フライパンで揚げ物を作るコツと注意点!フライパンのメリットやレシピも紹介

フライパンで揚げ物をする方法をしていますか?揚げ物をする際にはお鍋を使用するという方も多いかと思いますが、フライパンを使用して簡単に揚げ物を作ることもできます。今回の記事では、フライパンで揚げ物を作る際の油の量や温度、メリットに注意点などについて紹介していきます。ほかにも、揚げ物を作るのにおすすめのフライパンの選び方や上手に揚げるコツ、油の処理の方法やレシピなどフライパンの揚げ物について詳しく紹介していますので、気になる方は是非今回の記事をチェックしてみて下さい。

フライパンで揚げ物を作るコツと注意点!フライパンのメリットやレシピも紹介のイメージ

目次

  1. 1フライパンで揚げ物を作るメリット
  2. 2フライパンで揚げ物を上手に作るコツ
  3. 3フライパンで揚げ物を作るときの注意点
  4. 4フライパンの揚げ油の処理
  5. 5揚げ物に適したフライパンの選び方
  6. 6フライパンで作る揚げ物おすすめレシピ
  7. 7フライパンで手軽に揚げ物を楽しもう

フライパンで揚げ物を作るメリット

揚げ物をする際はお鍋を使用してあげるという方も多いかと思いますが、フライパンで揚げ物をしてみるというのはいかがでしょうか?

フライパンで揚げ物をするというのはいろいろとメリットがありますので、揚げ物をよくするという方には是非おすすめしたい調理方法になっています。今回の記事では、フライパンで揚げ物をするときのメリットやコツ、注意点などについて紹介していきます。

油の処理方法などについても紹介していきますので、揚げ物をした後も是非こちらの記事をチェックしてみて下さい。

手軽に揚げ物が作れる

オッケーマークの女性

それでは、まず最初にフライパンで揚げ物を作る際のメリットから紹介していきます。まず最初に紹介するメリットは、「手軽に揚げ物が作れる」という点です。天ぷら鍋で揚げ物を作る場合も多いかと思いますが、鍋で揚げ物を作るのは面倒くさいと感じているという方も多いかと思います。

しかし、フライパンで揚げ物を作る場合ならそれほど手間もかかりませんし、キッチンも油で汚れる心配が少なくなります。天ぷらの油の処理が苦手だという方にも、フライパンで揚げ物を作る方法はおすすめです。

少量の油で済むので経済的

電卓の画像

また、天ぷら鍋で揚げ物を作る場合に比べて、フライパンで揚げ物を作る場合なら比較的少量の油で揚げ物を揚げることができるというメリットもあります。ですので、揚げ物の際に大きめのフライパンよりも小さめのフライパンを使用することで、より揚げ油の節約をすることができます。

短時間で揚げることができる

ハリネズミと時計の画像

また、鍋でなくてフライパンで揚げ物を作る場合、短時間で揚げることができるというメリットもあります。皆さんも知っての通り、揚げ物を揚げるための鍋は底が深いものが多くなっています。これは脂の温度が下がりにくくするためになっているのですが、このために油の温度が上がるために時間がかかってしまうというデメリットもあります。

ですが、鍋よりも底が浅いフライパンで揚げ物を作ることでより早く油を適温にすることが出来、短時間で揚げ物調理を済ませることができます。時短したい方にも、フライパンで揚げ物を作るのはおすすめです。

調理後の油の処理が楽ちん

また、鍋で揚げ物を作る際のデメリットとして、揚げ物を作った後の油の処理が面倒くさいという点があるかと思います。今回紹介している、フライパンで揚げ物を作る方法なら調理後の油の処理も簡単に済ませることができるというメリットがありますので、そういった方にもおすすめします。

フライパンに使用する揚げ油は少量で済みますので、あと片付けもキッチンペーパーで拭き取ってしまうだけで完了します。鍋で揚げ物を作った場合ではこうはいきませんので、ぜひ試してみてください。

収納スペースがスッキリする

また、収納スペースがすっきりするというメリットもあります。揚げ物をする鍋というのは底が深くなっていますし、収納しておくと結構場所を取ってしまうものです。しかし、フライパンで揚げ物をするなら揚げ物用のお鍋を用意しておく必要が無いので、その分収納スペースを有効に活用できます。

フライパンで揚げ物を上手に作るコツ

続いては、フライパンで揚げ物を上手に作るコツについて見ていきましょう。メリットも色々あるフライパンで揚げ物を作る調理方法なのですが、チェックしておきたいポイントがいくつかあります。フライパンで、美味しい揚げ物を作るために重要な油の量などのコツを早速チェックしていきましょう。

油の量はどのくらい?

考えるシマウマ

フライパンで揚げ物を作る際は、油の量はどれくらいいるものなのでしょうか?揚げ物というと多くの量の油を使用するイメージがあるのですが、フライパンで揚げ物を作るときは、油の量は1センチから2センチほどという少量で大丈夫です。

逆に、多くの量の油を使用してしまうと加熱に時間がかかり、油跳ねがひどくなってしまう原因となりますので、油の量を1センチほどの量にしておくというのはコツとしてチェックしていきましょう。フライパンで揚げ物を作る際は、揚げ焼を作るような感覚で調理するのが良いそうです。

油の温度はどのくらい?

疑問に思う女性

続いて、油の温度について見ていきましょう。フライパンで揚げ物を作るときの油の温度は、まずは強火で油の温度を上げていきましょう。油の温度が適温になった後は弱火にして、温度が上がりすぎてしまわないようにするのがコツです。

フライパンは熱伝導率が良いですから、強火のまま揚げていくと温度が上がりすぎてしまいます。あまり上がりすぎてしまうと発火の原因にもなりますので、油の温度を途中で下げておくというのもコツとしてチェックしていきましょう。

食材は少しずつ入れる

続いて紹介する、フライパンで揚げ物を作るときにチェックしておきたいコツは「食材は少しずつ入れる」という点です。フライパンはスペースも広いですから、たくさんの食材を一度に入れてしまいたくなります。

しかし、油の中に多くの食材を入れてしまうと温度が下がってしまい、揚げ物の仕上がりがべたっとしたものになっています。また、中までしっかりと火が通らない恐れもありますのでコツとして、食材は少しずつ入れておくように注意しましょう。

温度を下げずに具材を入れておくには、間隔をあけて少しずつの食材を入れておくのがコツです。

素材や衣を薄くする

続いてのフライパンで揚げ物を作るときのコツは、「素材や衣を薄くする」という点です。先ほども紹介したように、フライパンで揚げ物を作るときは揚げるというよりは揚げ焼にしていく感覚で調理していくのがコツです。

ですので、素材はできるだけ薄くカットするようにし、衣もつける時は薄くしておくのがカリッとした揚げ物に仕上げるコツとなっています。

ひっくり返すのは1度だけにする

紹介する男性

また、フライパンで揚げ物を作るときにはひっくり返すのは一度だけにしておきましょう。揚げているのが見えているとつい触りたくなってしまうのですが、あまり衣が付いた食材を何度も触っていると衣が取れてしまいます。

衣が取れてしまうと見栄えもよくありませんので、揚げ物をひっくり返すのは片面がしっかりと固まってから一度だけにしておきましょう。また、弱火でじっくりと揚げていくというのもコツです。

フライパンで揚げ物を作るときの注意点

コツに続いては、フライパンで揚げ物を作るときの注意点についても見ていきましょう。フライパンで揚げ物を作るのはコツを抑えれば簡単に調理できそうなのですが、いくつか気を付けてほしい注意点があります。どのような注意点があるのかを順番に見ていきましょう。

油を高温にすると危険

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まず最初にチェックしておきたい、フライパンで揚げ物を作るときの注意点は「油を高温にすると危険」という点です。先ほども紹介したのですが、油の温度がかなり上がってしまうと、最悪発火してしまう恐れがあります。

発火まではかなくても、強火のままフライパンで揚げていると食材が焦げてしまいますので油の温度の管理は注意点としてチェックしておきましょう。フライパンは熱伝導率がいいですから、思っているよりも早く温度が上がってしまう可能性もあります。

最初は強火で加熱いくようにと紹介したのですが、油の温度が適温になったところで、中火にしてから揚げ物を始めるという点を注意点として忘れないようにしてください。

テフロン加工のフライパンは不向き

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続いての注意点は、「テフロン加工されたフライパンは不向き」という注意点です。フライパンに食材がくっつきにくい、テフロン加工のフライパンは使用している方も多いのではないでしょうか?しかし、テフロン加工されたフライパンで揚げ物を何度もしてしまうと、テフロンがはがれてしまう恐れがあるそうです。

ですので、フライパンで揚げ物をする場合には、鉄製のフライパンを使用するように注意点として覚えておきましょう。鉄製のフライパンならテフロン加工されていないと思いますので、その点では安心できます。

心配な方は、自分のフライパンがテフロン加工されているかどうか、あらかじめチェックしておくのが良いかと思います。安心して調理するために、覚えておきたい注意点です。

フライパンの揚げ油の処理

続いては、フライパンで揚げ物をした後の揚げブラの処理方法について紹介していきます。先ほどキッチンペーパーで拭き取る方法も少し紹介したのですが、キッチンペーパーでは拭き取れない量の油がある場合も多いかと思います。そのような際には、ここから紹介する揚げ油の方法で、処理を行ってみてください。

凝固剤を使う

まず最初に紹介するフライパンの油を処理する方法は、「凝固剤を使う」という方法です。スーパーやホームセンターなどでは、油を固めるための凝固剤が発売されています。最近では100均でも手に入れることができますので、100均に行った時に覗いてみて下さい。

このような凝固剤は、揚げ油を固めてそのまま捨てることができるというものです。使い方も簡単になっており、油がまだ温かいうちに凝固剤を入れて混ぜて、あとはそのまま油を冷ましておくだけです。

油が冷めたときにはしっかりと固まっていますので、フライパンから脂をはがして、そのまま燃えるごみとして捨てることが可能です。値段も安く手に入れることができますし、そのまま捨てることができますので手軽に油の処理を済ませることができます。

しかし、凝固剤で固めるという油の処理方法は油がまだ温かいうちに処理を済ませる必要があります。ですので、冷めてしまった油を処理したいという場合にはこの後で紹介する方法で処理を完了させてください。

新聞紙を使う

また、フライパンの揚げ油を処理する場合には、新聞紙を使用するという処理方法もあります。この方法からは、冷めた油で行うようにしましょう。

新聞紙でフライパンの油の処理をする場合には、まずポリ袋や牛パックなどに新聞紙を詰め込み、そのあとから冷めた油を流し込むようにします。油を入れた後は、袋に入れた場合には口をしっかり縛り、牛乳パックに油を入れた場合には口をガムテープなどでしっかりと口をしておき、中の油が出てきてしまわないようにしましょう。

雑誌やマンガ本を使う

雑誌の画像

また、フライパンの油の処理方法には「雑誌や漫画本を使う」という方法もあります。雑誌にもいろいろな種類があり、表紙にビニル加工をしているものもありますが、そういうものではなく、漫画週刊誌など、表紙がつるつるとしていないものを使用するようにします。

こちらの処理方法はとても簡単なものにになっており、フライパンの中の油が冷めたら、漫画雑誌をそのまま立てるようにして鍋の中に入れておくだけです。そのまま一晩ほど放置しておけば、雑誌が脂を勝手に吸収してくれますのでそれをポリ袋などに入れて捨てましょう。

もし一晩経ってもフライパンの中身の油が残っているという場合には、雑誌をさかさまにして残りの油も吸ってしまいます。放置している間には、雑誌が倒れてしまわないように注意しましょう。

トイレットペーパーを使う

また、フライパンで揚げ物をしたときの油の処理方法は、「トイレットペーパーを使う」という方法もあります。先ほどと同様に、フライパンの中の油が冷めたらトイレットペーパーをそのまま放り込んでおきましょう。油を吸いきったところで、袋に入れてトイレットペーパーを捨てます。

トイレットペーパーならどこの家にもありますので、一番行いやすい油の処理方法と言えるかと思います。家に何も油を吸うものがない時、すぐに油の処理をしてしまいたい時にトイレットペーパーは油を処理する道具としても便利なアイテムです。

フライパンの油汚れを落とすコツ

最後に、フライパンの油汚れを落とすことについても見ていきましょう。フライパンの中の油を処理した後は、フライパンの油を掃除する必要がありますが、そのままお皿を洗う感覚で洗ってしまうと、スポンジが油でべとべとになってしまいます。

ですので、揚げ物を揚げた後のフライパンはまず小麦粉を入れておきましょう。小麦粉が油を吸ってくれますので、油が吸い終わったら小麦粉を捨てて、お湯をフライパンに入れておきましょう。そのまま30分間放置すれば、そのあとはお皿と同じようにスポンジで洗っていけば大丈夫です。

揚げ物に適したフライパンの選び方

続いては、揚げ物に適したフライパンの選び方についても紹介していきます。先ほど「テフロン加工のフライパンは使用しない」という注意点を紹介したのですが、逆に揚げ物に向いているフライパンの選び方とはどのような物なのでしょうか?

深型のフライパンを選ぶ

まず最初に紹介する、揚げ物をするのに適したフライパンの選び方は、「深型のフライパン」です。どうして深形のフライパンが良いのかというと、揚げ物をするときはどうしても油が跳ねる恐れがあるからです。

浅いタイプのフライパンで調理をしてしまうと、周りに油が跳ねてしまいますので後始末も大変です。深さのあるフライパンで揚げ物調理すれば調理中の油の羽をある程度防いでくれますので、揚げ物をするときのフライパンの選び方は深型で小さめのフライパンをにするという選び方がおすすめです。

厚みのあるフライパンを選ぶ

また、フライパンは厚みのあるフライパンを選ぶという選び方もおすすめです。先ほども紹介しましたが、揚げ物を調理する際には出来るだけ温度を一定に保っておく必要があります。薄いフライパンを使用してしまうと温度が下がりやすくなってしまいますので、厚みのあるフライパンにするという選び方がおすすめです。

フライパンの選び方は、最低でも2ミリ以上の厚さのフライパンを使用するのがおすすめです。できれば3ミリ以上あるにするという選び方が良いとされているようですので、揚げ物と兼用で使用するフライパンの選び方は、3ミリ以上の厚さがあるフライパンを選ぶようにしてみて下さい。

コーティングされているものを選ぶ

また、揚げ物に使用するフライパンの選び方は、コーティングされているものを選ぶという選び方です。揚げている際にはフライパンは高温になりますので、コーティングがしっかりしていないフライパンですとすぐに劣化してしまうのだそうです。

ですので、フライパンの選び方はフッ素コーティングがなされているものにするという選び方がおすすめです。フライパンに使用されているフッ素樹脂は、260度になると劣化してしまうそうなのですが、フライパンで揚げ物を作ってもそこまでは高温にならないそうですので、揚げ物に使用することができそうです。

広口のものを選ぶ

また、フライパンで揚げ物をする際の選び方は「広口のものを選ぶ」というのもポイントです。揚げ物を作る際、あまり狭いスペースで揚げてしまうと揚げ物同士がくっついてしまうという恐れがあります。

ですので、具材を入れてもそれ同士がくっついてしまわないよう、揚げ物をする際には広口のフライパンを使用するという選び方がおすすめです。揚げ具合も広口のフライパンの方が確認しやすいというメリットもありますから、2種類のフライパンがあった際には広口の方のフライパンを選んで調理するようにしてください。

フライパンで作る揚げ物おすすめレシピ

それでは、ここからはフライパンで作ることができるおすすめレシピを紹介していきます。鍋を出さなくても気軽に作れるレシピを紹介していますので、是非フライパンで作るおすすめレシピをチェックしてみて下さい。

フライパンで作れるから揚げ

  • 鶏もも肉1枚
  • しょうゆ大さじ1
  • 酒大さじ1
  • ごま油小さじ1
  • 塩少々
  • 胡椒少々
  • ニンニク1片
  • ショウガ1片
  • 片栗粉適量
 
  1. 鶏肉は一口大にカットしてボウルに入れます。調味料をすべて入れたら30分ほど置いていきましょう。
  2. ボウルに片栗粉と調味料を入れて揉みこんだら、片栗粉を入れたバットに鶏肉をおいてさらにまぶします。
  3. フライパンに油を入れたら、170度ほどの温度で4分ほど揚げます。
  4. 裏返して2分ほど揚げ、しっかりと油を切ってキッチンペーパーなどで油を拭き取ったらフライパンで作る揚げ物レシピの完成です。

フライパンでさっと作ることができる、から揚げレシピを紹介してきました。フライパンを使用して他のレシピの調理を済んだ後にそのまま作ることができますので、鍋を出す手間も少なくなりそうです。

フライパンで作るトンカツ

  • とんかつ1枚
  • 塩少々
  • 胡椒少々
  • 薄力粉適量
  • 玉子1個
  • 揚げ油
  • パン粉
 
  1. 豚肉を一口大にカットしたら、キッチンペーパーなどで余分な水分を取ります。
  2. 塩、胡椒で下味をつけたら、薄力粉をトンカツにまぶしていきましょう。
  3. 小皿に卵と油を入れて混ぜたら、とんかつを付けて更にパン粉をまぶします。
  4. フライパンに1センチほどの油を浸し、そのまま揚げていきます。
  5. しばらくしたらひっくり返し、香ばしい色が付いたらフライパンで作るトンカツレシピの完成となります。

上記のレシピは、フライパンで作ることができる、一口サイズで楽しめるトンカツレシピとなっています。動画の中では更に詳しいフライパンでの揚げ方レシピが紹介されていますので、動画内の作り方レシピも是非チェックしてみて下さい。

フライパンで手軽に揚げ物を楽しもう

今回の記事では、フライパンを使用して手軽にできる揚げ物の作り方のメリットや、コツに注意点などについて紹介してきました。揚げ物というと鍋を使用して調理も片付けも手間がかかるというイメージも強いのですが、揚げ物調理にフライパンを使用することでより簡単に揚げ物を作ることができます。

揚げ物を作るときに注意点としてチェックしておきたいフライパンに向かないフライパンや、揚げ物におすすめのフライパンの選び方も紹介しましたので、揚げ物に使用するフライパン選びの際にも是非今回の記事を思い出してみて下さい。フライパンを活用して、美味しい揚げ物レシピに挑戦してみるのもおすすめです。

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