2019年05月06日公開
2024年09月14日更新
舞茸茶の作り方と効果!ダイエット効果も?粉末茶にする方法や保存など解説
舞茸茶の作り方を知っていますか?舞茸茶にはダイエット効果をはじめ、様々な効果や効能を期待することができるお茶です。舞茸茶は市販のものももちろんありますが、自分で作ることもできます。今回は舞茸茶の作り方や保存の仕方、また粉末茶にする方法などを詳しく紹介していきます。また舞茸茶はそのまま飲むだけでもOKですが、余ったときにはちょっとしたアレンジをすることで、別の楽しみ方をすることもできます。舞茸茶のアレンジレシピも紹介するので参考にしてみてください。
目次
舞茸茶の作り方と効果効能が知りたい!
舞茸茶とは様々な効果効能を発揮するお茶ですが、どのような効果や効能があるのでしょうか?またそんなお茶はどのような作り方なのか知りたいと思いませんか?今回は舞茸茶の効果や効能について、また舞茸茶の作り方について詳しく紹介していきます。ぜひ参考にしてみてください。
舞茸茶の作り方
まずは舞茸茶の作り方について見ていきましょう。舞茸茶とはその名の通り舞茸を使ったお茶ですが、舞茸以外に何か必要な材料はあるのでしょうか?お茶を作るというと難しいイメージがある方もいるかもしれませんが、ポイントをおさえれば簡単に作ることが可能です。ぜひ作り方を覚えて舞茸茶の効果や効能を実感しましょう。
材料
出典: https://tenki.jp
舞茸茶の材料は、舞茸と水のみです。もともと舞茸をよく食べる方などは大丈夫かもしれませんが、普段食べていない方などは、舞茸と水のみで作った舞茸茶は飲みづらいと感じるかもしれません。そんな方はレモン汁やコーヒー、トマトジュースなどを追加すると、飲みやすさがアップするとの口コミもあります。
また塩を足すと、お茶よりもスープといった感覚で飲めるようですので、舞茸茶はそのままでもOKですが飲みづらい方は、何かプラスして調整しながら飲んでみてはいかがでしょうか?飲みやすさがアップするアレンジレシピは、このあと改めて紹介します。
作り方
舞茸茶の作り方はとても簡単です。材料は舞茸と水のみなのですぐに準備することができるでしょう。作り方はまず鍋に600ml程度のお湯を沸かします。そこに舞茸を1パックいれます。そのままの状態で鍋に入るようであればほぐす必要はありません。鍋にふたをして30分程度煮だします。これで舞茸茶の完成です。
30分煮だした舞茸は色素が抜け、白っぽくなります。反対にお湯は舞茸の色素が出て来ており、茶色っぽくなっているでしょう。このレシピでは400~500ml程度の舞茸茶が作れます。この量は毎日継続的に飲むにはすぐになくなってしまう量なので、まとめて少し多めに作ることをおすすめします。
火加減
沸騰したお湯に入れて煮出してつくる舞茸茶ですが、煮立ってきたら弱火に調節して煮出していきましょう。舞茸茶を煮出すときはふたをすると良いですが、ふたをしていると吹きこぼれやすくなります。そのため注意しながらコトコト煮出していくようにしましょう。弱火に調節することで、水分の蒸発を防ぐ目的もあります。
舞茸茶を作るときに大きな鍋を使うと、水の蒸発が増え、出来上がる舞茸茶の量が少なくなってしまう可能性があります。そのためできれば小さめの鍋でじっくり煮出し、このとき弱火に調整すれば、仕上がりの量も450~500ml程度できるでしょう。
干して作る方法
舞茸茶は煮出した作り方が簡単でおすすめですが、干して作る方法もあります。少し手間はかかりますが、こちらの方法も試してみてはいかがでしょうか?先ほどの煮出すときは舞茸はそのままの状態でもOKでしたが、干す場合は細かくほぐし、刻む必要があります。
小さくした舞茸を風通しの良いところで乾燥させます。だいたい2~5日程度が良いでしょう。乾燥した舞茸はすり鉢などを使ってさらに細かくします。細かくした舞茸は粉末状になります。この粉末状になった舞茸はお茶パックなどに入れれば完成です。
飲みたいときにお湯を注げばすぐに舞茸茶を飲むことができます。粉末状の舞茸茶は少し日数がかかりますが、このように簡単に作ることができます。しかし作るのが面倒だと思う方は、粉末タイプはあらかじめ販売されているものもあるので、利用するのも良いでしょう。
舞茸茶のダイエットへの効果効能
舞茸茶の作り方がわかったところで、続いて舞茸茶の効果や効能を見ていきましょう。舞茸には舞茸にしか含まれていないと言われる栄養素があります。その栄養素とは何なのか、また舞茸茶にはどのような効果や効能が期待できるのでしょうか?それぞれについて詳しく見ていきましょう。
便秘解消
舞茸には食物繊維が豊富に含まれているため、便秘解消に効果効能があると言われています。舞茸に含まれている食物繊維は水溶性食物繊維です。水溶性食物繊維は便を柔らかくする性質を持つため、便秘に悩んでいる方にはとくに効果を期待できると言えます。
しかしもともとお腹が弱い方や過剰摂取をしてしまうと、下痢になってしまう可能性もあります。舞茸茶が便秘解消に効果があるからと言ってたくさん飲みすぎたりすると、過大効果が発揮されてしまい、腸のぜん運動が活発になりすぎてしまいます。これが下痢となり、体調を崩す一因となりかねません。
そのため飲む量には注意が必要です。摂取量についてはこの後紹介しますので、そちらを参考にしてください。
脂肪分解効果
舞茸に含まれるMXフラクションには、脂肪を分解する効能もあり、体内に蓄積している脂肪を分解します。またキノコキトサンという成分は、脂肪燃焼を促進する働きがあります。これらの働きによって、脂肪が分解されることにつながり、結果的にダイエット効果を期待することができます。
体内にある脂肪分を燃焼したり分解する働きがあるため、余分な脂肪を体内にとどめない体つくりができます。そのため舞茸茶を継続して日々の生活に取り込んでいくと、痩せやすく太りにくい体つくりに役立ちそうです。ぜひお試しください。
コレステロールの上昇を抑える
出典: https://tenki.jp
舞茸特有の成分であるMXフラクションは、コレステロールの上昇を抑える働きもあります。コレステロールを下げる手助けをするだけでなく、余分なコレステロールは体外へ排出する効果もあり、コレステロール値が気になっている方には、特におすすめの食品と言えそうです。
またMXフラクションはコレステロール値の上昇を抑えるほか、血糖値の急上昇を抑える効果もあります。血糖値が急上昇すると太りやすいと言われています。そのため舞茸茶に含まれるMXフラクションは、それらを抑えられる効果があるため、ダイエットに効果的な働きをするのです。
食事をすると血糖値は必ず上がりますが、この上昇スピードを緩めることができるのが太りにくくするためには必要となります。ここで役立つのがMXフラクションの働きです。
脂肪吸収を抑える
キノコキトサンは、脂肪吸収を抑える効果もあります。脂肪が体内に入る前に抑えることができるため、ダイエットをしたい場合には、ぜひ活用したい効能と言えるのではないでしょうか?舞茸に含まれるMXフラクション、キノコキトサンは脂肪吸収を抑えられるのでうれしい効果を期待できる食べ物と言えます。
舞茸茶には体内にある脂肪は分解する働きがあるうえ、体外から体内へ入ろうとする脂肪の吸収も抑える働きがあるため、ダイエットにはもってこいの効能がある食品です。普段の食事をしながら舞茸茶を毎日飲むだけで痩せやすい体になるため、ぜひ日々の食生活に取り入れてみてください。
MXフラクションとは?
様々な効果効能をもたらすMXフラクションとは、舞茸に含まれている栄養素の1つです。このMXフラクションは痩せやすく、太りやすい体質に変えてくれるという嬉しい効能がある成分です。しかもこのMXフラクションは、舞茸にしか含まれていません。
この効能を発揮するために舞茸を食べればいいと思う方もいるかもしれませんが、この成分はただ食べるだけではあまり摂取することができません。MXフラクションは煮出すことによって最大限に引き出される成分となっているため、ここで舞茸茶が大活躍するのです。
舞茸茶は煮出すことによってつくるので、MXフラクションがたくさん含まれているお茶というわけです。舞茸に含まれるMXフラクションを取り入れるためには、水に溶けやすい成分のため、汁ごと食べることができるレシピがおすすめです。
そのため舞茸茶をはじめとした、スープやシチューといったレシピとして舞茸を活用するのが良いでしょう。舞茸の栄養成分を存分に摂取するためには、汁ごと飲めるレシピにしてみましょう。おすすめレシピについては最後に紹介します。
舞茸茶を粉末茶にする方法
煮出してつくる舞茸茶ですが、粉末茶にして飲む方法もあります。粉末茶にすればもち運びにも便利なため、外出先でも飲むことができおすすめです。粉末茶の作り方もとても簡単ですので、ぜひお試しください。
舞茸を刻む
粉末茶を作るためには、まず舞茸をほぐして細かくしてから、包丁を使って舞茸を細かく刻みましょう。細かく刻んでおくと、すぐに乾燥できます。舞茸は調理する前に水で洗うのかどうか悩む方もいるかもしれませんが、キノコは水で洗った方が良いのでしょうか?キノコは水で洗うと栄養素が出てしまう可能性があるので、おすすめしません。
汚れなどがあればキッチンペーパーなどを使ってふき取るくらいで良いでしょう。それでもやはり一度洗ってから使いたいという方は、溜めた水で洗うのではなく、流水でさっと洗う程度にしましょう。
乾燥させる
刻んだ舞茸は風通しの良く、日当たりも良いところに置いておきます。このときすでに舞茸は細かくしてあるので、野菜ネットなどに入れると飛ばされてしまうことがないのでおすすめです。風通しが良く日当たりの良い場所において、2~3日程度干しておきましょう。刻んだ舞茸が十分乾燥すれば、舞茸茶の粉末状にするための準備は完了します。
すり鉢を使う方法
乾燥させた舞茸を粉末状にするためには、すり鉢を使ってよくすりつぶして粉末にします。よくすりつぶして粉末状になった舞茸は、市販のティーバックに入れれば舞茸茶の粉末茶の完成です。ティーバックに入れれば、お湯を注げばすぐに舞茸茶を飲むことができます。
またティーバッグに入れておけば、簡単に持ち運ぶこともできるため、外出先で飲むこともできるようになります。自宅以外でも舞茸茶を飲みたい場合は、粉末茶にしておくのも便利です。
ミキサー/フードプロセッサーを使う方法
舞茸茶の粉末茶はすり鉢を使ってすりつぶせば作ることができますが、もしミキサーやフードプロセッサーがある場合は、これを使って粉末茶を作ることもできます。ミキサーやフードプロセッサーを使った方が、細かい粉末状の舞茸茶が作れるだけでなく、より簡単にすりつぶすことができるので、時短で舞茸茶の粉末茶が作れるのではないでしょうか?
粉末状になった舞茸茶は、すり鉢で作ったものと同様で市販のティーバッグに入れておけば完成です。粉末のティーバッグは缶やジップロックなどの密閉容器に入れ、高温多湿を避けた場所に保存しておくと良いでしょう。
舞茸茶の保存方法
舞茸茶を作ったらどのような保存方法が適切なのでしょうか?また保存方法によって、日持ちがどれくらいなのかも気になるところです。それでは保存方法と日持ち期間について、見ていきましょう。
煮出した舞茸茶の保存方法
作った舞茸茶は冷蔵庫に入れて保存すると良いでしょう。冷蔵保存をした舞茸茶はだいたい3~4日日持ちします。ダイエット効果が期待できる舞茸茶はまとめて作ることをおすすめしますが、長期間は日持ちがしないため、作る量には注意が必要となります。毎日飲むとダイエット効果に有効ですが、飲む量を計算しながら作るようにしましょう。
煮出した舞茸茶の消費期限
舞茸茶の日持ちは3~4日程度です。これはあまり長いとは言えない日数ではないでしょうか?舞茸茶には様々な効果や効能が期待できますが、日持ちはしない飲み物のため飲みきれる量を都度作るようにした方が良いかもしれません。自分の飲み方や飲むペースに合わせて、舞茸茶は作るようにしましょう。
ちなみに粉末状にした舞茸茶も、冷凍保存した場合は煮出した舞茸茶と同様に3~4日程度の日持ちです。そのためいずれの舞茸茶も長期保存には向いていないことがわかります。煮出した舞茸茶は30分あれば作ることができるため、保存をするよりも、その都度作った方が舞茸茶を駄目にしてしまうことがないかもしれません。
舞茸の冷凍方法と保存期限
舞茸は冷凍保存することができます。冷凍保存は、うま味をアップさせることができます。そのため冷凍した舞茸を使って舞茸茶を作るのもいいかもしれません。舞茸は冷凍保存をすると細胞が壊されますが、これがうま味成分アップにつながります。
冷凍する際は軽く拭いてから、少し細かく分けてからビニール袋や、ジップロックなどの密封できるものに入れると良いでしょう。冷凍保存をすれば約1か月間日持ちすることができます。舞茸は冷蔵保存ではだいたい3~4日しか日持ちがしないため、冷凍保存は大幅に日持ちできるようになることがわかるでしょう。
冷凍した舞茸はそのまま解凍せずに様々なレシピに使うことができるので、便利な保存方法です。
舞茸茶の飽きないアレンジレシピ
舞茸茶は簡単に作ることができたくさんの効果や効能を期待できるお茶ですが、毎日続けるためには味の変化もあった方が飲みやすく続けやすいのではないでしょうか?ここではアレンジレシピをいくつか紹介します。舞茸茶に何かを入れるだけの簡単アレンジレシピなので、すぐに実践することができるでしょう。
ここで紹介するアレンジレシピを参考に、ぜひあなたも舞茸茶を飲んでみてはいかがでしょうか?
舞茸茶コーヒー
準備するのは舞茸茶とコーヒー豆10~15gです。そのままの味でも舞茸茶は飲めますが、味に飽きた場合、または舞茸茶の味が苦手な場合などにおすすめのアレンジレシピです。作り方は簡単です。舞茸茶にコーヒー豆を挽かない状態で入れ、一晩おいておけば完成です。香りは麦茶、味はアイスコーヒーになり飲みやすさがアップします。
舞茸茶トマトジュース
準備するものは、舞茸茶とトマトジュースだけです。煮出して作った舞茸茶にトマトジュースを加えて飲む方法です。舞茸茶にもダイエット効果がありますが、トマトにはダイエット効果だけでなく、美肌や血液をサラサラにする効果など様々な効能を期待できる成分が含まれています。
そのため、よりたくさんの効果や効能が期待できるうえ、飲みやすさがプラスされます。トマトジュースを加えるだけのアレンジレシピのため簡単につくることができおすすめです。舞茸茶だけでは飲みづらい場合には、トマトジュースを加えてみてはいかがでしょうか?
レモン汁を入れて飲みやすさアップ
出典: https://wowma.jp
舞茸茶に、レモン汁をお好きな量加えて飲むアレンジレシピです。さっぱりとした味わいとなり、スッキリと飲むことができるようになります。そのままでは飲みづらい方は、レモン汁を加えてみてはいかがでしょうか?
舞茸茶のダイエットに効果的な飲み方
舞茸茶はダイエットに有効な飲み物と言われていますが、ダイエット効果を最大限に発揮するためにはどのような飲み方が良いのでしょうか?飲み方、飲む量、飲むタイミングについて詳しく見ていきましょう。
飲み方
舞茸茶は冷やしても温めて飲んでもどちらでもOKです。しかし冷やした方が飲みやすいという口コミもありますので、初めて舞茸茶を飲もうとする方は冷やしてから飲んでみるのもいいかもしれません。食事制限などの必要はなく、普段の生活に舞茸茶をとりこみ、飲み続けることが大切です。
摂取量
舞茸茶は1日に500mlを目安に飲むようにすると良いでしょう。これは1日に飲む目安量のため、一度に飲まなければいけないわけではありません。一度に飲めない場合は、何度かに分けて500mlを飲むようにすれば、ダイエット効果を期待することができるようになります。
毎日続けることが大切で、舞茸茶を飲むほかには何か食事制限をしなければいけないということもありません。普段の食事をとりつつ、舞茸茶を飲むだけでOKなので、なかなか続かないという人も比較的簡単に続けやすいのではないでしょうか?
舞茸茶は多様な効果や効能が期待できますが、一度に過剰摂取してしまうと下痢などを引き起こす可能性があります。そのため摂取量は守るように注意しましょう。
飲むタイミング
朝昼晩の食事をとる前に飲むのがおすすめです。食事の前=空腹時に舞茸茶を飲むと、舞茸茶が持つ効果効能を吸収しやすいためと言われています。食事前に飲むだけでは500mlを飲みきれない場合は、一日の水分補給を舞茸茶に変えて飲むようにしても良いそうです。
普段の生活スタイルに舞茸茶を取り込んで、飲みやすい時間帯を見つけること、また飲み続ける習慣をつけ継続的に舞茸茶を飲み続けるようにしていくことが、ダイエット成功につながるのではないでしょうか?
舞茸茶の余りの舞茸の使い方
余った舞茸はどのような使い方をすればいいのでしょうか?おすすめ舞茸の使い方を紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
舞茸の味噌汁
舞茸茶を作るときに出た残りの舞茸は、味噌汁の具に入れてしまいましょう。舞茸と一緒に舞茸茶も加えれば、キノコのだしが効いた味噌汁にできるアレンジレシピです。栄養満点の舞茸味噌汁にしてみてはいかがでしょうか?
舞茸茶リメイク炊き込みご飯
舞茸茶を作るときに出た余った舞茸は、炊き込みご飯に利用することもできます。ご飯を炊くときに舞茸茶を入れてご飯を炊きながら、余った舞茸も一緒に入れれば栄養満点の炊き込みご飯を簡単につくることができます。ぜひお試しください。
舞茸茶習慣をつけてダイエットをしてみよう!
舞茸茶は市販で販売もされていますが、自宅で簡単に作ることができるお茶です。舞茸にはたくさんの効果や効能を期待できます。ダイエットを続けることはなかなか難しいこともありますが、食前に舞茸茶を取り入れるだけなら、比較的続けやすいのではないでしょうか?舞茸茶を飲むことを習慣とし、健康な体つくりを目指しましょう。