどのような処分方法となっているのか、捨て方を確認しましょう。
加熱式の吸い殻処理に関するマナーが問題に
紅のついたアイコスの捨て方が男前(笑) pic.twitter.com/zp7wmJLRDb
— 【公式】とってぃ~ TK(美少女) (@toru126vape) March 12, 2019
アイコスやグローなどの過熱式タバコは、臭いや煙だけでなく健康への有害物質の量も少なく、さらに手軽に吸えるという利点があります。それゆえに急速に普及していますが、過熱式タバコの吸い殻の処理に関するマナーの問題が指摘されています。
マナー違反の一例として、灰を落としたり火を消したりする必要がないからと、飲食店で吸い殻を灰皿に捨てない、ということがあるようです。最近ではタバコを吸わない人も多く、喫煙者のマナーに関する問題に対して厳しい声も上がっています。過熱式とはいえタバコはタバコなので、普通のタバコと同じように、灰皿に捨てるなど捨て方に注意しましょう。
タバコの吸い殻の捨て方の注意点
タバコの吸い殻の捨て方には、注意しなければならない点がいくつかあります。きちんと処分していないとマナー違反と指摘されてしまうこともあるので、捨て方の注意点に気をつけて、きちんと捨てましょう。
吸い殻を浸した汚水を道路の排水溝に捨てない
吸い殻を水につけて火を消した後、灰交じりに汚れた水を道路の排水溝に流してはいけません。吸い殻を浸した後の水は灰の臭いが混ざり、家のシンクに流すのは抵抗がある、という人も多いのではないでしょうか?しかし、だからといって道路の排水溝にそのまま流してしまうことは絶対にやめましょう。
道路の排水溝の中には、直接川に流れ込んでいるものもあります。そのため、吸い殻を浸した水をそのまま流せば、川にもそのまま流れてしまうことになってしまいます。環境汚染の原因ともなってしまうので、流してはいけません。
ペットボトルを灰皿にしない
外でタバコ吸ってるから
— 白田 (@toulove_893) February 6, 2020
灰皿代わりにしてた
ペットボトル凍っててワロタ泣いた pic.twitter.com/wrpJmJwBKY
灰皿ではなく、ペットボトルを灰皿がわりにしている方も多いかもしれませんが、こちらもやめましょう。分別せずに捨てた場合、ペットボトルとしてゴミの回収ができず、リサイクルにも使えません。
さらに、ペットボトルだと誤飲してしまう可能性も否定できません。タバコに含まれるニコチンは、タバコ2本分で致死量に達します。さらに水に溶けやすい性質を持っているので、誤飲してしまうと命を落とすケースもあります。誤飲を防ぐためにもペットボトルを灰皿にするのはやめましょう。
ペットボトルの中に消火用の水を入れ、吸い殻を入れて火を消している、という場合は、必ず汚水と吸い殻を分別し、ペットボトルはきれいに洗ってから捨てなければいけません。
ペットボトルを灰皿として使う場合は、最初からペットボトルをカットして使うか、捨てる際に灰や吸い殻を分別してから捨てる必要があります。灰や吸い殻、汚水が入ったままの状態でペットボトルを捨てることはマナー違反なのでやめしょう。
空き缶を灰皿にしない
灰皿代わりの空き缶、隣に置いてたら、
— むさお (@musao0000111) February 4, 2020
飲みかけた、
唇灰着いた、おえ。 pic.twitter.com/cjNPez2WrJ
ペットボトル同様、空き缶も灰皿として代用するのはやめましょう。空き缶の場合、中が見えないものがほとんどなので誤飲の可能性がペットボトルよりも高くなります。さらに、飲料水の缶などの場合、飲み口が狭く、吸い殻を入れてしまえば消火後に取り出すのは難しいです。
空き缶に吸い殻を入れて分別せずに捨ててしまうと、ペットボトルと同じようにリサイクルできない可能性があります。吸い殻や汚水が入ったままの状態で捨てるのはマナー違反となるのでやめしょう。
タバコの吸い殻の捨て方まとめ
タバコの吸い殻をどう捨てるかという問題は、喫煙者にとっては悩みのタネとなるものです。きちんと処分されていなかったり捨て方が悪かったりすると、マナー違反となってしまい、近所迷惑と思われてしまうこともあります。
喫煙者への目が厳しくなっている昨今、タバコの処理を巡って家族や近所の人とトラブルに発展してしまわないよう、捨て方を確認して、きちんと処分しましょう。